居酒屋のカツ丼が出色の完成度！ : Nakayama

こちらはランチでよくお世話になっている居酒屋さん。居酒屋さんではあるものの、ランチタイムはお魚ではなく揚げ物がメイン。びっくりするようなクオリティの高さで、自分も含めた多くの常連客が吸い寄せられています。

一番人気はヒレカツ、メンチカツ、アジフライの「盛り合わせ」ですが、この日は気分で『カツ丼／850円』をオーダー。液晶テレビが真横に貼り付けてあるテーブル席で出来上がりを待ちました。

やってきたお盆には、カツ丼、お味噌汁、生野菜サラダ、お新香がオン。以前はキャベツの千切りとサラダが別々に盛り付けられておりましたが、最近はそれが１つに統合されましたね。

カツは６つにカットされており、ボリュームも満点。衣をトロットロの半熟卵がいい具合にカバーしています。割り下は甘過ぎず辛過ぎずの絶妙なバランス。やたらと甘口の所が多いお蕎麦屋さんのカツ丼とはまた違った旨さを体験出来ます。

カツはロースを使用しているので、少し脂身も混じっています。でも揚げ方が上手いんでしょうね、トロけるように柔らかく仕上がっている脂身は、苦手な人でも難なく食べられると思いますよ。

脇役のサラダにかかっているドレッシングも美味しいし、お味噌汁も出汁が効いていて実に美味い。850円で文句のつけようのないクオリティです。

この界隈には1,000円以下のカツ丼を提供するお蕎麦屋さんやとんかつ専門店などが数多く点在していますが、この価格帯なら、ここが一番美味しいだろうな。

居酒屋なのにランチは揚げ物オンリーという潔いお店( ＾ω＾ )。さぞかし自信があるんでしょうな、と想像しながら平日のランチタイムに入店しました。

初訪問でしたので、色々と味わえる『盛り合わせ定食（\970）』をオーダー。作り置きではないようで、そこそこの時間をしっかりと待ってから料理の登場です。

揚げ物はヒレカツ×メンチカツ×アジフライの豪華３種。ヒレとメンチは予めカットされていて、綺麗な断面が確認できます。どれも揚げたてでサックサク！揚げ色も綺麗ですねぇ。

アジは白身がフワッフワ、メンチはしっかりとジューシー、ヒレ肉はしっとりと。多彩な食感を楽しめました。キャベツから流れ出た水分が、サクサク感を少々損なっている部分がありましたので、揚げ物を置く底上げの網台があれば言う事無いですね。

座席は元々ブースに仕切られており、コロナも気になりません。店員さんは皆様元気があって、しっかりと挨拶。ランチにお刺身や焼き魚はありませんが、穴場的な良いお店だと思います。