おいしかったほうれん草のカレー : Minamiindo ryouripondhis heri

この日は、朝から青山で所用がありました。予想以上に所用に時間を要してしまい、気がついたら11時半に近づいています。
当初は、所用を早く切り上げて一旦会社に戻ってランチは神田でと思っていたのですが、そんな事情でしたので、出先の青山でランチを食べていくことに計画変更しました。

この辺りは飲食店には事欠かない場所なので、特に食べログの力は借りずとも、どこか適当なところがあるだろうと所用先周辺を探索した結果、すぐに見つかったのが当店です。

場所は、六本木交差点から東京ミッドタウン横を通って青山一丁目につながる外苑東通り沿い。ビルの2階にお店はあります。

当店は、首都圏にカレー専門店を展開(現在13店程度？)しているインド料理のムンバイグループのお店です。唯一「ムンバイ」の屋号を使っていないのは、他店と異なり、南インド料理の専門店だからということのようです。

11時半ちょうどくらいの訪問。階段を2階に上がっていくと、傍らに本日の日替わりカレーメニューが表示されています。
店内は明るく開放的な雰囲気。客席数も食べログ情報によれば48席となってますので、収容力は結構あります。
この日は、私が一番乗りだったようです。

テーブル上にはランチメニューが備え付けられていますが、最もノーマルなメニューは、Ａ〜Ｇ7種類のカレーセット。ナン、サフランライス、パパル(インドの豆せんべい)、サラダが付いて880円。このセットは、ナン、ライスお代わり自由というのもウリのようです。
アップグレードメニューとして、カレーの選択種類が増えたり、あるいはオールキャスト風の定食メニューのようなものもありますが、シークカバブやタンドリーチキンティッカなどのサイドメニューも100円からと比較的割安で追加できます。

似ているようで、微妙にスタイルが異なるインド料理専門店ですが、当店はかなりリーズナブルな方だと思います。

注文は、Ｇのカレーセット。これは、メインがほうれん草のおすすめカレーということで、ほうれん草カレーをベースに具が毎日変わるタイプです。
この日の具は、階段の日替わりカレーメニューに併記されており、レンコンとなっていました。

注文後、すぐサラダが出されましたが、これはレタスに甘めのオーロラドレッシングがかかった普通のサラダです。
更に待つこと6〜7分でワンプレートに収められたカレーセットが提供されました。
なかなかたっぷりの量のほうれん草のカレーに、ナンとミニサフランライスが添えられており、ナンの上にパパルが乗っています。

まず、サフランライスをスプーンですくってカレーにくぐらせていただきましたが、このほうれん草カレー、なかなかコクがあって美味いです。
ほうれん草カレーですから、微妙な香辛料の味わいはありませんが、ガーリックをベースにしてなかなか食欲をそそるカレーです。
パパルもカレーに浸して食べると、なかなかの美味。こちらも美味しかったナンのお代わりは迷ったのですが、自重しておきました。

正直、もう少し多彩な料理を頼める夜の部の方が実力発揮となるであろうお店と見受けましたが、ランチのカレーのレベルからもなかなかのお店と見受けました。
ムンバイグループの中でも唯一の南インド料理を出すお店のようですし、グループの基幹店になっている感じですね。