北参道の小さなステキワインバル
週一のパーソナルトレーニングジムを会社の先輩からのお誘いにより、キャンセルするなど運動不足の極み。
とりあえず仕事を早く切り上げ、会社から家まで歩こう。
何となく。
そう何となく、いつもの道から一本中に入って歩いていたら、目立たない場所に新しいお店が出来てるじゃないか。
外から少し覗くと、お酒も飲めて、軽く食事もできるようだ。
値段も北参道という土地と内観、外観の雰囲気からしてもお手頃。
「良さそうだな、またこよう」。
そう思って、通り過ぎたのだが後ろ髪をがっつり引かれてしまい、伝家の宝刀「せっかくだし」と言う、便利な言葉を使い、踵を返し、入店。
先客なしの口開けとなる。
白木の真新しい大きなカウンターが印象的。
席数はカウンターが6〜8席、4人がけテーブルが一つ。
ショートボブの似合う、女性が一人でまわしていた。
カウンターに座り、まずはハートランドでプハァ。
可愛いイラスト入りの手書きのメニューより、以下を頼む。
タルマヨ...ゆで卵に自家製タルタルがかかっている、ウフマヨのタルタルバージョン。勿論、単なるマヨより玉ねぎのザクザク感があって、豪華な感じ。ケッパーが良きアクセント。
大山どりのチューリップクミン揚げ...入店しようと思ったのはスパイスの名前を見つけたから。
無類のチューリップ好きとしてはスルーできない。
クミンはパウダー使いかと思いきや、ホール。
柔らかな鳥モモ肉と香ばしく揚げられたクミンがよく合う。
ビールは早々に無くなっていて、白ワインというか、オレンジワインなる未体験なワインん頂いた。
皮まで使っているから濃厚で、力強い果実味。
肉料理に負けない白ワイン。
ロゼよりも重みがあって、好きだった。
それから、カレーがメニューにあるのを見逃さなかった。
カレーに合うお酒を見繕ってもらい、小さいサイズのカレーを追加でお願いした。
お酒は北欧だったかしら。
その辺で作られた、樽熟させたクラフトジン。
ジェニパーベリー過ぎない、どこかカルヴァドスを思い出す、ジンだった。
カレーは敢えて具を入れてないようで、滑らかなソースという感じ。デフォでキチンと辛さがあり、有難い。
米は黒米だったが、サフランライスでも良さそう。
そもそも、「ルー」はフランス語なのでワインバル、ビストロで出されて然るべき。
OLを辞められて、服部栄養専門学校通いからのビストロで10年修行を積み、晴れて、半年前にこの店をオープンという事だが、すでに常連さんをがっちり掴んでいるようで、北参道らしいアパレルの匂いのするオシャンな方が続々と入店していた。
中途半端な間借りカレー屋としてはその行動力に感服するのみ。
いつもと違う道を歩いてみるのも良いものだなと思いつつ、そもそも、何故、歩いて帰っているのかという目的を忘れ、肥大したお腹をさすりながら、店を後にした。
店名 |
Vin mari(Vin mari)
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類型 | 洋酒吧、法式小酒館 |
預約・查詢 |
03-6812-9109 |
可供預訂 |
可以預訂
予約が確実 |
地址 |
東京都渋谷区千駄ヶ谷4-3-7 1F |
交通方式 |
距离北參道 109 米 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算 |
¥5,000~¥5,999 ¥2,000~¥2,999 |
預算(評價匯總) |
¥6,000~¥7,999
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付款方式 |
可使用卡 无使用電子錢 无使用二维码支付 |
座位數 |
10 Seats ( カウンター6席、テーブル4席) |
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個人包廂 |
不可能 |
包場 |
可能的 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
不可能 |
空間、設備 |
有吧檯座位 |
酒水 |
有葡萄酒,對葡萄酒講究 |
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此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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開店日 |
2018.11.6 |
今日は北参道に住む友人にこの店を紹介がてら、さくっと飲んだ。
オリーブのコンフィ、自家製ケチャップ付フレンチフライ、ヤンソンさんの誘惑。
「ヤンソンさんの誘惑」という面白い名前に惹かれ、頼んでしまった。
スウェーデンの伝統料理らしく、スウェーデンでもこの名前だという。
名前の由来は諸説あるが、ヤンソンさんという菜食主義者の宗教家がこの料理の匂いについついつられ、誘惑に負けて食べてしまったという説が面白い。
あめ色になるまでじっくり炒められた玉ねぎの甘味と香ばしさに、アンチョビの香りと、ポテト。表面にこげたパン粉。
誘惑されてしまったのも納得だ。
アルザス地方の微発砲の辛口白ワインがとても合う。