無料会員登録/ログイン
閉じる
公式
お店の営業情報は店舗関係者によって公開されています。
食べログ イタリアン TOKYO 百名店 2023 選出店
気になるお店はこちらで保存ができます
空席確認・ネット予約
閉じる
リクエスト予約希望条件をお店に申し込み、お店からの確定の連絡をもって、予約が成立します。
1 予約の申し込み
ご希望の条件を当サイトよりご入力ください。
2 お店からのメール
ご予約が承れるか、お店からの返信メールが届きます。
3 お店へ来店
予約が確定した場合、そのままお店へお越しください。
電話なら予約できることがあります
閉じる
03-6762-8001
最新の情報は直接店舗へお問い合わせください。
美味しい料理にマリアージュしたワインの素敵なハーモニー、これこそmerachiの素晴らしさです♪
イタリア料理に和のテイスト、merachiさんの新境地に益々ときめきを覚えました♪
昨年7月の訪問以来、久しぶりにmerachiさんにやって来ました。
本当は20時からのアラカルトタイムに来てみたいのですが、帰宅時間を考えるとなかなか踏み切れず、今宵も18時からのコース料理を予約です。
最近マイレビ様も来店され、益々良くなっているとした口コミを拝見し、私のテンションもかなりあげあげです。
六本木駅からぶらりと。
この日は冷たい風が強め、お店に到着する頃には体がすっかり冷えてしまい、気のせいかお腹の具合もちと不安定気味に(⌒-⌒; )
予約してから折角楽しみにしていただけに、なんてこったなのです。
杉本オーナーシェフとソムリエールの酒田さん、半年前に入ったセカンドの料理人さんと、女性スタッフさんと挨拶を交わし、カウンター席へ。
そうそう、カウンター席のこの雰囲気が良いのです♪
本革の椅子の座り心地が身体に馴染む感じが好き、本革ですが滑らないのです。
杉本シェフに、少し料理のポーションを控えめでスタートして下さいとお願い、やはりお腹の調子が気になります( ̄▽ ̄;)
とは言えスタートには、やはり泡をいただきたいので、酒田さんにお任せします。
今宵いただくのは、
【Menù speciale】 15,000円(税込・サ別)
※ コペルト 800円、サービス料別途10%
スタートはイタリア ピエモンテ産のスパークリング、泡立ちが綺麗です♪
◇ ペコリーノ・ロマーノのサブレ そら豆のムース
可愛らしいアミューズ♪
指でつまんでパクリ、サブレがサクサクです。
ペコリーノの強い塩味にそら豆のほのかな甘み、スパークリングワインを誘う美味しさです♪
◇ 佐渡 鰤 カルパッチョ
色鮮やかな前菜にテンションが上がります⤴︎⤴︎
鰤が何処となく生ハムに見えます。
コラテゥーラ(イタリアの魚醤)に漬けた鰤、コラテゥーラは魔法の調味料と言われる旨み調味料、癖はあるもののナンプラーよりもはるかに食べ易いのが特徴、脂乗りの良い鰤に更に旨味が加わっています。
白ワインビネガーで酢漬けにした紅芯大根の、しっかりとした甘酸っぱさがとても秀逸、鰤との相性抜群で凄く美味しいです♪
鰤の旨味があればこその美味しさです!
◇ 馬肉のタルタル
ピエモンテ州の郷土料理、馬肉のタルタルがまた可愛らしいですね。
見た目の可愛らしさとは裏腹に、馬肉が実に肉肉しくて目を見張る美味しさ!
とても馬肉がさっぱりとして美味、そこに黒ニンニクをお味噌の様な仕立てで合わせる事で、馬肉の旨味の輪郭がはっきり際立っています。
合わせたヘーゼルナッツの濃厚な旨味が密かに効いているのですね。
白ワインがマリアージュされ美味しい事♪
◇ 焼きたて自家製フォカッチャ
◇ スッポンストラッチャテッラ(ローマ風卵スープ)
メラキさんの斜向かいにある日本料理のお店、〝西麻布野口〟さんとコラボレーションされた様子はInstagramで拝見していました。
そのご縁から派生した料理と言ってよいスープが登場しました。
スッポンは丸のままを捌いてますが、それも野口氏から伝授されたそうです。
青森産の鱶鰭も入る卵スープは、イタリア料理的な物とは離れ、日本料理や中華料理的な仕立てに感じます。
私などは、ここに麺を入れたらさぞ美味しいだろうなと想像してましたから(笑)
イタリアでは鱶鰭を使うのですかとシェフに聞いてしまいました。
勿論、イタリアでは鱶鰭は使わないそうです。
◇ 木更津 竹島さん ボッコンチーニ 生ハム
愛媛 ブラッドオレンジ
メラキさんの定番の一皿の登場に、私の興奮もピークを迎えています!
竹島さんのボッコンチーニ、フレッシュでミルキーで深みのあるコクのある味わいを、超えてくる物は未だかつてありません!
そこに合わせたブラッドオレンジのキリッとした酸味のパンチ力の強さが、なんて美味しく重なってくるのでしょう!
イタリア人の方がアメリカで作る生ハムの塩味と旨み、もはや最強の組合せと言っても過言ではありません!
メラキさんで必ず食べるべき一皿なのです♪
◇ 佐渡産 鮑 フリット 実山椒
今回いただいた中で、この一皿も忘れられない美味しさです。
新鮮な鮑をフリットにするとはなんて贅沢な!
フリットには鮑の肝や刻んだ山椒の葉、サルシッチャも入れているのです。
そこに合わせた実山椒のタルタルが、めちゃくちゃ美味しく、鮑の肝に実山椒やバジルを合わせたジェノベーゼ風の仕立てなのですが、万能調味料と言って良い旨みがあります。
鮑のフリットにこのタルタル、鮑の風味はそのままに旨みだけを引き連れて来ているのです。
◇ オレキエッテ 菜の花 牡蠣
ポーションは少なめにしていただいているので、本来はもう少しボリュームはあります。
杉本シェフがカウンターで手打ちにしたオレキエッテ(耳の形をしたパスタ)、打ち立て茹でたてでいただけます。
オレキエッテのもちもちさに絡んだ、菜の花のほろ苦さのあるソース、春ですね〜!
隠し味は牡蠣(南三陸産)の強い旨み、更にはガーリックとローズマリーの香りを移した、揚げたパン粉(モリーカ)のサクサクとした食感と風味の良さ、杉山シェフのパスタ料理はいつもながらに頭抜けてます♪
◇ スパゲッティ 2年熟成コラトゥーラ カラスミ
お皿の色使いがまさにイタリア人らしいのですが、杉山シェフのイタリアの友人が〝メラキの為に〟と作ってくれた物なのだそうです。
更にここで使っているコラテゥーラも、イタリアのシェフの友人が作っている魚醤なのです。
スパゲッティもシェフの自家製、カラスミも勿論自家製、杉本シェフの美味しさへの拘りの強さが、そのまま美味しさとなっています。
スパゲッティがなんてもちもちなんでしょう、じゃがいものペーストを混ぜているとか。
「オッティモ!!」
その一言に尽きます♪
◇ 天城黒豚ロース 季節の野菜ロースト(+¥800)
メイン料理は4種類から好きな物を選びますが、私は天城黒豚ロース一択なのです!
ここまでいただいて来て、当初感じていたお腹の不調もすっかり陰を潜め絶好調の復活、メイン料理は通常のポーションで改めてお願いしました。
天城黒豚、伊豆の金子畜産さんがそれこそ丹精込めて育てた黒豚さん、オレイン酸の含有量が非常に多くある種のコレステロールを低下させる効果があります。
とは言え油成分ですから、過剰な摂取は肥満の元にもなります(^◇^;)
天城黒豚は繁殖から屠殺、流通まで全てを金子畜産さんが行う、安全管理が徹底された豚でもあります。
早朝4時に、豚肉を積んだ保冷車が数台伊豆を出発して、取扱店まで自社配送もされています。
色々書いてますが、表参道の某とんかつ屋さんから詳しく教えて貰った知識です(⌒-⌒; )
食べた感想へ戻ります。
メイン料理のナイフを何種類から好きな物を選びますが、新潟県燕三条の藤次郎が作る〝SAMURAI〟に、このテーブルナイフの切れ味の鋭さはピカイチです!
サクッとした噛んだ時の食感、表面のカリカリした焼き加減の良さが物語っています。
肉質は密度が高く適度な噛み応え、噛むと拡がる濃厚な旨み、堪らんですよシェフ、めちゃ美味しいです♪
脂身のひとかけは最後のお楽しみ、口の中に拡がるジュワッとした甘み、これなんですよね天城黒豚の素晴らしさって!!
天城黒豚だけではありません、付け合わせの百合根(北海道産)のさつま芋の様なホクホクで甘みの強さたるや、こんなに美味しい百合根に出会った経験はありませんから!
甘みだけでなく、良く焼いたカリカリした食感も秀逸、お腹の具合が回復してほんと良かったです(^^;;
◇ あまりん(苺) 水牛ミルクジェラート
メラキさんのドルチェがまた最高に美味しいのです!
埼玉県の矢島農園さんが作る〝あまりん〟、普通の苺の糖度はおおよそ13度位に比べ、18〜20度の高糖度、そこからも甘みの強さが分かると思います。
更には、水牛ミルクは木更津の竹島さんの水牛、先程いただいたボッコンチーニの生産者さんです。
水牛ミルクのコレステロールは普通の乳牛の約半分、タンパク質は逆に約3割多く、最大の特徴は脂肪分が多くよりクリーミーな点です。
下にはスポンジケーキを合わせ、ショートケーキ風に仕立てられています。
水牛ミルクジェラート、これもまた最高に旨い!
このドルチェ、満点の100点です♪
◇ カンノーリ
イタリア(シチリア発祥)の伝統的なペストリー、あたくしこれが大好きなのです♪
ここで使っているリコッタチーズはジャージー牛の物、それも週に一度だけ作られる特別製なのだとか!
周りのクッキー生地は極力薄くし、最後に軽く食べられる仕立てにされています。
片側にはクラッシュしたピスタチオ、もう片方にはアマゾンカカオ、サクッととしてこれも凄く美味しいです!
◇ エスプレッソW
締めにしっかりと苦味のあるエスプレッソをWで♪
久しぶりにいただくメラキさんのイタリア料理、やっぱり旨いな〜!
素材をどんな風にしたら美味しい料理になるのかを、杉本シェフは良く分かっていらっしゃるのだと思います。
そこにはイタリアでの長い修行がベースとなり、日本でまだ早過ぎるのではの声がある中、オーナーシェフとしてこの地にお店を構え約2年3ヶ月、営業しながら経験を積み、また諸先輩方からのアドバイスを受け、時間の経過と共に蓄積してきたノウハウが有ればこそなのでしょう。
そして、ソムリエールの酒田さんのワインセレクトが、杉本シェフの料理とマリアージュされ、料理とワインの両方を引き立てる感じがとても良いのです♪
当初はお腹の不調からお酒は控えなきゃなんて思ってましたが、途中からすっかりそんな事は忘れまして、いっぱいいただいてましたf^_^;
それだけ美味しかったのですね♪
今宵もとっても美味しかったです♪
ごちそうさまでした♪( ´θ`)ノ
うわー、更に美味しくなってるじゃないですか!
率直な気持ちをタイトルに書いてみました。
やって来たのは、西麻布のイタリアン『merachi (メラキ)』さん、前回の訪問はこちらの2周年祝いでしたから、約7ヶ月も空けてしまいました(⌒-⌒; )
六本木駅から向かいますが、蒸し暑さに参ってしまいます。
この日は19時の予約でしたから、到着時には他のお客様はコース料理も大分進まれています。
杉本シェフの変わらない笑顔の出迎え、スタッフさん達とも挨拶を交わしカウンター席に座ります。
ソムリエールさんに、まずはお店の名前が入る〝merachi〟オリジナルクラフトビールをお願いします。
代々木のY.Y.G BREWINGにシェフが依頼して作られたビール、華やかなホップの香りとフルーティな飲み口、喉の奥に残る余韻が心地良い味わいです♪
では、いただいた料理の感想を書いてみます。
☆ 富山湾 白海老のタルタル
白海老を昆布締めにしてからタルタル仕立て、程良く脱水された白海老の旨味と甘みが良い感じです♪
☆ 小田原産スズキ カルパッチョ ゼッポリ
小田原の並木屋(魚屋さん)さんからのスズキ、コラテゥーラ(イタリアの魚醤)でカルパッチョ仕立て、魚を発酵させたコラテゥーラの旨味がなんて素晴らしいのでしょう!
スズキの強い食感は流石の鮮度の良さです!
ゼッポリ(ゼッポリーニ)は揚げたて熱々、何となく竹輪の磯辺揚げを連想するのは私だけでしゃうか。
☆ とうもろこし パンナコッタ 雲丹 キャビア
美味しい!
とうもろこしの強い甘みに、馬糞ウニの甘みがこんなにも自然にマッチする仕立ての良さが際立ちます。
そこにキャビアの塩味が更にアクセントとなり、凄く美味しいパンナコッタです。
青森県の塩谷魚店さんからの馬糞ウニのクオリティーも高いのは間違いありません!
先程の並木屋さんに塩谷魚店さんからのルートは、杉本シェフ尊敬するシェフですね。
☆ 木更津 竹島さん ボッコンチーニ 生ハム パプリカ
竹島さんの作るボッコンチーニがまぁたっぷりです!!
こんなにもフレッシュ感のあるモッツァレラは、流石は竹島さんだけの事はあります。
合わせる生ハムはフランス産、お店のスライサーで極薄に切られた所にボッコンチーニを合わせる訳ですから、素晴らしい美味しさです♪
ワインに良く合う料理です。
☆ 軍鶏 フリット
美味しいですね♪
腐乳に漬け込みスパイスをまぶした軍鶏肉が、まぁしっとりジューシーなフリットとなり、凄く美味しい!
軍鶏肉と聞くと、締まった肉質を想像しますが、やはり腐乳に漬け込むひと手間が程良い柔らかさにしているのですね。
某ケン◯ッキーさんとは比べてはいけませんね(笑)
お皿に添えているのは、サワークリームにバジルなどを合わせたソース、爽やかな酸味をフリットに付けて楽しみました。
☆ トロフィエ ジェノヴェーゼ ツブ貝
食べる直前にくるりと仕上げた手打ちのトロフィエ、ジェノヴェーゼソースをたっぷりとまとい実に深みのある美味しさです!
杉本シェフの手打ちパスタ、この日いただいたトロフィエは過去一美味しいです!
ツブ貝はイタリアでも良く使う食材なんですね、コリコリとした食感がトロフィエのモチっとした食感と対照的な取り合わせな点が楽しく感じます♪
ツブ貝の他にじゃがいもが入っていますが、じゃがいもがこのパスタ料理で大きな存在、ホクホクとしながらジェノベーゼを爽やかにまとっています。
一皿のボリュームも私には丁度良いです♪
☆ リゾット 鰻 バルサミコ
このリゾットがまたやばいです♪
玉葱とトマトと赤ワインで鰻を煮込んだソースを吸わせたリゾット、めちゃくちゃ美味しいです!
バルサミコでマリネした鰻の炭火焼き、鰻好きの私には堪らないです!!
merachiオリジナルのスパイスが味の決め手です♪
鰻は浜松の養鰻、しっかりと仕立てを施しただけに、凄く美味しい料理となっています。
☆ 天城黒豚 肩ロース 季節野菜ロースト
やったー、金子さんが育てた天城黒豚がメイン料理に登場です♪
元々豚肉好きなのですが、某とんかつ屋さんに通うようになってからは、色々なブランド豚をいただき味わいの違いを感じている中で、静岡県は伊豆で金子畜産さんが手掛ける天城黒豚の、濃厚で深みのある味わいが強烈なインパクトとして記憶に残っています。
肩ロース肉の、適度な噛み応えから滲み出る旨味の強さ、まさに天城黒豚の美味しさそのものを喰らっています!
まためちゃボリューミーなのです(笑)
立っているのは骨付きのロース肉、こんがり芳ばしく焼かれたお肉を、手づかみでワシワシワイルドにかぶりつくのが正解d(^_^o)
久しぶりに食べた天城黒豚、こんなに美味しく仕上げられた杉本シェフや料理人の方に感謝です♪
付け合わせの野菜がまた美味しかったです、中でも百合根がホクホクとして甘みがあり凄く良かったです!
☆ マチェドニア
色々な夏のフルーツをたっぷり使ったマチェドニア、これ最高レベルの美味しさです!
フルーツそのものの異なる甘みが奏でるハーモニー、なんて美味しいのでしょう♪
フランボワーズやスイカにメロン、パッションフルーツ、そして山梨県から届いた桃がめちゃんこ甘くて美味しかったです!
下のソルベは愛媛県産のブラッドオレンジ、目が覚める程の酸味の強さが、フルーツの甘さをより強く感じさせています。
冷たくて美味しかったです♪
☆ カンノーリ
締めはカンノーリ♪
リコッタクリームに生クリームを合わせ、オレンジピールにピスタチオ、アマゾンカカオをまぶしたカンノーリ、カンノーリが大好きなだけに、この美味しさに最後きっちりと締まりました♪
☆ 追加:横田さんの台湾茶(東方美人茶)
一度こちらでの貸切会に参加した際にお会いした、横田さんのお茶がとても美味しく、merachiさんではよくいただいています♪
伺う度にどんどん美味しくなっているのが如実に感じられます。
料理の味わいの良さはもとより、その彩りにも気を使われより一層磨かれた様に感じます。
ほんと、美味しかったです♪
イタリア料理、好きなんです♪
若い頃はフレンチもイタリアンも好きでしたが、最近はもっぱらイタリア料理だけになりました。
この日はシェフ手打ちのトロフィエが1番印象的でした。
そして鰻のリゾットと。
1人でもいつも楽しませていただき、シェフをはじめ皆様に感謝しています。
ではまた寄らせていただきますね♪
ごちそうさまでした╰(*´︶`*)╯♡
祝 開店一周年!
2021年12月29日、乃木坂で産声をあげた一年後の今宵、お祝いを兼ねて連れを伴い『merachi』さんへ伺いました。
杉本シェフはじめスタッフさん達に挨拶をして、カウンター席のほぼ中央の席に着きます。
メニューは拝見しているとシェフから、
今回は特別に鴨と豚肉を用意しましたと一言。
嬉しいですね、どちらも私の好物そのものです♪
menu speciale 14,900円(税・サービス料込み)
今夜はこちらの開店一周年の席、お祝いですからまずはシャンパンからいただきます♪
☆ 銀杏クミン ジャガイモチップス
1品目の料理の前におつまみを二品、シャンパンをいただきながら料理の出来上がりを待ちます。
☆ アノリーニ イン ブロード
冬の寒い季節に食べられるイタリアの郷土料理アノリーニ イン ブロード、中に牛肉・パン粉・パルミジャーノの詰め物をしたラヴィオリに、鶏のブイヨンをベースに牛肉で取ったコンソメスープ。
黄金色のスープが熱々、滋味深いなんとも旨味のあるスープにプルンとしたラヴィオリのパルミジャーノの風味がとても調和しています♪
☆ 木更津竹島さん ボッコンチーニ パルマ産生ハム ル・レクチェ
一皿のボリュームに連れと思わずにんまり。
モッツァレラを一口サイズにしたボッコンチーニのフレッシュさが素晴らしいです!
そこに福島のル・レクチェ(洋梨)の甘みに、パルマ産の生ハムの塩味を合わせるのはなんとも形容し難い美味しさ!
今宵は白ワインをボトルでいただきましたが、まさにこの一品がぴったりです♪
☆ 小田原 クロシビカマス フリット メラキ七味
小田原は並木屋さんからのクロシビカマスが肉厚で脂がのってます♪
普通のカマスとはちょっと見た目も違うクロシビカマス、皮の方から身に向けて長くて硬い骨があり食べ難い事から、余り流通はしていなく産地で消費される魚なんですね。
これが知られざる美味しさ、鱧の骨切りをする要領で捌き、外はカリッと中はふわりとしたフリット、身の美味しさはカマスを凌ぐ程です!
こちらオリジナルのメラキ七見、唐辛子は使わず7種類のスパイスがフリットに絶妙な風味をもたらしています。
このフリット、最高に美味しいです!!
☆ 青森県産 白子 飛騨ネギ グラタン
青森県は塩谷魚店さんからの白子のグラタン、ふふふ、何処かでこんな料理をいただいた事がありますね、それもこの近所で(笑)
蕎麦粉のガレットにのせた白子のグラタンに、仕上げは黒トリュフを振りかけてさあ召し上がれ!
ガレットに包むのがポイント高いですね。
白子のクリーミーさに深谷ネギがトロンと甘みが強く、ガレットの蕎麦粉の香ばしさが全ての美味しさを一つにくるっと、パクッと口にできるのが食べ易くて気軽さはあるものの、そのまま美味しさの拡がりは素晴らしいばかり!
この料理にもやはり白ワインなんですね♪
☆ ジャガイモのニョッキ ソレンティーナ
北海道のきたあかり(じゃがいも)は熟成された物ではなく掘り立てをふかして潰してマッシュしてニョッキに。
サンマルツァーノ(トマトの品種)のソースに合わせるニョッキが、個人的には珍しく感じますがこれがとても美味しいのです!
サルシッチャとスカモルツァチーズを合わせたパスタ料理の様な仕立て、イタリアらしい食材が詰まったソレンティーナ、この料理が気に入りました♪
☆ 銀の鴨 ラグー 全粒粉タリアテッレ
青森県で育てられた銀の鴨をふんだんに使った贅沢なラグーです。
パスタは全粒粉のタリアテッレ、健康面にも配慮されたこの料理はめちゃくちゃ美味しかったです♪
仕上げにかけたのはアマゾンカカオです。
イタリア産のカルドンチェッロ(茸)のエリンギの様なしっかりとした食感がラグーの美味しさに食感の良さをプラスしています。
全粒粉のタリアテッレが濃厚なラグーソースとバランス何とても良く美味しい組合せです♪
☆ 氷室豚 スカロッピーネ
氷室豚は、摂氏0度以下でも細胞が凍らない熟成庫で14日間以上熟成させた豚肉です。
それを薄く叩き生ハムを巻き、白ワインとバターでソテーしたスカロッピーネです。
氷室豚の芳醇な甘みに生ハムからの自然な塩味が重なり、これは美味しい豚肉料理ですね!
付け合わせはベネト産のチコリ、歯触りの良さとほろ苦さが豚肉にもぴったりです。
☆ モンテビアンコ
甘いものが大好きな私にはモンテビアンコ(モンブラン)のドルチェは最高なご褒美!
中にはなかほら牧師のミルクジェラートにマロングラッセ、栗のクリームに周りはメレンゲと、色々な美味しさが集合したこのドルチェは堪りませんでした♪
☆ 焼きたてのマドレーヌ
いつもの様に焼きたての美味しさを楽しみました♪
伺う度にmerachiさんの料理が美味しくなってきます!
その美味しさは瞬間的なものだけではなく、口コミを書いている今でもしっかりと思い出させる印象深い美味しさと言ったものです。
新型コロナの大変な時期にオープンされましたけど、着実にお客様も増えている様に見受けます。
それも幾度も来られる常連様が伺う度にちらほらといらっしゃります。
個人的には、ひっそりと食べたい時に予約ができるお店であって欲しいと願いながらもやはり嬉しいです。
開店一周年のまさにその日に来れたことは、我々にも思い出となりました。
2023年、更なる飛躍を期待しています。
素晴らしかったです♪
ごちそうさまでした╰(*´︶`*)╯♡
料理とワインの素敵なマリアージュ♪
『merachi』さんへ食べ友様達をお誘いして伺いました。
お店の前で待っていると、ソムリエールさんが顔を出して下さりご挨拶。
皆様予約時間にお集まりとなり、この日の宴の始まりです。
コース料理は一つ、
Menu speciale 13,000円
(税込み・サービス料10%別途)
※ 21時以降はアラカルトで営業されています。
まずはフランチャコルタをボトル一本、皆様とシェアしていただきます♪
イタリア仕込みのスパークリングワインですが、お値段リーズナブルなのですがシャンパーニュにも負けず劣らず美味しいとは私は思っています。
※ 料理の感想は写真に簡単に掲載しています。
◇ 青海苔のゼッポレ ジャガイモチップス
◇ 南三陸 牡蠣 トマトコンソメジュレ
※ ンドゥイアとは、
写真には文字数の制限から書けませんからこちらに。
南イタリアで作られる香辛料を効かせた豚肉のサラミ。
唐辛子で豚の脂肪を漬け込み熟成させたサラミを、牡蠣の隠し味に使っているのです♪
◇ポッコンチーニ パルマ産生ハム ペペロナータ
木更津の竹島さんが毎朝2時に水牛から搾乳したミルクを使い作られたモッツァレラの一口サイズがポッコンチーニ。
付け合わせは、赤パプリカのバルサミコのマリネと生のナスのオイル漬け。
付け合わせにもしっかりと手を掛けるシェフの料理に掛ける熱い思いが感じられます♪
◇ 自家製フォカッチャ
竹島さんがチーズを作る際に出たホエイを使ってます。
◇ 佐渡 フグ白子 フリット サルサヴェルデ
※ サルサヴェルデとは、
イタリアンパセリ・アンチョビ・ワインビネガー・パンを使った緑色のソースです。
◇ ホワイトアスパラガス 昔翁の卵 アジアーゴ
※ アジアーゴとは、
アジアーゴチーズ、イタリアを代表するチーズです。
熟成期間を変えることで味わいが変化する、好みに合わせた物が選べるのが面白いチーズです。
◇ ツブ貝 ジェノベーゼ トロフィエ
※ トロフィエとはショートパスタ、手のひらで紐状に伸ばした形状がカンナ屑・木くずに似ているからその名が付いたそうです。
◇ マッケロンチーニ マッシュルーム
※ イタリアのセモリナ粉と卵のみで作られる卵パスタです。
◇ 足利マール牛 カイノミ 季節の野菜ロースト
◇ シチリア産 ピスタチオジェラート
◇ 焼きたてのマドレーヌ
ここは兎に角品数も多ければ味も美味しく、そしてリーズナブルさに驚きます♪
そして今回は特にワインとのマリアージュが良かったです!
季節ごとに変わる食材からシェフの料理の引き出しが一つ一つ開いて行きます。
もっともっと杉本シェフの本場のイタリア仕込みの料理を食べてみたくなります♪
奇を衒う様な料理ではなく、オーソドックスなイタリア料理に杉本シェフのスパイスを加えたそんなスタイルが気に入っています。
無事に皆様に紹介する事ができて、ホッとしました。
杉本シェフはじめスタッフ皆様に感謝申し上げます。
ありがとうございました。
また寄らせていただきます♪
ごちそうさまでした♪( ´θ`)ノ
心のこもった料理と美味しいワイン♪
約2ヶ月ぶりに『merachi』さんへ予約訪問。
昨年12月末に開店してから3ヶ月が経過、お店も落ち着いた頃合いかなと思い伺ってみました。
杉本シェフと挨拶を交わし、まずはビール〝merachi〟、オリジナルのクラフトビールをいただきます。
◇ Special Corse 13,000円
(税込・サービス料別途10%)
◆ じゃがいもチップス
料理が来るまでのビールのおつまみ、チーズと胡椒が効いた軽いチップスは際限なくいただけてしまいそうです。
◆ フリッタティーナ
ナポリの郷土料理、ブガッティーニ(パスタ)とベシャメルソースに燻製チーズを入れたグラタンコロッケ風なおつまみ、手で摘んで口にポイッとできそうですが中は熱々なので気を付けて下さいと。
赤色のパウダーはスペインの燻製パプリカの香辛料です。
◆ 佐渡 メジマグロ カルパッチョ
レモンの酸味が効いたソースに、脂の乗ったメジマグロが素晴らしい組合せ、めちゃくちゃ美味しいです!
バジリコにオレガノ、新玉葱にフルーツトマト、なんて爽やかなカルパッチョなんでしょう!
新玉葱とフルーツトマトの甘みが隠し味の様で、主張は弱く酸味を際立てているのです♪
◆ 木更津 竹島さんのボッコンチーニ(モッツァレラ)とリコッタチーズ 生ハム ブラッドオレンジ
うわぁ〜、竹島さんのチーズを使う様になったのですね、それは凄く嬉しいです!
この日の一番はこの一皿です!!
モッツァレラもリコッタもめちゃくちゃ美味しいです♪
こんなにフレッシュでナチュラルな味は、本当に竹島さんだけの美味しさです。
パルマ産の生ハムはスライサーで極限まで薄く、チーズを乗せればこれ最高!!
そしてブラッドオレンジのドス黒い色をご覧下さい、って写真がちょっとしか写ってませんね(^^;;
こんなに甘いブラッドオレンジは先日もある日本料理店でいただきましたが愛媛県産ですよね、この一皿はやばいですほんとに♪♪♪
◆ 自家製フォカッチャ
木更津の竹島さんがモッツァレラチーズを作る際に出たホエーを使った焼きたてのフォカッチャ、なんて贅沢なのでしょう!
言うまでもありません、凄く美味しいです♪
◆ ヒラメ グアンチャーレ フリット
これも美味しい♪
ヒラメにグアンチャーレ(豚の頰肉に香辛料や調味料を付けた塩漬け)を巻いてフリットに、上にはサルサ・ベルデ(イタリアンパセリ・アンチョビ・ケイパーなどのソース)を掛けています。
外はカリッと、グアンチャーレの塩味が絶妙な味加減、爽やかなソースをまとえばいと旨し!
◆ ホワイトアスパラガス アジアーゴ 昔翁の卵
春の一皿、香川県産のホワイトアスパラガスがめちゃジューシーです♪
埼玉県の篠原養鶏場の〝昔翁ありき〟を使っているそうですが、黄身が凄く濃厚です!
イタリア産アジアーゴチーズがミルキーでちょっと酸味が個性的。
三位一体となった美味しさは食べなきゃ分かりません!
この美味しさを表現するのは私のボキャブラリーでは到底無理なのです(⌒-⌒; )
◆ オレキエッテ 菜の花 ホタテ
菜の花のソースの緑が春らしさを演出しています♪
耳たぶの形をした自家製オレキエッテがモッチモチ、そこにモッリーカ(パン粉をオリーブオイルでカリカリに炒めた物)のカリカリな食感が楽しい組合せです。
◆ タリアテッレ ボロネーゼ
牛の頰肉とテールを使っているのが杉本シェフのオリジナリティーを感じさせるボロネーゼ、肉肉しい食感とホロホロな食感が混ざり合い、旨味は濃厚ですが味付けはサラッとしています。
タリアテッレは通常よりも薄く伸ばし、ボロネーゼがよく絡む様にした仕立て、これもめちゃ美味しいじゃないですか!
見た目からはもっと濃い味付けかと思いましたが、食べると想像よりも遥かに軽やかなボロネーゼでした♪
◆ 足利マール牛 シンシン アリッサソース
ここに至るまでにお腹が割と膨れてしまいましたので、牛肉のポーションは通常よりも落としてもらっています。
本来はもっとボリュームがあったでしょう、なんて勿体無いことをしてしまったのか( ̄O ̄;)
出荷の直前に葡萄の搾りカス(マール)を食べる足利牛なので、マール牛と名付けられているそうです。
和牛とホルスタインを掛け合わせた品種、そのシンシン(もも肉の中でもマルシンと呼ばれる部位の更に中心)の柔らかさは筆舌し難いほど、じっくりと火入れした赤身が美しいです。
炭火焼きにした炭の香ばしさが表面に残り、少し焦げた風味が味わいを更に豊かにしています。
アリッサソースがピリッとしてますが、その旨みがお肉に凄く合っています!
付け合わせは、ほうれん草と姫人参に百合根、ローストされた野菜の甘みにアリッサソースがまた見事な組合せです♪
◆ ナポリ風シュークリーム 中洞牧場ミルクジェラート
甘い物は別腹!!
このデザートは甘党なおっさんが唸る美味しさです!
隣の冷たいミルクジェラートと、シュークリームに熱々なチョコレートをかけてプロフィッテロールの完成。
中洞(なかほら)牧場のミルクジェラートのコクのある旨みと自然な甘さは、自然放牧で育った牛さんだからこその美味しさなのですね!
知覚過敏な方はしみるかもです(笑)
◆ 焼きたてのマドレーヌ
焼きたて最高!!
◆ アールグレイティー
杉本シェフの作る料理は、イタリアで修行された思い入れと、心を込めて作る美味しさが、花開くそんな温もりがある様に感じるのです。
どちらかと言えば伝統的なイタリア料理が中心なのでしょうかね、その味わいが私を虜にしてしまいました。
やはり、ここ美味しいと思います♪
次回の予約もさせていただきました♪
美味しかったです♪
ごちそうさまでした╰(*´︶`*)╯
料理人が魂・創造・愛を込めて作り上げる絶品料理♪
2021年12月29日、乃木坂に新しいイタリアン店がオープンしました。
『merachi』
merachi(メラキ)とはギリシャ語で、職人が魂・創造・愛を込めて作り上げるとした意味、シェフが料理へ込める思いを表現したものなのです。
そんなホットな情報をマイレビ様のプレオープンのレビューから知り、とても気になっていたところ、恵比寿の某お鮨屋さんでそんな話しを年始にしてましたら、1月に大将主催の貸切り会をやるとまたしても激アツな情報、そこに私も参加させていただきました。
お店はGoogle mapで正確に位置表示はされますが、うっかりすると通り過ぎてしまうかも、お店の外観を確認してから行かれると良いかと思います。
お店の前で待っていると、ソムリエールさんが顔を出して下さり店内へどうぞと、ほどなくして主催者の大将や皆様が揃い、カウンター席が全て埋まります。
一枚板のカウンターが素敵です♪
照度を落とした店内はシックで落ち着いた雰囲気、料理への期待が一段と高まります。
ますばオリジナルのクラフトビール、その名も〝merachi〟で皆様と乾杯。
この〝merachi〟は、代々木のY•Y•G BREWINGにシェフがこんなビールをと依頼して作られたそうなのです。
そこにも料理人とビール職人の魂が込められています。
華やかなホップの香りとフルーティな飲み口、喉の奥に残る余韻が心地良い味わいです♪
◆ オリーブアスコラーナ お米のチップス オレガノ
オリーブアスコラーナはオリーブに詰物をし揚げたフリット、この日は自家製サルシッチャの詰物、一口でパクッとできるおつまみにオリジナルビールが進みます♪
十五穀米のチップスはオレガノが香る甘くないポン菓子の様です。
◆ ストラッチャテッラ(ローマ風卵スープ)
鶏のお出汁がベースの見た目通りの卵スープ、溶き卵にパルミジャーノ レッジャーノを削り入れたチーズの風味が特徴的、そこにオリーブオイルをかけています。
◆ パルマ産生ハム ペペロナータ ブッラータチーズ
カウンター前には大きな生ハムスライサーが設置してあり、杉本シェフが丁寧にスライスされます。
その薄さは限界なのではと思える極薄、融点が低いので口の中で直ぐに脂がとろけます!
合わせるのはフレッシュなブッラータに甘みのあるパプリカの低温ロースト、これは最高な組合せです!!
イタリア産白ワインがめちゃ美味しい♪
◆ 福岡県博多産 クエのフリット
写真では分かりづらいですが、フリットが大きいのです♪
クエにグアンチャーレ(豚頰肉の塩漬け)を巻いてフリットに、揚げたてはめちゃくちゃ熱いですがハフハフしながらモグモグ。
あ〜なんて軽い口当たりなんでしょう、サクッと歯触りが心地良くて凄く美味しい!!
そのままでも充分に美味しいのですが、イタリアンパセリとスパイスを使ったサルサヴェルデソースの爽快さがグッと味を引き締めるのです♪
◆ オレキエッテ 菜の花
南イタリアを代表するオレキエッテ(耳の形をしたパスタ)は、シェフが実際にカウンター前でコネコネして下さる自家製です。
菜の花のソースにはローズマリーの香りを重ね、春を先取りした様な味付け、オレキエッテがもっちりとしてます♪
上にはモッリーカ(カリカリにしたパン粉)を食感のアクセントとしてふりかけています。
◆ 魚介のリゾット
土鍋で炊いたゆきひかり米を、土鍋のままシェフがタイミングを計りながらかき混ぜています。
ゆきひかりは、先祖に餅米系のお米を含まないので粘りがなくリゾットには丁度良いお米なのだそうです。
アルデンテの様な米粒の食感が良いです!
小さな真蛸と海老がプリッと、魚介の旨味とバジルのペーストが爽やかに香るリゾット、なんて美味しいのでしょう♪
◆ ナポリ風ポルペッタ スカモルツァチーズ
これがまた美味しいのです♪
ポルペッタとはイタリアの肉団子、完熟のトマトソースの酸味がお肉の旨味と見事なマッチング、そこにたっぷりのスカモルツァチーズがトロ〜リ掛かればそこはもうナポリの景色が!
ナポリ、行った事はありませんがなんとなくそんな感じなのかな〜なんて想像しています(⌒-⌒; )
この日のお肉は、足利マール牛と氷室豚の合挽き、これがとてもジューシー且つ肉肉しさが溢れる美味しさなのです♪
◆ 群馬県 氷室豚のロースト 旬の野菜
豚さんのブランドの多い事!
氷室豚は多分初めていただいたと思います。
凍るか凍らないかの微妙な温度管理で、14日間熟成した氷室豚の肩ロースの美味しさにはかなり衝撃的な出会いでした。
お店に到着した時に、シェフが大きなお肉の塊を炭火焼きに、焼いては休ませ焼いては休ませ、じっくりと火を入れたお肉のピンク色が美しくてめちゃ美味しそう!
それに一人一人のお肉のでっかいこと!!
豚肉loverのあたくし、この日のテンション最高到達点に達しました♡
分厚いお肉に蓄えられたジューシーさと旨味が口の中で溢れ出してきます♬
香りが良く脂の甘みの豊かさに、改めて豚肉の美味しさを噛みしめました♪
豚肉の上にはアリッサソース(ニンニク・クミン・唐辛子のペースト)、これがピリッとする辛味と清涼感を豚肉に加味してめちゃ旨いのです!!
あ〜このメイン料理はスゲー!
付け合わせの縮みほうれん草も百合根のローストもまぁ美味しい事、特に百合根のホクホクとした甘みはまるでさつま芋なのです♪
お肉料理だけに、にくいね♬
刀の様な波紋が入るナイフは、新潟県燕三条 〝藤次郎〟製の〝SAMURAI〟めちゃくちゃ切れるナイフはさすが包丁専門の製造メーカーです!
これならば、私の余分なお肉も綺麗に削ぎ取れそうです!
◆ リコッタ エ ペーレ 洋梨
さぁドルチェの登場、イタリアの水牛のリコッタチーズの濃厚な旨味と洋梨の強い甘みのなんて素敵なハーモニー♬
シンプルに見えますが、しっかりと手をかけた美味しさが感じられます♪
◆ 焼きたてのマドレーヌ
マドレーヌ大好きです╰(*´︶`*)╯♡
しっとりとして焼いた香ばしさもあり、もう一つ食べたかったのです♪
◆ エスプレッソW
イタリア製のマシンで抽出したエスプレッソの濃さに目が覚めました!
スペシャルコース 13,000円
(税込み・サービス料10%別途)
この料理の内容とボリュームからすると、かなりお手頃な価格だと思います。
何よりも、とっても美味しいのですから♪
杉本シェフはまだ33歳、イタリアはミラノ・ナポリ・プーリア州などで研鑽を積み、銀座FAROでも働かれ独立された方です。
ちょっと良い意味で胸騒ぎがします♬
数年後には・・・
凄く楽しみなお店がオープンされましたよ!
私の胃袋、杉本シェフに根こそぎ持ってかれたかも
( ̄▽ ̄;)
凄く美味しかったです♪
お腹いっぱいで大満足!!
翌朝はお腹が空いて目覚めましたから、料理が見た目以上に軽やかだったのです。
ごちそうさまでした(((o(*゚▽゚*)o)))
口コミが参考になったらフォローしよう
goro58397
利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。問題のある口コミを連絡する
goro58397さんの他のお店の口コミ
MAISON GIVRÉE(中央林間、つきみ野 / ケーキ、カフェ)
とんかつ 蒼樹(上大岡 / とんかつ)
薪鳥新神戸(赤坂見附、永田町、赤坂 / 焼き鳥、鳥料理)
サーティワンアイスクリーム(関内、伊勢佐木長者町、桜木町 / ジェラート・アイスクリーム)
CIVIDALE(伊勢佐木長者町、阪東橋、日ノ出町 / イタリアン、パスタ、ビストロ)
オムの細道(東あずま、小村井、亀戸水神 / オムライス)
「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら
店名 |
merachi(メラキ)
|
---|---|
受賞・選出歴 |
イタリアン 百名店 2023 選出店
食べログ イタリアン TOKYO 百名店 2023 選出店 |
ジャンル | イタリアン |
予約・ お問い合わせ |
03-6762-8001 |
予約可否 |
予約可 ホームページより |
住所 | |
交通手段 |
日比谷線六本木駅より徒歩8分 乃木坂駅から605m |
営業時間 |
|
予算 |
¥15,000~¥19,999 |
予算(口コミ集計) |
¥20,000~¥29,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 |
席数 |
9席 (カウンター9席) |
---|---|
最大予約可能人数 |
着席時 9人 |
個室 |
無 |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、カウンター席あり、電源あり |
ドリンク | ワインあり、ワインにこだわる |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる |
利用シーン |
|
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
サービス | お祝い・サプライズ可(バースデープレート)、ドリンク持込可 |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
2021年12月29日 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
食べログの会員になるとレストラン情報を編集する事ができます!この機会に是非ご登録ください!
店舗会員になると、無駄な広告費をかけずに効果的なPRができます。詳しくはこちら
紙ではできない予約管理を。いますぐ無料ではじめよう。詳しくはこちら
既に会員登録が完了している方はこちらからログインできます。ログインはこちらから
西麻布のイタリア料理のお店、『merachi』さんへ約2ヶ月半ぶりに伺いました。
merachiさんは2021年12月29日にオープン、翌年の1月22日に初訪問してから今宵で7回目の訪問、杉本シェフの料理が次第しだいに変化している事を実感しています。
その変化とは、端的に言えば美味しさに磨きが掛かってきているのです。
使う食材をどんな仕立てにすればより美味しくなるのか、その辺の拘り方が味わいそのものへ間違いなく添加されてきている、そんな風に私は感じています。
今ではレストランガイド、“ゴ・エ・ミヨ、に2023年・2024年に掲載される人気店に、食べログでは2023年TOKYOイタリアン百名店に選出されています。
いただくのは、
◉ Menù speciale 15,000円
(税込み・サービス料別途10%)
ワインはソムリエールの酒田さんにお任せして、スタートにはイタリアのフランチャコルタの泡をいただきました♪
★ 生シラス ロザマリーナ
料理名そのままの、生シラスを塩と唐辛子でマリネしたアミューズ、イタリアはカラブリア地方の伝統食なのだそうです。
ほんのりとした辛みと塩気がフランチャコルタにぴったりです♪
★ キハダマグロ カルパッチョ
和歌山県産のキハダマグロをコラテゥーラ(魚醤)で味付け、下に卵黄のソースを忍ばせたカルパッチョ仕立てです。
夏が旬と言われるキハダマグロですが、あっさりとして軽い味わいだけに、コラテゥーラの旨味を添加したのが理にかない旨いです♪
卵黄のコクがまた良い仕事してます。
★ ホワイトアスパラガス パンナコッタ
これがめちゃくちゃ美味しかった!!
フランス産ホワイトアスパラガスに少量の生クリームを加え、パンナコッタとした前菜です。
上には彩り良くイタリア産ピゼッリ(グリーンピース)とキャビア。
ホワイトアスパラガスの甘み、グリーンピースの甘み、そこにキャビアの塩味とコクが織りなす三重奏、まさに初夏にぴったりな前菜でした♪
★ 木更津 竹島さん ボッコンチーニ 生ハム
セミドライフルーツトマト
もはやこの一皿には説明は要りませんね!
でも、今回の仕立てで凄かったのは、静岡のアメーラ(フルーツトマト)を乾燥させたセミドライトマトの甘みと美味しさの際立ちの素晴らしさ、そこにフレッシュなモッツァレラとリコッタチーズのコラボレーション、生ハムは要らないのではと思わず口に出てしまう程の美味しさなのです!
あっ、この生ハムの塩味も実は大切な存在でしたねシェフ(^^;
もうそろそろ、イタリア産の生ハムが輸入再開されるかもとシェフから伺いました♪
★ 自家製フォカッチャ
★ 佐渡産 鮑 カダイフ巻 バーニャカウダソース
約6時間蒸して柔らかくした鮑に、カダイフを纏わせ焦がしバターで揚げ焼きに、ソースはニンニクとアンチョビに少量の生クリームを使った、ピエモンテ地方伝統のバーニャカウダソース、そこに鮑の肝を使った2種類のソース。
カダイフのパリパリさに、鮑の柔らかで適度な弾力のある食感が最初に、そこからジンワリと鮑の旨みが口いっぱいに拡がります。
合わせた2種類のソースが織りなす風味と旨みが、鮑の美味しさをグッと引き立ててきます。
ナイフで切りながら、おっさん微笑みっぱなしでしたから♪
★ 青森県産 ウニ冷製フェデリーニ
トマトのコンソメに合わせたフェデリーニの、ツルッとした食感にシンプルに合わせた紫ウニ、トマトと紫ウニの其々の甘みがライムの泡の爽やかな風味を纏い、冷たさも食べ心地良く実に今の季節にぴったりな冷製パスタです。
南米のセビーチェをイメージされたこの一皿、レモンとライムの酸味にトマトとウニの甘みが、シンプルに美味しさの決め手となっています♪
杉本シェフが教えてくれたのですが、イタリアでは冷製パスタは殆ど作らないそうなのです、皆さんご存知でしたか?
カッペリーニやフェデリーニはその細さから、冷製にするととっても美味しいのに、イタリアの方は好まないのでしょうかね!?
★ リゾット 真フグ 白子
まさかこの時期に河豚の白子をいただけるとはびっくりしました!
この真河豚は佐渡で水揚げされたそうです。
リゾットとしてますが、パンのトーストをイメージして柔らかめに炊いた仕立て、普通リゾットと言えば、芯を残した固めなのですが。
チーズはほんのわずか、白子は照焼き風に、イタリアのマルサラ酒を煮詰め、照焼き風にして白子に合わせています。
その甘辛さが何処となく日本料理を連想させ、濃厚な味わいながらすんなりと受け入れられる味付けです。
杉本シェフ、日本料理店やお鮨屋さんとコラボされる事で、こんな新しい感覚の料理にチャレンジされているのでしょうか!
今までにはない料理、そんな面白みのある味わいでした♪
★ 足利マール牛 フィレ(+2,000円)
この日スタート時点で、メイン料理の食材を4種類からセレクト。
本日の料理内容から、最後には脂がさっぱりとしたフィレ肉が良いかなと思い選びました。
じっくりと火を入れたフィレ肉の色が鮮やかです。
ナイフがスッと軽く入る柔らかさ、口にすれば実際の噛み心地の良さにうっとりします。
表面はカリッと芳ばしく中はしっとりと、理想的な焼き加減でお肉そのものの美味しさがじっくり楽しめます♪
付け合わせは丸ズッキーニとほうれん草、お腹の加減を考慮してポーションは極少なめにして貰っています。
足利マール牛は、栃木県の長谷川農場さんが育てる牛で、ワインを作る際に残る葡萄の搾りカスを餌に取り入れ育てられたブランド牛です。
純粋な和牛ではなく、和牛とホルスタインを交配させた交雑種、そこには我々にお腹いっぱい牛肉を食べて貰いたいとした思いがあるのです。
サシたっぷりな牛肉ではなく、霜降りと赤身がバランス良く入る肉質を追求した足利マール牛、杉本シェフがずっと使い続ける訳をいただく事で実感できる、そんな気持ちになります。
★ リコッタチーズケーキ
若いお弟子さんが焼いたチーズケーキが本日のドルチェです。
ミニトマトにバジル、沖縄のパッションフルーツ、其々のソースを付けながらチーズケーキを楽しみました。
★ 焼き立てマドレーヌ
サウジアラビアのブラックレモンを使ったマドレーヌ、焼きたてはやはり風味が良く美味しいです。
ブラックレモンと呼ばれてますが、実は乾燥させたライムなのだそうです。
★ エスプレッソ
この日私は18時の予約、他のお客様方は時間差で来店(平日ですが勿論満席です)され、少しの間ですが1人貸切りの時間を、杉本シェフやソムリエールの酒田さんと楽しく話す事ができました。
テーマはどんな食材が1番好きか!?
楽しかったです。
イタリアの郷土料理の中に、和のテイストを隠し味的に取り入れた杉本シェフの料理、ここ最近〝西麻布 野口〟さんや、〝鮨 つぼみ〟さんとのコラボしたイベントからの影響が良い方向に向かっている、そんな美味しさなのかなと感じながらいただきました。
そこに合わせるソムリエールの酒田さんのワインセレクトが、料理にマリアージュして素晴らしいのです♪
1人のファンとして、料理がどんどん美味しくなる過程を見て味わって来ただけに、益々これからの伸びしろに期待せずにはいられません!
杉本シェフに酒田さん、そして若きお弟子さん、ありがとうございました。
また寄らせていただきますねd(^_^o)
ごちそうさまでした(((o(*゚▽゚*)o)))♡