旬のこだわり素材を洗練された技と空間でいただけます。そして特別個室、お得！！ : 銀座 結絆

新橋駅の銀座口を出て、外堀通りを歩いて5分ほどに有るお店。
エレベーターを降りると、右手にはビルの中とは思えない鳥居と御社が。
左手にはお店の入り口。
店内に入ると、右には8名位までの特別個室。
大きな窓からは外堀通りから見える街並み、ゆったりとした椅子と中央には竹取物語を模したテーブル。
会議などにも使えそうな80インチの大型モニターも。
ちなみにこの特別個室、まさかの室料なし！〇名様以上などのしばりもなし！
他のお客様からの視界も全く入らない特別個室、かなりいいと思います。
ちなみにこの特別個室のみ、お子様もOKなのだそう。

店内の左手を進むと、カウンター6席にテーブル席、個室2部屋のどーんと広い空間が出現。
特徴的なのが、調理場が真ん中にありそれに並行して目の前にカウンター席があるオープンキッチン。
「出来立てをすぐに食べて頂きたいからごく近い距離で提供させて頂いてる」との事。
空間を広く取ってあって、とても素敵。
銀座でこんな素敵空間、緊張するーと思ったら、カウンターの中の店主の方が素敵な笑顔と共に挨拶を。
その優しい笑顔で一気にリラックス。

先ずはグラスシャンパンで、喉を潤しお料理スタート。

「雲子ぽん酢　結絆農園の長葱と水菜」
埼玉・深谷市にある契約農家・結絆農園で季節の野菜が作られ新鮮な物をお料理で出してくれます。
大好きな白子は新鮮で臭みなく、濃厚な味と水菜のシャキシャキとした後味がとても良く合います。
「かわはぎ肝和え　黄身醤油」
かわはぎの薄造りに添えられているのは、楊枝が立つ秩父の卵・輝とかわはぎの肝と少しのネギのタレが。
かわはぎの独特の食感に濃厚なタレがとても良く合います。
かわはぎは肝とポン酢を和えたものでいただくことが多かったので、この濃厚なタレがとても新鮮で美味。
今度家でもこの濃厚タレ真似してみようと思います。

「子持ち昆布のフライ　削節」
お正月も明けたばかりなので、おめでたい子持ち昆布がメニューに。
この子持ち昆布が半生の食感でサックサクのフライの食感とプチプチした子持ち昆布の食感の組み合わせがとても楽しく、目の前で削られたばかりの削節がフワフワとフライの上で揺れ、見た目も楽しい一品。

「金目鯛と蕪の塩煮込み　振り柚子」
蔵出し昆布に少しのいりこだしのモダンなお椀の中には、ほっこりした食感の蕪と柔らかな金目鯛。
どちらも上品な味付けで、まるで金粉のような柚子がとてもいい香り。

「氷見鰤のお造り　醤油昆布おろし」
氷見の鰤を3日間ほど熟成したお刺身に大根おろし、醤油昆布が乗せられていて、一口でいただきました。
脂がジューシーな鰤にさっぱりとした大根おろし、昆布の少し固めの食感と醤油の味がうまく口の中で合わさって初めての美味しさ。
つい「あともう一つ下さい！」って言いたくなります。

「海老芋の含ませ」
柔らかく蒸してから皮を取り、かつおを効かせたお出汁を含ませた海老芋。
濃厚でまーったーりとした食感、とても繊細で上品なお出汁の味は日本人で良かったと思うシンプルながら口福な味。

「疣鯛の味噌柚庵焼　酢橘おろし」
味噌・お醤油・お酒に漬け込まれた疣鯛、表面はパリッサクの食感で香りも香ばしく中はふんわりとした食感。
濃厚な味だけど、酢橘おろしのおかげで後味はスッキリで次の食事へ向けてますます食欲増進（笑）

「生湯葉とアボカドの鼈甲餡かけ」
素敵なワインレッドのグラスに盛られた、私の大好きな組み合わせの生湯葉＆アボカド、そして餡掛け。
もう間違いない美味しさ。
アボカドのねっとりした食感に生湯葉の大豆の旨味が凝縮された味、餡の旨味が優しくコーティング。
もう1回同じことを言うけど、間違いない美味しさ。

「蛤の天婦羅　昆布塩　レモン」
ひょっとしたら、初めてかも？の蛤の天婦羅。
サクフワっとした衣の中には軟かでジューシーな茨城・鹿島の蛤が。
蛤の優しい海の味、間違いなくお酒に合います。
あまりにも美味しかったので、今度我が家でも真似してみようと思うほどまた食べたくなる味。

「黒毛和牛フィレ肉の炭火焼き　唐辛子味噌　粒マスタード」
目の前でじっくり丁寧に火入れされた宮城県産の黒毛和牛。
お肉の断面は何とも言えない食欲そそるワインレッドカラー。
上質でジューシーな肉汁と唐辛子味噌のコク旨の味、粒マスタードの食感が非常に調和取れていて普段は焼いたお肉が苦手の私もペロリ。

「鯛茶漬け　銅製羽釜炊きごはん　香の物」
目の前でじっくり炊かれる様子を見ながらからの炊きたてのごはん。
丹波のお米のつややかな輝きを見ながら口に入れるとお米の甘さと水分を含んだもっちりとした食感。
日本人で良かったと心から感じる瞬間。
丁寧に直火で炊かれたお米は、炊飯器に慣れている私からしたらとても贅沢。
玄界灘の鯛をお米の上に乗せ、お出汁をかけてからまた口に入ると、また違う美味しさ。
鯛に乗せられた胡麻ダレが濃厚で、鯛の食感とお米の甘さ、お出汁、素敵な和のマリアージュ。

「結絆のクリームブリュレ　柔らかわらび餅」
お抹茶入りの濃厚なお茶と共に頂いたわらび餅は、口の中に入れると独特のネットリモッチリした感触。
黒蜜との相性も良く、クリームブリュレも何とも言えない優しい柔らかさと甘さに最後の一口まで大満足。

他の席のお客様は活松葉蟹のコースを召し上がっていました。
とても立派な蟹がさばかれている様子、お刺身も食べれるようで人気のコースのよう。

素敵な空間で、和の料理のパフォーマンスを見ながらのお食事を大満喫。
ごちそうさまでした♡