新桜台：やっぱ行っておかないとネ(^_-)-☆ : パーラー江古田

小竹向原の「まちのパーラー」には
2012年に訪れた。
https://tabelog.com/tokyo/A1321/A132101/13126515/dtlrvwlst/B115627341/
「まちの保育園 小竹向原」
に請われて隣接してオープン。

その時私は
ホウレン草とリコッタチーズのキッシュ、
塩バタートースト、
ホットミルクティを美味しくいただいた。

「まちの保育園 小竹向原」は
1980年生まれの
松本理寿輝（まつもと・りずき）氏
が立ち上げた
ナチュラルスマイルジャパン株式会社の運営。
https://machihoiku.jp/

2011年に「まちの保育園 小竹向原」
を開園し、
現在は
六本木・吉祥寺・代々木上原・代々木公園で
認可保育園と認定こども園を運営。

コンセプトは
”まちの保育園・こども園は、
子どもを真ん中にした、
「まち」のコミュニティです”

神谷町の
「まちの保育園 六本木 分園」に隣接して
「まちの本とサンドイッチ」をオープン、
サンドイッチは、
「パーラー江古田」の原田浩次氏監修。
https://tabelog.com/tokyo/A1307/A130701/13175109/

ここでは、
自家製ハムサンド、
キャベツと鶏のトマトスープ、
ホットコーヒー
をいただいた。

ということで、
総本山の「パーラー江古田」
にもやっぱ行っておかねばと出かける。

1973年広島県生まれの
原田浩次氏が開業。

原田氏の略歴：
在学中、ワーホリで訪れた
オーストラリアでカフェ開業を決意。
企業勤務を経て、千葉県のベーカリーに入店。
2003年、カレーパンで今ブレイク中の
松戸「ツオップ」のカフェの
オープニングキッチンスタッフに。
2006年東京・江古田に「パーラー江古田」を開業。
2011年保育園併設のカフェ「まちのパーラー」、
2018年ナチュラルワインショップ「パーラーさか江」をオープン。
コロナ禍も乗り越え今に至る。

料理通信に取材記事↓
https://r-tsushin.com/feature/movement/mirainorestaurant_parlour_ekoda/

原田氏のコンセプトは
「井戸端会議の井戸になる」こと。
もともと飲食がおまけだ、と思って店を作り、
食べ物は出すけど、
ここに来るための言い訳でしかなく、
本当の目的は「ここに居るため」に
お客さんはやってくる。
コーヒーもパンも料理も、
すごくおいしくても「きっかけ」に過ぎない。
それは酒屋（「パーラーさか江」）
だろうと同じことで、
お客さんの
本当の目的、居場所を
提供したいと思って店をやっている。
ただ、店として「居場所を提供します」
と言うのはダサく、
それを決めるのはお客さん。
飲食店の本筋は
「おいしいものを提供する」こと。
その機能以上は表向きには
売りにすべきではないと考えている。

「パーラー江古田」は
練馬区の住宅街の中。

利用可能な駅は
新桜台（西武有楽町線）
江古田（西武池袋線）
桜台（西武池袋線）
新江古田（都営大江戸線）
小竹向原（東京メトロ有楽町線・副都心線、西武有楽町線）
最寄りは新桜台駅で徒歩4分。

新宿から向かう私は、
最安ルート、
丸の内線新宿-新宿三丁目-副都心線小竹向原209円
を使い、
2番出口からテクテク12分歩いて行った。

休日朝8時17分着、
一番乗りであった。

すぐ後に若いカップルが訪れ、
待ち客の気配を感じたお店は、
オープンの8時半前に開けてくれ、
カフェ利用と云うと
一番奥のカウンター席に案内。

ある程度調べてから来たので
そう迷わない。

バゲットがまだ焼けてないという事で、
チャバタでお願いしたのは
次の通り：
自家製ハムのサンドセット1,452円
チーズトッピング209円
白グラスワイン1,100円
セット割引▲330円
合計2,431円

サンド単品が1,034円なので
ドリンクが差額418円という計算、
ワインにすると
セット料金＋ワイン代金ー割引330円なので
ワインは実質418＋1,100-330=1,188円、
だったら単品＋ワインの方が
安い計算になるが、
単品は追加でしか頼めないシステム、
すると
付け合わせのレタスが88円という理屈かｗ

15分くらいで席が埋まった。

ドライな白とお願いしたら、
オーストラリアと
新潟のワインを出してくれる。

オーストラリアが塩レモン、
新潟がパイナップルで微発泡。

迷ったが、
オーストラリアでお願い。

先にワインが出され、
キッチンを見てたら
カウンターの向こう、
目の前に立ってる
綺麗な女子が調理を仕切っていた。
つまりこの席、
シェフズテーブルか＼(◎o◎)／！

レンジ台の中央に
大きな寸胴鍋が弱火でコトコト。

それは何を茹でてるんですか？
とその女子に聞いたら、
なんと自家製ハムであった！

カウンター越しに、
その女子がハムサンドの皿を私に手渡し。

レタスの上に、
半分にきれいにカットされたハムサンド。
自家製ハム、ニンジン、追加で頼んだチーズ。

温存してあったワインをいただく。
ドライでミネラル感があり、
確かに柑橘の香り。

チャバタはイタリアパンで
水分量が多く
強力粉、塩、オリーブオイル、イースト
で作ったものだが、
ここのはバゲットのように、
クラスト（外）だけでなく
クラム（中）もカチカチに硬い。

自家製ハムは
「まちの本とサンドイッチ」のは
柔らかいカンパーニュに挟んだハムは
茶色かったが
今日のはピンク色。

割りと脂が多く、
弾力がある仕上がり。

また、
挟んであるニンジンは
「まちの本とサンドイッチ」のは
長い一本で酸味が効いたピクルスだったが、
今日のはキャロットラペのように千切りで、
酸味はない。

チーズ、オリーブオイル、粒マスタード
がいいアクセントになっていた。

ただまぁちょっとお高いのかなぁ。

古民家風の店内は井戸端会議というのは分かるが、
このお値段だとサロン会議というところかなぁ。

席でお会計、
PayPayでお支払いして御馳走さま。