肉と玉子をおかずにもりもり飯をかき込む喜び : Niha Maya

急に冷え込んだこともあって、風邪をひいてしまいました。それなのに、泊まり込みの仕事が入っています。他の人に感染させる心配は無いので、とりあえず泊まり込みの仕事を行いましたが、身体はヘロヘロ。しかもほぼ1日何も食べていなかったので、風邪でしんどいのですが、お腹が減ってたまりません。そこで、前から伺いたいと思っていた、仕事場から歩いて15分位のところにあるこちらの店に伺いました。

他の方も書いてらっしゃるように、店構えは派手なディスプレイもなくわかりにくいのでしょうが、空腹の私には本能ですぐにお店がわかりました。午前11時の開店直後で最初の客になりました。

このお店、１階がカウンターで2階がテーブル席になっているようです。私はカウンターの鉄板前席に厚かましく座らせていただきました。

壁に貼ってあるメニューを見ると、この日は、名物の焼肉定食が5種類、その他のランチメニュー2種類が用意されています。はじめは名物中の名物である。ダブダブを注文しようかと思ったのですが、メニューを見ると、エビマヨタブルという魅力的な組み合わせが用意されているではありませんか。エビが大好きな私は、迷わずこれを注文しました。

すると、すぐにお櫃とお茶碗が運ばれて来ました。カウンターには、漬物も用意されています。

それと同時に、キャベツやトマトなどを盛ったお皿に、エビマヨを2つ盛り付け、すぐに目の前の鉄板に卵を2つ割り落とし素早くかき混ぜながら、同時に鉄板の片側に大量にあるあらかじめ焼かれたお肉から、一人分に相当する分を鉄板の真ん中に置き、タレをかけてよくかき混ぜながら焼いてくれました。そして1分もしないうちに、キャベツの上に肉を乗せ、その上に半熟に焼かれた玉子が乗せられ、それを手渡してくれました。

その後すぐに赤出しも用意されました。定食の完成です。お櫃からご飯をよそい、漬物を乗せてから、まずは、肉と玉子を頂きます。濃い味付けの肉に玉子も塩味がついていて、美味さが半端ないです。ものすごくご飯が進みます。

続いてエビマヨを頂きます。こちらの方は、大振りの海老で、身がプリプリしていてとてもおいしいものです。エビマヨだけの定食を食べたいなと思う位おいしかったです。

肉や玉子と一緒にキャベツを食べると、味わいが少し軽やかになって、それも美味しくいただきます。赤だしも濃いめで、これまたご飯が進みます。お櫃からご飯をおかわりしてもりもりと食べていきます。２膳を食べ終わっても、まだおかずのほうは3分の1位残っています。味は濃いのですが、くどさやしつこさがないため、いくらでも食べれそうです。結局、お櫃のご飯を全部お茶碗によそい、おかずと共に全て余すことなくきれいに食べきることができました。

久々に、これはハマってしまったなと思ったランチに出会うことができました。お値段もそんなに高いわけではありませんし、味付けも濃いですが、ご飯が済むので、私のような若くない者には、いっぱいご飯が食べれたという達成感を感じることができました。何よりも美味しくいただけたのが嬉しいです。また折を見て再訪したいと思います。