『読:すごい和食(小泉武夫)』myscrap9691さんの日記

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日記詳細

和食が2013年に無形文化遺産に登録されましたが、
そもそも和食とは?ということを考える上で、いくつか本を購入してみました。

その内の一冊『すごい和食(小泉武夫)』を読み終わったので、食べログの日記機能を利用して、記録してみます。

全体的にエッセイのように感じましたが、
「ガソリンよりも水が高い」と改めて言われると、確かにその通りだなー、と共感する部分も幾つかありました。

漬物や発酵食品が日本人の食・健康を支えてきたが、敗戦後、欧米流の食事に急激に変化し、日本人の遺伝子的に無理が生じている…とわかりやすく主張されています。
また、日本の2011年現在の食料自給率が39パーセントと、他国(イギリス74パーセント、ドイツ84パーセント、アメリカ128パーセント、フランス122パーセント、カナダ145パーセント、オーストラリア237パーセント 2006年の数値)と比較して、著しく低く、外交的に危機意識を持つべきという主張にも共感を覚えます。
高齢化が進み、日本の耕作放棄地面積が39万8000ヘクタールと、埼玉県の面積とほぼ同じ広さとあり、危機感を覚えます。
徴兵制ならぬ、徴農制…というアイディアも面白い…と感じました。
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