食べログ ラーメン WEST 百名店 2023 選出店
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本格派豚骨醤油ラーメン!
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店舗基本情報
| 店名 |
うらしま
|
|---|---|
| 受賞・選出歴 |
ラーメン 百名店 2023 選出店
食べログ ラーメン WEST 百名店 2023 選出店 |
| ジャンル | ラーメン |
| お問い合わせ |
0736-77-5473 |
| 予約可否 |
予約不可 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
打田駅から778m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
～￥999
～￥999
|
| 支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
席・設備
| 個室 |
無 |
|---|---|
| 貸切 |
不可 |
| 禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
| 駐車場 |
有 |
| 空間・設備 | 落ち着いた空間、座敷あり |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ロケーション | 一軒家レストラン |
| オープン日 |
1976年 |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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平日と土曜の昼のみ営業という、かなりハードルの高い店舗である。
創業およそ40年という紀北の老舗店の一つである。
開店の11時前に入店したのだが、すでに満席という状態である。
年季の入った店舗は味わいのある昭和レトロというか、大正ロマンさえ感じさせる干乾びた古民家、
時間が止まったような、今では珍しい雰囲気である。
卓上には割箸、爪楊枝、胡椒と再生ペットボトル入りの麦茶のみという単純さ。
白光する食券自販機が浮いている、この雰囲気には合わないな。
当初は総合食堂だったらしいが、現在のメニューは極めて単純、ラーメンの量三種類とごはんの四選択肢のみである。
隣の座敷席では生卵を自ら持参、ラーメン丼に投入して食するという、きわどい熱狂的愛好家らしき客人も初めて見る。
典型的な和歌山ラーメンにあるような早寿司、ゆで卵、チャーシュー、お持ち帰り等、
追加メニューによる客単価の上昇という発想もなさそうである。
開店直後にもかかわらず、食券自動販売機の「肉増し」「替玉」も「×」のままである。
資本主義の命題である、大量生産による利潤の追求・多角的経営戦略等とはかけ離れた、
よほどの店舗の自信と信念、顧客の支持がなければできない営業形態である。
チャーシューは肩バラ肉か、この醤油味ラーメンスープで煮込まれた厚切り煮豚である。
肝心のラーメン自体は麺はやや硬め弾力性のある中細ストレート、スープ量は誰もが述べているようにかなり少な目、
豚骨の油と骨髄粉の染み出た醤油味の濃い、悪く言えばしょっぱい・醤油の角が立った塩辛いスープである。
この味に中毒性を感じておられる常連の方はごはんを注文、食欲増進・中和されておられるようである。
この辺が好みが分かれるところでもある。
私が経営者ならば、醤油薄めスープで配膳して、卓上ラーメンたれで自己調整・満足していただくようにするが。
豚骨を砕いて意図的に骨髄粉を流出させているのか、あるいは骨が溶解するくらい煮込んでいるのか、
さほど和歌山ラーメンに造詣が深いわけではないが、
大昔食した和歌山市内の井出や丸高ではここまでの骨髄粉はスープに染み出ていないし、しょっぱくもない。
しかしながら、地元に支持される濃厚な和歌山豚骨醤油ラーメンである。
一杯550円とは安いのだが、やはり麺量も少ない。
ガッツリいきたい方はダブル750円を注文している。
系列店も県内に二店舗ほどあると聞く。
次回比べてみたいものである。
2016.1.30