そば寿司　せいろうそば : Yabusoba

　神戸阪急新館二階の飲食店街には、高級なお店が並んでいます。普段は立ち寄りもしないのですが、9月30日に、そこのお店すべてが閉店してしまう、ということなので、ちょっと訪問してきました。
　行ったのは「やぶそば」です。
　東京三大そばといわれているのは、富士そば、小諸そば、ゆで太郎ではなく、藪、砂場、後一つが出てこない、えーっと更級です。
　貧乏舌ですので、名店のそばの味もわかるはずもないのですが、閉店してしまうというのなら一度は食べておきましょう。


やぶそば　神戸阪急店
　神戸阪急新館２階「やぶそば」本格的な江戸蕎麥をご提供。東京の千代田区神田にございます「藪（やぶ））総本家「かんだやぶそば」の公式なのれん分け店でございます。


　そば屋でそばを食べるなら、ざるそばです。神田藪ではせいろうそば 825円というようです。
　そして、そば寿司 880円も頼んでみましょう。
　注文します。
　こっちの店では歌わないんだな。神田の藪で注文したら、奥に注文を通すのに歌うように伝えていたのが印象的でしたが、こちらではそのしきたりは破棄されているようです。

　そば寿司がきました。
　シャリの代わりにそばを使った巻きずしです。
　こんな成形しにくい物をよくもまあ上手に巻いてあるもんです。
　うん、そばです。そばの香りがします。

　せいろです。
　神田藪のそばは、なぜか緑がかっていました。何かを混ぜているのですが、その何かって忘れてしまいました。ヨモギかワカメか、なんか植物を混ぜてたように記憶しています。
　でも、ここのそばは、それほど緑ではありません。
　まずは、そばを一本そのまま。
　もぐもぐ。しっかりとしたそばです。エッジがたつほどではありません。一本一本の太さがとってもきれいにそろっています。ここまでそば切りができるまでどれぐらいの練習を重ねたんだろう。

　そばつゆは、めっちゃ塩辛いです。そばをドボンと全部つけてしまうと「辛っ」となってしまいます。
　1/4ぐらいをそばつゆにつけ、一気にズズズっとすすり込みます。最初はそばだけの味がして、後からそばつゆが入ってきます。

　そばを食べ終わると、そばつゆをそば湯で割っていただきます。
　そば屋では最後にこれをしなくてはいけません。


　10月以降、大阪梅田の阪急で新たに営業を始めるそうです。


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