マイルド。 : Shiretokomenzudainingukashun

2015年8月まで別海で営業していた「食菜　叶旬」さん。8月25日に閉店したと聞き、ネットで色々調べました。すると中標津に移転し、11月11日にオープン予定と言う情報をキャッチ。まずは、食べログに店舗情報移転を報告。住所は、元中古車屋さんの事務所。その前は確か、ラーメン屋さんが有った場所。11月になり何度か店舗前まで行きましたが、狭い駐車場が満車状態。敢えなく撃沈。
2016年後半に中標津に3件のラーメンが新しくオープン。まさに中標津ラーメン戦国時代。新店舗の中でも「あら陣」さんと、「叶旬」さんに何度か行きましたが満車状態で伴に撃沈。年をまたいで落ち着いた1月中旬。11時のオープン時間目掛けてお邪魔しました。店舗前の駐車場に車を止めいざ店内へ。玄関の引き戸を開けると目の前に券売機。「上鮭ぶし魚介絞り醤油ラーメン」と、「自家製スパイシーカレーのハーフサイズ」を購入。更に引き戸を開け、入ってすぐ右手のカウンター席に座り、店員さんに食券を渡します。待つ事5分で、ラーメン着丼。別海で営業していた頃と同じく透き通ったスープ。
まずはスープを一口・・・美味しい。・・・だがちょっと変わった。少しマイルドになっている。全ての出汁が１つまとまり、完成されている。・・・トゲトゲしさが無く上品。ん～？！何か、何となく物足りない。
鰹なり、鮭ぶしなり、ホタテなり、何か１つが主張して、その周りに他の出汁が見え隠れしている。そんなスープの方が好きかも。
完全に１つにまとまり過ぎて何が入ってるかさえ分からない。麺は、道産小麦の「春ゆたか」「夢ちから」を使用しているらしい。
別海で最後に食べた時も「春ゆたか」を使用していると聞きました。その時の麺は、ラーメンらしく無く、どちらかと言うとパスタっぽい芯のある麺になってしまっていたが。
その麺を一口・・・お～。ラーメンになっている。小麦の風味も生きている。味卵は、蕎麦ツユを染み込んだ「出汁卵」と書かれています。その味は、出汁は感じられますが、甘い。チャーシューは、肉も味も薄く物足りない様な。自分の周りの人達は「叶旬」さんのラーメンは賛否両論です。自分は好きですけど、何と無く分かる様な気がします。「自家製スパイシーカレー」は、確かにスパイシー。しっかり煮詰めてあり、肉はホロホロと崩れます。が、甘味もコクも有りません。福神漬けか、スイートコーンが欲しいですね。スプーンは木製で鉄の嫌な感じはしません。が、厚過ぎて　すくいづらく、たべづらいです。又お邪魔します。御馳走様でした。