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豊島区雑司が谷、鬼子母神近くのそば屋「和邑」。【87th】
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京夏終空
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店名 |
閉店
そば処 和邑(そばどころ・わむら)
|
---|---|
受賞・選出歴 |
そば 百名店 2021 選出店
食べログ そば 百名店 2021 選出店 |
ジャンル | そば |
住所 | |
交通手段 |
東京メトロ副都心線【雑司が谷駅】徒歩5分 雑司が谷駅(東京メトロ)から323m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
12席 (座敷(小上がり)2席(4人がけ×2)、テーブル2席(2人がけ×2)) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 近くのコイン・パーキング:雑司が谷3-8に11台収容、ほか |
空間・設備 | 落ち着いた空間、座敷あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 一軒家レストラン |
お子様連れ |
子供可 常識の範疇で可 |
ドレスコード | なし |
オープン日 |
1996年 |
備考 |
夜は当日14時までに予約要。 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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そもそも、すべてのそばを一蓮托生に評価するコトが難しい。
普段のそば屋のレビューでは、書きたいコトを書いている。しかし、食べログ上で「4.00」以上の評価の店に、そういう調子で書いて「3.4」などを付けると、いたずらに反感を得るだけだと、わかってきている。(笑)
個人の主観だから、好みも、合う合わないも自由だし、そこに怯える要素は存在しない。しかし、単に「僕には、このそばは高いと思う。」などと、総括して書いてしまうとその理由を事細かに、どう考え、どう感じたかを書かないわけにはいかない。
はじめに断っておくが、美味しいと思ったコトには間違いない。また、僕の基本的な評価は「3.5」以上を積極的再訪店としている。逆に言えば、「3.4」の評価は積極的再訪店だとは思わなかったが、まぁ、美味しかったというコトにもなる。また、メニューの選択次第では再訪も考えられ得る。
平日の14時半頃、暖簾がかかっていたので入ってみた。実は、2回目である。随分前に人に連れて行かれたコトがある。その時は、人任せに出てきた蕎麦をすすっただけだったが、その時も「高いなぁ」と思ったコトは記憶に残っている。
ラストオーダー前のギリギリの時間、暖簾をくぐると「あら、よかった。帰ろうと思ってたのよ。」と女将さんがお出迎えしてくれた。そばの種類を表示するボードには4枚の札がかかっている。
「四色盛」(¥1,800) ―― 「せいろ(十割)」「挽きぐるみ(全粒粉)」「しらゆき(実の中心)」「けしきり(「しらゆき」にケシの実を混ぜたモノ)」の4種類のそばだ。最後の「けしきり」が、季節の変わりそばとなっている。
せいろ、挽きぐるみ、しらゆきの3種類は、すべてにおいて、香りも味も薄いと感じた。最近の食感と喉ごし重視のそばでしかないとも思った。というか、挽きぐるみと別々に茹でているのかも怪しい。4種別々に茹で上げるのなら、そば湯の選択もあってしかるべきではないかと思う。「一茶庵」って、日本のそば界を牛耳るぐらい凄いのかどうかは知らないが、僕は、個人的に、近所のお年寄りが足繁く通うそば屋の方が好きなタイプだ。
「長寿庵」や「むさしの」の看板を掲げる多くの店にアタリハズレは当然ある。だから、この店は、そば割烹という意味で、ごくたまに対峙するスタイルならイイが、昼時、ひっかけてくるそば屋では無いように思う。量からいって、高過ぎる。同価格帯なら「麻布永坂更科」の方が、はるかに味があるように感じた。とくに、この店でいう「しらゆき」に相当する「御前そば」は、まだ最近食べたばかりだが、味の濃度で言えば、倍以上あったように思う。
まぁ、新潟の「牧之庵」や、へぎそばではあるが御徒町の「越後屋」が「3.1」点台で、「いわもとQ」の評価が軒並み「3.5」を越える食べログで言っても仕方ないような気もするが…。
唯一「けしきり」という季節の変わりそばは、美味しいと思った。味がある。香りもある。それは、逆に言えば練り込まれる前の「しらゆき」の味が薄いからできる芸当でもあるように思う。でも、結果的には美味しいそばになっているのだからイイと思う。けしの香りが良く、京都「河道屋」のそばぼーろを思い出す感じだった。
そばつゆについては、美味しい方だと思う。でも、薬味ネギが少量過ぎるのは馴染まない。ネギもガンガン入れたら、そばの味など感じなくなってしまうではないか、というコトを前提にしたバランス感覚であればアリなのだろう。
「けしきり」が美味しかったコトをお店の方に伝え、お店を後にした。
ごちそうさまでした。
その店を出た足で、「よしや」でとんかつ定食を食べたコトは、すでにレビュー済みである。
「そば」に、何を求めるかは、人それぞれであり、好みであり、僕がどうこう言うモノではないコトは承知している。でも、基本的に、そば好きな地元のお年寄りが通わない店には、何か違った観点があるのだろうと思う。そういう意味では、僕は、お年寄りに交ざって食べるそば屋の方が向いている。池袋東武の「永坂更科 布屋太兵衛」では、美味しそうにそばをすするお年寄りに会える。
農業の盛んな農村部に比べ、お江戸は昔から物価が高かった。高い醤油をいかに少量で食べられるようにするかは、そばつゆを濃くするしかなかった。そこへ、ちょんと浸けてすする。そばを、泳がしちゃいけねぇよ。つゆが無くなるだろ。江戸時代の落語のクダリには、よく登場する場面である。
最後に、文中「一茶庵」について触れたが、僕は、そのコトをよく知らない。ただ、本店のHPの歴史をかいつまんで読んだが、途中何とかという評論家と組んでいるあたりから怪しくなったモノだと想像できる。
(文責:京夏終空、2015.9.2)
(※写真は、後日掲載。)