田舎は食べる価値あり！（高いけど） : 手打蕎麦 じゆうさん

友人と一緒に静岡に戻る日のランチ。
あまり時間もないので近所で食べようと。

私がこの静岡と東京の２重生活を送るよう
になり、彼女が遊びに来るのはこれで
３度目だけど、ご近所を巡ったのは
今回が初めて。

こちらはほんとにご近所なので、混雑具合を
見てから出かけられます。

ＧＷ最終日のお昼、12時過ぎでしたが
並びは無し。
最近、並んでいること少なくなりました。

連日の暴食が聞いてるので、控えめに。

私　　田舎 1100円
彼　　かけ900円　せいろ900円
友　　かけ 900円

あ、でも飲んでしまおうと、ビール。
ちょっと注ぎ方がザンネン。。。


つまみはお通しの揚げ蕎麦。
魅かれるオツマミがなくって…。

こちらの揚げ蕎麦、香ばしくて一緒に入った
ちりめん山椒がアクセントになって美味しい。


田舎には山葵は付かずに、紅蓼入りの大根おろしとネギ。
それに、はじめはお塩でお召し上がり下さい
と、さらさらの焼き塩が付きました。


田舎
お塩でいただくと蕎麦の香り、さらに甘さを感じます。
お蕎麦がこんなに甘いなんて！
ふんわり鼻を抜ける蕎麦の香りも。
蕎麦つゆにチョコンとつければ、節の香り
ふんだんにするつゆの美味しさと相まって。


かけ
お出汁の良い香り。
どれだけの出汁で取ったら、この香りになるのだろう。
贅沢なお汁です。
細打ちのせいろがこの汁に映えます。
ついてきた柚子の皮を入れると更に爽やかさも加わり。
また、こちらの卓上にある「かけ用」に調合
された唐辛子を入れたら、香りがふわーーっと。
このとうが

この唐辛子、注意書きにかけともう1種類に合わせて
調合したものなので、他には使わないでくださいと。
それくらい拘られただけある、こちらのお汁にぴったりのもの。


せいろ
せいろの薬味はわさびとネギ。
同じお蕎麦でも田舎とは薬味まで分ける拘り。
でも。。
田舎をいただいてしまうと、どうしてもせいろの良さがわからず。
00円となると、ちょっと考えてしまう。


最後にトロッとした蕎麦の実まで入っている蕎麦湯をいただき終了。
蕎麦湯用に別の蕎麦ちょこを持ってきてくれました。
汁をあまり使わない私にはとてもありがたいサービス。
じゃないと、ものすごくしょっぱい蕎麦湯を飲む羽目に
なりますから。


でも。こちらは、やっぱり田舎だな。


せっかく美味しいお蕎麦と日本酒が揃っている
のですが天ぷらをやめてしまってから、
近くに住んでいながら、なかなか足が向かなくなり。
お忙しく大変なのかもしれませんが、ぜひ
天ぷらの再開を強く希望したいところ。


お腹いっぱいとは言えない蕎麦１枚とビールで
¥1750と考えると、美味しいとはいえ、今回は
残念ながらポイントダウンとなりました。


友人は、こんなお店が近所にあったら、他に
出かけて行く必要ないって思ってしまうねと、
週末は地元から一貫して出ない彼を擁護してました（笑）

(再訪)
都合で早めに軽く夕食を済ませたかった土曜日の夜、口開け同時に伺いました。

生ビール ¥650 ×３
とうふ ¥600
粗挽き蕎麦がき ¥1300
田舎¥1100
せいろ¥700汁なし
かけ ¥900

かけのお出汁、素晴らしい。
こちらに来たら田舎と思ってましたが、あったかいお蕎麦も良いですね。
かけに付いてきた七味、こちらのオリジナルなのか、陳皮と山椒多めでこのかけ蕎麦にぴったりでした。

たまたまでしょうか？
天ぷらはメニューからなくなってます。
つまみがかなり減っていて、鰊が苦手な人がいるので、頼めるものが限られてしまいました。

これだけで7000円。やっぱり少し高いなぁ～。

(2016.5)
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ちょっと下書きに戻したら、日付を更新せずに登録チェックがなくなっていました。
戻すには、どうやっても更新されてしまうようです。
過去の文章なので流してくださいm(__)m
更新せず戻す方法ご存じの方いたら、ご教授願います。。


ＢＭしてから、行きたかったのになかなか行けずにいました。
混んでいるかと思い、開店前に到着し開店を待ちました。
すでに一組小さなお子さん連れが待っていました。
こういうお蕎麦屋さんで子連れで来れるってありがたいですよね。

少し待って、ご主人が迎えて下さいました。

入っただけで美味しいお蕎麦が食べられる雰囲気が伝わります。
カウンター、二人掛けのテーブル席、６人掛けのテーブル席、お座敷席と様々な用途で使える作り。

二人掛けのテーブル席に案内され、まず、エビス生¥630で口を潤します。

蕎麦揚げ（通し） 　　 　
まぶしてあるちりめん山椒が美味しい！
粗びき蕎麦がき ¥1260
蕎麦の粒が見える程の粗挽き。
空気をたくさん含んだふわふわ食感。
わさび醤油とお塩でいただきました。
天種 ￥1260　
海老が二本、季節の野菜。万願寺とうがらし、タマネギ アーリーレッドが美味しく
取り合いになりました。さくっとあがっています。
天ぷら屋さんに行かずとも、こんなに美味しい天ぷらが頂けるなんて。
蕎麦の実とろろ
蕎麦の実ととろろを出汁酢でいただきます。
皮くじらの梅和え ¥720
くじらの脂身ですね。獣臭を梅が上手く消してます。

おつまみが美味しかったので、飲む予定のなかった、喜久酔 特別純米 ¥840を注文。
お代わりまでしました。

お蕎麦は悩んだ結果、両方食べたかったので
田舎¥1050
と割せいろ¥714を一枚ずつ。
主に私が田舎。の　つもりが…

圧倒的に田舎が美味しく取り合いになったので、田舎を追加しました。
つゆを頼まないと100円引きのようです。

蕎麦は薬味にも拘りが。
田舎には薬味に「辛味大根」
せいろは香り高い「山葵」
と、使い分けられていました。

蕎麦つゆも出汁の香りが際立っているけど、カエシの辛味も効いていて美味しい。
最後、濃厚な蕎麦湯をいただいてご馳走さま。

どこをとっても死角のないお蕎麦です。

開店後３０分は半分くらいの客入りでしたが、１２時になる頃から急にお客様が増えはじめ待っている方も出てました。

早い時間ののんびりした中で蕎麦前から楽しめて良かった～と思いました。
あんなに店内で人が待ってる中では、お酒のお代わりなんて躊躇してしまいそうですから。