今月に、開店したばかりの御店です : Oshokujidokoro Mochimaru

【　↓↓↓　平成29年４月７日（金）　投稿　↓↓↓　】

『　今月に、開店したばかりの御店です　』

「ラーメン（750円）」を食べて来たので、報告します。
分類は、醤油ラーメン（その他）としました。

麺は、加水率の低い細麺です。
思った程の「しこしこ感」が得られず、残念です。
「博多ラーメン」や「大分ラーメン」でしたら合うと思いますが、
この「あっさり」としたスープには合わない麺質だと思います。

出汁は、背ガラ＋鶏ガラ＋豚肉＋野菜＋魚介（乾物）＋昆布だろうと思います。
どこかしら、「漢方薬」的な味がします（僅か[わずか]ですが）。
香りは、素晴らしく良いです。
脂分は、中程度以上ありますが、しつこい感じではないので、完飲できるタイプです。
塩分濃度は、中程度。醤油の使用量が少ないのは、良いと思います。
野菜は、多く使用していると思われます。自然な甘味が大変良い。
「東京ラーメン」と「中国式ラーメン」の中間的なスープは独特で、美味しかったです。
高級な食材を沢山使用しているのは分かりますが、ラーメン１杯750円。
化学調味料で、代用できるならば代用して、価格を600円まで落とさないと難しいような気がします。

具は、チャーシュー（煮豚）＋支那竹＋小松菜です。
煮豚は、味付けは良いものの、煮込み加減が不足です。
支那竹は、「茎」の部分ですが、細く裂いたものなので、噛み応えが不足です。
しかし、穂先支那竹的な軟らかさを求めるお客さんには、合うと思います。
小松菜は、注文ごとに小分けして茹でるので、味が良いです。


店員さんは、30代男＋60代女。どうも親子の様です。

２月にプレ・オープンしましたが、正式に開店したのは今月です。
駅からも、バス停からも離れていて、お客さんは御近所さんだけです。
ランチタイムで、お客さんが５人だけ。う～ん。
設備は、素晴らしいです。
炒め場、茹で場、蒸し場が厨房内、隣の部屋に洗い場。
近年、蒸し器を置いてある「中華屋」さんが少なくなったというのに、ここには有ります。
店主の「やる気」は見えますが、果たしてお客さんが付いて来るかは疑問です。

改良点が、いくつかあると思います。
今回食べた「ラーメン」にしても、麺、チャーシューの改良は必要ですし、
このような住宅街での営業では、「出前」も必要だと思います。
特に、この「松見町」は、坂が多いので、御近所さんの高齢者は来たくとも来れないでしょうし、
オートバイの免許は、今すぐにでも取るべきだと思います。

【　↑↑↑　平成29年４月７日(金)　投稿　↑↑↑　】