【更新】戦国BASARA : Chikuhouramembasaraka

チェーン店の中ではそれなりに気に入っている店だが、まさか小倉店が閉店するとは思わなかったので黒崎にて再訪。たぶん15年以上ぶりにノーマルラーメン食べたが……同資本の「山小屋」と同系統だわ(苦笑)。良くも悪くも、僕みたいなよそ者がわざわざ食べに来なくても家近所の山小屋で事足りたかも(笑)。

2018年12月第1火曜日現在、北九州ラーメン部門298軒中208位、★3.05の店(1軒増えたね？)。

この日は黒崎方面に用事があったのだが、少しだけ時間が余ったので、どこかでラーメンで食べて帰ることに。あまり遠出はできないので駅周辺で検索。「KIWAMI」にするか、それとも台湾まぜそばの「又よし」…と見ていると、なんとこの両店だけでなく、辛麺「吉正」までもがことごとく「21時開店」だった…あと2時間以上あるのでそこまでは待っていられない。

やむなく次点候補の「サンキューラーメン」に向かうが、定休日でもないのに開いていなかった…灯りはついており、中におかみさんも見えるのだが、ここも北九州古株に最近多い「昼だけ営業」に変えたのか、それともここも遅くからしか開かないのか。他に候補はまったくない。再訪するくらいなら帰るよなぁ…と食べログ画面を下にスワイプすると、当店が見つかった。

「ばさらか」…チェーン店で小倉店は訪問済だし、黒崎店にはわざわざ行く必要もないかと思っていたが、こういう事情ならしゃぁないと訪問。せっかくだから変わったところを食べようと、味噌豚骨ラーメンにするかな？とメニューを眺めていると、冬季限定「柚子玉ラーメン」なるものを発見。メニュー写真を見るといわゆる材木メンマ(言い過ぎか)が鎮座しており、北九州では若干メンマ欠乏症になっているので、これにしようと注文。750円とちょっと高めだが、メンマのためなら惜しくない。そういや、ここに飲まずに来るのは超久々。

で、ラーメンはあっと言う間に登場。早い！ルックスはかなりの緑で、正直言うと食欲はそそらない(笑)。でも大事なのは味、少々の見栄えは無問題。スープを飲むと、ひと口目はなるほど柚子胡椒の味がするが、すぐに大葉(刻んだものが入っていた)で覆われ、後口はトンコツスープになる。おそらく通常のトンコツラーメンの、カエシのかわりに柚子胡椒と刻み大葉メインのタレで味付けしたのかな。柚子がもっと効いていれば面白かっただろうが、これ以上入れると辛くなりすぎると思ったのか控え目なのがちょっと物足りない。普通に柚子の皮や絞り汁でも入れてくれればよかったのに。

大葉は見た目を翠にする効果はあるが、味への貢献はそれほどないかな。味玉が入っているのは嬉しい。味もそれなりに付いているし。あと、麺。極細麺なのだがモチモチのグルテン感が心地よい食感で、「ばさらか」の麺ってこんなに旨かったっけ？と見直した。前回食べたのは2年近く前だし、酔った帰りだったし気付かなかった。

と、それなりに満足しつつ食べていて、ふと気づいた。メンマ入ってないやん！！クレームでも付けようかと思ったが、改めてメニューをみると「店舗によってトッピング内容が異なる場合があります」とあった…う～ん、これでは騙されたとも言えず、あきらめるしかないか。僕自身、メンマ目当ての面が多々あったので、であれば注文時にちゃんと入っているか確認すべきだったのかもしれない。

ということでメンマの件は別に減点材料とはしていないが、味そのものがやっぱりちょっとひと味物足りないのでこんな点数に。同じ系列の「山小屋」同様便利なチェーン店として、今後も使わせてもらうだろう。地元ではないのでわざわざ黒崎店に来てまで食べようとは思わないが、小倉エキナカのラーメン店としては、上位だと思っているのでそちらのほうでまたよろしく。