『愛は地球を救う』なゔぃさんの日記

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 えらく大仰なタイトルである。この番組がスタートしたのは私達が、確か高校生の頃だ。
そのタイトルの大仰さや一部の出演者の偽善振りに閉口する向きも多かろう。
これも、単に民放テレビ局の視聴率稼ぎの一環のイベントと「大人」的な言い方で
切り捨ててしまえばそれまでだが、毎年ついつい番組企画者の術中に見事に嵌り、
ボロボロにされてしまっている。
というか、年をとるほどに、その傾向は顕著となってきている。
いやいや、単に年のせいというより、やはり、人並みに「父」となってから、一段とその傾向に拍車がかかったようだ。

 障害を抱えながらも挫けず健気に挑戦する姿は見る者に感動を誘わずにはおれないし、
それどころか、ある種の神々しささえ感じさせられる。
加えて、(よくぞここまでお育てになられたなあ)とついつい親目線になってしまうと、
溢れるものが止まらないから厄介だ。

 悩みを抱えない人などこの世にはいないし、認知されようとされまいと、なにがしかの
ハンディキャップを多くの人間は抱えている。
現に、私の周辺には、少なからず病や障害を持った方、あるいはそんな子供をお持ちの方々がいる。皆、様々な苦しみを抱えたおられるであろうが、一生懸命今を生きている。そんな立派な逞しい方は実は市井にあふれているのである。

♪もうすぐ今日がおわる〜。やり残した事はないかい〜♪
今年も、例年通り、見事にしてやられ、一人静かに洟を啜っていた。
「おとうさん、タオル持ってきてあげようか。」
7歳のチビッコに揶揄されるようになってはおしまいだ。
 (他の日記より一部修正して転記)
 
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