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煮干しのコク深い、だがクセのないやさしい煮干しそば
健康診断を無事に(?)終え、開放感あふれる夏の陽光あふれるお昼どき。当然朝ごはん抜きだから、お腹空いてるでしょう、美味しいもの食べたいでしょう、そうくりゃ美味しいラーメンでしょう!! というわけで、相模原から車で15分程度、なにげにけっこう近い「煮干しそば 虎空」さんに向かいました。多摩ニュータウン通り沿いを走り、相模原市民には馴染み深い焼肉屋「味ん味ん」さんを通り過ぎてすぐ、街路樹の合間から店の名前がちらちらと見えてきます、入口は狭いが駐車場有り。
レビューを読むとけっこうな人気店らしく、ちょうど昼時ということもあったし並ぶの覚悟でドアを開けてみると、運良く席が空いていて、すぐ座ることができました。ラッキー。ちなみに席はカウンター席の8席のみ、うち先客6。自動券売機で食券を購入するのか…いつもなら迷っちゃうシーンだけど、この時間で選べる(押せる)のは煮干そば(780円)だけらしく、迷う必要なく煮干しそばをプッシュ。本当なら大盛に、せっかくきたのだから味玉も付けたかったのだが、先ほど乗った体重計が自粛しろと無言の圧力をかけてくるので(汗)仕方なく基本のラーメンのみを頂くことに。ところで、濃厚ニボつけ麺は13時からの提供と時間が早まったようですよ。提供時間を遅らせる意味はよくわかりませんが、真打は遅れて登場するものというやつですかね? デフォでにんにく入りというのがものすごく気になりますね。
店員さんは、若い男性(配膳・調理補助)と壮年男性(メイン調理)。凛々しく真摯な接客態度が印象的ですね。店内は和テイストな喫茶店のよう、店内BGMがジャズというのは思い切ったことをなさる。ただ、開店当初は喫茶店のようなラーメン屋ってのは昔から割とあって、でもどうしても汚れていっちゃうのよね。すぐにね…。虎空さんも内装が一部剥がれていたり、雰囲気が良く清潔感あるだけに気になりました。さて、僕のラーメンは2ロット目、カウンターの中で静かに繰り広げられる、一杯入魂といった心意気を感じさせる調理シーン、どんぶりの縁にまで気を配っている様子を、かすかに漂う煮干し臭に包まれながら、メロウでスムーズなサウンドに身を委ねながらの、心地よい7~8分、満を持して配膳されてきました。
持ちやすく、それでいて持ち重りのする真っ白いどんぶり、その白く広い縁と茶濁スープとのコントラストが妙に美しい。中央の刻みネギを軸に、チャーシュー、かいわれ、メンマと、その配置はまるで新品時計の針みたい。そんなラーメンの佇まいが、なんだか食べる側にも繊細な食べ方を要求してくるみたいで、僕は食べる前にクンカクンカ嗅いでみた(どこが繊細だw)。これは、鰯かな、青魚的な匂いが強い。まずスープを、んん、確かに期待通りの煮干し風味、だけどガツンとくるとかしょっ辛いというほどではなく、後から追っかけてくる醤油もそれほど主張はしない。エグ味はなく、繊細なままコクをもたらすことに成功してる、どちらかというと煮干鰮らーめん 圓をやや脂っぽくしたような味わい。オラ脂ダイスキ、これはこれで悪くない。歯触り鮮やかで味わいの奥ゆかしいメンマ、とろっとろで味も濃厚極まれるチャーシュー、かいわれはスープの煮干し感を和らげてくれてるようでむしろ、煮干し風味を舌に"また最初から"味わわせる貴重な機会(タイミング)になってますね。そして煮干しそばには定番のやや細め・小麦粉風味強めのストレート麺(やや硬めの茹で加減)は、スープの煮干し感を無暗に拾わない、突き放すようにスムーズ、まさにジャズ。
まぁ正直、僕にとってインパクトを感じさせるほどのラーメンではなかったけれど、完成度の高い、落ち着く美味しさでした。それにこの店、濃厚ニボつけ麺が一番人気らしいし、それこそまさに僕が求めていた煮干しラーメンだっていう予感するしw この7月18日(超最近)から提供時間が1時間早まったそうだし、これはもう近いうち再来店するしかないっしょ。ハイ。
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月の森
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店名 |
移転
煮干しそば 虎空
|
---|---|
ジャンル | ラーメン、つけ麺 |
住所 | |
交通手段 |
京王相模原線 京王堀之内駅 徒歩7分 京王堀之内駅から382m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
|
支払い方法 |
カード不可 |
席数 |
8席 (カウンターのみ) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 店舗西側に4台(なお、平日の12:00~15:30、19:00以降、および金曜・祝日は、7台駐車可) |
空間・設備 | カウンター席あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
オープン日 |
2011年11月5日 |
備考 |
つけ麺は14時からの販売。 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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前回(2017.7.20)「煮干しそば 虎空」さんに初めて訪れたとき、時間的に「煮干しそば」しか食べられなかったが十分美味しくて、そうなると一番人気だという「濃厚ニボつけ麺」はどれほどのものなんだろう…と気になって気になって仕方なく、それほど日を置かずして再訪。金曜日の15時頃と、さすがの人気店でもこの時間は客もまばらだろう、と思いきやまさかのほぼ満席。かろうじて角の席が空いていたので助かったが、みんな考えることは同じなのか、というかこんな中途半端な時間に食べたら夕飯入らなくなっちゃうよ? え、おやつ? あ、はい…。
前回は封印されていた例のボタンが、解放されているぞ―(濃厚ニボつけ麺は13時からの提供です)―よし今だ耕司だっ「濃厚ニボつけ麺大盛(1.5倍)880円」をタッチ。待ち構えていた店員さんに食券をお渡しすると、「ニンニク入れていいですか?」と尋ねられる。「お願いします」と僕は応える。にんにくを恐れてラーメンが食えるか!! というか口臭を気にするほど他人と話す機会ないんで…。あいにく僕だけ2ロット目らしく、10分程度は待ったでしょうか。でも店内BGMのジャズはあまり聴く機会がないので、耳を浸らせながら店内をぼーっと眺めて過ごす。右隣には50歳代の夫妻、奥さんが煮干しそばで旦那さんがつけ麺か。おやおや、奥さん食べきれないからって残りを旦那さんに食べてもらってるぞ。微笑ましいようで、自分より先に死なそうという心積もりだな、なんて腹黒い。左隣の客は野球帽が似合うラーメン青年@煮干しそば、その流れるような食べ方、こやつ、出来るッ。おおっと、僕のニボつけ麺が完成したようだ、カウンター越しにつけ汁のお椀と、麺のどんぶりが手渡される。お椀の方は熱いので店員さんがテーブルに置いてくれるようです。
見るからに濃厚なつけ汁にワクワクが止まらない。あれ? つけ麺に具が乗ってませんね。もしかして具はないんですかね? つけ汁を箸でまさぐってみると、汁の中にメンマや角切りにされたチャーシューが沈んでいました。驚かせやがって(笑) まずつけ汁の匂いを嗅いでみると、鰹節特有の和風そそりまくる香りが。そうきましたか、受けて立とう。麺をそろり汁に浸して、啜ってみる。おおっと、この予想以上に濃厚というか特濃な鰹節パンチはどこかで――そうだ、長浜ラーメン 相模原店の味に近いぞ。動物系ダシをベースに魚介・煮干しダシも脇をガッチリ固め、まったりどろ~りセメントスープは絶好調にジャンキー。いろんな意味でエグい、好き過ぎてやばいやつだ(お腹壊しそうw→ダイジョーブでしたw)。一方麺は中太角麺、加水率高めのやや縮れ麺で歯ごたえとシズル感を両立、粘りけあるスープを持ち上げまくってくんずほぐれつに旨い。大盛にしたので最後の方はやや食べ疲れてしまったが、並盛ではむしろ物足りなかっただろうと思うので、大盛にして正解。なんだかチャーシューまで長浜ラーメンのそれの上位互換っぽく感じられてきたぞ(誉め言葉)。
途中、卓上のすりおろしニンニクと、ブラックペッパーを加えてみる。店員に「入れていい?」聞かれた割にそんなに感じられなかったニンニクの香味が、追加することで俄然鮮やかに立ちあがって動物系ダシが色めきだす、ペッパーミルで挽くブラックペッパーは複雑に絡まった味要素同士のコントラストを高め、汁にアダルトな辛みを加えている、じつに渋い役どころだ。麺を完食する頃には、つけ汁は1/4くらいにまで持って行かれていたが(麺→僕の胃にw)、意地でもスープ割りにしてもらう(汁の入ったお椀をカウンター上に戻し、店員さんに注いでもらうスタイル)。するとそれまでエッジ効きまくりだった鰹だしが、とてもまろやかになり、「あの人も最期は善人でした」的な大団円に。
総論として、まず何といっても前回食べた煮干しそばとはまるで世界観が違いすぎて驚いた。麺はまったく別のものを使っているし、スープも、ダシ自体・発想自体がまったく異なっている。同じラーメン屋で食べたラーメンとは思えない、同じ煮干しラーメンとは思えない、閑静な住宅街に住む高窓の煮干し嬢と、スラム街でたくましく生きるはねっかえりの煮干し娘ってくらい、チガウ。どちらが美味しいと一概に比較できない、甲乙つけがたい、煮干し嬢とのロマンスも素敵だし、煮干し娘とのアドベンチャーも捨てがたいじゃないですか。だけど個人的には、食べてもお腹壊さない長浜ラーメンつけ麺支店としてお世話になりそうな気がしているのでした(笑)