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匠 達広新宿御苑前、四谷三丁目、新宿三丁目/寿司、日本料理、海鮮
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夜の点数:4.5
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¥15,000~¥19,999 / 1人
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料理・味 4.5
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|サービス 4.0
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|雰囲気 4.5
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|CP 4.5
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|酒・ドリンク 4.0
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[ 料理・味4.5
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| サービス4.0
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| 雰囲気4.5
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| CP4.5
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| 酒・ドリンク4.0 ]
小気味いいテンポで美味い鮨と美味いつまみ
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2013/08/28 更新
15,000円前後で鮨と酒が楽しめるところを探してね、というお題を頂いて、
こちらのお店をまずは下見で訪れてみた。
訪れたのが深夜とあって、しかも直前に電話しての飛込みだったので、
鮨とつまみを若干端折っての即席ショートコースで。
こちらのお店では、お酒のつまみと鮨とが交互に出てくるスタイル。
つまみは、ひとつひとつが少量。
しかし、旨みがギュッと凝縮していて、思わずお酒をクイッといってしまいたくなる。
もちろん、食材は上質。下拵えも丁寧。味付けも申し分なし。
鮨は、シャリが小振り、ネタは適量という感じで、お腹を満たすためというよりは、
お酒を楽しむための鮨、という位置づけのように思える。
つまみとお酒を楽しんだ後に、きりっとした酢飯と、きりっとした旨みのネタが口の中に広がると、
自分の味覚が一旦リセットされて、原点に戻ったかのような感覚になり、
そこから鮨の美味しさに酔いしれることができる。
それにしても、この鮨がとんでもなく美味しい。
なにしろ、小技・大技が利いている。
例えば、小さな小肌を幾つも重ねるやり方は他店でも見かけるが、この重ね方がとにかく憎い。
ただ重ねるだけでなく、その弾力や染み出す味わいまで計算しているかのよう。
更には、えぼ鯛も同じような技巧で攻めてくる。
鯖への包丁の入れ方も絶妙。
そうそう、鯖に限らず、ネタに対して絶妙な角度、深さで包丁を入れられるので、
ネタにエッジが立って舌に刺激が与えられるし、ネタの中の方が表に晒されるのでその味わいも楽しめる。
いや~、こうしたつまみや鮨が、次から次へとテンポよく出てくる。
とても気持ちいい。
さらに、どれも思わず「う~ん」と唸ってしまいそうなクオリティなので、
畳み掛けてくるようなテンポに圧倒される。
席と大将の間に冷蔵ケースがないのも魅力。
大将との間には物理的な距離があるけれども、気持ち的には非常に近い。
接客も非常によい。
いいお店だ。
そんなわけで、翌週の予約を即座に入れて、
15,000円前後で鮨と酒が楽しめるところというお題を出した方をお連れして、翌週会食。
非常に喜んでもらえた。
こんな鮨の世界があったんだ、とただただ驚き。