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北区十条仲原3丁目、老舗中華屋「信生軒」。【1st】
外観。
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京夏終空
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店名 |
信生軒
|
---|---|
ジャンル | 中華料理 |
予約・ お問い合わせ |
03-3908-0074 |
予約可否 | |
住所 | |
交通手段 |
東十条駅から680m |
営業時間 | |
予算(口コミ集計) |
|
席数 |
15席 |
---|---|
禁煙・喫煙 |
利用シーン |
|
---|---|
初投稿者 |
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「私たちだけで50年やっています。でも、その前から…」
とだけ、お母さんはお話してくれた。
十条仲原4丁目界隈に用事があり、最近、度々環七を越える。
昔立ち寄ったコトのある店の一つであった。
繋がりの仕事の記憶では、28年から30年くらい前であろう。
十条駅から言うと、十条銀座、十条富士見銀座を越え、環七を渡る。そのまま直進し、どん突きを左に曲がり、1つ目の角に理容室がある。ソコを右に曲がると、50mほど先に黄色い立て看板が見える。ソコがこの店である。
僕の場合、外観ではわからなくとも、中に入ってみると、急に昔の記憶が呼び起こされるときがある。
この店も、そうだ。
きっと、同じ席に座った。
そんなコトまで思い出す。何気ない光景が、懐かしかったりする。
「チャーシューメン」(850円) ―― 昔ながら系の1つの中華そばだ。豚骨・野菜系のスープに醤油のかえしダレ。麺も細めのほぼストレート系の中華麺。ただ、低加水寄りだ。出前の多い店では、コレを使っているケースが多い。今はどうか知らないが、少なくともその名残ではあろう。
麺の上に並べられたロース系の薄めのチャーシュー5,6枚、味わい深くウマい。メンマ、いやシナチクと呼んでいた頃のビジュアルだ。大きめな海苔が1枚、それにナルトのスライスが2枚。あとは薬味ネギ。
これこそ、由緒正しき「ザ・中華そば」である。
麺をひとすすりすると、意外に塩っ気が、と思ったが、スープはそれほどしょっぱくない。麺の表面の状態に起因するモノだろう。麺の食感も味わいもイイ。元スープ自体は、淡くもあるがキチンとダシがとられている丁寧なスープ。濃度は、やや醤油に頼っている部分はあるものの、質感がたまらなくイイ。
「餃子」(500円/6コ) ―― ふっくらと焼きあがった大き目の餃子が6コ。具はニンニク・ニラを含んだ、昔ながらの餃子のような感じ。焼き目もキレイなキツネ色。やや中の具の大きさにバラツキはあるが、ふっくらしているのは、上手く空気を取り込んでいる感じもする。皮は適度なもっちり度。
半チャーハンをやっていないというコトだったので餃子にした。
うん、美味しかった。満足。
久々に、昔ながらの中華屋めぐりの大ヒット店だった。
いやぁ、偶然なのか必然なのか、自分でもわからなくなる。
こうして、四半世紀以上を経て巡り合える店って、ごくたまにあるが、感動を通り越す。
お母さんと昔の話を少々させていただいた。
何年やられているんですか?と問いかけには、冒頭の通りだったが、それ以上詳しく聞くのも、その時の話しの流れ上野暮だと感じ、やめた。でも、お婆さんの頃からとお婆さん(失礼)が言うのだから、かなりの老舗なのだろう。そのあたりは、次回、もう少し距離が縮まってから聞きたい。
お店は、お父さんとお母さんお二人でやられているようである。
調理を含め、お母さんがほとんどこなしている感じだった。
「信生軒」って、珍しい暖簾ですよね?とお聞きすると、長野「信州」からきているというコトだった。お婆さんも信州だとか…。そうか、信州の信かぁ~。
ん?
全くの偶然かも知れないが、この十条には、いくつか「信州」に結びつくお店がある。
スグに思い浮かぶだけで、十条銀座入ってスグに「信刕(シンシュウ)屋」という果物屋がある。中ほどには「しなのや」というスーパーマーケットがある。仲通りには、今は「カジュアルレストラン」と言う名だが、以前は「千曲川」だった店がある。
まぁ、偶然だろう。「信刕屋」に至っては、意味すら知らない…。
メニューは、麺類がラーメン550円から始まり一般的なモノを網羅している。ソース焼きそば・かたやきそばもある。一品系では、餃子や焼肉や炒め系。飯類では、カレーライス・チャーハン・オムライス・中華丼。アルコールはビール550円とだけ書かれていた。
他に、定食系が少々。
カウンター4,5席。テーブル席が4人掛け2つ、2人掛けが1つ。
金曜日が定休日で、営業時間は、昼が11:00~13:40頃、夜が17:00~19:30頃とのこと。
もう、2人とも歳だから、早く閉めてるの…。
と、笑顔のお母さんに見送られて、お店をあとにした。
何だか、幸福感に包まれた。
(文責:京夏終空、2017.1.19)
(口コミ初投稿、478軒目)
(既登録店、情報修正・追加等行わず。)
(※写真は、後日掲載。)