上質のうどん、出汁、天ぷらを長時間、ブレることなく出し続けていることに敬意を感じる。初めてなら、あつかけ＆ちくわ天がオススメ : Udon Maruka

初訪は2012年12月8日。ご縁ができて11年2か月。直近の訪問は2024年2月19日。通算34回訪問

昼夜でメニュー構成、価格、システムとも基本的に同じなので、昼のレビュー1本で更新

【総評】
うどん、かけ出汁、天ぷらとも非の打ちどころなし。長時間、質をブラすことなく、提供し続けていることに敬意を感じる。温の出汁に特徴があると思うので、初めてなら、あつかけ＆ちくわ天を食べてみて欲しい

常時長蛇の行列だが、回転がいいので、極端に待たされることはない。総合力で全国屈指の佳店。私は当店から至近距離に勤務していて、待たずに入店できるタイミングを見計らって訪問できるので、うどんの新店開拓をする意欲が全くなくなってしまった

2022年12月の訪問で初めて居酒屋利用。うどんを食べつつ、天ぷらをアテにビールを飲むと最高。千円台で、これだけの口福感を与えてくれることに深謝！

■味
・うどん
　固さが前面に出てこない
　適度なモッチリ感
　キレイな麺線
　ツルツルとした喉越し
　全てのバランスが素晴らしい
　「直線的な固さの剛麺＝讃岐」と
　思っている人には伝わらないかも

・出汁
　いりこがキレイに香る
　雑味がなく秀逸。毎回完飲
　温の出汁の方が、いりこ
　の香り方が穏やかなので
　冷より温の出汁の方が好み
　冷の出汁は、すだちを入れると激ウマ

・天ぷら
　揚げ加減、素材の質とも素晴らしい
　ごま油の香りが心地よい
　(揚げ油を東京仕様に変更)
　海老天とちくわ天は、うどん店の中で
　最高峰の出来栄え
　食材原価率は高く、薄利多売
　(ごく稀に、揚げ油の鮮度が今1つと
　感じることはあるが安定感も抜群)

■頂いた品
食材価格の高騰を反映
2022年5月に天ぷら等を10～20円値上げ
2023年1月にも、うどんや天ぷらを値上げ

(2022年4月14日)
・あつかけ480円
・海老天330円
会計810円

(2022年4月15日)
・あつかけ480円
・磯ちくわ天220円
会計700円

(2022年4月18日)
・釜上げ500円
・かしわ天300円
会計800円
釜上げは提供時間9分と長め

(2022年5月31日)
・冷かけ480円
・海老天350円
会計830円

(2022年6月21日)
・あつかけ480円
・じゃこちくわ天230円
会計710円

(2022年7月4日)
・冷かけ480円
・海老天350円
会計830円

(2022年7月19日)
・あつかけ480円
・鯛ちくわ天230円
会計710円

(2022年8月3日)
暑い季節でも、あつかけが最高！
あつかけの出汁、ちくわ天は
うどん店で最高峰の出来栄え♪
・冷やしうどん570円
　氷水で冷やした夏限定メニュー
　胡瓜、柑橘系の果物が乗る
　わさびが市販のチューブ的
　(このわさびなら、個人的には
　なくていい)
・あつかけ480円
・えそちくわ天230円
会計1,180円
(お替りで△100円引き)

(2022年8月4日)
過去最高の出来栄えだったかも
うどんは適度な固さ
いりこ出汁の香りが最高
海老天は太く、ごま油の香り
と素材の味が相まって最高！
ウマすぎて悶絶！
・あつかけ480円
・海老天350円
会計830円

(2022年8月25日)
かけは温の方が好み
ちくわ天は揚げ置き的
前回の抜群の印象と比べると
やや微妙な食後感
ただやはり待ち時間ゼロは嬉しい
・ひやかけ480円
・じゃこちくわ天230円
会計710円

(2022年9月7日、10月6日、10月17日、11月25日)
うどん、海老天とも最高！
800円台で得られる最上級の口福
・あつかけ480円
・海老天350円
会計830円

(2022年12月5日)
雨天で珍しく客入りがまばらだったので居酒屋利用。温かいかけを食べ、天ぷらをアテにしながら、ビールを飲むと最高！口福感がハンパない♪
・キリンラガー小瓶380円
・あつかけ480円
・海老天350円
・野菜天380円
　(サツマイモ、蓮根、茄子)
会計1,590円

(2022年12月15日)
今回も居酒屋利用。温かいかけ+天ぷら+ビールの口福感がハンパない♪久しぶりのかしわ天も美味い！
・キリンラガー小瓶380円
・あつかけ480円
・じゃこちくわ天230円
・かしわ天320円
　胸肉、もも肉が各1個
　うどんのお供にもビールのアテにもいい！
・野菜天380円
　サツマイモは熱々ホクホクで甘みあり
　蓮根はシャキシャキの食感が楽しい
　茄子はジューシー
会計1,790円

(2023年1月31日&2月28日)
価格が上がってもなお800円台で
得られる最高水準の口福
・あつかけ500円
・海老天380円
会計880円

(2023年3月15日)
先日、テレビで香川県出身の
中野美奈子さんが山越の釜玉
を食べていたのに触発された
・釜玉560円
　美味いが、あつかけの方が好き

(2023年4月11日)
かけ出汁にちくわ天を浸して食べると口福
・あつかけ500円
・えびちくわ天240円
会計740円

(2023年5月9日&6月15日)
・あつかけ500円
・えそちくわ天240円
会計740円

(2023年5月11日)
このうどん、天ぷらを千円チョイ
で食べられる幸せを噛みしめた
・あつかけ500円
・かしわ天340円
・海老天380円
会計1,220円

(2023年9月5日)
・ひやかけ500円
・えそちくわ天240円
会計740円
生姜を溶かし、ちくわ天を浸すと出汁がちょうどいいバランスに変化していく

(2023年9月21日)
うどん、出汁、天ぷらの全てが
常時きちんとしていることに
改めて感嘆
・あつかけ&海老天880円

(2023年9月28日)
ひやかけの出汁とすだちの相性が最高
・ひやかけ500円
・すだち30円
会計530円

(2023年10月11日)
・肉うどん820円
牛肉、玉葱、青葱、生姜、鰹節の
味が汁に溶け出し、えもいわれぬ
ウマさ！

(2023年12月15日)
・あつかけ&海老天880円

(2024年2月19日)
・あつかけ中560円
　讃岐の焼きちくわ天240円
　会計800円

■システム
・お冷、料理とも給仕
・口頭注文→退店時精算

■卓上の調味料等
・出汁醤油、レモン汁、白ごま、
　七味、天かす
・お冷のポット。2杯目以降セルフ

＜訪問記録＞
■日時・待ちの状況
17時半～17:45過ぎが狙い目
・2022年4月14日。10:44。6回目
　その直前の訪問(2020年12月1日)
　から1年4か月ぶり
　入店待ち18分
　11:12退店。外待ち18名
　食事時間28分

・2022年4月15日10:45。7回目
　入店待ち16分
　11:14退店。外待ち10名
　食事時間29分

・2022年4月18日17:33。8回目
　入店待ちなし
　17:51退店。外待ち10名
　食事時間18分

・2022年5月31日17:17。9回目
　外待ち2名。入店待ち4分
　17:34退店。外待ち3名
　食事時間17分

・2022年6月21日18:21。10回目
　入店待ちなし。食事時間12分

・2022年7月4日17:47。11回目
　入店待ちなし。食事時間11分

・2022年7月19日17:48。12回目
　入店待ちなし

・2022年8月3日17:45。13回目
　入店待ちなし
　18:03退店。外待ち12名
　食事時間18分

・2022年8月4日18:03。14回目
　雨のせいか外待ちがなかったので
　反射的に入店！
　18:21退店。外待ちなし
　食事時間18分

・2022年8月25日17:37。15回目
　入店待ちなし。提供待ち3分
　17:47退店。外待ちなし
　食事時間10分

・2022年9月7日18:02。16回目
　入店待ち、退店時の外待ちなし
　18:15退店。食事時間13分

・2022年10月6日14:12。17回目
　昼時だが入店待ちなし！
　提供待ち8分
　14:27退店。食事時間15分

・2022年10月17日18:10。18回目
　入店待ちなし
　18:24退店。外待ち4名
　食事時間14分

・2022年11月25日18:25。19回目
　入店待ち4分
　18:42退店。外待ち15名
　食事時間17分

・2022年12月5日17:45。20回目
　入店待ちなし
　18:09退店。外待ちなし
　食事時間24分

・2022年12月15日18:07。21回目
　入店待ちなし
　18:29退店。外待ち3名
　食事時間22分

・2023年1月31日14:49。22回目
　入店待ちなし
　15:04退店。外待ち2名
　食事時間計15分

・2023年2月28日18:08。23回目
　入店待ちなし
　18:25退店。外待ち7名
　食事時間計17分

・2023年3月15日17:31。24回目
　入店待ちなし
　18:43退店。外待ちなし
　食事時間12分

・2023年4月11日15:41。25回目
　入店待ちなし
　15:55退店。外待ちなし
　食事時間14分

・2023年5月9日15:50。26回目
　入店待ちなし
　16:05退店。外待ちなし
　食事時間15分

・2023年5月11日18時。27回目
　入店待ちなし
　18:20退店。外待ち10名
　食事時間20分

・2023年6月15日17:02。28回目
　入店待ちなし
　17:17退店。外待ち12名
　食事時間15分

・2023年9月5日17:17。29回目
　入店待ちなし
　17:27退店。外待ちなし
　食事時間10分

・2023年9月21日15:22。30回目
　入店待ちなし
　15:37退店。外待ち4名
　食事時間15分

・2023年9月28日17:14。31回目
　入店待ちなし
　17:23退店。外待ちなし
　食事時間9分

・2023年10月11日17:10。32回目
　入店待ちなし
　17:22退店。外待ちなし
　食事時間12分

・2023年12月15日15:49。33回目
　席を片付けている間、1分程の待ち
　16:04退店。食事時間15分

・2024年2月19日17:08。34回目
　入店待ちなし
　17:24退店。外待ちなし
　食事時間16分

■場所
・最寄駅は神保町
・錦華通り沿いの路面店

■お店の状況
・大テーブル4卓。相席前提の構造
・席数キャパは30名弱
　コロナ禍では、お客を詰め込まず
　実質キャパ20名強
　5類移行後は席間隔を詰めている
・簡素な必要最低限の内装
・5～6名体制。人は厚い
・お冷は1杯目は出てくる
・お1人様女性の姿も目立つ
・BGMはロック

■トイレ
・入口右手奥。男女兼用。TOTO製
・洋式便座、小便器が同一個室内
・ミューズ、ペーパータオルを用意

(2022年7月29日)
評価平均3.83
レビュー3047件。3.91
マイレビュアー様102件。3.85

ほぼ1年半ぶりの訪問。うどんの粉の風味が落ちたと感じ、足が遠のいていた。偶々前を通ると行列待ちがなかったので反射的に入店。

久方ぶりの訪問で印象が大幅に改善。1杯500円前後の量産型の廉価うどん店の中では抜きん出た存在だと思う。うどんの形状は美しい。エッジが立っているし、表面は滑らか。しかも直線的な固さではない。特に釜玉のうどんの食感は絶品。モッチリ感が素晴らしい。ひやかけも出汁にいりこの風味がハッキリあり好印象。味の面での印象はかつてに戻ったので、夜の評価を☆3.4→☆3.8に引上げ。


■頂いた品・味～価格は税込表示
前回比、うどん価格は20円アップ
・ひやかけ(☆3.7)460円
・釜玉(☆3.9)520円
うどん2杯注文で100円引き。
会計880円

・茹で:見込みでの茹でだが回転がいいので状態良好。
・形状:やや細身。エッジが立っていて表面が滑らか。
・出汁
　いりこの風味が確り感じられる。
　少し雑味、エグみを感じるが許容範囲内。
・食感:特に釜玉のモッチリ感が素晴らしい。
・風味:小麦の風味は問題なく良好。

■システム
・フルサービス店。お冷、料理とも給仕。
・退店時精算。

■卓上の調味料等
・白ごま、唐辛子、ラー油、天かす、レモン汁。

＜訪問記録＞
■日時
・2020年12月1日18:25
　ほぼ1年半ぶり5回目。

■場所
・最寄駅は神保町。
・A5出口→靖国通を150ｍ程東進。
・三差路で左折→進行方向右手の路面店。

■お店の状況
・大テーブルが4卓。
・訪問人数に関わらず相席前提の構造。
・キャパは30名弱。
・極めて簡素な必要最低限の内装。
・コロナ禍でも席間隔はほぼ一緒。
・入店待ちなし。
・5～6名シフト。人はムチャクチャ厚い。
・女性のお1人様の姿も意外に目につく。

(2020年12月5日)
レビュー2278件。3.78/マイレビュアー様85件。3.85

3年チョイぶりの訪問。うどんの形状は美しい。エッジが立っているし、表面は滑らか。固すぎず、熟成感のある伸びやかさ。1杯500円以内の量産型の廉価うどん店の中では、うどんの鮮度、形状の良さ等の面で抜きん出た存在で、出汁もきちんとしている。ただうどんの粉の風味が決定的によくない。全てが水泡に帰している。粉の質をだいぶ落としたのではないかと思う。勘違いかと思い、日を置かずに再訪したが、印象は変わらず。僅か3年余りの間にうどん自体の風味がここまで落ちてしまったことに愕然。残念ながら、本当に力の入った品を出すうどん店と同じ土俵にいるとは到底思えない凋落ぶり。いまだに絶賛レビューがチラホラあるが個人的には違和感あり。待ち時間に見合う満足は得られなかったので、再訪水準未満に評価を引き下げ。

■頂いた品～価格は税込表示
(2019年5月29日)
・ひやかけ440円
・鯛ちくわ天200円=会計640円

(2019年6月4日)
・ひやかけ440円
・釜玉500円
・とり天260円。
もも肉と胸肉が各1個
うどん2杯注文に因り△100円引き。
会計1,100円

＜うどんの茹で、形状等＞
・茹で
　見込みでの茹で
　回転がいいので状態良好。

・形状
　やや細身。
　エッジが立っていて表面は滑らか。

・出汁
　いりこの風味が確り感じられる出汁。
　雑味、エグみはなし。
　もう少しいりこが強い方が好み。

・食感:伸びやかさ、熟成感があり好み。

・風味:小麦の風味が決定的によくない。

■システム
・フルサービス店。お冷、料理とも給仕。
・原則は行列に並んでいる間に口頭注文。
・退店時精算。

■卓上の調味料
・白ごま、唐辛子、醤油、レモン汁。

■待ちの状況
(2019年5月29日)
・18:35到着。外待ち21名。
・18:55入店。提供待ち数分。
・19:09退店。外待ち13名。

(2019年6月4日)
・18:35到着。外待ち17名。
・18:49入店。提供待ち数分。
・19:03退店。外待ち18名。
→行列待ち1人あたりの待ち時間約1分。
　食事時間の総計は約30分が目安。

＜訪問記録＞
■日時
・2019年5月29日18:35頃。
　3年1か月ぶり3回目。
・2019年6月4日18:35。4回目。

■場所
・最寄駅は神保町。
・A5出口→靖国通を150ｍ程東進。
・三差路で左折→進行方向右手の路面店。
・常時行列なので目印になる。

■お店の状況
・大テーブルが4卓。
・訪問人数に関わらず相席前提の構造。
・キャパは30名弱。
・極めて簡素な必要最低限の内装。
・6～7名シフト。人はムチャクチャ厚い。
・女性のお1人様と外国人観光客の姿が目立つ。
・特に外国人観光客は満足気でない人が高比率。

(2019年6月8日)
レビュー1986件。3.84/マイレビュアー様71件。3.87

【再訪】2016年4月14日18:20頃の訪問。お江戸の高評価のうどん店を回ってみようと約3年4ヶ月弱ぶり2回目の訪問。夜は初めて。

■場所:最寄駅は神保町。A7出口→靖国通を東進→大きな三差路で左折→進行方向右手。営業時間中は常時行列なので目印になる。
■入店から退店迄の流れ:18:20頃着(外待ち10名)→18:28頃入店→18:36頃つけの提供→18:43頃釜玉提供→18:50会計を終え退店(外待ち21名)
行列人数が多くても待ちの人数×0.8～1分程度の入店待ちなので回転は非常にいい。
■注文方法：行列に並んでいる間に注文。(提供迄の待ち時間が短くなり、回転が良くなる。効率的なオペレーション)
■会計方法：券売機制ではなく退店時精算。
■お店の状況等
・大テーブルが3卓。訪問人数に関わらず相席前提の構造。キャパは30名程。極めて簡素な必要最低限の内装。
・ざっと見た範囲で調理が5～6名程、給仕が3～４名程と人はムチャクチャ分厚い。

■注文の品
価格は税込表示。つけ400円＋釜玉460円-2品注文に因る△100円割引で会計760円。

■味等
・つけ☆3.4
・釜玉☆4.0

うどんは以下の通り。
・茹で:ベースメニューは見込みでの茹でが基本。釜揚げ、釜玉は注文の都度の茹でのよう。ただお客さんがひっきりなしなので、うどんが回転し続けており、常にほぼ茹でたてのうどんにお目にかかれると思う。高評価がお客を呼び、うどんの回転率が上がり、常に良い状態のうどんが提供できるという好循環。
・形状:讃岐的なうどんとしては一般的な太さだと思う。

・食感
(つけ)伸びやかさというより、直線的な固さの印象が前面に出る。
(釜玉)つけとは印象激変。モッチリとした官能的な食感を楽しめる。玉子との絡みもよく最高♪
・具材等:つけの薬味は葱、生姜。釜玉は玉子と葱。
・つけ出汁:いりこの風味が確り感じられる出汁。かといって雑味やエグみは感じず良好。

■総評
・釜玉は人生最長不倒記録を更新♪♪♪モッチリとした官能的な食感は初めての感覚かも。
・ただつけは固いとの印象が前面に出る。釜揚げか温の品の方がいいような気がする。
・恐らく釜揚げ以外は見込みでの茹でだが、お客さんがひっきりなしで麺が常時回転しているので、麺の鮮度もバッチリ。
・回転がよいので薄利多売が可能。価格設定も良心的。2杯で760円という価格は素晴らしい。
・1品が500円以内の廉価のうどん店の中では、うどんの鮮度、形状の良さの面で抜き出た存在だと思う。
・食べログの4点超えの評価はさすがに違和感を禁じえないが、都内で価格比、最上質のうどんを頂けるお店なのは間違いないと思う。
(2016年5月4日時点:レビュー1356件。4.07/マイレビュアー様53件。3.94）

<初回レビュー>
・タイトル:念願の初訪問！！香川のうどんをそのまま出すという想いを込めたうどん店！！次回は釜玉か釜揚げに挑戦することでしょう！！
2012年12月8日11：20頃の訪問。名高い讃岐うどんのお店に念願の初訪問！！

新幹線の東京駅で降り、徒歩で都営三田線の大手町まで移動し、神保町まで1駅。A5の出口を出て少し迷うも、何とか到着！土曜日の開店間もない時間のせいか約20人位の行列で、待っている間にも後ろにどんどん人が並んでいく。凄まじい人気ぶりにまず若干圧倒される。（ただ、回転が非常に良く10分程度の待ち時間で席に案内された。）

並んでいる際に改めて、お店を見ると香川県の香の文字が○で囲んである。漢字での「丸香」という店名表記のしか知らなかったのだが、正直、受ける印象が全く違う。この表記からは、少し大袈裟に言えば、香川県を代表して、東京に「香川そのもののうどん店を作る」というお店側の決意のようなものを感じる。

■頂いた品
まず、メニュー選びに物凄く迷う。ぶっかけは夏期限定、カレーは冬期限定とのことだが、初めてのうどん店に来てカレーうどんというのはそもそもありえない。

必然的にかけ、つけ、釜揚げ、釜玉の中からの選択になるのだが、これが本当に難しい。最後に決め手になったのは、トッピング。香川の味だと書いてある上天が「かけとしか組合せられない」というのだ。

店名を見て、香川県の旗を背負っているというお店の意気込みを勝手に感じていたので、上天を外すわけにはいかない。必然的にかけを注文することになった。これだけでは、やや寂しい気がしたので、かしわ天を追加。

結果、かけの普通３８０円、上天100円、かしわ天180円の計660円！お値段もいい感じ！！

■味・総評
注文して比較的すぐに提供される。むしろ早すぎる位の印象で、茹で置きなのかなと、やや心配になる。

うどんの見た目は美しい。まず麺のかたちというか佇まいがいい。

最初にかけ出汁を飲んでみる。個人的には、少しだけ薄い気がする。

上天が乗せられているので、これまたパクリと一口。魚のすり身を揚げたもののようだ。ただ、そのままでは温かくはないので、かけ出汁の中に浸しておく。こうすると、上天も温まるし、出汁にも上天の味が出て一石二鳥のはず。この時点で、上天がかけとしか合わせられないという意味が少し分かった気がした。

かしわ天は、胸とももが1つずつで、ももの方は胡椒を効かせてある。どちらも美味い！

こちらもかけ出汁に浸すと、鳥の味や天ぷらの衣の風味がかけ出汁に溶け出して、味わいを重層的にしてくれる。うーんいい感じ！！

うどんの麺だが、極限まで、モチモチとしているだろうとの勝手なイメージというか先入観を持っていた（ほぼ妄想に近いくらいに、もの凄くモチモチしているだろうと勝手に想像していた）ため、この日に関して言えば、（もっともっとモチモチしていて欲しい！！）と思ってしまった。

美味しかったのは間違いない。ただ、これ以上ありえないくらいの期待感というかハードル上げ過ぎていた。（というわけで評価は、比較的抑えめ。）

また、かけ出汁も、当然いりこがメインだと思うのだが、もう少しだけ、いりこの押し出しが強くて、もう少しだけ、かけだしの温度が温かい方が、個人的にはより好みだったかもしれない。もちろん、あんまり熱いと出汁の風味がなくなるので、温度調整は難しいとは思うけれど。

結局、かけ出汁については、上天とかしわ天の風味が溶け出して、パワーアップしたので、最終的には美味しく最後の1滴まで飲み干してしまった。自然な味わいなので、本当にゴクゴクと飲めてしまう！

次回は、釜玉、釜揚げ、げそ天あたりにもチャレンジしてみたいと思う！

ご馳走様でした♪♪♪必ずまた伺いたい！！！