食べやすく安定的な豚骨ラーメン : 豚骨拉麺酒場 福の軒 関内ベイスターズ通り店

楽しい会合の帰り。胃袋を落ち着かせる為に寄ったのがこちらのお店。飲みにも使えてラーメンだけでも使える、そんな勝手の良いお店なのであります。

本日はラーメン希望で入店いたしますと、夜も遅いからか数名のお客さん。

カウンター席に案内されたカントナは、早速メニューを拝見いたします。

オーダーするのは「豚骨ラーメン」のみ。５５０円と言うお得なお値段なのが嬉しいのであります。

水をゴクリとしながら待つ事２分くらい。豚骨ラーメンらしいスピード感で到着するのも期待通りで嬉しいのであります。

赤い丼に白濁のスープのコントラスト。カットされた茹で卵が明るさを添加して、刻みネギと細切りカットのキクラゲが、色合いに幅を持たせているのであります。そして半分以上沈んでいる叉焼と、見え隠れしている麺の構成であります。

まずはスープから。当然臭みなんてものは無くて、豚の濃厚な旨味とトロリとする舌触りが本格派なスープである事を実感させるのであります。

相変わらずの安定的な美味しさに成功の予感しかしないカントナは麺をズルズルといたしますと、パリッと歯切れの良い豚骨ラーメンらしい麺が心地良いのであります。

叉焼は薄切りカットでラーメンと一体化して出しゃばるような事は無くて、キクラゲのシャキシャキの歯ごたえは、いろいろな事をリセットしてくれるのであります。

すぐに到着してすぐに食べ終わるのも、飲んだ後には嬉しいスタイル。そしてお得なお値段と言うのも嬉しいスタイルなのであります。「もっと訪問回数が増えても良いお店であるよな」と、酔っ払った頭で考えるカントナなのでありました。

短いスパンで再訪。本日は一次会での利用。夜も遅い時間でありましたのでお客さんは1組。案内されたテーブル席。二次会では最高のパフォーマンスを発揮する事を改めて実感したお店ではありますが、一次会ではどうなのでありましょうか。

まずはハイボールをいただきます。肴関連は、アジフライと軟骨をオーダーいたします。待つこと数分で到着したのはアジフライ。そんなアジフライはとてもふっくらに仕上がっていて、ふっくらな上にホロホロで、こういうふっくら方面に全開している具合がアジフライ界隈として水晶されている良い具合であるのかは分かりませんが、「柔らかい」という方面ではとても秀逸なアジフライであると思うカントナなのであります。ソースを添加していただきましたが、添加しなくても充分に美味しくいただけるアジフライなのでありました。

軟骨は塩でいただきます。至って普通の軟骨。小さくて寂しい軟骨なのであります。

ハイボールを何度かお代わりして酩酊状態に入った一行は、〆のラーメンに突入いたします。つい先日もこちらで食したラーメン。飲んだ後には抜群の美味しさだったラーメンは、果たして本日も同様に美味しいのであります。本日の飲み過ぎ具合からいたしますと「麺は緩く茹でてもらった方が更に美味しかったかもな」と思いながらも、本日初訪問の友人が「美味い美味い」と、本人にしては珍しく替え玉までしている光景を微笑ましく思うカントナなのでありました。

一次会での利用ですと、少し一品関連とアルコール類のパワーが弱いかなと思うカントナなのでありますが、やっぱりクローザーとして登場するラーメンの美味しさは〆には抜群であると感じるカントナなのでありました。

すっかり酔っぱらって良い気分のカントナ一行が「ラーメンでも食べましょう」の掛け声でチョイスしたお店。以前のランチ時の訪問ではあんまり気持ちの良い事が無くてがっかりだったお店。結構酔っぱらった状況で他のラーメン屋さんを探すのはいろいろと大変でありますので、リベンジでの訪問をする事にいたします。加えて、ラーメンだけで無くてお酒も一品もオーダー出来るので、二次会やラーメンでの〆等に使い勝手の良いお店なのであります。

夜も随分遅い時間でありますので空きテーブルが幾つか。すぐに入店が許されて、まずは生ビールをオーダーいたします。乾杯したあとはラーメンをお願いするのであります。

九州方面のラーメンは出来上がりは早く、まずはスープを一口いただきます。コクがあって味が少し濃いめで、あとをひく美味しさのスープは相変わらず美味しなのであります。この美味しいスープは「スープおつまみ」として生ビールのアテになるのであります。

こちらのラーメンを初めて食べるというメンバーは、まずはラーメンの安い値段に驚き、到着の早さに驚き、ラーメンの美味さに驚くのでありました。

ラーメンを食して満足しているメンバーの顔と、更にビールを胃袋に流し込んで気持ち良さそうに酩酊ゾーンに突入するメンバーの顔を見て「やっぱり使い勝手の良いお店であったな」と満足するカントナなのでありました。

時は平日のお昼をずいぶん過ぎた頃。遅いお昼ご飯をいただきにフラッと寄ったのがこちらのお店。馬車道店でこちらを知り、関内に移って来てからも何度か居酒屋的に使わせもらっていたお店。レビューがまだでありましたので、お昼でラーメンをいただいてみようと思い訪問してみたカントナなのでありました。

外に設置されている食券機で麺のチョイスを検討いたします。いつもの普通の安いヤツにしようかと思いましたが、何となく辛いラーメンをチョイスしたカントナなのであります。いつもとは少し違う趣向を狙ってのチョイスなのであります。

入店し、店員さんに食券を渡して案内されたのは相席。特に違和感は持たず、相席に座ってしばし待ちの時間。好みは普通でお願いしております。博多のラーメンらしく、いつもはそれほど待たずに到着するラーメンなのではありますが、本日のオーダーは、待つこと10分ちょっと経過しての到着。到着に10分程度掛かったのは、経緯がずっとカントナの視界に入っておりましたので、理由はだいたい理解しているのであります。

到着したラーメンは、しっかり赤くて辛そうなのであります。では、早速スープからいただきます。案の定、スープはぬるいのであります。残念でならないスープを味わってみますと、辛さに耐性のあるカントナが「辛いな」と思ってしまう辛さ。今までのカントナの経験値が少ない領域を攻めてくる辛さとでも言いましょうか。ヒリヒリとピリピリのリズムの早い辛さに戸惑うカントナなのでありました。

お次は麺。普通でお願いしていた麺でありましたが、いろいろな理由によってずいぶんと柔らかくなってしまっているのであります。ズルズルとつまらなく麺をすすって、飲めるだけスープを飲んごちそうさま。

こちらのお店はやっぱり博多ラーメンらしいお手頃な値段はもちろんの事、甘味とコクのある美味しいスープ。「普通のラーメンにしておけばよかったか」と、カントナには辛くて味わえなかったラーメンのチョイスは失敗だったかと反省するカントナなのでありました。加えて「スープがぬるくて麺が伸びていた」という追い討ちにトボトボと仕事に戻るカントナなのでありました。