がっぺ、全面に掛けちゃうんだな : キッチングリーン

キッチン南海神保町本店で修行されたマスターが一人で頑張ってる街洋食です。

今日は夜遅めに訪れますと右も左もオカズ単品で
瓶ビールと日本酒を並べ常連オッサンらがやってまして、
〆代わりの味噌汁を飲んで去っていきました。
そんな酒飲みにも優しいキッチングリーンさん。

ならば私もやりたい所ですが今日は大人しくカツカレー（750円）をいただきます。

カツは程よい厚みで揚げたてカリカリを縦と横にカットし、
スプーンに乗る大きさで食べやすくなってます。
ルウは南海DNAそのもので真っ黒けで口当たりはスパイシー。
福神漬けと小梅ちゃんを乗せ美味しくいただきました。


ただ、ちょっと我がまま言えるなら(´･_･`)

ルウをカツ全面に掛ける盛り付けなので、
ここだけは好き嫌いが分かれそうじゃない？

とんかつを天辺に乗せてルウに触れさせない、カツ全裸タイプの盛りつけもありますが、
それだと見た目にキッチン南海らしさが無いので、
出来れば半分だけルウ掛けて、半分は裸のままがいいかなぁ。

例えて言うなら上は裸で下が黒い、
エガちゃんみたいな感じ。

ここんとこ寒い日が続くので休みは家でダラダラ呑んでから、
シメは近所で外食するのがパターンです。
だって家呑みの方が安く済むし、ゴロゴロしながら屁ぇ〜こいたり気楽だしね。ぷぅ～。

で、今日はどの店でシメようかなぁ〜と、
お酒片手にPCで食べログ検索してるのが楽しい時間なのよ。①

程よく酔っ払った頃に、んじゃ行きますかぁ〜と家を出たのは18時。
目指す先はキッチングリーンさん。人気店なので口開けで入らないと待たされちゃうし、
のんびりしてるとライス売切れちゃうから急ぎますよ。

先客は、おっちゃん１人が酒飲んでまして料理注文する気配なし。
こりゃ一番乗りでオーダできるなと思い、ビール１本もらって注文を長考します。
何食べようか～と迷ってる時間って楽しいもんね。②

ところがあれよあれよとお客さん来ちゃいまして、私が迷ってる間にバンバン注文入れてます。
やべーやべーと私は焦ってしまいましたが、
生まれが丙午なので（八百屋お七で出生数が少ない）競争社会で育っていないし
人をかき分け我れ先にってのが苦手でして、皆さんのオーダが済むまで待っちゃいましたよ。

情けないなと後悔しつつ私も注文済ませると、
腰の低いマスターは「時間かかりますがすみません」といつもの言葉。

つき出し柿ピーとカウンタにある小梅ちゃんでちびちびやってますと、
いよいよ私の串かつが揚がり、生姜焼きも仕上り、モッコリご飯と出汁の効いた味噌汁が登場。
サクサク衣はちょっと焦げ気味だけど香ばしく、辛子とソースをどばっと掛ければご飯が進む、
付け合わせのマカサラはキャベツと絡ませ、揚げ物ばかりのお数もさっぱり頂けました。

キッチングリーンさんはマスター１人のワンオペなので待たされるのは仕方ないけど、
キビキビと調理する様をカウンター越しに見てれば不思議と待った感じもしません。
むしろ見てて待ってる時間が楽しい。③


何か迷ったり待ったりする時間も、合理的じゃないけど楽しい時間なのよね

街洋食の人気店、キッチン南海のDNAを受け継ぐキッチングリーンさん。

ご主人ひとりで全部こなすため営業時間も短めですから、狙い定めて行かねばなりません。
うっかり出遅れると、よもやのご飯終わっちゃいました〜で、
閉店時刻前なのにスカされてしまうこともあります。
なるべく早め、もしくは口開けを狙ってくださいね。

さて、前回は３品盛りカスタム注文でしたが、
今回は串かつ生姜焼き（850円 税込）
ご主人一人なので雑誌でも読みながら気長に待ちましょうね。

で、案外早くできた生姜焼きの玉ねぎは、繊維を断ち切るタイプで甘いです。
私が作るときは繊維に沿って切るのですが、まぁ好みの問題ですかね。
横カットすると見た目がイモ虫っぽくて苦手だけど（笑）
一方、串かつには豚と玉ねぎで、衣サクっとしくて最高ですね。

あと見落としてならないのはダシの効いた味噌汁うまし。ご飯もたっぷり。

この日は私の後から五人ほどご来店し、カツカレー大盛りやら定食などをご注文。
時刻は20時前でしたが、ご飯終わりー（笑）
大きなジャーでたくさん炊いても、ご飯の盛りがいいから、
すぐに無くなっちゃうのも当たり前よね。

もうひとつジャー買えばいいのに。

【 お好み３品盛合せ（改）カレーカスタム。2016.02 】

営業時間も短いうえ 混雑する人気街洋食店なので、
夜の始まる18時。
ちょいとクイ気味な５分前に到着したってのに先客１名。ちぇ。

お品書きには南海系列三本柱である
カレー、しょうが焼き、揚げ物各種。。。
ん～、今日は贅沢に 「三品選べる お好み盛合せ」にしましょう。

さて、なにがいいかなぁー(*^^*)
大好きな白身魚は外せないとして、生姜焼きに、串かつ？
いやいや、samaさん推しのコロッケもいいしなー
豪華に海老フライもいいけど揚げ物ばっかりになっちゃうしなぁ〜

あ～ん、どーしよ･･
んー、どーしよー、決まらないよォー、
う”う”。・°°・(((p(≧□≦)q)))・°°・うぇぇーん。。
･･･と、ひとしきり泣いた末。

◎お好み３品盛合せ（1,200）

白身魚フライ / クリームコロッケ / カレー掛けを選びました。
ほんらい揚げ物各種としょうが焼きから３つ選ぶルールなのですが、
マスターへお願いし、１つを「カレー掛け」にしてもらいました。
（混雑時はワガママ注文ダメよ。）


① はい、まず白身魚フライ！
ほわほわと柔らかい白身が サっクサク衣に包まれています。
ソースなんかドバーっと掛けちゃって、
ねり辛子で フぁふフぁふ食べます。
マスターの揚げタイミングが絶妙なのですよ。


②お次はクリームコロッケ！
丸くて デカくて 分厚いそれは、
およそクリームコロッケに見えない重量級。
ぱっくり割っても流れ出さないホクホク系なのは、
ジャガイモを加えてあるからだとか。うん、確かにそんな感じ。
ゴハンに合う系のクリームコロッケです。


③そしてワガママ言ってカスタム注文したカレー。
まっくろくろすけもビックリな、南海系の黒いルウ。
ひと口めからドスンと追突されたような、
コクと旨みと ちょっぴりの辛さ。
ただそれは、最初だけドヒゃっと辛さが横に広がるカレーではなく、
ぐいぐいと旨みと辛さが縦に長く続くルウ、最後まで飽きさせません。

いやー大満足。
やっぱカレーにしてもらってよかったー！


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【 若いころ覚えた南海よりも クオリティ高く感じる。2013.08・日曜18時 】

夜営業の始まりには、すでに先客4名。
あとからも続々と来客し、ウエイティングになるほどです。大人気ぃ～。

キッチン南海へは昔々から
筑土八幡 / 千歳船橋 / 上井草店などへ通ってまおりましたが、
近所に住んでいながらグリーンさんは初訪問。
で、さっそくメニューを拝見しますと、
カレー 生姜焼き 揚げ物の構成に
「おぉ～ 南海だぁ～♪」と懐かしくなっちゃいました。

◎瓶ビール（500）
◎カツカレー（600）
◎しょうが焼き・チキンかつセット （850）

店主ひとりで忙しそうなので
ビールでも呑みながらゆっくり待ちましょう。
黒ラベルのアテには柿ピーですが、
ビール１本なのに私と同行者へ２皿の柿ピーです・・ありがとう。

さて、カツカレーです。
わぁー黒い、この色はいかにも南海カレーですね～
滑らかな粘りあるルウに後味ちょいカラメです。
カツは横と縦にもカットされ
スプーンにピッタリサイズ、ひと口でパクッと食べやすい配慮です。

そして、生姜焼きもキッチン南海で見なれた豚コマと玉ネギ多めなもの。
揚げたての柔らかいチキンカツはサクッとした食感が小気味よいです。
マカサラもキャベツだけじゃ寂しい所に豪華特典なかんじ。

いやぁ～美味かった。
こんな近くなのに未訪だったことを反省しつつ。
平目フライ＆生姜焼きを若い頃に食いまくったなぁーと記憶が鮮明によみがえりました。