『やっぱり麺が好き』の巻 : 味噌ぶりNoodle みやみや

　圧力鍋を物色に京王アートマンへ。あれこれ見ているうちに小腹が減りましたのでみやみや突入

　行くたんびにスタッフが変わって見えるのは気のせいなのか

　今日もブレずに鶏そば一択


■味玉鶏そば　　　　　　　　　　850円

　今日も変わらず美味しい鶏そばでした

　スタッフが変わって(見えて)も味は変わらないので安心してまた伺えそうです…ボケが始まってるのかな？

　体調を崩したもののコロナ陰性。じゃあ温かいものでも食って帰るかとみやみやさんへ

　変わらぬ店構え、久々に突入すればカウンターはパーテーションしっかり安心空間

　限定も無さそうなので、いつも通りの鶏そば一択


■特製鶏そば　　　　　　　　1000円

■替え玉　　　　　　　　 　半玉無料

　クリアーな清湯スープ、衰弱した身体に旨味が染み渡ります。やはりコレで正解みたい

　見事なエッジの中細ストレート麺も適度にスープを持ち上げスルスルとリズム良し

　大判のレアチャーシューは肩ロース。シルクの様な薄いカットが４枚と鶏チャーの２種豪華版

　肩ロースの上段はピンクでデリケート、スープに浸かった下段は熱が入ってシャブシャブ感覚

　生姜の風味を閉じ込めた鶏チャーシューもクニッと軽い歯応え、あら美味しい

　なんか元気になったのか食欲が増してきて替玉でもしようかと食券を購入すると半玉無料だそうで照れながら返金ドンマイ

　最後は折角なんで卓上の魔法のレモン酢を入れてみると…う〜ん、やらないが正解

　兎にも角にも元気になれたので嬉しいランチでありました。

梅雨は明けないわコロナは増えるわで休日も全く遊んでいませんが、せめてご飯だけでも好きなものを頂きたい。

近場のラーメンではみやみやさんの煮干そばはまだ未食案件だったので良いタイミングでした。

カウンターのみの店内は結構混んでいます。入店すべきか思案していると皆さん同じ考えの様で食べ終えるととっとと店から出ていきます。ではお邪魔します。


■特製煮干そば 1000円


随分すっきりした醤油スープで一見では大人しいイメージですが、やっぱり言うだけあって「煮干し」です。

ギンギンの煮干しでなく動物系の旨味や醤油の香りを堪能しながらもしっかり煮干しの苦味を楽しめるバランスの取れたスープでセンスを感じます。

大量の片口鰯を炊いたスープをベースに香味油にも煮干しの香りを閉じ込めているそうで手が込んでいますね。

最近のラーメン屋さんはトッピングもしっかりと仕事されたものを惜しみ無くダイナミックに乗せてきますが此方でも立派な具が山盛りであります。まぁ特製ですからね。

煮干しスープには絶対の相棒、手揉みの中太平打ち麺。やや硬めなのが好みとピタリで咀嚼が嬉しい楽しい。箸が止まりません。

苦味を緩和するアイテムのネギですが微塵の玉葱と長葱の２種入りで甘味旨味に一役。インパクトよりもバランス型のハイレベルな煮干そばでした。

こちらでは鶏そば一択が長く続いていたので何で一度でも煮干しを選択しなかったか深く後悔しております。

これからは発券機の前でどちらにしようか迷いそうです。

緊急事態宣言が解除されて通常営業を開始するお店が増えてきました。ランチタイムでしたが覗いてみたらお客さんも少なくディスタンシング状態だったので寄って来ました。

いつも鶏そばばかりなので今日は煮干しそばにしようかな…でもやっぱりお気に入りをポチりました。


■味玉鶏そば 850円

いつも通りの鶏のまぁるい味わいに醤油のキレが鋭い…あれ？いつも程キレてない。ブレ？記憶違い？まぁいいか。

やわらか〜い「鶏」の旨味と生揚げ醤油独特の強い香りがツルリとした細麺にピッタリです。

生姜が仄かに香る鶏チャーシューはスープを殺さない良いアイテム。

あ〜やっぱり前回と同じ感想だ。煮干しそば頼めばよかった。でも美味しかった。

「聖蹟桜ヶ丘に旨いもの無し」これは地元民の総意、心の叫びであります。オープンする店は全てチェーン店、質より量こそが正解と言わんばかりに馬鹿の一つ覚えの様にファストフードや牛丼チェーンが乱立する有り様。怒りを越えた多くの民は此処の地には既に期待はおろか食を諦めていました。

そんな美食とは縁もゆかりもない闇に閉ざされし「グルメ廃墟」聖蹟桜ヶ丘に一筋の光明が射しました…

という事で美味しいもの薦められるものなんて１つも無かった桜ヶ丘にラーメンだけは「ええで」なお店があります。TRY新人賞受賞経験もあるみやみやさんです。

もうすでに何度か食べての感想なんですが、屋号「味噌ぶりNoodle」と言う事で店としては味噌推しなんでしょうが自分のお気に入りは「鶏そば」です。


■味玉鶏そば 750円


理由は余計な旨味の掛け合いがない鶏一本だけの奥深い滋味にシャープな生揚げ醤油が味わいを支えるじわ〜っと来るスープにあります。鶏水系ってやつですね。

店発表の蘊蓄によると山水地鶏という佐野実氏が開発したラーメン専用地鶏と群馬の下総醤油という高級生揚げ醤油を使用されているそうです。素材の素晴らしさなど自分には理解も出来ません、只ただ旨いと感じるのみであります。

低加水細麺は丁度の茹で加減なのでパツッとした歯応えの中にモチモチ感もあります。故に早く食べた方が良いでょう。

トッピングも一つ一つしっかりと作り込まれていて中でも鶏チャーシューはしっとりで仄かに生姜が香りましたがどうでしょうか？

卓上の数種類の薬味は恐らく味噌専用と思われますが、ブラックペッパーは素よりレモン酢も地鶏スープに相性良しでした。パンチが出る反面、風味を損なうデメリットも有り「何も入れない」が正解です。

口に含む度に芳醇な旨味がジワ〜っと広がり気が付いたら完飮であります。美味しかった。聖蹟桜ヶ丘に旨いもの無し…改める時が遂に来たようです。

大満足でお店を後に味の反芻をしているとなーんか忘れてるような…あっスムージー注文するの忘れちゃった。