鯖の刺身がちょっと... : Saba miyama

2017年11月訪問。現在3.58点。口コミ数21件。

この日大手町に用事があった連れに伴い、この界隈で食事をすることに。
鯖好きの私が前から興味のあったこちらに伺うことにしました。

場所は皇居に隣接する日本生命ビルの2F。
ビルは新しくきれいで空間が広い。
エスカレーターで飲食店街である2Fに上がりますが、
ビルのつくりの関係(吹き抜け)で、どのお店もどうも狭いようです。

特にこちらのお店は、まさかドアも何もないようなところとは思わず
最初入り口を探してしまいました。
また椅子が高くバーのようなものを使っており、少々落ち着きません。

目的の鯖寿司を注文します。
バッテラと炙りとあります。炙りは表面を炙るとのことでしたので、それを。
あとお勧めという生鯖の刺身、鯖のコロッケ、おでん、ビール等を注文。

さて鯖寿司(炙り)は、ご飯の部分が小ぶりでレア加減が残る鯖のうま味を味わえます。
これは美味しい！
あっという間に無くなります。

ところが鯖の刺身が鯖自身小ぶり。
量があまりにも少ない。
背側と腹側を切り分けて出されたのですが、
もう少し大きいブリやカツオなら兎も角、分ける意味が分かりません。

鯖好きを標榜する私がこんなことを言うのも何ですが、
鯖はつみれにしたりじっくり焼くと途端に庶民の味になってしまうので、
鯖寿司専門店なら兎も角、今の品数で押すのはちょっと無理があるように思います。

もし「良い鯖とお酒のお店」を標榜するのであれば、
今度はもう少しお酒を充実させないと、難しいのではないかなあ。

やはり本場の名店のようには、行かないかな。