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店名 |
恐山温泉 宿坊 吉祥閣
|
---|---|
ジャンル | その他 |
予約・ お問い合わせ |
0175-22-3826 |
予約可否 |
完全予約制 |
住所 | |
交通手段 |
バス、車 |
営業時間 | |
予算(口コミ集計) |
¥10,000~¥14,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
個室 |
無 |
---|---|
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
駐車場 |
有 |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
備考 | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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青森食い倒れツアー、番外編です。
下北半島と津軽半島を一周するに当たり、どうしても宿泊地点が定まりませんでした。
しかも、むつ市内は、原発関係の会議やら何やらで、なかなか予約が取れない。
いろんな検索をおこなったところ、途中で立ち寄る予定の恐山には、「宿坊」という宿泊施設があると分かりました。
一泊二食付きで一人12000円。
決して安くはありませんが、朝の6時30分から朝のお勤めがあり、そこで供養と祈祷が行われるとのことのメリットを重視し、ちょっと怖いですが予約しました。
この宿坊。
基本的にホテルではありませんので、サービスを求めてはいけません。
しかも、決まり事がたくさんあります。
まず、午後5時までに、いわゆるチェックインしなくてはなりません。
玄関は、メチャクチャ立派。
だれもが驚くと思います。
観音様?がお出迎えしてくれます。
受付時に、「宿坊のきまりごと」を渡され説明を受けます。
部屋に入ると、またこれが立派。
二間有り、10人くらい寝ることが可能です。
洗面所もボウルが二つあって、トレイも暖房便座です。
浴衣、バスタオル、タオル、歯ブラシセットもちゃんとありました。
また電気ポットとお茶セットもあったのが驚きました。
普通の旅館と比較して、無いのはテレビだけです。
本当に綺麗です。
午後6時30分からは、大食堂(だいじきどう)で、私服でみんな揃って夕飯を食べることになります(浴衣ではダメ)。
食べる前に、お坊さんがやってきて「五観の偈」をみんなで唱え、それからいただくことになります。
★五観の偈★
一つには 功(こう)の多少(たしょう)を計(はか)り、彼(か)の来所(らいしょ)を量(はか)る
二つには 己(おの)れが徳行(とくぎょう)の、全缺(ぜんけつ)を忖(はか)って供(く)に應(おう)ず
三つには 心(しん)を防(ふせ)ぎ過(とが)を離(はな)るることは貧等(とんとう)を宗(しゅう)とす
四つには 正(まさ)に良薬(りょうやく)を事(こと)とするは形枯(ぎょうこ)を療(りょう)ぜんが為(た)めなり
五つには 成道(じょうどう)の為(た)めの故(ゆえ)に今此(いまこ)の食(じき)を受(う)く
立派な精進料理で、デザートまで付き、かなりお腹がいっぱいになります。
味は、ちょいと濃いめの味付けでした。
約30分後に、もう一度お坊さんがやってきて、「願(ねが)はくは此(こ)の功徳(くどく)を以(もつ)て 普(あまね)く一切(いっさい)に及(およ)ぼし 我等(われら)と衆生(しゅうじょう)と皆共(みなとも)に 佛道(ぶつどう)を生(しょう)ぜんことを」を唱えて、ごちそうさまとなります。
でも、その後、ゆっくり食べてても良かったです。
そのとき使った「箸」は袋にしまって、翌朝のご飯時に使用します。
そして、それは持ち帰ってもよいので、ある意味、すごいお土産になります。
夕食後は、何をしても自由です。
夕食後に方丈さんの講話があると聞いていましたが、残念ながら、当日はありませんでした。
そうそう。
夕食時は、お酒が飲まれません。
でも、内湯の入り口には自動販売機があって、ちゃんとビールが売っていました(^^;)
たばこは、部屋では吸えず、ロビーでしか吸えませんでしたね。
内湯はかなり立派な印象です。
こんだけ立派なお風呂は、下北随一かもしれません。
ほぼ一人で独占です(^^ゞ
露天風呂もあるとのことでしたが…ちょっと分かりませんでした。
強烈な硫黄泉で、若干ぬるめのお湯でした。
境内には、四つの風呂小屋があり、それぞれ、男・女・混浴となっています。
朝は午前6時30分から、地蔵殿と本堂で、祈祷と供養が行われます。
方丈さんのお話を聞くと、気持ちがスッと洗われるような気がします。
ホント、行って良かったと思います。
その後、7時30分から朝ご飯となり、夕飯と同様、みんなで揃ってお唱えしてからいただきます。
チェックアウトの時間は分かりませんが、部屋の鍵をフロントに置くだけで、終わりでした。
お遊び半分で宿坊に泊まるのは感心しませんが、先祖や恐山に畏怖の念を持って宿坊に泊まるのは良いのではないか、と思います。
「恐山 温泉」で検索すると、私的に不届き者のHPがたくさん出てきますが、こういうコトをするところではないと思います。
恐山の「恐れ」は、「畏れ」でもあると思います。
荘厳な雰囲気に浸り、畏怖の念を持って訪れてくれたらと思います。