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店名 |
とんかつ檍のカレー屋 いっぺこっぺ 芝大門店
|
---|---|
ジャンル | カレー、とんかつ |
お問い合わせ |
03-6450-1110 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
大門駅から106m |
営業時間 | |
予算(口コミ集計) |
¥2,000~¥2,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
席数 |
12席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
利用シーン |
|
---|---|
公式アカウント | |
オープン日 |
2019年5月30日 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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私の「とんかつ檍」との出会いは、食べログレビューを振り返ることで確認できます。
それによれば、初めて訪れたのは、平成24年12月のことです。
当時、毎年の恒例行事となっていた暮れの大井競馬・東京大賞典の観戦に先立ち、とんかつを食ってゲン担ぎをしようと蒲田の本店を利用しました。
当時のレビューを振り返ってみると、11時40分の訪店で店頭待ち客1名、退店した12時5分過ぎでは半分くらい空席有りと記載しています。
併せて、退店後に同じ蒲田の名店「丸一」の前を通ったらそちらは10名以上の行列があったと記載していますので、当時は、丸一との差はまだ大きかったのだと思います。
こう書くととんかつ檍と丸一が競合関係にあるように思われるかもしれませんが、実は、とんかつ檍のオープンには丸一の影響がとても大きいんですね。
と言うのも、とんかつ檍の店主である丸山正一さんは、高卒後故郷の鹿児島から上京されて、三笠会館での修業生活を経て独立し、食堂、居酒屋を営んでいたのですが、その中でとんかつ屋をやりたいとの思いが募り、居酒屋と掛け持ちで2010年1月にとんかつ屋を始められたそうです。
ところが、立ち上がりは大苦戦されていたところ、同じ蒲田にあった丸一で千葉県の銘柄豚である林SPFと出会い、それが檍の発展の礎になっていったようなんですね。
この点の情報源は、林SPFをインテグレートしている株式会社林商店のものなので、多少割り引いてみる必要があるかもしれませんが、大筋は当たっているものと思われます。
とんかつ檍は、その後、2015年2月に本店の隣に「カレー屋いっぺこっぺ」をオープン、2016年1月には港区浜松町に2号店をオープン(とんかつ檍 大門店)と拡大路線へ舵を切り始めます。
さらに出店を重ね、現在ではとんかつ檍は、都内6店舗、神奈川県1店舗の直営店を展開しており、かつカレーのいっぺこっぺも上記蒲田店と秋葉原店の2店舗の直営店を展開しています。
このうちとんかつ檍 浅草橋店は、丸山正一氏の一番弟子である花村篤氏が「丸山吉平」としてオープンしたお店を花村氏の不慮の事故により丸山氏が後を引き受けた経緯があります。
なお、花村氏は、その後回復し、岩本町で復活していますね(☞新・丸山吉平→現店名・吉平)。
また、これらの店舗以外にも、北海道・札幌市に2019年に地元企業(株式会社ファインド)との連携店を2店舗出店している(とんかつ檍 札幌本店、とんかつ檍 札幌大通店)ほか、いっぺこっぺの方もフランチャイズ展開をしている模様で、2019年5月オープンの当店もそのフランチャイズ店と目されます(当店の他では、飯田橋店や西新宿店、新宿御苑店などはフランチャイズ店である可能性高し。)。
更に最近になって、とん汁を中心に据えた「檍食堂」と言う業態のお店も本拠地の蒲田に新規に出店していますが、これを勢いの継続と見るのか曲がり角と見るのかは見解の分かれるところかもしれません。
今回は、人間ドックの日のランチにその大門のカツカレー専門店である当店を選びました。
人間ドックが無事終わって(少なくとも当日結果の判明するものについては)解放感があるので、とんかつというのは自然な流れかと思います。
当店の場所は、地下鉄大門駅のA3出口からほど近い裏路地沿いになります。
とんかつ檍 大門店とはちょっと離れた場所ですが、大門駅、浜松町駅からのアクセスは当店の方がいいくらいですね。
この日は、午前中の人間ドックを終えた12時50分頃の訪店になりました。
店内は入って左手に厨房とそれに面したカウンター席5席、右手の壁際にカウンター席が7席あり、計12席のコンパクトなキャパです。
先客は8名ほどいましたが空席もあり、すんなりと入店出来ました。
混雑状況はそれほどでもない感じで、とんかつ檍の人気もそろそろ下り坂かななんて思いながら席に着きました。
卓上にはメニューが掲げられていますが、カレーメニューのほか定食メニューもあります。
この点は、カツカレーへの特化度合いがイマイチなのではないかと、私はあまりポジティブに評価したくないですね。
カツカレーメニューはとんかつ檍のメニューに準じている感じですが、とんかつ檍ではロースカツ定食はランチタイム限定ですが、当店のロースカツカレーはフルタイムメニューです。
注文は、このロースカツカレー@1,200円にしました。
せっかくのとんかつ檍系列店なのに上ロースや特上ロースを頼まないの?と思われるかもしれませんが、カジュアルな食べ物であるはずのカツカレーに2,000円前後出すというのは、どうにも納得出来ないんですよね。
調理は、注文を受けてカツを揚げるオペレーションです。
そこはとんかつ専門店の矜恃をしっかりと守っているなと感じます。
なので、提供までには時間を要し、待つこと11分ほど掛かって注文のロースカツカレーが提供されました。
ライスとキャベツの上に150gのロースカツが乗り、その横にカレールーが盛られています。
上ロースカツ以上になると、とんかつとカレーが別皿で提供されるらしいですが、ロースカツカレーは同じ皿です。
ロースカツは、中はほんのりピンク色という程度で良く火が通っていますが、さすが林SPFという感じのムギュッとした食感の肉です。
脂身の付き具合も多めですね。
並のカツカレーとは明らかに異なるとんかつで、これは十分な差別化になると思います。
カレールーも粘度はやや高め程度ですが、そこそこスパイシーで、具も豚肉がしっかり確認できるなどなかなか充実しています。
全体にカツカレーとしては上々のクオリティで、とんかつ檍がなんでカツカレーに進出したかが理解出来るものでした。
それでも、今回も改めて感じましたが、とんかつ檍系のお店は、本家のとんかつ専門店も含めて、勢いにはやや翳りが感じられるのも事実です。
いかに優れたビジネスモデルでも成長期の次には成熟期や衰退期が訪れるのは世の常ですので、当店も含めて、それを踏まえたネクストステージをどうするかというのは大きな課題ですね。
新規事業のとん汁がどの程度の貢献をするか、その先に何があるのか?次は生姜焼きか?
いずれにせよ、暫くはとんかつ檍の動静には目が離せないです。