湯田温泉街で一人吞み　＠紅の豚 : Kurenai No Buta

湯田温泉のホテル喜良久さんで貰った地域クーポン券2000円分を握りしめて夜の繁華街へ向かいます。
このクーポン券、すべてのお店で使用できる訳ではなく、湯田温泉の旅館協同組合が作っている「ゆだごごち」と言う冊子に紹介されている30数店舗のみで利用可能なクーポン券なのです。
だから「ここに入ってみようかなぁ…」と思っても使えない店だったりする。
ましてやボクはお一人様なので家族など複数人で行くような大箱のお店には入りにくくなかなか難しい。
結構ウロウロしながら歩いてると店先に「広島VS日本ハム」と書かれたボードが出てるお店を発見！
「ゆだごごち」のリストで確認するとクーポンが利用できるお店ではなかったのですが、「もしカープファンのお店だったら一人吞みでも寂しくないだろう」と思って入ることに決めました。

入店すると先客は1名カウンターに座ってTVの野球中継を見ながら呑んでおられます。
超ぽっちゃり系の店主にカウンター席を指定され、席に着き生ビールをお願いします。
生中と一緒に出された付き出しのポテサラをいただきながら一人で「乾ぱ～い」…湯田の夜のスタートです。
一品目は「店長おまかせ串焼き7本セット」をお願いしました。
冷陳ケースの陰になって焼き台は見えませんでしたがガス焼だろうと推測しました。
串焼きが時間がかかってたのでビールはすぐに空っぽ。
焼酎の品揃えが豊富なのでメニューを見てたらボクの大好きな紫（ゆかり）があるではないか！
店主に「ゆかりってあるんですか？」と尋ねると「すみません、ゆかりは入って来ないんです」だって(´-ω-`)
やっぱりねぇ、ボクの大好きなゆかりですがここ数年はお店で見たことはありません。
仕方なく「じゃ芋くっさい焼酎を…」とお願いすると鹿児島の「蔓無源氏」と言うのを勧められたのでロックでいただきました。
芋臭くて甘くて美味しい焼酎…
チビチビやってるとおまかせ串の登場です。
イカゲソ、鶏軟骨、もも、ずり、皮、ボン尻、つくねと拝見…どれも良い焼き加減で焼酎がすすみます。
中でも手作りと思うつくねが美味しかったですね。
すぐに焼酎が空になったので同じものをお代わりと「ささみわさび天」をお願いしました。
出てきた天ぷらは鶏ささみの間にわさびの葉漬が挟んであるもの…てっきり練りわさびが仕込んであるものだと思っていましたが、わさびの葉の風味とシャキシャキ感がとてもいいアクセントになって美味でした。
常連らしき先客と店主はカープ中継をみながら野球談議に盛り上がっています。
よそ者のボクは最初は黙って飲んでたんですが、カープの話しになると黙っておれず徐々に話の輪の中に入って行きました(*´ω`*)
この日は珍しく序盤からリードし、好プレーも多かったことから良い雰囲気でお話しできましたよ。
またまたあっという間に焼酎は空っぽ…「ちょっと違う焼酎を…」と勧められたのは鹿児島の大石酒造の「白濁 鶴見」という芋焼酎。
少し癖のある独特な香りとトロッと白濁した感じがとても心地よい焼酎でした。

生中1杯と焼酎ロック3杯で酔っぱらってしまったのでハイボールに切り替えて3杯は飲んだと思います(^_^;)ｲﾔ4ﾊｲｶﾓ
こんなに長居する気はなかったんだけどカープの話で盛り上がり、そして試合を最後まで見たくてついつい遅くなってしまった…それに居心地もよかったしね。

結局料理2品しか食べなかったけどそこそこのお値段…ま、あれだけ呑めば酒代だけでもバカにならんから妥当な値段ですが(^_^;)

ごちそうさまでした、使わなかったクーポン券は翌日地元のお客さんにプレゼントしたら喜んでおられました(^_-)-☆