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店名 |
閉店
一風堂 武蔵小山店(IPPUDO)
|
---|---|
ジャンル | ラーメン |
住所 | |
交通手段 |
武蔵小山駅から463m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
~¥999 ~¥999 |
予算(口コミ集計) |
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー可 (交通系電子マネー(Suicaなど)) |
サービス料・ チャージ |
チャージ料なし |
席数 |
30席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
利用シーン |
|
---|---|
ホームページ | |
オープン日 |
2021年5月28日 |
初投稿者 |
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私は社会人最初の任地が九州・福岡でしたので、そこで博多ラーメンにハマりました。
福岡時代の4年半で10kg近く体重が増えたのですが、その半分くらいは博多ラーメンのせいだったと言ってもいいくらいに思っています。
しかし、実は最初に博多ラーメンと出会ったのは、福岡赴任後では無く、その1年ほど前に卒業旅行と称して行った九州、屋久島旅行時に大牟田市にあった友人宅に宿泊した時でした。
半分麻雀旅行みたいな趣きの旅行で、大牟田の友人宅でも当然卓を囲んだのですが、その時の麻雀の合間の食事に出前で取ってくれたのが九州ラーメンだったんですね。
よって、純粋な博多ラーメンとは違うのですが、その豚骨臭さは衝撃的で、最初はよくこんなもの食べられるなと思ったものです。
当時は、ラーメンと言えば鶏ガラあっさり出汁か塩味のタンメンくらいしか知らなかったわけですからさもありなんですけどね。
それがその後、大幅体重増の原因になってしまうわけですから分からないものです。
福岡から名古屋へ転勤した後も博多ラーメンかぶれは収まらず、名古屋の独身寮では、土曜日の深夜になると寮生で誘い合って近くにあった博多ラーメンのお店へ繰り出したものでした。
おかげで、日曜日の寮内にはニンニクの匂いが充満してましたけどね。
こちら博多一風堂との出会いは、2004年(平成16年)頃の福岡出張時です。
もちろん当時は食べログなんかは無かったのですが、評判の高かった福岡・大名にある「博多一風堂総本店(現:博多一風堂大名本店)」を飲み会の〆で訪れたことがあります。
夜遅かったにも関わらず、かなりの行列に並んで食べた覚えがありますね。
その当時は同店の他、まだそれほど多くのお店は出していなかったものと思われますが、調べてみたら関東進出は1994年(平成6年)の新横浜ラーメン博物館への出店だったらしく、その翌年(1995年)には渋谷区広尾に東京1号店となる恵比寿店をオープンしていますので、意外に関東での歴史もあるのですね。
現在は、国内に131店舗を展開するほか、2008年のNY進出を皮切りにシンガポール、香港、台湾、中国など海外展開にも力を入れており、15か国・地域に277店舗を出店しています。
運営母体は、株式会社力の源カンパニーで、2017年に東証マザーズに上場し、2018年3月22日には東証一部へ昇格、現在は東証プライムに上場しています。
この日訪れた武蔵小山店は武蔵小山パルムのパルム4に2021年5月にオープンしました。
パルム4は、パルムの中でも一番長さは長いのですが、平塚橋寄りのエリアにある(武蔵小山駅からは一番離れたエリアになる)ため、人通りは一番少なく、このため店舗の入れ替えが頻繁に見られるエリアでもあります。
ここ1~2年の間にもパルム4には「THE 3rd Burger」や「Lucky Rocky Chicken」といった新店がオープンしていますね。
この日はテレワークで、当店には12時10分前くらいの到着になりました。
店内をのぞいたところ、信じられないほどガラガラで、先客の姿はほとんど見られません。
店頭に出されているメニューを確認すると、代表メニューの白丸元味が@820円、赤丸新味が@920円となっていますが、数か月前にアップされている先行レビューの写真を見ると白丸元味が@790円、赤丸新味が@890円ですので、それぞれ30円づつ値上げされていますね。
値上げが当たり前の時代ではありますが、当店の場合は、博多ラーメンにしては元からかなり強気の価格設定なので、それで更に値上げ?という気になってしまいますよね。
以前から一風堂では白丸元味に色んなトッピングやサイドメニューをを付けて楽しんできた記憶があるのですが、この日は何となく濃い味モードだったので、珍しく赤丸新味にトッピングのキクラゲ@110円を付けました。
〆て1,030円ですので、ラーメン一杯のお値段にしてはバカ高いと言ってもいいくらいですよね。
券売機で購入時に麺の硬さも指定するシステムですので、固い方から2番目のバリカタを指定しました(因みに一番硬いのはハリガネで、粉落としはありません。)。
店内は、入って手前側にテーブル席が16席、奥に対面式のカウンター席が6席×2列=12席で、かろうじてテーブル席に1名だけ先客がいました。
このお値段では流行る方が不思議のような気もしますが。
お店は女性陣3名によって切り盛りされており、完全なマニュアルシステムみたいです。
チェーン店の宿命ですけどね。
待つこと3分ほどで注文の品が提供されました。
キケラゲは別盛りでの提供です。
この他、ニンニク、紅生姜、高菜は卓上備え付けではなくてオーダー式でサービスされるので、高菜を頼みました。
キケラゲと高菜を全量丼に投入していただきます。
赤丸新味は、一風堂らしいまろやかな豚骨スープに特製の香味油と辛みそが加わっています。
そこに更に辛子高菜のピリ辛さがオンしていますので、なかなか複雑な味わいです。
深みがある味という表現が妥当かどうかは分かりませんが、比較的濃いめの味には仕上がっています。
キクラゲのトッピングは、やはりいいですね。
コリコリシャキシャキ感はこの辛みそベースの味付けの中でもしっかり主張しています。
チャーシューは薄切りチャーシュー2枚で、1,000円近くするラーメンのチャーシューがこれ?という感じは否めませんね。
バリカタの麺は、ごく普通の博多ラーメンの小加水ストレート細麺。
美味しいラーメンではあるのですが、博多ラーメンと言えば、地元博多ではとてもリーズナブルに食べられることでも知られていますので、それとは全く別路線の食べ物に思えます。
一風堂は、博多ラーメン自体に斬新さが感じられた時代には、その亜流ということで注目を浴びやすい存在だったのですが、今や博多ラーメンは、ラーメンの中でも代表的なジャンルに上り詰めているので、そこで斬新さと言われても今ひとつピンとこず、値段の高さだけが目立つ形になっています。
今は海外展開の点もあり、一蘭や味千あたりが大きなライバルなのでしょうが、市場が頭打ちと思われる中でどのようなポジションを目指していくのか、正念場を迎えているように思います。