気分はワイキキでハワイア～ン : ALOHA TABLE waikiki

京阪京橋駅東口から東に歩いて約３分。店に入ると気分はまるでワイキキの浜辺のカフェ。壁にはかつてのビッグウェーブ用の木製の長いサーフボードが飾られていｔ、高架下にあるのを忘れてしまいます。ウクレレやフラダンス音楽が流れていると昔なつかしいヘルスセンターを思い出しそうですが、ＢＧＭはポップなハワイアンソング。メニューもハワイにある店と同じものが用意されていて、本場の味が楽しめます。

まずいただいたのはアボガドのダイナマイトグラタン。マヨネーズをたっぷり使われているのが、まさにワイキキの味でした。

アサイボールやフリフリチキンも現地の味。御餅の粉をまぶしたモチコチキンや薄い生地に具の味が前面に出てくるフラットブレッドピザもなつかしい味です。

でも、さすが日系移民の多いハワイの料理。ポキやロミロミサーモンなど、材料さえそろえば、家でもつくれそうですが、日本の影響だけではありません。

ハワイ王国時代以前の伝統的な料理はポリネシア料理と共通するものが多く、原型を留めるのは、ポイ（タロイモのペースト）カルア・ピッグ（豚肉の蒸し焼きほぐし）ラウラウ（豚や鶏や魚のタロイモとティの葉の蒸し焼き）ピピカウラ（牛の干し肉）ルアウ（イカのココナッツミルクシチュー）ポケ（鮪や鰹と海藻や葱のあえもの）アヴァ（カヴァの木の根の飲み物）ハウピア（ココナッツミルクとタシロイモのゼリー）クロロ（タロイモとココナッツミルクの芋羊羹）などがあります。

また合衆国や日本、ポルトガル、プエルトリコ、中国、朝鮮、フィリピンからの移民の食文化の影響を受けて成立した、今日のハワイ州民の日常食はロコ（ローカル）料理と呼ばれ、家庭やレストランで食べられるほか、プレート・ランチとして、好みの料理にアイスクリームのスクープ2杯分の白飯とマカロニサラダやポテトサラダを添えて供されます。あらかじめ小型の容器に詰められたものは日本同様にベントーと呼ばれています。

黎明期のハワイの外食産業には日本人、特に沖縄出身者が多かったため、日本料理および沖縄料理の影響が随所にみられるのが特徴で、ロコモコ、サイミン、ムスビ、スシ、チャウ・ファン、ベントー、ポキ・ボウル、ロミロミ、ガーリック・シュリンプ、フリフリ・チキン、モチコ・チキン、チキン・ロングライス、チキンカツ、ビーフカレー、ビーフシチュー、チャップステーキ、カルビ、トライプ・シチュー、ヘッカ、アドボ、マラサダ、アンダギ、マンジュウ、モチ、ハロハロなどがあります。

何度もかよって、多くの料理をいただきました。頂いた料理を動画にまとめてみましたので、よかったらご覧ください。

https://youtu.be/E6q3JWtgHYU