無料会員登録/ログイン
閉じる
気になるお店はこちらで保存ができます
空席確認・ネット予約
閉じる
リクエスト予約希望条件をお店に申し込み、お店からの確定の連絡をもって、予約が成立します。
1 予約の申し込み
ご希望の条件を当サイトよりご入力ください。
2 お店からのメール
ご予約が承れるか、お店からの返信メールが届きます。
3 お店へ来店
予約が確定した場合、そのままお店へお越しください。
電話なら予約できることがあります
閉じる
03-3431-5135
最新の情報は直接店舗へお問い合わせください。
蓼喰人さんの他のお店の口コミ
有いち(荻窪 / 日本料理)
手打ち蕎麦 太古福(三鷹 / そば)
ふらんすや(三鷹 / ケーキ、カフェ、パスタ)
カジュアルダイニング Unisson(江戸川橋、神楽坂、飯田橋 / フレンチ)
十音 手打ち十割蕎麦と和食(板橋、新板橋、下板橋 / 居酒屋、そば、日本料理)
蕎麥 三晃菴(東伏見 / そば、うどん)
店舗情報の編集
閉じる
「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら
店名 |
川越蔵塚 昌平
|
---|---|
ジャンル | そば、居酒屋 |
予約・ お問い合わせ |
03-3431-5135 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
JR浜松町、都営の大門から歩いて5分 芝公園駅から153m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥5,000~¥5,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 (JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
席数 |
21席 (カウンター9席、テーブル12席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、日本酒にこだわる |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
備考 |
土曜昼やってませんでしたが |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
食べログの会員になるとレストラン情報を編集する事ができます!この機会に是非ご登録ください!
この店舗の関係者の方へ
食べログ店舗会員(無料)になると、自分のお店の情報を編集することができます。
店舗会員(無料)になって、お客様に直接メッセージを伝えてみませんか? 詳しくはこちら
店舗会員になると、無駄な広告費をかけずに効果的なPRができます。詳しくはこちら
紙ではできない予約管理を。いますぐ無料ではじめよう。詳しくはこちら
既に会員登録が完了している方はこちらからログインできます。ログインはこちらから
場所は「芝公園」と「金杉橋」の中間。
首都高が被さっている「古川」より、一本北のあまり広くない道に面している。
目の前には大きなマンションやオフィスビルがそびえているが、この並びはあまりパッとしない一角。
首都高の向こうには私が都内の蕎麦屋の中では、最も信頼する「案山子」が在り、この近くも何度も通ったことがあるが、正直こちらの存在は最近まで知らなかった。
それだけこちらについての情報は少なく、以前は川越に在った店がこちらに移って来たくらいの事しか入っていなかった。
初回は蕎麦の出来を確認するために寄ってみたが、悪くは無いと感じた。
他の方のレビューを見ると蕎麦前が大変充実しているようなので、平日夜の5時半過ぎに再度足を運んでみた。
店内は入り口から真っ直ぐに長めのカウンターが延び、そこに9席ほど。
右手にテーブル席が数卓、合わせて20席ほどの店舗。
やや暗めだが、古民家を思わせる重厚な木組みの内装が印象的。
2.3組の席の予約が入っているようだが、まだ早いために先客は無し。
昼は年配の主人が一人でてんてこ舞い状態だったが、夜は女将さんが接客を担当している。
カウンターの中程の席を選ぶ。
まずはビール。この時期の口開け時のため「瓶ビール」(一番搾りの中瓶)をもらう。
お通しには「鶏ささみのおろし和え」が付いた。
湯引きした笹身をスライスして、醤油を塗した大根おろしで和えたものだが、レアの食感が好ましく量もたっぷり。
料理の品書きを眺めると、まずその種類の多さに驚く。
蕎麦屋の定番ものに始まり、刺身・天婦羅・魚料理・肉料理・野菜料理のジャンル別に記載され、総数50以上。
すべてを常時おいている訳ではないだろうが、実にバラエティに富んでおり、一人でこれだけのものをこなすのは至難の技と思われる。
その中から選んだものは
「蕎麦焼き味噌」:杓文字に塗って焼き目を付けた「一茶庵」スタイルだが、良く見かけるものより杓文字がことのほか大きく、これで酒が確実に一合は飲めるほど。
中身は定番の西京味噌に、炒った蕎麦の実・葱・鰹節・柚子皮などがふんだんに練り込まれている。
「かんぱちのカマ揚げ」:迷った末に魚料理の中から旬物の「かんぱち」を、それも「カマ揚げ」と言う文字が目を引き注文してみた。
私も近所のスーパーで、比較的安価で手に入る鰤やかんぱちのカマを買ってきて、脂をジュウジュウ落としながら塩焼きにすることは良く有るが、揚げ物にするのは考えられない。
結構な時間をかけたのちに登場した皿には、かなりの大きさのカマが、片栗粉だけを塗された素揚げの状態で横たわっている。
大根おろしとレモンが添えられ、ポン酢醤油の小鉢が付いている。
箸でほぐしながら少しずつ、ポン酢醤油をちょこっと浸けて味わうが、身はふっくらとしていて骨の周りの部分が特に美味い。
揚げ鍋は大き目のフライヤーを使っているが、これで天ぷらやこのような魚の素揚げ、さらにカキフライや鶏のから揚げまでの全てを揚げているようで、これには何か秘策が有るものと思われる。
酒の品揃えも半端では無い。
目の前のショーケースには何本もの一升瓶が林立し、品書きにもびっしりと3.40種類の銘酒が載っている。
これも大いに迷うが先に静岡の「臥龍梅」、その後に三重の「而今」を選ぶ。
ご主人がショーケースから出した瓶を女将さんに渡し、客の目の前で小皿を敷いたガラス徳利に溢れるほどに注ぐ手法でサービスされる。
これだけの銘柄を常時そろえるのは管理が大変だと思うが、味わいに遜色が無いことに感心する。
他にも何か試してみようと思ったが、ボリューム満点の「かんぱちのカマ」を丹念に味わっているうちに、結構一杯になってしまった。
しかも次第に後客で席が埋まり始めたため、早めに蕎麦を頼む。
初回は普通の「せいろ」であったので、今回は壁にも掲示されている新そばの「十割せいろ」にしてみた。
運ばれた十割蕎麦は挽きが細かめで、色も一般的なせいろと変わらない。
表面はなめらかだがコシはあまり感じられず、しなやかさも無く、そのため繋がりは悪く切れ切れも目立つ。
盛りは蕎麦前を楽しんだ後には、もてあますほどの量。
「つゆ」は濃い目だが、醤油の尖りがやや気になる。
蕎麦湯は自然体では無く、手が加わっていて白濁が濃いが、苛つくような粘度を感じなかったのは良かった。
ご主人はちょっと厳つい風貌で、次々と入って来た後客への対応に、カウンター内で忙しく立ち働いている。
本当なら修業先やどういった経緯でこちらに店を移したか、などと言ったことを伺いたかったが、とても声を掛けられる雰囲気ではなかった。
客は近所のサラリーマン主体のお馴染みさんが多いようで、夜は単に居酒屋としての利用が専らのように見受ける。
酒や肴類の品揃えには目を見張るものが有るが、それらに注力するあまり肝心の蕎麦の仕上がりに精妙さを欠いていたのは残念。
星の評価は総合的に判断すると、このくらいになってしまう。
料理のメニューにはまだ面白そうなものが沢山有るが、今回の蕎麦の出来から判断して再訪は微妙。