ジューシー、具沢山でふっくら、しっかり味の餃子が幸福を運ぶ : Shounan Chigasaki Koufuku Gyouza

6月の平日。
その日のランチはカレー(変わり映えしない)か餃子と決めていました。行程の都合で先に寄ったカレー店はシャッターが降りていました。悩む必要なくその日のランチは餃子になりました。餃子だったら「幸福餃子」に伺おうと決めていました。

海岸線のドライブが順調で、お店に着いたのは開店の30分も前。するとお店の若い女性が出て来て、テイクアウトかと聞かれました。店内での飲食を伝えると、テーブルで待っていてもいいとのこと。それも申し訳ないので開店まで散歩をすることにしました。すると、商業施設など時間潰しの場所を教えてくれるという親切さ。加えて、車もそのまま置かせていただきました。

時間少し前に戻ると、1組が来ていました。あらためて店内を見ると、餃子店とは思えないきれいさです。餃子とはイメージの異なるカジュアル感です。入って右手には小上がりがあります。座敷とテーブル席もあるようです。
ご年配のお店の方もいらして、やさしく親密な感じで話しかけてくれます。餃子だけでなく、この雰囲気も店名の通り「幸福」にしてくれそうです。

となると、メニューを見て「幸福定食」(1000円)にしてしまいます。幸福に飢えているわけではないのですが。この定食には、餃子の他にお楽しみ3品が付くのも魅力です。

幸福定食到着迄に20分程かかりました。
ご飯、味噌汁、餃子の他にお楽しみとして、サラダ、帆立焼き、魚が盆に載せられています。

食べ始めると、年配のお店の方が来て、「この鰯は骨まで食べれますよ。美味しいですか？」と声をかけてくれます。確かに煮汁が美味しく、その煮汁が染み込んだ鰯は柔らかくいい味していました。勿論、骨までいただきました。

帆立焼きは小ぶりのものが5個も入っていました。餃子のオマケにこんなものが付くなんて贅沢な気もします。嬉しいですね。

そしてメインの餃子は、ふっくらと大きく、狐色に焼かれ、汁が飛び出す程にジューシーです。餡もたっぷりで、ニラが効いていて美味しいんです。一般的な町中華で食べる餃子も好きですが、それとは一線を画している感があります。
餃子が2人前のW餃子定食なんていうのもありますが、この美味しさだと食べれてしまいそうです。

帰りがけに「お待たせしてすみませんでした。」と言われましたが、最後まで愛想良く丁寧でした。少し出すのが遅れたなんてことまでしっかり覚えてらっしゃいます。

ここでは焼き餃子が売りではあるのですが、「W半餃子定食」という焼き餃子も水餃子も一人前ずつ付く定食を次回にいただいてみようと思います。水餃子も美味しいんだろうなと。

ご馳走様でした。