ピカソルのシュークリーム : ピカソル 代官山本店

ピカソルは初めてお買い物をした時から女性スタッフの丁寧な接客に光る
ものがあって今回は BEST EVER だったかも・・そして商品ラインナップ
にも新しい発見あり〜♬ 何度か購入している抹茶とチョコレート・ブラ
ウニーはオーパス・ワンの木箱の中に入っていて〜その下にオレンジとコ
コナッツのクッキー、リボンで結んだ焼き菓子詰合せのギフト・パックも
さり気なく可愛らしい・・♡ と、突然！なぜか全くテイストの異なるお漬
物や麺のコーナーが出現！！ 仙台の長なす漬け？？伺ってみますと ”社長
の友人の方が出していらっしゃるんです！” そうなのね・・この日は５：
３０pm に予約した リゴレット に向かう途中ガラス越しにシュークリー
ムが見えて買って行こうということになったのです。リーチェパパはピカ
ソルのシュークリームの大ファンで事務所に手土産で持って行きたいから
と頼まれて買ったこともありますが私はシュー皮がしなっとしているシュ
ークリームが余り好みではない為、これまで食指が動いたことがなかった
のですが今回お味見してみたところ生クリームが美味しくてビックリ〜♬
ピカソルのシュークリーム（¥４００）はシュー皮のカリッとした香ばし
さは楽しめませんがクリームが絶品！カスタード・クリーム少なめで比率
は圧倒的に生クリームなのですがクリームがしつこくなく驚くほどさらっ
としていて全く重くなく絶妙なバランス！！全体的にふわっと軽い仕上が
りで〜♬ バニラ・ビーンズにラム酒の香り付けが秀逸なこれぞ！大人の
シュークリーム！というアロマがふわ〜っと漂う逸品〜♬ でございます。

お店に入った時点では〜お味見をしていなかったものですから私は自分用
に ’しっかり’ アップル・パイ（¥４９０）を選んでおりましたがいただい
てみますと・・ガッカリが多く、ピカソルはシュークリーム！！の結論に
至りました。その大きな要因はアップル・パイのクラストが分厚くて粉っ
ぽいこと！リンゴのカットが大きめでフレッシュ感があるのは嬉しいので
すが煮込まれていないので硬さが残り、クルミと干し葡萄の存在感が強い
為にそれぞれの主張がぶつかり合ってアップル・パイとしてのハーモニー
に不協和音が生じる結果に・・シナモンの香りが素晴らしいだけに残念！
ショップが槍が先の交差点にあるのでクルマでは行きづらく、どうしても
クルマを駐車場に入れてからということになって今後もリゴレットとセッ
トでお寄りすることになると思いますが・・次回は私も！アップル・パイ
ではなく、シュークリーム一択で〜♬

リゴレット・ショートヒルズ に６：３０pm に予約を入れておりまして
閉店３０分前にお寄りしますと・・ハロウィーン・パックが並んでいて
ブラウニーとクッキーを購入〜♬ ピカソルのオリジナル・ブラウニー
はパーム・オイルとキビ糖使用で抹茶、チョコレート、キャラメルの３
種〜抹茶とチョコレートは以前いただいておりますのでキャラメルに興
味があったのですが BOO が付いているキャラメルがなくて抹茶とチョ
コレート（共に ¥４５０）ハロウィーン・クッキーはチョコチップとア
ーモンド（¥３２０）オレンジとココナッツ（¥３２０）の２種類でござ
います。オレンジ・ピールが入ったクッキーは微かなココナッツ風味が
広がるしっとり系でクランチーなクッキーではなく、しっとり系の焼き
菓子ですネッ！ 一方、チョコチップの方は歯応えしっかり〜アーモンド
・スライスが入っています。アーモンドとチョコレートは相性抜群〜♬
完璧なマリアージュでパッケージ・デザインが秀逸！！ Trick or Treat
で子供達に配るというよりは〜ちょっとしたサプライズで！大人の方に
差し上げたら喜ばれそう〜♡ ブラウニーの抹茶とチョコレートは以前も
購入しておりますが BOO の表情が可愛くて思わず！ どちらもチョコチ
ップとクルミ入り〜抹茶のブラウニーはホワイト・チョコレートにパー
ム・オイルとキビ糖、チョコレート・ブラウニーはパーム・オイルと三
温糖でピカソルらしい優しい甘さ！！ 甘さは控えめで抹茶よりチョコレ
ートの方が仕上がりがしっとり〜この日も女性スタッフはガラス越しに
見える小さな工房から出てらして丁寧な接客も以前と変わらず！！クル
マを駐車場に入れてからでないとお寄りできないロケーション故、リゴ
レットとセットで〜という形になってしまいますがピカソルで見つけた
Happy Halloween!! に思わず、にっこり〜♬ な、私なのでした。

リゴレット・ショートヒルズ でランチをした帰り〜♬ お散歩でお寄り
しました。リーチェパパから手土産（石窯で焼いたシュー生地にピカソ
ルの特製カスタード・クリームとホイップ・クリームを挟んだシューク
リーム ¥３５０）を頼まれて自宅用にはサヴォア・デ・フォルメ（¥３
２０）とブラウニー（¥３５０）２種を購入〜♬ ブラウニーは抹茶とチ
ョコレートのブラウニー・・ほろほろ食感の抹茶のブラウニーはホワイ
ト・チョコレートと抹茶を練り込んだ生地にクルミとチョコ・チップ、
チョコレート・ブラウニーも同様にクルミ入りですが、ほのかにラム酒
が香って抹茶よりしっとり〜♬ サヴォア・デ・フェルメは紅茶の茶葉
入りで無花果のプチプチ感が楽しいサクッ！とした一品でございます。
ピカソルの焼き菓子の特徴はバターではなくココナッツ・オイルを使っ
ているところと三温糖の優しい甘さでしょうか・・この日はガラス越し
に見える小さな工房に女性スタッフがいらして手作り感がより増すこと
に〜♬ ピカソルの焼き菓子には名だたるパティスリーにはない素朴な味
わいと魅力がありますよネッ！私の前にいらしたのはスタッフとお友達
同士と思しき２０代カップルで親しそうにお話されていましたが私がそ
の分待たされるということもなく前回同様〜礼儀正しく丁寧な対応をし
て戴きました。この日は白金のサンフローリストでお誕生日のフラワー
・アレンジメントの手配をして〜明治通りから代官山に向かいましたが
帰りは山手通りを大鳥神社手前まで行って目黒通りに入りまして赤信号
で停まったのが玉川屋本店前でした。玉川屋は 目黒駅前店 専科ですが
１９２３年創業の本店の前には〜さくら餅の幟が出ていました。今年も
桜の季節が巡ってくるのですね・・一日も早く戦火が収まりますように！

焼き菓子は基本的に小麦粉、卵、牛乳、マーガリン、三温糖、ベー
キング・パウダーで作られていて〜ピュールマンだけが強力粉の生
地にヨーグルトを混ぜて練り込んであります。このピュールマンは
永年に亘る看板商品のようで常時５種類〜私が選んだのは日替わり
味のクリームチーズ入りでした。大きなマッシュルーム型で元気に
なれる明るいイエローに惹かれましたが・・しっとりと美味しい蒸
しパンのような味わい〜♬ 砂糖不使用と書かれたバナナ・ケーキ
はふわふわっとした食感にバナナの香りがふんわりと載ります！！
バナナの甘みのみのヘルシーな自然食品で一般的なバナナ・ケーキ
に比するとエッセンスによる香り付けがないこともあり、かなり控
えめなアピール・・でも、その ’ものたりなさ’ がとっても新鮮〜♬
ロイヤル・ミルク・ティーのシフォンはこれぞ！シフォンのお手本
という柔らかさとふんわり感〜♬ 三温糖の円やかな甘味に紅茶の
茶葉が香ります。シフォンと言えば六本木ヒルズの HARBS と横浜
の HARBS を思い浮かべてしまうレベルのシフォン好きですがピカ
ソルのシフォンは恐らくどこのシフォンよりソフトなのでは〜？？
極力甘さを控えたシフォンは唯一の甘さがホワイト・チョコに紅茶
を混ぜ込んだトッピングのチョコ・チップというこだわり！！ 今
回のピカソルの中でイチバン甘みを感じたのはチョコ・チップ入り
の抹茶のブラウニーで、ほのかなラム酒の香り〜♬ やはり、ブラ
ウニーも！中の生地はふわふわでピカソルはこのふわっと感！が何
よりの特徴でございます。

個性的でおもしろいな、と思ったのがグルテン・フリーのグラノー
ラでリンゴ、カボチャ、黒糖クルミの３種類〜♬ 購入したのはリン
ゴとカボチャで、どちらも一袋５０g〜コリコリっとした歯応えが
心地よい大きめクランブル〜食感のベースはオートミールに米粉で
菜種油が使用されています。カボチャのグラノーラはアーモンド・
パウダー入りで香りよく、きび糖の優しい甘さが朝食にピッタリで
すネッ！ サヴォア・デ・フェルメのクリームチーズはチーズ風味
がそれほど強くありませんので〜やや難解ながら三温糖の優しい甘
みが印象的なスコーン寄りの一品でジンジャーの方はよりクッキー
に近くホロッ！と崩れて生姜とレモンの余韻が永く残ります。レモ
ン汁にスパイス・ミックス！！ オリジナリティーもあって、とって
もよかったと思います。素材の自然な風味を活かすピカソルの焼き
菓子は全体的にソフトでクッキーと言っても焦げ感とは無縁な世界
感〜♬ アメリカの家庭の味をアレンジされたというスコーンは売
り切れでした。１９８５年から３６年・・槍ヶ崎の角で日々ダイハ
ードなファンを魅了し続けていらっしゃるのですネ〜これからも！

１９８０年代後半から９０年代半ばまで代官山ヒルサイドテラスに
あったギャラリーに勤めていたことがありまして〜毎朝タクシーで
出勤しておりましたので信号待ちの都度ピカソルのロゴが目に入り
ショップの存在は知っておりましたが、お買い物はしたことがなく
今回初めてお買い物をして・・スタッフの接客が素晴らしくて驚き
ました。小さなお店でスタッフは一名〜閉店間際でしたのに！実に
丁寧な接客〜♬ 商品説明が行き届いているだけでなく、商品の一点
一点を本当に愛していらっしゃるのね・・♡ 真摯な気持がひしひし
と伝わって参りました。黒板に書かれたピカソルの心情に依ります
と・・丁寧に素材を選んで仕込むこと。粉をふるうこと。素材と粉
を混ぜ合わせオーヴンをその日に必要な温度に設定すること。焼き
上がりの ’顔’ を一つ一つ確認しながら包装すること。１９８５年以
来すべてを手作業で一つの工程も省かず、変えずにピカソルの当た
り前を焼き続け大切に育てて行くこと。”グルテン・フリーの商品
には菜種油を使っています。他の商品もマーガリンは上質なものを
使用しておりますので” と、スタッフ・・ショーケースの上段はマ
ーブル・チーズケーキ、プレーンと紅茶のチーズケーキの３種類、
中段にはクリームチーズのサヴォア・デ・フェルメとシュークリー
ムが並んでいますがガラスについた水蒸気でちょっと下が見えにく
いかしら？と思ったと同時に私の動きを（さり気なくですが！）注
視していたスタッフは瞬時に ”ガラス曇ってて見にくいですよネ！
すぐにお拭きします”

ロイヤル・ミルク・ティーのシフォン（¥３９０）クリームチーズ
のピュールマン（¥３２０）砂糖不使用バナナ・ケーキ（¥３４０）
抹茶とチョコ・チップののブラウニー（¥３５０）グルテン・フリ
ーのグラノーラでリンゴとカボチャ（各 ¥３８０）サヴォア・デ・
フェルメのジンジャーエール（¥３２０）と７点の購入になりまし
た。すると ”ピュールマンはクリームチーズをお選びでしたがクリ
ームチーズお好きですか？ もし、よろしければ〜サヴォア・デ・
フェルメのクリームチーズ賞味期限が本日まで、ですので召し上が
ってみてください！ 一袋（¥３５０）お付け致します” 丁寧なお見
送りがあって最後の最後までプロの接客〜♬ 焼き菓子のディテール
は明日アップさせて戴きますネ！