碧南にある良心的なお鮨屋さん : Nigirisushiichigoichie

豊橋で仕事をした帰りに岡崎のらんパークさんで岡崎おうはんの玉子かけご飯と鶏肉料理をいただこうと伺ったところ、玉子の販売のみ夜の7時までで夕方は5時までとらんパークさんでの食事を諦めざるを得ませんでした。


岡崎や西尾にて食事をすることも考えましたが、久しぶりに碧南にあるにぎり鮨 一五〇 さんでお寿司を食べたくなり伺うことにしました。


にぎり鮨 一五〇 さんは市役所から近い場所の2階にお店があります。


駐車場はそれなりの台数を確保されていますが、お昼時は満車のことが多く別の駐車場を探すこともしばしばです。


店内はカウンターとテーブルで25席と人気店の割には小さなお店です。


2016年10月27日(木)18時半に大人1名で伺いました。

店内に入るとすぐにカウンター席に案内していただけました。


こちらなお店では三種類まで頼める注文用紙にお寿司と数と山葵の有無を記入して店員に渡すとそれを用意していただけるといったシステムです。


まずは赤身×2、漬け鮪×2、塩三昧(鱚、烏賊、鯛)、鮪三昧(赤身、中トロ、大トロ)、赤貝、炙りホタテを注文しました。


1勘150円とは思えないクオリティの高さです。


強いていえば若干シャリが大きい為ネタとのバランスが悪いですかね～


それでもこの金額を考えると驚愕のコスパです。


次は車海老、牡丹海老、鮃、雲丹、大穴子、穴きゅうをお願いしました。


牡丹海老はよくこの金額で出せるな～と感心するだけで、ねっとりしていて甘味もありいい牡丹海老です。


大穴子も丁寧な仕事がされていて悪くないですが、時期外れということもあり脂が足りません。


しかし私自身が穴子好きな為この値段でいただけるのは有難い限りです。


最後に穴子×2、のどぐろ、穴きゅう 細巻きを注文し〆としました。


のどぐろは軽く塩をしてバーナーで炙り出していただきました。


皮目に軽く隠し包丁を入れているのもいいですね～


凄い脂です。口の中が大変なことになっています。ガリをいただきようやく落ち着きました。


最後は穴きゅう細巻きで〆ました。


胡瓜を目の前で桂剥きしそれを細切りにしていただくのは中々見事ですね～


店長と少しお話をさせていただきましたが、やはり原価も上がってきていたりと中々大変だとのことでした。


また従業員もよく代わる為そこの部分にも頭を悩ませているようです。


にぎり鮨 一五〇 さんはよくメディアにも登場される人気のお店なのは皆様ご存知の通りですが…メディアに取り上げられた直後はドッと人が押し寄せ常連客にも迷惑がかかるうえ原価割れの商品ばかりを注文されることがあり直後は厳しいものがあるとの本音を話していただきました。


いいお店には永く営業してほしいというのが私達食を愛する者にとっての願いです。


そうするにはやはり原価の高いものばかりを食べるのではなくお店側に損をさせないように考えないといけません。


いいお店を残していく為にも私達食に通じるものがしないといけないことのような気がします。


本来は余計なことを考えずに美味しいものを食べるだけでいいのですが、ある程度の思い遣りは必要ではないかと思います。


今回も養殖とはいえ脂ののった本鮪や牡丹海老やのどぐろ等の高級食材を安価な金額でいただきました。


会計では5238円の支払いをし店をあとにしました。


寿司は1勘で150円で巻物は300円と消費税を加えると上記の金額になります。


色々と大変だとは思いますが、少しでも永く続けてほしいお店の一つです。


今回もご馳走様でした。