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店名 |
珈琲店コフィア
|
---|---|
ジャンル | 喫茶店 |
お問い合わせ |
0235-22-8778 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
JR羽越本線 鶴岡駅 徒歩2分 鶴岡駅から288m |
営業時間 | |
予算(口コミ集計) |
~¥999
~¥999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
15席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 店舗脇に2台分有 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、カウンター席あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
備考 |
令和4年12月より火曜日定休日の他に、毎週水曜日・木曜日は焙煎作業の為、客席での喫茶営業は致しておりません。 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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おそらく国内屈指の珈琲専門店でしょう。既に触れられている通り、無愛想(?)で、食器をカチャカチャ扱う所作を不快に思う人もいるかもしれません。
しかし、焙煎のテクニック、抽出のテクニックは抜きん出ています。
直火による焙煎は「コゲ味」を感じさせない極限ねレベルまで焼き上げられ、豆の持つポテンシャルを最大限に引き出しています。
客の問いかけを一切無視するほどの鬼気迫る表情で淹れられたネルドリップ珈琲は濃厚で滋味に溢れています。
たかが珈琲、されど珈琲。全身全霊をかけて抽出された珈琲に、珈琲通の客はきっと言葉を失います。
一通り頂きましたが、「ブラジル」の香味には驚きました。
其の正体は、大手珈琲商社「ワタル」から仕入れる「サントスNO2アララ」なる銘柄。一般的には変わった香味のない、中庸的ブラジル珈琲が、マスターの手により見事に昇華を遂げています。
いま、サードウェーブと呼ばれる自家焙煎珈琲店が静かなブームとなっている昨今こんなうたい文句をよく見かけます
珈琲の味は生豆の品質でその8割が決まります。
当店では厳選したスペシャルティー珈琲のみを使用。
果たしてそうなのでしょうか?
断固として間違いと言わせていただきます。
生豆の品質とは、産地や農園、コーヒー豆品種などによって大方のキャラクターが方向付けられます。
たとえばエチオピア産モカのナチュラル精製豆
ブラジル産の水洗式ムンドノーヴォ種
これらを比較すれば、焙煎方法にかかわらずおそらく誰でもその味の違いを感じることができるでしょう。
その意味で「珈琲の味は生豆で決まる」というのはあながちうそではありません。
でもこのコフィアさんと、開業間もない即席ロースターで焙煎するXさんが、同じブラジル産のサントスNo.2アララを焙煎したとします。
同じ味になるのでしょうか?
絶対にそれはありません。
焙煎方式の違い、焙煎人の技術にの優劣によって明らかに味わいに違いが出てきます。
そもそも、生豆の品質で珈琲の味が決まってしまうのなら、誰が焙煎してもいいと言うことになりますが、絶対にそんなことはありえません。
ほかの食品にたとえるともっと分かりやすいでしょう。
大豆を沢山給餌した黒毛霜降り飛騨牛ロース肉の塊
主に牧草だけで育てたオーストラリア産牛ロース肉の塊
見た目から違いますし、誰が食べてもその違いは明らかです。
しかし
おそらく霜降り肉の塊を熱湯で何分もゆでて食べようと思う人はおそらくこの世には存在しません。
調理方法にこだわり、その肉が一番おいしくなるような食べ方を選択します。
珈琲も同じです。
高級な豆を使ってさえすればそれでOK的な考え方をする焙煎人は皆無です。自らの焙煎方法に自信が持てない、ないしは特徴を見出せない、そんな焙煎人は往々にして「生豆の品質云々」というせりふを口にしがちです。
さらに付け加えるならば珈琲に無知な素人を甘く見ているようにさえ感じます。
焙煎とはある意味、珈琲に魔法をかけるようなものだと思います。
焙煎機の能力と自分の技術を掛け合わせて、豆の持つポテンシャルを引き出す役割を担っているのです。
また同様に、「ハンドピックにこだわりを持っている」云々の店もまた怪しいと私は思います。
ハンドピックは焙煎人ならば最低限、誰もがやることですし、ハンドピックの精度が珈琲の味に与える影響よりも、焙煎の過程が珈琲の味にはるかに影響します。
どんなに優れた食材であっても家庭用カセットコンロで小学生が調理する料理よりも、業務用厨房機器でプロの調理人が調理するほうがおいしい料理が期待できることは誰でも知っています。
珈琲とて同じなのです。
豆を選んだあとの調理(焙煎)過程こそがキモなのです。
2層3層と、重層的な味わいが鼻腔をくすぐるコフィアのブラジルを飲むと、心底そんなことを実感するのです。