秘境で輝く星「コロポックル山荘」
江別市郊外、小さな看板を頼りにハンドルを切る。
舗装の無い道をおそるおそる進むと、やがて車がすれ違う事もやっとな幅の
林道に変わる。「???」不安を感じつつも、時々出現する看板や幟にホッと
しながら前進前進・・・すると景色が開け、そこに小さな蕎麦屋が出現する。
「コロポックル山荘」 江別らしいレンガ作りの三角屋根の店舗は店主の生家
を利用したと言う。店内も古民家風で、郷愁を感じさせられるような・・どんな
客もホッと落ち着けるような雰囲気だ。靴を脱いで店に入ると、穏やかでアット
ホームな雰囲気のご夫婦が迎えてくれた。
「もりそば」 600円
近くの農家で栽培されるキタワセ種を手刈りにて茎ごと天日乾燥、茎から養分
を吸い取り実が熟成、そして乾燥させる事により更に甘味が増すそうだ。そうし
て挽いた蕎麦粉を二八で手打ちする。
角の立った見た目が綺麗だ。
プリっとシコシコした食感で、この時期としては風味も良く、噛み締めた際の甘味
もしっかりと感じられる。
そして水切り具合が絶妙だ。新鮮な水でコーティングされたような美しい蕎麦は
当然喉越しも良く美味い。
つゆは旨味が効いた言わば「バランス型」。どの味わい要素も突出する事無く
まとまり、ほんのりと甘さも感じられるやや濃口。
薬味は可もなく不可も無くと言った印象であり、蕎麦湯は白濁でややトロリとした
茹で汁。
個性を感じ取りにくい「二八の並粉蕎麦」だが、じっくり味わうと随所にキラリと光
る魅力を感じ取る事が出来る。例えるならば「まじめな優等生蕎麦」だ。
趣味蕎麦寄りだが、大衆的魅力も感じられる蕎麦・店の雰囲気なので、蕎麦の量
が少ない点にはやや不満の残るところ。しかしそこは「大盛り」でカバーしたい。
せめておにぎり等があれば嬉しいのだが・・・
「森の中の道を信じて進む・・・するとそこには輝く蕎麦が待っている」
店名 |
Koropokkuru Sansou
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類型 | 蕎麥麵、天婦羅 |
查詢 |
090-3892-8281 |
可供預訂 |
無法預約
土。日。祭日の予約は出来ません |
地址 |
北海道江別市西野幌927 江別市森林キャンプ場隣 |
交通方式 |
距离大麻 2,406 米 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算(評價匯總) |
¥1,000~¥1,999
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付款方式 |
无使用卡 无使用電子錢 无使用二维码支付 |
座位數 |
20 Seats ( テーブル 4×3席、8×1席) |
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個人包廂 |
不可能 |
包場 |
不可能 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
可能的 店前 8台 |
空間、設備 |
平靜的空間,有露天雅座 |
酒水 |
有日本清酒 |
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料理 |
對蔬菜菜式講究 |
此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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位置 |
風景優美,神秘不為人知的餐廳,家庭式餐廳 |
開店日 |
2004.. |
大丈夫なのか?というような道を行けば店は現れる。迷わず行けよ!行けば解るさ!
季節営業、江別市の隠れた名店に10年振りの再訪問、当時はまだまだ経験値が足りずとも、蕎麦を食べ歩いていた私を唸らせた蕎麦は健在かな?
■もりそば 700円 R4沼田産新そば
青き上立ち香は上々、やや細めに打った蕎麦はキリリと冷やされ喉越しが良い。水切りは少し緩いと感じたが、水が美味しいせいか嫌な感じは無かった。コシは若干柔らかめながら、やはりコロポックル山荘らしさが出た良い蕎麦だ。
汁は出汁を鰹のみで引き、雑味無くシャープな旨味がさっとキレる中濃中口でこれも個性。蕎麦との相性も良い。
やはり良かった。古き良き時代から持て囃された二八蕎麦、どこか安心感のある本格派だ。会計はご主人が担当、その後お客が見えなくなるまで入り口に立ち、見送る姿が印象的だった。70歳を超え、歳をとった感は否めなかったが、出来れば末永く頑張って頂きたい。