ブデチゲ専門店で、ボリュームたっぷりのビビンパを楽しんだ♪ : shinookubobudechige

ブデチゲは、コチュジャンと粉唐辛子で辛く仕立てたチゲで、大鍋を使っていることに特徴がある。
鍋の食材にはチゲに使わるれる肉、野菜、豆腐の他、ソーセージ、ランチョンミート、インスタントラーメンといった保存の効く食材をスープで煮込んでいる。これには意味があった。

今日は天気が良いので、新大久保のイケメン通りまで足を延ばしてみよう。行く店は予め決めていた。新大久保でも、若い女性には特に人気のコリアンレストランをピックアップした。
ここを昼に選んだ理由は、以前イケメン通りのコリアンレストランを利用した際、店内を覗くと客でかなりの賑わいがあったからだった。

店内に入ると男性店員が寄ってきて、飲食か呑みかを聞かれた。“飲食”と答えを返し、ランチを提供出来るか返した。返事は“ランチはなし”だった。実は予め食べログで予習し、ランチは“日替り”と決めていた。
次の店は特に用意していなかったので、一瞬、呆然としてしまった。

新大久保周辺には、コリアンレストランが星の数ほどにある。しかし、そのいずれもがランチに相応しい、適正な値段、料理の内容、ボリュームとは限らない。なので、どうしても事前に下調べは必要だった。

仕方なく直ぐ側の、大久保通りの横断歩道を渡って新大久保方面へと歩いた。
路地の入口に、ある店舗の看板が目に入った。以前新大久保のコリアンレストランを下調べしたときに、気になっていた店だった。
どうやら、路地の奥に、店舗があるようだった。

店内に入ると、こじんまりとしている。
ひとつのテーブルを除いて、全てテーブルが塞がっていた。一組を除き客は女性ふたり組で、すでに料理を楽しんでいる。大鍋料理で楽しんでいるテーブルも、何卓かあった。

テーブルに座るなり、メニューを物色した。ランチメニューのオススメは、もちろん“ブデチゲ”だ。その他写真入り料理を、どうやら推しているようだ。大鍋料理はひとりではムリだ。写真のない手頃な料理から、“ビビンパ”に決め直ぐに注文した。もちろん大盛りにすることは、忘れなかった。

料理はビビンパの他に、前菜3品、玉子スープ、キャベツのサラダだった。合わせるコチュジャンも、一緒に提供された。
ビビンパは大盛りにしたので、ステンレスのボールはたっぷりのボリュームだ。内容は韓国海苔、モヤシやニンジンなどのナムルがたっぷり入った。そして半熟目玉焼きが乗っていた。普通玉子は温泉玉子が多いので珍しい。

一緒に提供されたコチュジャンを適量入れ、ボールをよく混ぜ味見した。コチュジャンの好みを言えば、あまり甘過ぎない程度の甘さが好みだった。この甘さ加減はちょうど良いだろう。さらにコチュジャンを入れ、味を整えた。

食材で楽しむのが、ビビンパだろう。ナムルなど、具だくさんが、一番楽しめる。後は店オリジナルのコチュジャン次第だろう。
これなら、満足度高いビビンパを楽しめた。
お腹は、かなりいっぱいになった。

前菜はいずれも、箸休めにはちょうど良い。
玉子スープで口直しをして、ランチタイムは終了した。

ふたり以上のメンツが揃ったら、あらためて来てみよう。
そのときは、ブデチゲにしよう。