官方消息
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やっぱり美味しい小笠原店主の料理…炭火焼とめし『ほむら』
平日の火曜日でしたが夜は盛岡を離れ八戸へ。目指すは八戸駅前という好立地に店を構えられる炭火焼とめし『ほむら』さんです。考えてみれば自分の八戸での食べ歩きは20年前にこの店との出会いからはじまったのでありました。辻調卒業後、京都や大阪の割烹で研鑽を積まれた小笠原店主が都内や仙台で料理長を務められていた腕前は伊達ぢゃありません。カウンターに席を取らせていただき先ずはギン冷えのYEBISUのマイスター生ビールと揚げたて熱々の『鼈(スッポン)』の唐揚げに海老芋(エビイモ)と青唐(アオトウ)の素揚げの先付からスタート。向付には大間産の天然物の『本鮪(ホンマグロ)』の中トロに高知産の釣りものの『縞鯵(シマアジ)』と鮮度抜群の『白ボタン海老(エビ)』に深浦産の『黒鮑(クロアワビ)』の二段構え。大間産の『本鮪(ホンマグロ)』に養殖もの10倍の値もする釣りものの『縞鯵(シマアジ)』に身がぷりっぷりの『白ボタン海老(エビ)』といづれも甲乙付け難い美味しさでしたがやはり深浦産の『黒鮑(クロアワビ)』の肉厚の弾力と咀嚼感と旨味が抜きん出でていたように思います。更には滅多に口にすることが出来ぬ『シオナガス鯨(クジラ)』のユッケと続きました。ニタリ鯨(クジラ)やイワシ鯨(クジラ)とは美味しさが全く別格。癖もなく本当に美味しい鯨(クジラ)でした。卸し生姜(オロシショウガ)やにんにくを添えるのではなく卸したての本山葵(ホンワサビ)を添える辺りからも鮮度に自信を持たれられていることが垣間見れるかと。そしてコースの華でもある八寸代わりの旬菜盛合せには『数の子(カズノコ)』に柔らかさの中にも絶妙な咀嚼感を残した『蛸(タコ)』に焼きたての磯辺焼風の『唐墨餅(カラスミモチ)』、青森産まれのバルバリー種のフランス鴨『銀の鴨(ギンノカモ)』の高価で稀少なレバーペースト、赤蕪(アカカブ)に挟まれた『鮃(ヒラメ)』の博多押し(ハカタオシ)に猪口(チョコ)の中には『くもこ』≒ 真鱈(マダラ)の『白子(シラコ)』という日本酒を呼ぶ酒肴の数々。ひと足早い正月料理をいただいている気分。焼物には『寒鰤(カンブリ)』の幽庵焼(ユウアンヤキ)に『銀の鴨(ギンノカモ)』のモモ肉を塩麹(シオコウジ)に漬込み柔らかくしてから炭火で焼いた『鴨焼(カモヤキ)』の松葉串(マツバグシ)。強肴にはその『銀の鴨(ギンノカモ)』を使った『鴨(カモ)すき』です。鴨(カモ)の三角(サンカク)にせせり、胸肉(ムネニク)に冬菇椎茸(ドンコシイタケ)に粟麩(アワフ)に生揚(ナマアゲ)に根付きの芹(セリ)を南部鉄器のすき焼鍋で焼き溶き卵で味わいました。〆の食事は出来上がったばかりの『唐墨(カラスミ)』と銀杏(ギンナン)の炊込みごはん、安納芋(アンノウイモ)のアイスクリームと焙じ茶(ホウジチャ)で〆られました。やっぱり美味しいですね。珍しく14㌢も雪が降り積もったという八戸で美味しい料理をいただき感無量。上りの最終の新幹線の8号車を貸切状態のひとり占めにして無事に盛岡へと戻ってまいりました。
八戸の玄関口に店を構えられる…炭火焼とめし『ほむら』
東北新幹線で盛岡駅より八戸駅までは最速のはやぶさ号で27分、各駅停車の新幹線で三駅36分という距離感。JR八戸駅のほぼ真正面に店を構えられる『炭火焼とめし』を看板に掲げられる『ほむら』さんにとても久しぶりに寄せていただきました。店主の小笠原一芸さんは辻調卒業後に洛中や大阪の割烹で研鑽を積まれた後に地元である八戸へと戻られた八戸の日本料理界のエース的存在の方。當日はカウンターの末席に席を取らせていただき師走のお任せコースの料理に舌鼓を打たせていただきました。先ずはYEBISUのプレミアム生ビールで渇いた喉を潤し料理は下北産の『蝦夷(エゾ)あわび』の身と鮑(アワビ)の肝(キモ)、八戸産の稀少な『柳蛸(ヤナギダコ)』、菊花(キッカ)に山のキャビアとも称されるとんぶりの柑橘(カンキツ)ジュレ掛けの先付からスタート。やはり下北産の鮑(アワビ)は身厚で噛み込んだ歯を押し返すような弾力と咀嚼感が堪りません。そして蒸したて熱々の大好物の『鼈(スッポン)』の玉締めと続きました。玉締めの中にはすっぽん(鼈)のエンペラーから身、卵に至るまで使われており思わず笑みがこぼれます。身体の内側から温めてくれる玉締めは寒い冬場にはうれしい一品。向付には北海道産の大きな『ボタン海老(エビ)』に下北産の天然『本鮪(ホンマグロ)』のトロ、『九絵(クエ)』に浅締めの『〆鯖(シメサバ)』。ボタン海老(エビ)はミソの入りの量が本州のソレとは別物であり活けで入ってくるというだけあり味も鮮度も別格。本鮪(ホンマグロ)のトロも感動的な美味しさ。九絵(クエ)の鮮度も〆過ぎではない鯖(サバ)も申し分なし。八寸代わりの旬菜盛合せには『赤海鼠(アカナマコ)』の酢物に『螺貝(ツブガイ)』、『海老芋(エビイモ)』の素揚げに『本柳葉魚(ホンシシャモ)』の春巻(ハルマキ)、薫香を付けた『〆鯖(シメサバ)』とクリームチーズの手鞠(テマリ)、赤蕪(アカカブ)で『九絵(クエ)』を挿んだ九絵蕪(クエカブラ)の博多押しに『柿(カキ)』の胡麻和え(ゴマアエ)。焼物は石焼料理で12月1日から解禁となった三沢の『北寄貝(ホッキガイ)』をカンカンに焼いた石で焼いていただきます。北寄貝(ホッキガイ)には酒盗(シュトウ)で下味が付けられており酒を呼ぶ味わい。今年の三沢の北寄貝(ホッキガイ)は相当な肉厚であり北海道の黒北寄(クロホッキ)に遜色のない美味しさと食べ応え。炊合せ代わりには青森を代表するブランド黒毛和牛(クロゲワギュウ)『倉石牛(クライシギュウ)』と茄子(ナス)を炭火で焼いてタレを絡ませた一皿に油物代わりには松島産の生海苔(ナマノリ)の餡を使い真鱈(マダラ)の白子(シラコ)の『くもこ』と大葉(オオバ)で包み揚げられた『帆立真薯(ホタテシンジョウ)』を味わい〆の食事は宮城県産の『牡蠣(カキ)』の炊込みごはん。最終の新幹線の時間が迫り留椀と水菓子には届かず。帰りの新幹線の8号車は貸切って盛岡へ戻ってきた昨夜の軌跡。
炭火焼とツボを抑えた日本酒と絶品なめし…『ほむら』
東北新幹線JR八戸駅のほぼ真正面に店を構えられる『炭火焼とめし』を看板に掲げられる『ほむら』さんにとても久しぶりに寄せていただきました。店主の小笠原一芸さんは辻調卒業後に洛中や大阪の割烹で研鑽を積まれた後に地元である八戸へと戻られた八戸の日本料理界のエース的存在の方。當日はカウンターの末席に席を取らせていただき睦月のお任せコール料理に舌鼓を打たせていただきました。先ずはYEBISUのプレミアムな生ビールで渇いた喉を潤し料理は八戸産『蝦夷鮑(エゾアワビ)』と生の落花生を裏漉しして造られた『落花生豆富(ラッカセイトーフ)』の先付(サキヅケ)からスタートです。添えられた鮑(アワビ)の肝(キモ)ソースと卸したての本山葵(ホンワサビ)が全体の味を引締めると同時に味わいを昇華。添えられた『鮑(アワビ)』は塩蒸しにされたもので柔らかさの中にもクニュっとした鮑(アワビ)特有の咀嚼感が愉しめるものでした。スタートからこんな美味しい一品が供されますとテンションは自ずと上がり次の料理への期待感も膨らみます。そして椀物(ワンモノ)には寒い冬には欠かせない『粕汁(カスジル)』です。椀種には真鱈(マダラ)の白子(シラコ)の『くもこ』に寒締め(カンジメ)の菠薐草(ホウレンソウ)に頭薯(カシラシモ)。粕汁の円やかな旨味が五臓六腑に染み渡ります。コース料理の華である八寸(ハッスン)代わりの旬菜盛合せには燻香を付けられた脂のノリの良い八戸前沖産の『銀鯖(ギンサバ)』に炭火で香ばしく炙られた自家製の『唐墨(カラスミ)』に熱海蕪(アツミカブ)に射込まれた『羽太(ハタ)』、『海鼠(ナマコ)』と林檎(リンゴ)の霙和え(ミゾレアエ)、干し柿(ホシガキ)バターの酒を呼ぶ少数精鋭の酒を呼ぶ酒肴の数々。向付(ムコウヅケ)には八戸産の『幸神目抜(コウジンメヌケ)』に『水蛸(ミズタコ)』、『ボタン海老(エビ)』に青森大間産の天然『本鮪(ホンマグロ)』のカマトロに『寒鰤(カンブリ)』のトロにアカハタモチの盛合せです。流石 港町 八戸、供される魚貝類はすこぶる美味。中でも紅いダイヤモンドの異名を持つ高級魚『幸神目抜(コウジンメヌケ)』の造りと大間産の天然『本鮪(ホンマグロ)』のカマトロの美味しさは突き抜けておりました。焼物(ヤキモノ)には九条(クジョウ)ねぎと菜花(ナバナ)が天盛された一見、穴子(アナゴ)か沖鱧(オキハモ)と思いきや『鰻(ウナギ)』の白焼(シラヤキ)と茄子(ナス)のソテーのミルフィーユ仕立。ソースは赤ワインソースの和洋折衷Fusionな一皿。そして肉料理には青森県産のフランス鴨(カモ)『銀の鴨(ギンノカモ)』の『鴨(カモ)すき』です。シャッキシャキの根付きの芹(セリ)に甘く柔らかな葱(ネギ)、焼豆富(ヤキトウフ)、主役の鴨肉(カモニク)は厚切りのロースに稀少部位の『ハツ』と『レバー』の大盤振舞い。鴨は敢えて肉が美味しく内臓が大きいオスを指定して買われているという小笠原店主。確かに肉自体の旨味が強くレバーやハツも大きく食べ応えがありました。そして締めの食事には三陸産の超特大サイズの『牡蠣(カキ)』と自家製『唐墨(カラスミ)』の炊込みごはんです。土鍋で炊かれた炊込みごはんは香ばしく米のアルデンテも実に素晴らしいものでした。食後の水菓子には小豆(アズキ)が添えたらた焙じ茶(ホウジチャ)と黒糖(コクトウ)のアイスクリーム、うす茶にて睦月のお任せコースの料理はひと通りとなりました。いただいた料理はいづれも美味しく先付から水物までの一連の組立と内容も素晴らしいものでした。料理に合せていただいた日本酒は『田酒』NEWYEARボトル2022 純米吟醸 生酒に『鳩正宗』特別純米 直汲み生酒。改めて素晴らしい店と感じ入った『ほむら』さん。炊込みごはんの残りはパックに詰めていただき翌日の昼食にいただきましたがひと晩経った炊きたてごはんは出来立ての時とはまた違った美味しさを感じることが出来、満足させていただきました。
八戸駅前の人気和食店…『ほむら』
八戸駅前に店を構える『ほむら』さんにて小笠原店主お任せのコース料理をいただきました。料理は前菜の帆立貝と独活と蓬麩の酢味噌和えからはじまり椀物は濃厚な『蛤出汁』の旨味が五臓六腑に染み渡る蛤と若布と筍の若竹椀、凌ぎの『鯖の棒ずし』に鶏のレバーとハツの松葉串に八戸の郷土料理の菊花巻に身はしっとりと皮はパリッと炭火で焼かれた『桜鱒』の切り身が盛り込まれた八寸、造りは口開けしたばかりの明礬を使わぬ岩手 三陸産の生海胆に本海松貝とねっとりと舌に絡みつく『甘鯛』の三種盛、蓋物の中には『倉石牛』の沢煮、焼物代わりに生でそのまま食べられる鮮度抜群の『つぶ貝』を酒盗風味の『石焼』を五感で愉しみ口直しの酢の物に『毛蟹』、葉わさび、長芋素麺、小柱、スチーム蛍烏賊の土佐酢のジュレ掛けにて口中をさっぱりとさせた後に天然真鯛の鯛かぶら、そして〆の食事は土鍋で炊かれた豚の角煮と筍の中華おこわ風の炊き込みごはんに蕪と甘監の香の物、青森県産のイチゴで作られたジェラートにてひと通り。料理に合わせて日和田、あたごのまつ、奥羽自慢に天明の四種類の日本酒をいただきました。御馳走様でした。
"炎立つ"店主"小笠原一芸"氏の繰り出す酒の進む料理 … 炭火焼とめし『ほむら』。
四年ぶりにレビューを更新させて戴きます。當店"ほむら"さんの魅力につきましては過去の稚拙な文章の羅列で
多少なりとも御紹介できたのではないかと思っております。既に八戸でも確固たる地位を築かれ週末や連休前は
なかなか予約の入らぬ繁盛店になられたことは1ファンとしてはとても悦ばしいことではある反面、自分の居場所が
なくなる寂しさもあり複雑な心境というのが心情です。
八戸と盛岡は共に旧南部藩が統治されていた地、人口数や街の活気では盛岡に軍配があがるが、こと料理という
ことになると圧倒的に段違いで八戸の方がレベルが高く値段も良心的です。
マスメディアへの露出が増えてきた某レビュアー女史が八戸へ移住しようかしら?と本気で発した言葉からも判る
ように酒好き、魚好きにはとても魅力的な街が港町 八戸なのです。
八戸の地の利を最大限に活かし必要以上に素材に手をかけぬのが八戸流の料理のスタイルですが、それは単に
切った盛ったの料理ではなく、手間暇惜しまぬ仕込と丁寧な仕事が料理の根幹を成していることは云うまでもあり
ません。その日の仕入れた素材の状態に合わせた調理方法で作られる料理は日本酒が進み過ぎる程にヤバイ。
出汁に拘り、炭火を自在に操る店主"小笠原一芸"氏の手にかかれば前浜の魚介類も1ランクも2ランクも昇華され
最良の御馳走となって目の前に登場します。
個々の料理の説明は割愛させていただきますが『画像は口ほどにモノを云う』美味しいものは酔っぱらっていても
美味しそうにカメラに収まっています。
『ぐじの若狭揚げ』、『鴨ロース』、『穴子飯』の三品が特に美味しかったです。烏賊に添えられた『肝ソース』の味
は身体が仰け反り悶絶する程に美味でした。
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2009/11 定期的再訪。字数制限がありますので供された料理の説明は割愛させて戴きます。
料理は【青森シャモロックの鶏わさ】からはじまり食事の【松茸ごはん】まで画像のとおり全七品。
いつもは料理に合わせて日本酒を戴くのですが、この日は店主が珍しい焼酎があるけど誰も呑む
客が居ないので何とか片付けて欲しい~ とのことで【金霧島】なる珍しき焼酎を戴きました。
隣席に座られた女性三人組のお客さんより食べきれないので良かったら~と【牡蠣ごはん】をお裾
分け戴き今宵も愉しいひと時を過ごさせて戴くことができました(笑)
隣に座った客同士が自然に仲良くなれる店っていいですよね~。正に"袖触れ合うも多生の縁"
しかし呑んで食べて七千円台の勘定とは何とも有難い店であり近くに住んでいたら間違いなく毎日
通い詰めてしまいそうな一軒です。八戸の玄関口に佳店あります。
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2009/06 約一年ぶりの再訪と画像追加アップ。
八戸のお気に入りの蕎麦屋【やぶ春】に久しぶりに再訪し夜は當店へ同じく伺った。
いつも通り料理は店主お任せで供されるのだが當店で未だかつてハズレたことはなく今回も充分に
納得できる内容の料理の数々が供されました。
使われている素材の良さも勿論ですが店主の柔軟な発想から作りだされる、ひとひねり加えられた
創作料理は毎回違った料理が供されるので飽きるということがない点も高く評価できると思います。
當店のお任せの料理代は四~五千円程と安価ですが対費用満足度は非常に高い店であります。
"當店は酒盃を傾け酒ととも料理を愉しんでこそ良さが判る店であり" 酒なしで食事だけ味わお
うと伺っても真の魅力の半分も体感できない店である。と云うことを先ずもって申し上げておきます。
岩手県、秋田県、青森県の北東北三軒の割烹、料亭、日本料理店、小料理店の枠のカテゴリーで
考えてみても當店の料理の味は五本の指に入る店であり、CPを含め対費用満足度では三本の指
に入る店であると思います。
味の五本の指に入る店の三軒は青森にあり残りの二軒は秋田にあり岩手はゼロであります(笑)
気が向けば残りの店についてもレビューはいづれ書くかもしれませんが正直、他の方に店を荒され
ないように内緒にしておきたいというのが実は本音でもあります(笑)
この日は【たらの芽の天ぷら】、【細魚、烏賊、海胆、めじ鮪の炙りの造り】、【さざえとキャベツを炒
めたもの】と【トキシラズの木の芽焼】、【毛蟹と蟹みそ】、【黒豚と冬瓜の炊き合せ】、【じゃこの炊き
こみごはん】という内容であり、酒との相性を考えられた味付けで、いづれも美味しく戴きました。
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2008/08 久しぶりに再訪。画像追加アップとレビュー更新。
さて、今宵はどんな美味しいものが供されるかとても楽しみにして新幹線に飛び乗り店に伺った。
時計の針はpm18時 を既に廻っていたが夏場の八戸の日は予想外に高かく、こんなに明るい時間
から酒を呑むのは久しぶりのことではないだろうか?
今回の料理は前浜である八戸沖で水揚げされた活きの良い【眞子鰈】と前浜で獲れた【生海胆】。
鮮度が高くコリコリとした食感がストレートに愉しめる【眞子鰈】と適度な甘みのある【生海胆】の二品
からはじまりました。
自家製の【〆鯖】を【半燻製】にしたものと 三陸産の【秋刀魚】の身の中に味噌と葱の薬味を挿み
炭火で焼いたもの…。これは脂がメチャのっており美味しかったです。
箸休めに供された【おかひじき】の白和えは口中の脂を和らげリセットしてくれる役目も担ってます。
口中に残った秋刀魚の脂が消えた後に地元の【倉石牛】の【牛バラ肉】と出汁で一度炊いた【大根】
が炭火で焼かれ供されました。
焼いた【牛バラ肉】から溢れ出る肉の旨みと脂の旨みに出汁を含んだ【大根】の相性は頭で考える
よりも相性が良く、こりゃ~メチャ美味いわ "ワザアリ" です。
自家製の【からすみ】が供されると同時にビールから地酒に自然な流れで移行…、厚めに切られた
【からすみ】は食べ応えも充分ありで見栄え以上に美味なるものでありました(笑)
地物の小振りな【蛤】は炭火で貝焼にされ【穴子】には飾り包丁が入れられ一瞬、"鱧のつけ焼" と
見間違えましたが "穴子のたれ焼" でした。
炭火で焼かれた【焼茄子】の上に "鶏そぼろ" の餡がかけられものが酒肴を兼ねたご飯のおかず。
土鍋で出汁汁とともに炊かれた【じゃこ飯】に青しそ、梅肉が飾りつけられ〆の食事の準備完了、
杓文字で軽く混ぜ合わせられたものが茶碗によそわれ供されました。
炊きたて熱々の【じゃこ飯】は青じその風味と梅肉の程良い酸味が加味されてとっても美味でした。
ビール×1、地酒×3、に上記の料理を戴いて七千円也と納得の価格。
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2008/03 のレビュー
八戸の玄関口 JR八戸駅前に "炭火焼とめし"の看板が掲げられている店 【ほむら】。
都内や仙台の日本料理店と割烹で数年間修行を積まれた若き店主が一人で切盛りされている
料理店である。
暖簾をくぐると直ぐ右手にカウンター席がある。カウンター席は全六席で店奥には小上がり席に
一~二卓、間口は狭く店内は縦に長い鰻の寝床の様な造りとなっている店です。
料理は全て、その日の仕入状況に応じての店主お任せのコース料理一本となっています。
店を訪れる客の大半は旬の美味しい物を求め足繁に通う地元の馴染さんが、ほとんどの様なので
誰も戸惑う客は居らぬが、たぶん事情を知らずに初めて店を訪れた客は間違いなく戸惑うと思う。
店主曰く、"毎朝、河岸に行き自分の目で品定めをした素材を買付けした後に料理内容を決める"
ということで品書きも勿論、何も用意されていない。
仕込みも店主一人で行う為に夕方の開店時間までに品書きまで手が廻らないというのが現実の
ところなのだろうが…。
ただ客側からしてみれば、ある意味有難いことの様に思われる。
毎度、変わり映えせぬ同じ料理を供されるのも良しとする向きも居られるとは思うが今夜はどんな
美味しい物を供して戴けるものか?という楽しみがひとつ増えて店に伺うことができるからである。
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この日は【活ぼたん海老】と当地で【金サガ】と呼ばれる【めぬけの造り】からはじまり【蛸の桜煮】、
【筍と菜の花の炊き合せ】、するめ烏賊に餅米を詰めて蒸した自家製の【烏賊めし】と【蛍烏賊と葱
のぬた和え】、【白魚の天ぷら】、そのまま生でも充分食べられる【活鮑】と和牛の【牛たん】の石焼
料理、〆にひとり分づつ土鍋で炊きあげ供される【鯛めし】と旨いもの尽くしの料理の内容だった。
【活ぼたん海老】は身が透き通り氷の上で未だ動いているし【めぬけ】は前夜に他店で戴いた湯霜
造りではなく薄ら桜色をした身をそのまま生の刺身として供された。
流石、漁師町の八戸ならでは、いづれも鮮度の高いものが目白押しで供された。
【めぬけ】の刺身は湯霜にされたものより断然、生の刺身の方が甘みもあり旨かった。
【蛸の桜煮】、【筍と菜の花の炊き合せ】の煮物も店主の腕前が良く判る仕上がりで美味だった。
圧巻は【活鮑】と和牛の【牛たん】の石焼料理。
【牛たん】は冷凍肉ではなく保冷の生の肉であり綺麗なサシが入っていた。
【鮑】も目の前で踊る活きの良い鮑が贅沢にも一人に一個づつと大判振る舞いである。
焼き過ぎない様にミディアムレアの焼加減で戴いたが何も加えず自然の味で絶品だった。
〆にひと土鍋で炊かれた【鯛めし】。
【鯛】の旨みを余すところ無く本当に美味しい【鯛めし】だった。
この日の料理の値段は五千円程だった様であるが供された素材の質と内容を考えれば驚く程に
格安の料金設定だと率直に思う。
日本酒も地酒を中心に旨い酒が数種揃えられている。
酒の品書きも特に用意はされてはおらず 辛口、甘口、純米吟醸、純米大吟醸 とか自分の好みを
伝え、お任せで供して戴くのだが八戸焼の酒器には一合以上の酒が目分量で注がれていた。
お任せの料理に舌鼓、酒を適度に愉しんで、ひとりあたりの大凡の予算は七~八千円と考えれば
良いと思う。
強いて難点を申せば店主ひとりで切盛りされている故に混み合った時に伺うと料理が供されるまで
多少の時間を要すことと愛煙家の常連客が多いと云うことであろうか。
時間の制約がなく特に先を急がずに酒盃を傾けながら料理を味わいたい向きには最高の一軒に
なると思う。
店主、【小笠原 一芸】氏は未だ三十代前半ながら料理のセンスはなかなかのもの、一芸の名前
どおりキラリと光る料理を供して戴ける八戸の居酒屋の佳店であり、これから先が楽しみな料理人
である。
店名 |
Homura
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类型 | 日本料理、乡土料理 |
预约・查询・查询 |
0178-27-2632 |
预约可/不可 |
可预订 |
地址 |
青森県八戸市一番町1丁目1-30 |
交通方式 |
从JR“八户站”步行3分钟 距離八户 113 米 |
营业时间 |
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预算 |
¥8,000~¥9,999 |
预算(评价总数) |
¥10,000~¥14,999
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付款方式 |
可使用卡 (JCB、AMEX、VISA、Master、Diners) 无使用电子钱 |
服务费收费 |
なし |
座位数 |
13 Seats |
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个人包厢 |
可能的 可容纳2人、可容纳4人、可容纳6人、可容纳8人、可容纳10~20人 半单人间2~12位 |
包房 |
可能的 可接受20人以下 |
禁烟・吸烟 |
抽烟与禁烟分区 自2020年4月1日起,有关被动吸烟对策的法律(修订后的《健康促进法》)已生效,因此请在访问前与餐厅联系,并且可能与最新信息有所不同 |
停车场 |
不可能 |
空间、设备 |
平静的空间,座位宽敞,有吧台座位,有日式包厢,有日式围炉座位 |
酒水 |
有日本清酒,有烧酒,有葡萄酒,有鸡尾酒饮料,对日本酒讲究,对烧酒讲究,对葡萄酒讲究 |
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料理 |
对蔬菜菜式讲究,对鱼类料理讲究 |
此时建议 |
许多人推荐的用途。 |
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位置 |
家庭式餐厅 |
关于儿童 |
接待儿童(接待婴儿,接待学龄前儿童,接待小学生),接待婴儿推车 |
开店日 |
2005.1.7 |
餐厅公关 |
在八户站附近品尝时令风味。请记住日本料理的精致风味和精美的菜肴。
从八户站步行3分钟。 Homura是一个可以在轻松愉快的空间中享用以当地食材为主的时令美食的地方。采用时令食材烹制的菜肴,味道细腻,摆盘精美。香喷喷的炭烤菜肴和点睛之笔的陶锅饭等,充分利用时令风味的均衡套餐。 「美味无限」。今晚,我们将为您带来在食材、摆盘、器皿上都用心考究的日本料理和美味无限的清酒。 |
八戸駅前に店を構えられる小笠原一芸店主が腕を揮われる『炭火焼とめし』を看板に掲げられた『ほむら』さんへと再訪させていただきました。先ずはマスターズドリームの生ビールで渇いた喉を潤し、ひと呼吸置いたところで供された料理は茹でたての『毛蟹(ケガニ)』の剥き身(ムキミ)と蟹味噌(カニミソ)を惜しげも無く使った蒸したて熱々の毛蟹(ケガニ)の玉締めからはじまりました。毛蟹(ケガニ)は上だけではなく玉締めの中にもたっぷりと使われておりこの一品で心を鷲掴みされたのは言うまでもありません。向付は二段構えでひと皿には高級魚の『石投(イシナギ)』に5Lサイズの立派な子持ちの活『ボタン海老(エビ)』ともうひと皿には『蒸し鮑(ムシアワビ)』に『鮑(アワビ)の肝(キモ)』、『煮蛸(ニダコ)』に青森県三厩産の天然『本鮪(ホンマグロ)』のトロの造りの盛込みの二皿です。味わいに鮮度感といずれも八戸で手に入る最高の逸品のオンパレードでした。そしてコース料理の華である八寸には『鰯煮(イワシニ)』に『唐墨餅(カラスミモチ)』、『干し柿(ホシガキ)』のクリームチーズ射込み、『蛸(タコ)』の桜煮(サクラニ)、青森県産の『フランス鴨(カモ)』のレバーペースト、菜花(ナバナ)、『寒鰤(カンブリ)の幽庵焼(ユウアンヤキ)、『車海老(クルマエビ)』の素揚げ(スアゲ)に山葵菜(ワサビナ)の酒を呼ぶ旬菜の数々、焼物にはこの時期に『ほむら』さんで御馴染みの一品である三沢産の『北寄貝(ホッキガイ)』を使った石焼料理です。北寄貝(ホッキガイ)は鰹(カツオ)の塩辛(シオカラ)の酒盗(シュトウ)で下味が付けられています。それを真っ赤っ赤に焼かれた石の上で焼いていただきます。刺身用の北寄貝(ホッサキガイ)ゆえ軽く焼霜(ヤキシモ)程度味わうのがポイント。油物には『鮟鱇(アンコウ)の肝(キモ)』の蓮根(レンコン)挿み揚げと青唐(アオトウ)を生海苔餡(ナマノリアン)で味わい煮物代わりには青森県産の『フランス鴨(カモ)』を使った鴨鍋(カモナベ)を味わい〆の食事は土鍋で炊かれた『桜鱒(サクラマス)』の炊込みごはん。炭火で香ばしく焼かれた桜鱒(サクラマス)の味噌幽庵焼(ミソユウアンヤキ)の美味しいこと。自家製の漬物とともに味わい水菓子には苺(イチゴ)のアイスクリーム。『ほむら』さんの料理、今回も美味しくいただきました。余談ではありますが現在の様に定期的に八戸を訪れ食べ歩きをするようになったきっかけは20年前に『ほむら』さんとの出逢いがはじまりでありました。