店名 |
Ishiya
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類型 | 食堂 |
預約・查詢 |
019-692-2066 |
可供預訂 | |
地址 |
岩手県岩手郡雫石町寺の下48-1 |
交通方式 |
JR田沢湖線雫石駅北口から徒歩1分 距离水滴石 61 米 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算(評價匯總) |
~¥999
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付款方式 |
无使用卡 无使用電子錢 无使用二维码支付 |
座位數 |
40 Seats ( (座敷20席、テーブル20席)) |
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個人包廂 |
不可能 |
包場 |
不可能 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
可能的 5台 |
此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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位置 |
家庭式餐廳 |
網站 |
2022.6.4 11:45
・よしゃれラーメン:¥700
•雫石を初めて訪れた5日前から、どうも気になる「よしゃれ」なるキーワード。
特に目に付くのが、雫石町のメインストリートとの“よしゃれ通り商店街”と、駅前に聳え立つこの店の「よしゃれラーメン・よしゃれそば」の大きな文字。
•茶屋の女将が、山伏に扮して地下用水路を探りに来た南部氏の隠密を看破した際の言葉が、(関西弁の「よしなはれ」にあたるらしい)「よしゃれ」。
天正年間(1573~92)のこの故事が、この辺りに住む人達の矜持・精神的な支えとして、歌になったものが“雫石よしゃれ”と言う民謡。
そして、その踊りの練習の合間に食べられたそばが“よしゃれそば”との事。
•スープは、醤油・こくまろの2種から選べたので、正統らしい「まろやかな鶏だし」と言う後者を選択。
•辛み(2~4倍 無料/5~10倍 +50円)の調節の説明を聞き、4倍でお願いする。
•キャベツ・人参に加えて山菜を炒めたものが、主な具として麺の上に。
•更にその上に、とろみの有る雑穀の様な白い粒・ぬめりの有るキノコ・豚挽肉・刻み葱が乗る。
•何処かで食べた覚えの有る
「白い粒は何か?」と尋ねれば、
「蕎麦の実。一緒に食べるとおいしいと思って入れています。」との事。
•コゴミ・ゼンマイ・蕨・蕗が辛うじて判別出来た位で、その倍の種類は優に入っていそうな多種多様な山菜。
炒められている事で一体感が有る。
•あまり感じ無かった「辛み4倍」だが、スープに浮かぶ挽肉や蕎麦の実を追って蓮華を使ううちに、気付けば(席が空くのを待っている間に見かけた先客と同様に)顔中の汗を袖口で拭っていた。
•産地直売所等で実際に販売しているところ、道端で山菜を採る人々、また更に奥に迄分け入っているのであろうその道端に停められたままのクルマ、それら山菜採りを禁止した看板等、今回、秋田・岩手を訪れて初めて触れた山菜文化は、旅の最終日、このラーメンに極まれり。
惜しむらくは、宿酔の寝起には日本蕎麦の“よしゃれそば”の方が適当だった様な、はたまた宿酔では無いコンディションでビールと共に“よしゃれラーメン”を食べられれば良かったと、無い物ねだり。