ろくでなしを感じたかったが、真逆のハートフルな定食屋さんでした。 : Rokudemonai Kuimono Ya Kuma

榎町でランチ。

駅は神楽坂が近いが、早稲田通りを神楽坂から早稲田方面へ。江戸川橋通りと外苑東通りの間にあります。
中華の名店五芳斉の真ん前です。

緑で青々している場所がある。それがこちらです。
クマがフォークを持っているキャラクターのサインがあります。
ご自宅何でしょうが、２階のベランダには「ろくでもない喰いもの屋 くま」の緑色のサイン。

入口の壁にはメニューや、エアドック設置しておりますなど様々な短冊が貼られています。
これだけで店主の主張の強さを感じますｗ。

入店すると左手カウンター席、右にテーブル、奥にも席があるようだ。
喫茶店ような雰囲気。
厨房にハチマキを巻いた威勢の良い店主さん、接客は女将さん。
思っていたような髭がもじゃもじゃやの熊のような大男のかと思ったらかなり細身ｗ。

カウンター席へ誘導されました。隣とはアクリル板で仕切られています。
もともと、ポーク焼肉か生姜焼きを食べようと思っていましたが、

壁のメニューを見て思案していると、早速大将から話が。

「今日はレンコンのはさみ揚げ！小松菜のナムルがいいね！からだに良いからね小松菜は！！！」
女将さんも、レンコンにハンバーグが挟まったモノと表現しておりました。
お二人から推されたのでそれにすることに。

●レンコンのはさみ揚げ　小松菜ナムルセット（今日の日替わり）＠800税込。

後客も入店してすぐに注文しないと、私と同じ日替わりに誘導されていました。ｗ。
同じ、日替わりメニューのレンコンのはさみ揚げ　生姜焼きセットもあるのですが、
それを頼んだ客に大将から生姜焼きはいつでも食べられるから、小松菜が良いよ！
と私と同じようにほぼ強制的に誘導されていましたｗｗ。嫌なこともなく笑えます。

５分で提供されました。
レンコンのはさみ揚げは８個にカットされてキャベツ千切りが添えられる。そして別皿で小松菜のナムル。
お味噌汁、ご飯と言った内容。

レンコンはかなり厚め。ソースなど掛けなくても下味で十分イケル。
レンコンのハードな食感が印象的。断面をよく見るとレンコンとレンコンの間に肉を挟んで揚げているんではなく、
厚目にカットしたレンコンの穴に肉を詰めたものでした。さすがです。

小鉢よりも量がある第二おかずの小松菜ナムルはすりごまが多量に掛かっており、
ナムルというより胡麻和えですかね。味はまずまず。にんじんも入っています。

お味噌汁は多量のねぎと油揚げ。ねぎの切り方がかなりアバウト。さすがです。

ご飯の盛りも良く。これで＠800はかなり良心的。

客層は若い人が多く、学生らしき客も。
女将さんが、早稲田？？とかなりフレンドリーに聞いていました。
実際早稲田生だった模様。
早稲田から１０分くらいでこれますからね。学生にはありがたいね。

店主・女将さんも孫を可愛がるように接しています。
もっとろくでなしを感じたかったが、ハートフルな定食屋さんでした。
ごちそうさまでした。