大切な方とともに… : 全聚徳 新宿店

■以前も幾度か利用し、落ち着いた雰囲気と料理の旨さを認識していた北京ダック料理の評判店『全聚徳 新宿店』において、師と仰ぐ上司の、定年退職を祝う会を行った。
■店のシステム：
　注文後払い制
インテリジェントビルのEV.を降りると重厚な「全聚徳」と書かれた看板が出迎える。
店は8階と9階の2フロアを有し、個人利用のテーブル席や4～5名から20名位の宴席利用の個室がある。今回は14名での利用だった為、9階の個室利用となったが、個室とは名ばかりの場末のチェーン居酒屋とは違い、完全に隔離された空間ゆえ、他の利用客のことを気にせず食事を愉しむことが出来る。
■訪問時の状況：
　６月初旬土曜日16:00～宴会での利用。
以前に予約せずに個人利用をしたことがあったが、ランチタイムはそれなりに活況を呈している。今回は上述のとおり、14名で予約しての宴会だったため、他の様子を知ることが出来なかったが、帰り際に個人席フロアを覗くと、約８割ほどの入りであった。

■当日に注文した料理「12周年Special Course」
　＊鮑入りの前菜盛り合わせ
　＊鱶鰭の姿醤油煮込み
　＊鮑、海老の季節野菜香り炒め
　＊北京ダックの三種味わい
　＊特製点心２種
　＊家鴨と雪菜入りつゆそば
　＊デザート盛り合わせ
■当日に注文した飲物
　＊生ビール
　＊10年紹興酒ボトル　諸々を呑んで…
　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿〆て\16,000.- 也　大満足の宴

■おすすめ度：★★★★★★★☆☆ ☆
■顧客属性：接待、宴会、FMY、CPL、親爺
■寸評：（Facebookより転用）
　今宵の記憶‼️
当社において、私が最も尊敬して止まないWさんが、今月末の株主総会にて40年の社会人生活にピリオドを打つ。
Wさんが支店長時代に共に汗を流した有志が集い、新宿の『全聚徳 新宿店』にて卒業式を執り行った。

Wさんに後押しいただき私も3支店の長を勤めた。いつも師と仰ぎ目標とし、苦難な時には「師ならこんな時にどの様に考えるだろう」と思い行動した。
そんな師には、終ぞ追いつくことは出来なかったが、常に心の支えとなっていた。

今後は、師が現役の時に、素晴らしいと思いつつ、じっくり見れなかった場所を奥様と巡るのだそうだ。
Wさんの第2の人生に幸あれと願うと共に、いつまでも元気でいられることを説に願うばかりである。

（料理の印象）
　今回はランチコース（￥6,000.-)での利用。
料理は全部で7種類。名物の北京ダックは勿論のこと、フカヒレスープや鮑と海老の炒め物など、ひと品ひと品も高級素材を利用した料理満載で心地佳し。
一般利用も良いが、此処での実力を知りたかったら、やはり宴席（コース）利用をお奨めする。

店舗情報:「全聚徳 新宿店」
関連URL:http://zenshutoku.com/

【再訪2】：中国4000年の歴史上、何羽の家鴨が”北京ダック”として彼らの胃袋を満たしたのだろうか？やはり恐るべし！中華人民共和国
【備忘録Rve】
　社会人になった当時の大先輩方をお招きし、北京ダックで有名な『全聚徳 新宿店』で会食を開く。
私が20代の頃、当時管理職者だった方々ゆえ、皆さん既に70歳を超えている。とはいえ、このような会合に参加されるので、皆さんバリバリに元気な方々揃い。タイムスリップしたかの如く、口調は当時のままの命令口調に（笑）そうだ、我々が入社した時代は「１年違えば虫けら同然。先輩に口答えなど自殺行為そのもの」の時代だ。

　しかし元気だ！
ビールに焼酎、紹興酒と次々にグラスが空になり、脂っこい料理がドンドンと胃の中に消えてゆく。この位の料理に尻込みしていては、とても健康でいられるはずがないということが、目の前で展開されている。
ここ『全聚徳』は「北京ダック」で有名な店。目の前で3羽のダックがシェフによって切り分けられる。

　ひと品目の「北京ダック」は、皮全体にグラニュー糖が塗してある。
説明に寄れば、本場北京では一般的な食べ方であり、同店でも「北京ダック」を中心としたコースには必ず供される名物料理だそうだ。味は勿論甘い。例えれば「焼き鳥の皮（タレ）にグラニュー糖を塗した」イメージ。どちらかと言うと点心といった料理だ。
続き、我々日本人が知る一般的な「北京ダック」が出てくる。小麦粉で作られた皮に、ダック、胡瓜、ねぎが載り、甜麺醤が添えられる。ここのダックは他店と比較し厚めにカットされているので食べ応え充分。充分に「北京ダック」を堪能することが出来る。

　その他、「フカヒレスープ」や「海鮮炒め」「小龍包」など9品を愉しみ、懐かしいメンバーで愉しい時間を共有した。
中国4000年の歴史上、何羽の家鴨が”北京ダック”として彼らの胃袋を満たしたのだろうか？やはり恐るべし！中華人民共和国
「北京ダック」は他にも様々な愉しみ方があるそうだ。中国4000年の歴史は伊達じゃない。恐るべし中華人民共和国、恐るべし先輩諸氏！

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【初訪】：中国4000年の歴史上、何羽の家鴨が”北京ダック”として彼らの胃袋を満たしたのだろうか？やはり恐るべし！中華人民共和国
妻と愉しむ休日のランチシリーズ
　10月に入ったとは言え、本日の宇都宮の気温は27℃。
一昨日が19℃で「”紅葉前線”がやっと降りて来たぁ！今年も日光の燃えるような紅葉を見に行こう！」と思った矢先にこの暑さ。大汗かきの私にとって、爽やかな季節が待ち遠しい。

　2013夏、今年も夏は猛暑だった…
夏に行った店のRveを”放りっぱ！”にしていたら”北京ダック”はUPしたの？と妻の言葉。
「いちいちRveをチェックしているの？」との問いに…
「あの北京ダック美味しかったね！また、行きたいなぁ～♪」と牽制球を投げてくる。この夏に行った店、本場中国で一番の老舗”北京ダック”店『全聚徳新宿店』のことだ。

　妻のエレクトーン教室の日は外ランチが定番になった。
教室が新宿３丁目ということもあり周辺に限定されるが”どこぞの駅”と違い、評判の店は数多くある。普段から外食の機会が多い私は、妻と一緒の時は彼女の希望に沿うようにしている。とはいえ必ず「なんでもいいよ！」との答えしか返ってこない。
「じゃあ！雲丹丼でもいいの？」と”雲丹嫌い”な彼女に問いかけると「雲丹丼専門店があったら連れて行ってみろ！」と切り返される。

　そんなおバカ夫婦の会話があっての”北京ダック”だ。
映画”ラストエンペラー”のOpeningに登場しそうな重厚な入口に圧倒されながら店内に入る。真っ赤な絨毯が某国共産党を表現しているかのようだ（笑）
「全聚徳」とは故周恩来首相の言葉を借りれば「“完全無欠、集まり散らず、仁徳至上”」という意味だそうだ。そんな完全無欠の”北京ダック”は如何に？

　個人的には今年の春『全聚徳上海店』で本場の”北京ダック”を大量に食べて来た。
その時は贅沢にも「もう北京ダックは一生見たくない！」というほど食べ、顔に吹き出物が出来て甜麺醤が噴出した（笑）
しかし、時間の経過というのは恐ろしいもので、あれほど見たくないと思ったにも関わらず「北京ダック、いいねぇ～♪」とのたまうのだ。人間なんて所詮勝手な生き物だ。美人を妻に娶っても別の美人が現れるとそちらに目が行ってしまうのと変わらない（笑）

Lunch Menuに”中国麺（選択）と北京ダックのセット”がある。手軽に”北京ダック”を愉しむには此れだろう！麺は”ふかひれ入りつゆそば”…妻はふかひれ入りの”全聚徳特製涼麺”を選択する。

■当日に注文した料理
●中国麺と北京ダックのランチセット
　＊前菜（夏野菜の煮凝り）：枝豆、人参、茄子など夏野菜を鶏ベースの煮凝りにしたもの。コッテリとしてビールに…反則技の旨さ。
　＊ふかひれ入りつゆそば：セットは３種類の麺から選択可能（残：五目特製炒麺）鶏がら醤油ベースで広東麺を思わせる甘みのあるスープ。ふかひれ、筍、豚肉が麺に載り実に贅沢な逸品。麺も自家製か？シコシコとして場末の中華店とはやはり違う。
　＊全聚徳特製涼麺：胡麻だれベースのサッパリ味。具には定番の野菜とふかひれ、かにカマなどが載る。タレも甘過ぎず、酸味も強過ぎず実にいい感じだ。
　＊水餃子：水餃子の名店『随園別館』にも匹敵するモチモチ感。具はシンプルながら肉汁が溢れ旨い。
　＊北京ダック：今、改めて画像を見ると”北京ダック”が３本写っている。セット内容はひとり１巻の筈だが…何故１本余計に写っているのか？単品では１本\630のダックを追加で頼んだとは思えない。すると…店のサービスなのか？謎は深まるばかり。
えっ、味ですか？
荷葉餅の中には、皮つき北京ダック、胡瓜の千切り、サニーレタス、貝割れ大根、甜麺醤がたっぷり…ベトナム料理の生春巻きを彷彿とさせるが１本でも結構ボリューミーでランチとしてはCP抜群。
　＊自家製杏仁豆腐：今ひとつピンとこない？？？

■当日に注文した飲物
　＊ランチビール：中国4000年受け継がれた”清涼飲料水”
　＊夏限定”生絞りスイカジュース”：物欲しそうに見えたか？売れ残ったのか？Menuを見ていたらサービスで出して戴いた。単に西瓜の１００％果汁だが後味を爽やかで口の中がサッパリとした。

　”北京ダック”とは、本来家鴨の皮を甘いタレをつけてパリパリに焼き上げたものを食べる。しかし、此処のダックは身の部分も一緒で食べ応え充分。本店は今年で145年もの歴史がある老舗だそうだ。
が…中国4000年の歴史に比べれば1/27.5！
ふと、中国4000年の歴史上、何羽の家鴨が”北京ダック”として彼らの胃袋を満たしたのだろうか？恐るべし！中華人民共和国と感じる夏の日だった。

（追記）
＊9月末の『まさみ食堂』を持って、コメント欄を閉鎖させて戴きました。
どうしてもコメントを入れたい方はMSGをご活用いただければと存じます(笑)
また基本的にほぼ毎日更新して来たRveですが、今後は週２～３の頻度にて更新させて戴きます（仕事に忙殺されRveを書く時間が取れないことが１番の理由で大意はございません。寂しくなったら、またコメント欄を復活するかも知れません。）
今後とも引き続き、宜しくお願い申し上げます。 m(__)m
（”1000Ｒｖｅを振り返って…「食べログ」Ｒｖｗの光と闇”も合せてご覧ください。）