無料会員登録/ログイン
閉じる
公式
お店の営業情報は店舗関係者によって公開されています。
気になるお店はこちらで保存ができます
ネット予約
閉じる
空席確認・ネット予約
閉じる
リクエスト予約希望条件をお店に申し込み、お店からの確定の連絡をもって、予約が成立します。
1 予約の申し込み
ご希望の条件を当サイトよりご入力ください。
2 お店からのメール
ご予約が承れるか、お店からの返信メールが届きます。
3 お店へ来店
予約が確定した場合、そのままお店へお越しください。
電話なら予約できることがあります
閉じる
本日夜空席あり
050-5595-2855
最新の情報は直接店舗へお問い合わせください。
ワインと料理の両輪が見事に噛み合う
平日の午後6時に1名で伺った。アルバの白トリュフが始まったということなので、恒例の「タヤリン+白トリュフ」をいただくのがこの日の目的の一つ。
まずはじめにパリのメゾン・ベロという著名なシャルキュトリーで買ってこられたという生ハム。その後に頂いたのは下記の通り。穴子のお料理は今まではなかったものでシェフの新作のようである。
前菜:穴子と九条ネギのグリル
パスタ:タヤリンに白トリュフをタップリと削ったもの
肉料理:蝦夷鹿
シャンパンはプティジャン・ピエンヌのブラン・ド・ブラン・レゼルヴをグラスで。
白ワインはポルトガルのものをボトルで。ミーニョという産地のエドムン・ド・ヴァルという生産者のワインで、ソルヴェ・リアシュというものの2019年。品種はアルヴァリーニョ100%だそうだ。冷涼な、少しクールな感じのするワイン。
赤ワインはボトルワインで。クロ・デュ・トュエ・ブフという生産者のシュヴェルニー・ルイヨン2005年。実はこの日の訪問の目的はもう一つ、この(自分は知らなかった)ワインを飲むこと。こちらのオーナーさんのインスタ投稿を読んで飲みたくなった次第。とてもエレガントで酸が伸びやか。
下記はベース投稿
+++
このお店の特色は、なんといっても店主であろう。ワイン(とりわけフランスワイン)に対する造詣の深さと愛情が素晴らしい方である。ワインにはかなり一家言ある方なので、キャラ的に合わない人もいるかもしれない(実際、知人の中にそう言っていた人がいる)。委ねて、素直に耳を澄ませれば、とても快適に過ごせるんだけど。
グラスワインはどちらかというと若めなヴィンテージのものが多く、また新進気鋭な生産者のものを積極的に紹介してくださるので、「ワインの今」を知りたい方は店主と色々とお話しされると楽しいと思う。
他方、ボトルワインは豊富にお持ちで、ブルゴーニュのクラシックな生産者の90年代あたりが特に充実している印象。ブルゴーニュだけでなく、アルザスやローヌなどもたくさんお持ちだが、ボルドーには余りご関心がないように見受けられる(勝手なイメージなので間違っているかもしれない)。他の産地のワイン(しかもしっかり飲み頃のもの)もたくさんお持ちで、「自分が呑んだことなさそうなのを出して」とお願いしたこともしばしばあるのだが、いつもそれに応えていただけるだけの懐の深さが凄い(普段自分が呑むワインのスコープが狭いだけだという話もあるが)。
お店のもう一つの重要ポイントはお料理。イタリアンのシェフ、キッチンに籠っていて顔を出されることは殆どないのだが、彼のお料理はどちらかというとシンプルながら、ハズレのない美味しさ。
フードのメニューは見開き2頁、冷たい前菜、温かい前菜、パスタ、魚料理、肉料理、そして軽いおつまみという6部構成。女性2名なら4品オーダーしてシェアする感じ。自分は3品オーダーしてちょうど腹八分目になるという感じ。
前菜は比較的オーソドックスなものが並ぶ。春のホタルイカ満載のサラダ、秋のフレッシュ・ポルチーニのグリルが特に美味しい。夏の鮎のポワレと賀茂茄子焼きもいい。ホワイトアスパラの調理方法は焼きなので、シャキシャキ食感を楽しむことができる。ホワイトアスパラの食べ方としては近藤さんの天ぷらと双璧を為す。
パスタの種類が豊富なのでパスタ好きな方にはオススメだ。シェフはほぼ毎日のようにお店でパスタを打っているそうだ。自分が好きなのは、薫香かおる牡蠣のパスタ、ジューシーに仕上げられた猪のラグーをトルテッリで包んだもの(イタリア版小籠包のような雰囲気だ)、鮎とフレッシュトマトのタリオリーニなど。また、タリアテッレが充実している。フレッシュ・ポルチーニのタリアテッレとか、穴子の赤ワイン煮と合わせたトマトソースのタリアテッレとかが印象に残る。
毎年、秋になると、高級レストランとも張り合えるレベルの大きくて香り高いアルバ産白トリュフを入荷される。これをカルピスバターと少量の鶏出汁で仕上げたタヤリンと一緒に頂く。タヤリンがシンプルに調理されているだけにトリュフの香りが増幅される。鉄板だ。
魚料理はちょっと選択肢が少ないという印象。でもまぁワインバーにはありがちでしょう。
他方、お肉料理はワインバーとは思えない充実度。とりわけジビエがいい。内臓などを裏漉ししたブランデーベースのソースなど、多少しっかりめのお味で頂くことが多い。
実は「軽いおつまみ」のなかに素晴らしき逸品が常駐している。牛の胃袋と白いんげん豆のトマト煮込みだ。トリッパの食感とトマトソースがお好き方には是非オススしたい。豆料理にありがちなボソッとした感じもなくスルリと頂くことができ、前菜としてもとてもいい。
こちらのお店は午前2時までやっているので、一日の最後にこのお店を訪れ、ワインを1〜2杯(と、小腹が空いていればパスタや上述の「軽いおつまみ」のなかから一品ほど)頂くのもよろしいかと思う。
ワインと料理の両輪が見事に噛み合う
こちらのお店は2023年6月1日で15周年を迎えた。所用により15周年の当日に訪問することができなかったので、その数日前に伺った。
頂いたお料理は下記の三品。
◯ホワイトアスパラのグリル。こちらのホワイトアスパラはシャキシャキ感を残す感じに仕上げるタイプ。生ハムをグリルしてチップスにしたようなものが砕かれたものを振りかけたもの。
◯パスタは手打ちのタリオリーニ。名残の筍をふんだんに使って、上に木の芽を乗せたもの。
◯メインは蝦夷鹿のロースト。シャクっとした食感を残す肉々しいもの。
ワインは15周年ということで2008年物をお願いしたところ、お店が選んでくださったのはドニ・モルテのジュヴレ・シャンベルタンVVの2008年であった。
下記はベース投稿
+++
このお店の特色は、なんといっても店主であろう。ワイン(とりわけフランスワイン)に対する造詣の深さと愛情が素晴らしい方である。ワインにはかなり一家言ある方なので、キャラ的に合わない人もいるかもしれない(実際、知人の中にそう言っていた人がいる)。委ねて、素直に耳を澄ませれば、とても快適に過ごせるんだけど。
グラスワインはどちらかというと若めなヴィンテージのものが多く、また新進気鋭な生産者のものを積極的に紹介してくださるので、「ワインの今」を知りたい方は店主と色々とお話しされると楽しいと思う。
他方、ボトルワインは豊富にお持ちで、ブルゴーニュのクラシックな生産者の90年代あたりが特に充実している印象。ブルゴーニュだけでなく、アルザスやローヌなどもたくさんお持ちだが、ボルドーには余りご関心がないように見受けられる(勝手なイメージなので間違っているかもしれない)。他の産地のワイン(しかもしっかり飲み頃のもの)もたくさんお持ちで、「自分が呑んだことなさそうなのを出して」とお願いしたこともしばしばあるのだが、いつもそれに応えていただけるだけの懐の深さが凄い(普段自分が呑むワインのスコープが狭いだけだという話もあるが)。
お店のもう一つの重要ポイントはお料理。イタリアンのシェフ、キッチンに籠っていて顔を出されることは殆どないのだが、彼のお料理はどちらかというとシンプルながら、ハズレのない美味しさ。
フードのメニューは見開き2頁、冷たい前菜、温かい前菜、パスタ、魚料理、肉料理、そして軽いおつまみという6部構成。女性2名なら4品オーダーしてシェアする感じ。自分は3品オーダーしてちょうど腹八分目になるという感じ。
前菜は比較的オーソドックスなものが並ぶ。春のホタルイカ満載のサラダ、秋のフレッシュ・ポルチーニのグリルが特に美味しい。夏の鮎のポワレと賀茂茄子焼きもいい。ホワイトアスパラの調理方法は焼きなので、シャキシャキ食感を楽しむことができる。ホワイトアスパラの食べ方としては近藤さんの天ぷらと双璧を為す。
パスタの種類が豊富なのでパスタ好きな方にはオススメだ。シェフはほぼ毎日のようにお店でパスタを打っているそうだ。自分が好きなのは、薫香かおる牡蠣のパスタ、ジューシーに仕上げられた猪のラグーをトルテッリで包んだもの(イタリア版小籠包のような雰囲気だ)、鮎とフレッシュトマトのタリオリーニなど。また、タリアテッレが充実している。フレッシュ・ポルチーニのタリアテッレとか、穴子の赤ワイン煮と合わせたトマトソースのタリアテッレとかが印象に残る。
毎年、秋になると、高級レストランとも張り合えるレベルの大きくて香り高いアルバ産白トリュフを入荷される。これをカルピスバターと少量の鶏出汁で仕上げたタヤリンと一緒に頂く。タヤリンがシンプルに調理されているだけにトリュフの香りが増幅される。鉄板だ。
魚料理はちょっと選択肢が少ないという印象。でもまぁワインバーにはありがちでしょう。
他方、お肉料理はワインバーとは思えない充実度。とりわけジビエがいい。内臓などを裏漉ししたブランデーベースのソースなど、多少しっかりめのお味で頂くことが多い。
実は「軽いおつまみ」のなかに素晴らしき逸品が常駐している。牛の胃袋と白いんげん豆のトマト煮込みだ。トリッパの食感とトマトソースがお好き方には是非オススしたい。豆料理にありがちなボソッとした感じもなくスルリと頂くことができ、前菜としてもとてもいい。
こちらのお店は午前2時までやっているので、一日の最後にこのお店を訪れ、ワインを1〜2杯(と、小腹が空いていればパスタや上述の「軽いおつまみ」のなかから一品ほど)頂くのもよろしいかと思う。
ワインと料理の両輪が見事に噛み合う
行きつけのバーでラムとシガーを楽しんだ後、〆のパスタを食べようということで平日の午後9時半頃に伺った。銀座の街には外国人の方々もたくさん。コロナ禍が球速に遠い過去になりつつあるのを感じる。その点はこちらのお店も同様で、カウンターは半分以上埋まっていたし、外国人もいたし、奥のテーブルには賑やかな4人組。
またもや燻製の香る牡蠣のタリアテッレ(自分のお気に入り)をいただき、グラスでシャンパン、白ワイン、赤ワインを一杯づつ頂いた。
下記はベース投稿
+++
このお店の特色は、なんといっても店主であろう。ワイン(とりわけフランスワイン)に対する造詣の深さと愛情が素晴らしい方である。ワインにはかなり一家言ある方なので、キャラ的に合わない人もいるかもしれない(実際、知人の中にそう言っていた人がいる)。委ねて、素直に耳を澄ませれば、とても快適に過ごせるんだけど。
グラスワインはどちらかというと若めなヴィンテージのものが多く、また新進気鋭な生産者のものを積極的に紹介してくださるので、「ワインの今」を知りたい方は店主と色々とお話しされると楽しいと思う。
他方、ボトルワインは豊富にお持ちで、ブルゴーニュのクラシックな生産者の90年代あたりが特に充実している印象。ブルゴーニュだけでなく、アルザスやローヌなどもたくさんお持ちだが、ボルドーには余りご関心がないように見受けられる(勝手なイメージなので間違っているかもしれない)。他の産地のワイン(しかもしっかり飲み頃のもの)もたくさんお持ちで、「自分が呑んだことなさそうなのを出して」とお願いしたこともしばしばあるのだが、いつもそれに応えていただけるだけの懐の深さが凄い(普段自分が呑むワインのスコープが狭いだけだという話もあるが)。
お店のもう一つの重要ポイントはお料理。イタリアンのシェフ、キッチンに籠っていて顔を出されることは殆どないのだが、彼のお料理はどちらかというとシンプルながら、ハズレのない美味しさ。
フードのメニューは見開き2頁、冷たい前菜、温かい前菜、パスタ、魚料理、肉料理、そして軽いおつまみという6部構成。女性2名なら4品オーダーしてシェアする感じ。自分は3品オーダーしてちょうど腹八分目になるという感じ。
前菜は比較的オーソドックスなものが並ぶ。春のホタルイカ満載のサラダ、秋のフレッシュ・ポルチーニのグリルが特に美味しい。夏の鮎のポワレと賀茂茄子焼きもいい。ホワイトアスパラの調理方法は焼きなので、シャキシャキ食感を楽しむことができる。ホワイトアスパラの食べ方としては近藤さんの天ぷらと双璧を為す。
パスタの種類が豊富なのでパスタ好きな方にはオススメだ。シェフはほぼ毎日のようにお店でパスタを打っているそうだ。自分が好きなのは、薫香かおる牡蠣のパスタ、ジューシーに仕上げられた猪のラグーをトルテッリで包んだもの(イタリア版小籠包のような雰囲気だ)、鮎とフレッシュトマトのタリオリーニなど。また、タリアテッレが充実している。フレッシュ・ポルチーニのタリアテッレとか、穴子の赤ワイン煮と合わせたトマトソースのタリアテッレとかが印象に残る。
毎年、秋になると、高級レストランとも張り合えるレベルの大きくて香り高いアルバ産白トリュフを入荷される。これをカルピスバターと少量の鶏出汁で仕上げたタヤリンと一緒に頂く。タヤリンがシンプルに調理されているだけにトリュフの香りが増幅される。鉄板だ。
魚料理はちょっと選択肢が少ないという印象。でもまぁワインバーにはありがちでしょう。
他方、お肉料理はワインバーとは思えない充実度。とりわけジビエがいい。内臓などを裏漉ししたブランデーベースのソースなど、多少しっかりめのお味で頂くことが多い。
実は「軽いおつまみ」のなかに素晴らしき逸品が常駐している。牛の胃袋と白いんげん豆のトマト煮込みだ。トリッパの食感とトマトソースがお好き方には是非オススしたい。豆料理にありがちなボソッとした感じもなくスルリと頂くことができ、前菜としてもとてもいい。
こちらのお店は午前2時までやっているので、一日の最後にこのお店を訪れ、ワインを1〜2杯(と、小腹が空いていればパスタや上述の「軽いおつまみ」のなかから一品ほど)頂くのもよろしいかと思う。
ワインと料理の両輪が見事に噛み合う
平日の11時半頃に伺った。先客は3名。
燻製の香るカキのタリアテッレ(自分のお気に入り)とワインをグラスで白赤1杯ずつ頂いた。
下記はベース投稿
+++
このお店の特色は、なんといっても店主であろう。ワイン(とりわけフランスワイン)に対する造詣の深さと愛情が素晴らしい方である。ワインにはかなり一家言ある方なので、キャラ的に合わない人もいるかもしれない(実際、知人の中にそう言っていた人がいる)。委ねて、素直に耳を澄ませれば、とても快適に過ごせるんだけど。
グラスワインはどちらかというと若めなヴィンテージのものが多く、また新進気鋭な生産者のものを積極的に紹介してくださるので、「ワインの今」を知りたい方は店主と色々とお話しされると楽しいと思う。
他方、ボトルワインは豊富にお持ちで、ブルゴーニュのクラシックな生産者の90年代あたりが特に充実している印象。ブルゴーニュだけでなく、アルザスやローヌなどもたくさんお持ちだが、ボルドーには余りご関心がないように見受けられる(勝手なイメージなので間違っているかもしれない)。他の産地のワイン(しかもしっかり飲み頃のもの)もたくさんお持ちで、「自分が呑んだことなさそうなのを出して」とお願いしたこともしばしばあるのだが、いつもそれに応えていただけるだけの懐の深さが凄い(普段自分が呑むワインのスコープが狭いだけだという話もあるが)。
お店のもう一つの重要ポイントはお料理。イタリアンのシェフ、キッチンに籠っていて顔を出されることは殆どないのだが、彼のお料理はどちらかというとシンプルながら、ハズレのない美味しさ。
フードのメニューは見開き2頁、冷たい前菜、温かい前菜、パスタ、魚料理、肉料理、そして軽いおつまみという6部構成。女性2名なら4品オーダーしてシェアする感じ。自分は3品オーダーしてちょうど腹八分目になるという感じ。
前菜は比較的オーソドックスなものが並ぶ。春のホタルイカ満載のサラダ、秋のフレッシュ・ポルチーニのグリルが特に美味しい。夏の鮎のポワレと賀茂茄子焼きもいい。ホワイトアスパラの調理方法は焼きなので、シャキシャキ食感を楽しむことができる。ホワイトアスパラの食べ方としては近藤さんの天ぷらと双璧を為す。
パスタの種類が豊富なのでパスタ好きな方にはオススメだ。シェフはほぼ毎日のようにお店でパスタを打っているそうだ。自分が好きなのは、薫香かおる牡蠣のパスタ、ジューシーに仕上げられた猪のラグーをトルテッリで包んだもの(イタリア版小籠包のような雰囲気だ)、鮎とフレッシュトマトのタリオリーニなど。また、タリアテッレが充実している。フレッシュ・ポルチーニのタリアテッレとか、穴子の赤ワイン煮と合わせたトマトソースのタリアテッレとかが印象に残る。
毎年、秋になると、高級レストランとも張り合えるレベルの大きくて香り高いアルバ産白トリュフを入荷される。これをカルピスバターと少量の鶏出汁で仕上げたタヤリンと一緒に頂く。タヤリンがシンプルに調理されているだけにトリュフの香りが増幅される。鉄板だ。
魚料理はちょっと選択肢が少ないという印象。でもまぁワインバーにはありがちでしょう。
他方、お肉料理はワインバーとは思えない充実度。とりわけジビエがいい。内臓などを裏漉ししたブランデーベースのソースなど、多少しっかりめのお味で頂くことが多い。
実は「軽いおつまみ」のなかに素晴らしき逸品が常駐している。牛の胃袋と白いんげん豆のトマト煮込みだ。トリッパの食感とトマトソースがお好き方には是非オススしたい。豆料理にありがちなボソッとした感じもなくスルリと頂くことができ、前菜としてもとてもいい。
こちらのお店は午前2時までやっているので、一日の最後にこのお店を訪れ、ワインを1〜2杯(と、小腹が空いていればパスタや上述の「軽いおつまみ」のなかから一品ほど)頂くのもよろしいかと思う。
ワインと料理の両輪が見事に噛み合う
1月下旬の水曜日、午後6時過ぎに1名にて訪問。他には3組4名のお客さん。そのうち2名は女性のおひとり様。このお店は女性のおひとり様が多いのである。
まずはブロカール・ピエールのトラディションをグラスで頂きつつ、メニューを眺める。この日チョイスしたお料理は以下の通り。
◯お気に入りのトリッパトマト煮込み
◯タリオリーニ、シラウオの卵黄和え。初めて食べたお料理。シラウオの苦味が心地よいパスタの一皿。
◯ビゴール豚の肩ロース。甘味と旨みがしっかりとした豚肉。とても美味。
ボトルワインは「リースリングが飲みたい」と事前にお伝えしておいたところ、ツィント・フンブレヒトのヘレンヴェッグ・ド・テュルクハイムの2001年をご用意くださっていた。
サクッと2時間、午後8時頃にはお店を後にした。
下記はベース投稿
+++
このお店の特色は、なんといっても店主であろう。ワイン(とりわけフランスワイン)に対する造詣の深さと愛情が素晴らしい方である。ワインにはかなり一家言ある方なので、キャラ的に合わない人もいるかもしれない(実際、知人の中にそう言っていた人がいる)。委ねて、素直に耳を澄ませれば、とても快適に過ごせるんだけど。
グラスワインはどちらかというと若めなヴィンテージのものが多く、また新進気鋭な生産者のものを積極的に紹介してくださるので、「ワインの今」を知りたい方は店主と色々とお話しされると楽しいと思う。
他方、ボトルワインは豊富にお持ちで、ブルゴーニュのクラシックな生産者の90年代あたりが特に充実している印象。ブルゴーニュだけでなく、アルザスやローヌなどもたくさんお持ちだが、ボルドーには余りご関心がないように見受けられる(勝手なイメージなので間違っているかもしれない)。他の産地のワイン(しかもしっかり飲み頃のもの)もたくさんお持ちで、「自分が呑んだことなさそうなのを出して」とお願いしたこともしばしばあるのだが、いつもそれに応えていただけるだけの懐の深さが凄い(普段自分が呑むワインのスコープが狭いだけだという話もあるが)。
お店のもう一つの重要ポイントはお料理。イタリアンのシェフ、キッチンに籠っていて顔を出されることは殆どないのだが、彼のお料理はどちらかというとシンプルながら、ハズレのない美味しさ。
フードのメニューは見開き2頁、冷たい前菜、温かい前菜、パスタ、魚料理、肉料理、そして軽いおつまみという6部構成。女性2名なら4品オーダーしてシェアする感じ。自分は3品オーダーしてちょうど腹八分目になるという感じ。
前菜は比較的オーソドックスなものが並ぶ。春のホタルイカ満載のサラダ、秋のフレッシュ・ポルチーニのグリルが特に美味しい。夏の鮎のポワレと賀茂茄子焼きもいい。ホワイトアスパラの調理方法は焼きなので、シャキシャキ食感を楽しむことができる。ホワイトアスパラの食べ方としては近藤さんの天ぷらと双璧を為す。
パスタの種類が豊富なのでパスタ好きな方にはオススメだ。シェフはほぼ毎日のようにお店でパスタを打っているそうだ。自分が好きなのは、薫香かおる牡蠣のパスタ、ジューシーに仕上げられた猪のラグーをトルテッリで包んだもの(イタリア版小籠包のような雰囲気だ)、鮎とフレッシュトマトのタリオリーニなど。また、タリアテッレが充実している。フレッシュ・ポルチーニのタリアテッレとか、穴子の赤ワイン煮と合わせたトマトソースのタリアテッレとかが印象に残る。
毎年、秋になると、高級レストランとも張り合えるレベルの大きくて香り高いアルバ産白トリュフを入荷される。これをカルピスバターと少量の鶏出汁で仕上げたタヤリンと一緒に頂く。タヤリンがシンプルに調理されているだけにトリュフの香りが増幅される。鉄板だ。
魚料理はちょっと選択肢が少ないという印象。でもまぁワインバーにはありがちでしょう。
他方、お肉料理はワインバーとは思えない充実度。とりわけジビエがいい。内臓などを裏漉ししたブランデーベースのソースなど、多少しっかりめのお味で頂くことが多い。
実は「軽いおつまみ」のなかに素晴らしき逸品が常駐している。牛の胃袋と白いんげん豆のトマト煮込みだ。トリッパの食感とトマトソースがお好き方には是非オススしたい。豆料理にありがちなボソッとした感じもなくスルリと頂くことができ、前菜としてもとてもいい。
こちらのお店は午前3時までやっているので、一日の最後にこのお店を訪れ、ワインを1〜2杯(と、小腹が空いていればパスタや上述の「軽いおつまみ」のなかから一品ほど)頂くのもよろしいかと思う。
ワインと料理の両輪が見事に噛み合う
2022年最後の訪問。この日は肉だらけの選択。
◯馬肉のトンナート
◯鹿肉のサルシッチャのガルガネッリ
◯熊の赤ワイン煮
たまたまだけど馬鹿熊ってか。
ワインはグラスでディケインというメゾンのシャルドネ・ミレジム2015年。知らない作り手のシャンパーニュ。ボトルはDRCのグラン・エシェゾー1976年、実に綺麗な一本。
下記はベース投稿
+++
このお店の特色は、なんといっても店主であろう。ワイン(とりわけフランスワイン)に対する造詣の深さと愛情が素晴らしい方である。ワインにはかなり一家言ある方なので、キャラ的に合わない人もいるかもしれない(実際、知人の中にそう言っていた人がいる)。委ねて、素直に耳を澄ませれば、とても快適に過ごせるんだけど。
グラスワインはどちらかというと若めなヴィンテージのものが多く、また新進気鋭な生産者のものを積極的に紹介してくださるので、「ワインの今」を知りたい方は店主と色々とお話しされると楽しいと思う。
他方、ボトルワインは豊富にお持ちで、ブルゴーニュのクラシックな生産者の90年代あたりが特に充実している印象。ブルゴーニュだけでなく、アルザスやローヌなどもたくさんお持ちだが、ボルドーには余りご関心がないように見受けられる(勝手なイメージなので間違っているかもしれない)。他の産地のワイン(しかもしっかり飲み頃のもの)もたくさんお持ちで、「自分が呑んだことなさそうなのを出して」とお願いしたこともしばしばあるのだが、いつもそれに応えていただけるだけの懐の深さが凄い(普段自分が呑むワインのスコープが狭いだけだという話もあるが)。
お店のもう一つの重要ポイントはお料理。イタリアンのシェフ、キッチンに籠っていて顔を出されることは殆どないのだが、彼のお料理はどちらかというとシンプルながら、ハズレのない美味しさ。
フードのメニューは見開き2頁、冷たい前菜、温かい前菜、パスタ、魚料理、肉料理、そして軽いおつまみという6部構成。女性2名なら4品オーダーしてシェアする感じ。自分は3品オーダーしてちょうど腹八分目になるという感じ。
前菜は比較的オーソドックスなものが並ぶ。春のホタルイカ満載のサラダ、秋のフレッシュ・ポルチーニのグリルが特に美味しい。夏の鮎のポワレと賀茂茄子焼きもいい。ホワイトアスパラの調理方法は焼きなので、シャキシャキ食感を楽しむことができる。ホワイトアスパラの食べ方としては近藤さんの天ぷらと双璧を為す。
パスタの種類が豊富なのでパスタ好きな方にはオススメだ。シェフはほぼ毎日のようにお店でパスタを打っているそうだ。自分が好きなのは、薫香かおる牡蠣のパスタ、ジューシーに仕上げられた猪のラグーをトルテッリで包んだもの(イタリア版小籠包のような雰囲気だ)、鮎とフレッシュトマトのタリオリーニなど。また、タリアテッレが充実している。フレッシュ・ポルチーニのタリアテッレとか、穴子の赤ワイン煮と合わせたトマトソースのタリアテッレとかが印象に残る。
毎年、秋になると、高級レストランとも張り合えるレベルの大きくて香り高いアルバ産白トリュフを入荷される。これをカルピスバターと少量の鶏出汁で仕上げたタヤリンと一緒に頂く。タヤリンがシンプルに調理されているだけにトリュフの香りが増幅される。鉄板だ。
魚料理はちょっと選択肢が少ないという印象。でもまぁワインバーにはありがちでしょう。
他方、お肉料理はワインバーとは思えない充実度。とりわけジビエがいい。内臓などを裏漉ししたブランデーベースのソースなど、多少しっかりめのお味で頂くことが多い。
実は「軽いおつまみ」のなかに素晴らしき逸品が常駐している。牛の胃袋と白いんげん豆のトマト煮込みだ。トリッパの食感とトマトソースがお好き方には是非オススしたい。豆料理にありがちなボソッとした感じもなくスルリと頂くことができ、前菜としてもとてもいい。
こちらのお店は午前3時までやっているので、一日の最後にこのお店を訪れ、ワインを1〜2杯(と、小腹が空いていればパスタや上述の「軽いおつまみ」のなかから一品ほど)頂くのもよろしいかと思う。
ワインと料理の両輪が見事に噛み合う
この日のお料理の主役はやはりタヤリン。アルバの白トリュフをたっぷりとスライスしてもらう。この白トリュフの香りが凄い。密閉された瓶の中に入っている保存されているのだが、冷蔵庫を(その瓶を、ではない)と扉を開けただけでフワッと白トリュフの香りがしてくるのである。瓶の蓋を開けるとますます凄い香りだ。
その他には鯖の前菜、そしてメインに青首鴨。内臓を濾したものをベースに作ったソースと共に。
ボトルワインはラ・グランジュ・デ・ペール1998年。青首鴨ともいい相性。このワインを飲むのは人生で二度目。一度目もやはりこのお店で飲んだのだが、2018年に飲んだ1995年であった。
下記はベース投稿
+++
このお店の特色は、なんといっても店主であろう。ワイン(とりわけフランスワイン)に対する造詣の深さと愛情が素晴らしい方である。ワインにはかなり一家言ある方なので、キャラ的に合わない人もいるかもしれない(実際、知人の中にそう言っていた人がいる)。委ねて、素直に耳を澄ませれば、とても快適に過ごせるんだけど。
グラスワインはどちらかというと若めなヴィンテージのものが多く、また新進気鋭な生産者のものを積極的に紹介してくださるので、「ワインの今」を知りたい方は店主と色々とお話しされると楽しいと思う。
他方、ボトルワインは豊富にお持ちで、ブルゴーニュのクラシックな生産者の90年代あたりが特に充実している印象。ブルゴーニュだけでなく、アルザスやローヌなどもたくさんお持ちだが、ボルドーには余りご関心がないように見受けられる(勝手なイメージなので間違っているかもしれない)。他の産地のワイン(しかもしっかり飲み頃のもの)もたくさんお持ちで、「自分が呑んだことなさそうなのを出して」とお願いしたこともしばしばあるのだが、いつもそれに応えていただけるだけの懐の深さが凄い(普段自分が呑むワインのスコープが狭いだけだという話もあるが)。
お店のもう一つの重要ポイントはお料理。イタリアンのシェフ、キッチンに籠っていて顔を出されることは殆どないのだが、彼のお料理はどちらかというとシンプルながら、ハズレのない美味しさ。
フードのメニューは見開き2頁、冷たい前菜、温かい前菜、パスタ、魚料理、肉料理、そして軽いおつまみという6部構成。女性2名なら4品オーダーしてシェアする感じ。自分は3品オーダーしてちょうど腹八分目になるという感じ。
前菜は比較的オーソドックスなものが並ぶ。春のホタルイカ満載のサラダ、秋のフレッシュ・ポルチーニのグリルが特に美味しい。夏の鮎のポワレと賀茂茄子焼きもいい。ホワイトアスパラの調理方法は焼きなので、シャキシャキ食感を楽しむことができる。ホワイトアスパラの食べ方としては近藤さんの天ぷらと双璧を為す。
パスタの種類が豊富なのでパスタ好きな方にはオススメだ。シェフはほぼ毎日のようにお店でパスタを打っているそうだ。自分が好きなのは、薫香かおる牡蠣のパスタ、ジューシーに仕上げられた猪のラグーをトルテッリで包んだもの(イタリア版小籠包のような雰囲気だ)、鮎とフレッシュトマトのタリオリーニなど。また、タリアテッレが充実している。フレッシュ・ポルチーニのタリアテッレとか、穴子の赤ワイン煮と合わせたトマトソースのタリアテッレとかが印象に残る。
毎年、秋になると、高級レストランとも張り合えるレベルの大きくて香り高いアルバ産白トリュフを入荷される。これをカルピスバターと少量の鶏出汁で仕上げたタヤリンと一緒に頂く。タヤリンがシンプルに調理されているだけにトリュフの香りが増幅される。鉄板だ。
魚料理はちょっと選択肢が少ないという印象。でもまぁワインバーにはありがちでしょう。
他方、お肉料理はワインバーとは思えない充実度。とりわけジビエがいい。内臓などを裏漉ししたブランデーベースのソースなど、多少しっかりめのお味で頂くことが多い。
実は「軽いおつまみ」のなかに素晴らしき逸品が常駐している。牛の胃袋と白いんげん豆のトマト煮込みだ。トリッパの食感とトマトソースがお好き方には是非オススしたい。豆料理にありがちなボソッとした感じもなくスルリと頂くことができ、前菜としてもとてもいい。
こちらのお店は午前3時までやっているので、一日の最後にこのお店を訪れ、ワインを1〜2杯(と、小腹が空いていればパスタや上述の「軽いおつまみ」のなかから一品ほど)頂くのもよろしいかと思う。
ワインと料理の両輪が見事に噛み合う
タヤリンxアルバ産白トリュフの鉄板コンビを楽しむべく、深夜に1名にて訪問。価格の高騰が著しいようだが、お値段はともかく、この日のトリュフの香りの凄さは凄まじかった。
下記はベース投稿
+++
このお店の特色は、なんといっても店主であろう。ワイン(とりわけフランスワイン)に対する造詣の深さと愛情が素晴らしい方である。ワインにはかなり一家言ある方なので、キャラ的に合わない人もいるかもしれない(実際、知人の中にそう言っていた人がいる)。委ねて、素直に耳を澄ませれば、とても快適に過ごせるんだけど。
グラスワインはどちらかというと若めなヴィンテージのものが多く、また新進気鋭な生産者のものを積極的に紹介してくださるので、「ワインの今」を知りたい方は店主と色々とお話しされると楽しいと思う。
他方、ボトルワインは豊富にお持ちで、ブルゴーニュのクラシックな生産者の90年代あたりが特に充実している印象。ブルゴーニュだけでなく、アルザスやローヌなどもたくさんお持ちだが、ボルドーには余りご関心がないように見受けられる(勝手なイメージなので間違っているかもしれない)。他の産地のワイン(しかもしっかり飲み頃のもの)もたくさんお持ちで、「自分が呑んだことなさそうなのを出して」とお願いしたこともしばしばあるのだが、いつもそれに応えていただけるだけの懐の深さが凄い(普段自分が呑むワインのスコープが狭いだけだという話もあるが)。
お店のもう一つの重要ポイントはお料理。イタリアンのシェフ、キッチンに籠っていて顔を出されることは殆どないのだが、彼のお料理はどちらかというとシンプルながら、ハズレのない美味しさ。
フードのメニューは見開き2頁、冷たい前菜、温かい前菜、パスタ、魚料理、肉料理、そして軽いおつまみという6部構成。女性2名なら4品オーダーしてシェアする感じ。自分は3品オーダーしてちょうど腹八分目になるという感じ。
前菜は比較的オーソドックスなものが並ぶ。春のホタルイカ満載のサラダ、秋のフレッシュ・ポルチーニのグリルが特に美味しい。夏の鮎のポワレと賀茂茄子焼きもいい。ホワイトアスパラの調理方法は焼きなので、シャキシャキ食感を楽しむことができる。ホワイトアスパラの食べ方としては近藤さんの天ぷらと双璧を為す。
パスタの種類が豊富なのでパスタ好きな方にはオススメだ。シェフはほぼ毎日のようにお店でパスタを打っているそうだ。自分が好きなのは、薫香かおる牡蠣のパスタ、ジューシーに仕上げられた猪のラグーをトルテッリで包んだもの(イタリア版小籠包のような雰囲気だ)、鮎とフレッシュトマトのタリオリーニなど。また、タリアテッレが充実している。フレッシュ・ポルチーニのタリアテッレとか、穴子の赤ワイン煮と合わせたトマトソースのタリアテッレとかが印象に残る。
毎年、秋になると、高級レストランとも張り合えるレベルの大きくて香り高いアルバ産白トリュフを入荷される。これをカルピスバターと少量の鶏出汁で仕上げたタヤリンと一緒に頂く。タヤリンがシンプルに調理されているだけにトリュフの香りが増幅される。鉄板だ。
魚料理はちょっと選択肢が少ないという印象。でもまぁワインバーにはありがちでしょう。
他方、お肉料理はワインバーとは思えない充実度。とりわけジビエがいい。内臓などを裏漉ししたブランデーベースのソースなど、多少しっかりめのお味で頂くことが多い。
実は「軽いおつまみ」のなかに素晴らしき逸品が常駐している。牛の胃袋と白いんげん豆のトマト煮込みだ。トリッパの食感とトマトソースがお好き方には是非オススしたい。豆料理にありがちなボソッとした感じもなくスルリと頂くことができ、前菜としてもとてもいい。
こちらのお店は午前3時までやっているので、一日の最後にこのお店を訪れ、ワインを1〜2杯(と、小腹が空いていればパスタや上述の「軽いおつまみ」のなかから一品ほど)頂くのもよろしいかと思う。
ワインと料理の両輪が見事に噛み合う
昨日食べたタヤリン・白トリュフ掛けが忘れられず、2晩連続でこちらのお店へ。が、なんともう白トリュフは終わっていた。やはり人気なんですなぁ〜
ということで、気を取り直して、秋刀魚とキノコをふんだんに使ったタリオリーニを。
ワインは白ワイン(アンドレ・ステンツのエデルツヴィッカー2020年)と赤ワイン(グロ・フレールのオー・コート・ド・ニュイ)を1杯ずつ。
下記はベース投稿
+++
このお店の特色は、なんといっても店主であろう。ワイン(とりわけフランスワイン)に対する造詣の深さと愛情が素晴らしい方である。ワインにはかなり一家言ある方なので、キャラ的に合わない人もいるかもしれない(実際、知人の中にそう言っていた人がいる)。委ねて、素直に耳を澄ませれば、とても快適に過ごせるんだけど。
グラスワインはどちらかというと若めなヴィンテージのものが多く、また新進気鋭な生産者のものを積極的に紹介してくださるので、「ワインの今」を知りたい方は店主と色々とお話しされると楽しいと思う。
他方、ボトルワインは豊富にお持ちで、ブルゴーニュのクラシックな生産者の90年代あたりが特に充実している印象。ブルゴーニュだけでなく、アルザスやローヌなどもたくさんお持ちだが、ボルドーには余りご関心がないように見受けられる(勝手なイメージなので間違っているかもしれない)。他の産地のワイン(しかもしっかり飲み頃のもの)もたくさんお持ちで、「自分が呑んだことなさそうなのを出して」とお願いしたこともしばしばあるのだが、いつもそれに応えていただけるだけの懐の深さが凄い(普段自分が呑むワインのスコープが狭いだけだという話もあるが)。
お店のもう一つの重要ポイントはお料理。イタリアンのシェフ、キッチンに籠っていて顔を出されることは殆どないのだが、彼のお料理はどちらかというとシンプルながら、ハズレのない美味しさ。
フードのメニューは見開き2頁、冷たい前菜、温かい前菜、パスタ、魚料理、肉料理、そして軽いおつまみという6部構成。女性2名なら4品オーダーしてシェアする感じ。自分は3品オーダーしてちょうど腹八分目になるという感じ。
前菜は比較的オーソドックスなものが並ぶ。春のホタルイカ満載のサラダ、秋のフレッシュ・ポルチーニのグリルが特に美味しい。夏の鮎のポワレと賀茂茄子焼きもいい。ホワイトアスパラの調理方法は焼きなので、シャキシャキ食感を楽しむことができる。ホワイトアスパラの食べ方としては近藤さんの天ぷらと双璧を為す。
パスタの種類が豊富なのでパスタ好きな方にはオススメだ。シェフはほぼ毎日のようにお店でパスタを打っているそうだ。自分が好きなのは、薫香かおる牡蠣のパスタ、ジューシーに仕上げられた猪のラグーをトルテッリで包んだもの(イタリア版小籠包のような雰囲気だ)、鮎とフレッシュトマトのタリオリーニなど。また、タリアテッレが充実している。フレッシュ・ポルチーニのタリアテッレとか、穴子の赤ワイン煮と合わせたトマトソースのタリアテッレとかが印象に残る。
毎年、秋になると、高級レストランとも張り合えるレベルの大きくて香り高いアルバ産白トリュフを入荷される。これをカルピスバターと少量の鶏出汁で仕上げたタヤリンと一緒に頂く。タヤリンがシンプルに調理されているだけにトリュフの香りが増幅される。鉄板だ。
魚料理はちょっと選択肢が少ないという印象。でもまぁワインバーにはありがちでしょう。
他方、お肉料理はワインバーとは思えない充実度。とりわけジビエがいい。内臓などを裏漉ししたブランデーベースのソースなど、多少しっかりめのお味で頂くことが多い。
実は「軽いおつまみ」のなかに素晴らしき逸品が常駐している。牛の胃袋と白いんげん豆のトマト煮込みだ。トリッパの食感とトマトソースがお好き方には是非オススしたい。豆料理にありがちなボソッとした感じもなくスルリと頂くことができ、前菜としてもとてもいい。
こちらのお店は午前3時までやっているので、一日の最後にこのお店を訪れ、ワインを1〜2杯(と、小腹が空いていればパスタや上述の「軽いおつまみ」のなかから一品ほど)頂くのもよろしいかと思う。
ワインと料理の両輪が見事に噛み合う
ついにアルバ産の白トリュフ入荷!ということで、毎年恒例、タヤリンの白トリュフ掛けをいただくために深夜にお邪魔した。飲み物はグラスで白ワインを2杯(ニコラ・ゴナンのアルテス2016年とバターフィールドのサン・ロマン2019年)、赤ワインを1杯(ラ・テラス・デリーゼという知らない作り手のル・プラデル2013年)。小腹が空いていたので追加でトリッパと白インゲン豆のトマト煮込み。やはりこの2皿は深夜に〆にいただくお料理としては鉄板である。
下記はベース投稿
+++
このお店の特色は、なんといっても店主であろう。ワイン(とりわけフランスワイン)に対する造詣の深さと愛情が素晴らしい方である。ワインにはかなり一家言ある方なので、キャラ的に合わない人もいるかもしれない(実際、知人の中にそう言っていた人がいる)。委ねて、素直に耳を澄ませれば、とても快適に過ごせるんだけど。
グラスワインはどちらかというと若めなヴィンテージのものが多く、また新進気鋭な生産者のものを積極的に紹介してくださるので、「ワインの今」を知りたい方は店主と色々とお話しされると楽しいと思う。
他方、ボトルワインは豊富にお持ちで、ブルゴーニュのクラシックな生産者の90年代あたりが特に充実している印象。ブルゴーニュだけでなく、アルザスやローヌなどもたくさんお持ちだが、ボルドーには余りご関心がないように見受けられる(勝手なイメージなので間違っているかもしれない)。他の産地のワイン(しかもしっかり飲み頃のもの)もたくさんお持ちで、「自分が呑んだことなさそうなのを出して」とお願いしたこともしばしばあるのだが、いつもそれに応えていただけるだけの懐の深さが凄い(普段自分が呑むワインのスコープが狭いだけだという話もあるが)。
お店のもう一つの重要ポイントはお料理。イタリアンのシェフ、キッチンに籠っていて顔を出されることは殆どないのだが、彼のお料理はどちらかというとシンプルながら、ハズレのない美味しさ。
フードのメニューは見開き2頁、冷たい前菜、温かい前菜、パスタ、魚料理、肉料理、そして軽いおつまみという6部構成。女性2名なら4品オーダーしてシェアする感じ。自分は3品オーダーしてちょうど腹八分目になるという感じ。
前菜は比較的オーソドックスなものが並ぶ。春のホタルイカ満載のサラダ、秋のフレッシュ・ポルチーニのグリルが特に美味しい。夏の鮎のポワレと賀茂茄子焼きもいい。ホワイトアスパラの調理方法は焼きなので、シャキシャキ食感を楽しむことができる。ホワイトアスパラの食べ方としては近藤さんの天ぷらと双璧を為す。
パスタの種類が豊富なのでパスタ好きな方にはオススメだ。シェフはほぼ毎日のようにお店でパスタを打っているそうだ。自分が好きなのは、薫香かおる牡蠣のパスタ、ジューシーに仕上げられた猪のラグーをトルテッリで包んだもの(イタリア版小籠包のような雰囲気だ)、鮎とフレッシュトマトのタリオリーニなど。また、タリアテッレが充実している。フレッシュ・ポルチーニのタリアテッレとか、穴子の赤ワイン煮と合わせたトマトソースのタリアテッレとかが印象に残る。
毎年、秋になると、高級レストランとも張り合えるレベルの大きくて香り高いアルバ産白トリュフを入荷される。これをカルピスバターと少量の鶏出汁で仕上げたタヤリンと一緒に頂く。タヤリンがシンプルに調理されているだけにトリュフの香りが増幅される。鉄板だ。
魚料理はちょっと選択肢が少ないという印象。でもまぁワインバーにはありがちでしょう。
他方、お肉料理はワインバーとは思えない充実度。とりわけジビエがいい。内臓などを裏漉ししたブランデーベースのソースなど、多少しっかりめのお味で頂くことが多い。
実は「軽いおつまみ」のなかに素晴らしき逸品が常駐している。牛の胃袋と白いんげん豆のトマト煮込みだ。トリッパの食感とトマトソースがお好き方には是非オススしたい。豆料理にありがちなボソッとした感じもなくスルリと頂くことができ、前菜としてもとてもいい。
こちらのお店は午前3時までやっているので、一日の最後にこのお店を訪れ、ワインを1〜2杯(と、小腹が空いていればパスタや上述の「軽いおつまみ」のなかから一品ほど)頂くのもよろしいかと思う。
ワインと料理の両輪が見事に噛み合う
8月末の平日、午後7時ころに訪問した。先客はゼロ。
まずはシャンパンをグラスで。プティジャン・ピアンヌという知らない作り手のもので、クール・ド・シャルドネ・エクストラ・ブリュットというらしい。
この日はランチに少しシッカリ食べてしまっていたので、ディナーを控えめにということで、ポリチーニが入荷していたのでそのグリルをいただき、パスタは穴子の赤ワイン煮のタリオリーニ。
ボトルワインはコント・ラフォンのムルソー・クロ・ド・ラ・バール2000年
下記はベース投稿
+++
このお店の特色は、なんといっても店主であろう。ワイン(とりわけフランスワイン)に対する造詣の深さと愛情が素晴らしい方である。ワインにはかなり一家言ある方なので、キャラ的に合わない人もいるかもしれない(実際、知人の中にそう言っていた人がいる)。委ねて、素直に耳を澄ませれば、とても快適に過ごせるんだけど。
グラスワインはどちらかというと若めなヴィンテージのものが多く、また新進気鋭な生産者のものを積極的に紹介してくださるので、「ワインの今」を知りたい方は店主と色々とお話しされると楽しいと思う。
他方、ボトルワインは豊富にお持ちで、ブルゴーニュのクラシックな生産者の90年代あたりが特に充実している印象。ブルゴーニュだけでなく、アルザスやローヌなどもたくさんお持ちだが、ボルドーには余りご関心がないように見受けられる(勝手なイメージなので間違っているかもしれない)。他の産地のワイン(しかもしっかり飲み頃のもの)もたくさんお持ちで、「自分が呑んだことなさそうなのを出して」とお願いしたこともしばしばあるのだが、いつもそれに応えていただけるだけの懐の深さが凄い(普段自分が呑むワインのスコープが狭いだけだという話もあるが)。
お店のもう一つの重要ポイントはお料理。イタリアンのシェフ、キッチンに籠っていて顔を出されることは殆どないのだが、彼のお料理はどちらかというとシンプルながら、ハズレのない美味しさ。
フードのメニューは見開き2頁、冷たい前菜、温かい前菜、パスタ、魚料理、肉料理、そして軽いおつまみという6部構成。女性2名なら4品オーダーしてシェアする感じ。自分は3品オーダーしてちょうど腹八分目になるという感じ。
前菜は比較的オーソドックスなものが並ぶ。春のホタルイカ満載のサラダ、秋のフレッシュ・ポルチーニのグリルが特に美味しい。夏の鮎のポワレと賀茂茄子焼きもいい。ホワイトアスパラの調理方法は焼きなので、シャキシャキ食感を楽しむことができる。ホワイトアスパラの食べ方としては近藤さんの天ぷらと双璧を為す。
パスタの種類が豊富なのでパスタ好きな方にはオススメだ。シェフはほぼ毎日のようにお店でパスタを打っているそうだ。自分が好きなのは、薫香かおる牡蠣のパスタ、ジューシーに仕上げられた猪のラグーをトルテッリで包んだもの(イタリア版小籠包のような雰囲気だ)、鮎とフレッシュトマトのタリオリーニなど。また、タリアテッレが充実している。フレッシュ・ポルチーニのタリアテッレとか、穴子の赤ワイン煮と合わせたトマトソースのタリアテッレとかが印象に残る。
毎年、秋になると、高級レストランとも張り合えるレベルの大きくて香り高いアルバ産白トリュフを入荷される。これをカルピスバターと少量の鶏出汁で仕上げたタヤリンと一緒に頂く。タヤリンがシンプルに調理されているだけにトリュフの香りが増幅される。鉄板だ。
魚料理はちょっと選択肢が少ないという印象。でもまぁワインバーにはありがちでしょう。
他方、お肉料理はワインバーとは思えない充実度。とりわけジビエがいい。内臓などを裏漉ししたブランデーベースのソースなど、多少しっかりめのお味で頂くことが多い。
実は「軽いおつまみ」のなかに素晴らしき逸品が常駐している。牛の胃袋と白いんげん豆のトマト煮込みだ。トリッパの食感とトマトソースがお好き方には是非オススしたい。豆料理にありがちなボソッとした感じもなくスルリと頂くことができ、前菜としてもとてもいい。
こちらのお店は午前3時までやっているので、一日の最後にこのお店を訪れ、ワインを1〜2杯(と、小腹が空いていればパスタや上述の「軽いおつまみ」のなかから一品ほど)頂くのもよろしいかと思う。
ワインと料理の両輪が見事に噛み合う
木曜日の深夜、0時を回ったころに一人で伺った。一軒目のお店で随分と飲んでしまったのか、ちょっと足元ふらつきながら。〆のパスタを頂くのが目的である。
前客3名(2組)、そして後客1名。
まずは白ワインをグラスで一杯。ニコラ・ゴナンというドメーヌのIGTイゼール・バルム・ドフィノワーズ2016年。作り手も知らなければ産地も分からないまったく未知のワイン。
オーダーしたパスタはウニとトマトをフューチャーした平たいもの(タリアテッレ?)。雲丹の香りが過度ではなくバランスの良いお味、という記憶だが、酔っていただけによく覚えていない。
そして最後に赤ワインをグラスで一杯。これまた知らない作り手、ドメーヌ・ロランのショレイ・レ・ボーヌ2019年。ボトルの写真を撮影するときにフラッシュ焚いてしまい、酔っ払い客は本当に迷惑だろうなぁと思い、30分ほどでそそくさとお店を後にし、大人しく帰宅いたしました。
下記はベース投稿
+++
このお店の特色は、なんといっても店主であろう。ワイン(とりわけフランスワイン)に対する造詣の深さと愛情が素晴らしい方である。ワインにはかなり一家言ある方なので、キャラ的に合わない人もいるかもしれない(実際、知人の中にそう言っていた人がいる)。委ねて、素直に耳を澄ませれば、とても快適に過ごせるんだけど。
グラスワインはどちらかというと若めなヴィンテージのものが多く、また新進気鋭な生産者のものを積極的に紹介してくださるので、「ワインの今」を知りたい方は店主と色々とお話しされると楽しいと思う。
他方、ボトルワインは豊富にお持ちで、ブルゴーニュのクラシックな生産者の90年代あたりが特に充実している印象。ブルゴーニュだけでなく、アルザスやローヌなどもたくさんお持ちだが、ボルドーには余りご関心がないように見受けられる(勝手なイメージなので間違っているかもしれない)。他の産地のワイン(しかもしっかり飲み頃のもの)もたくさんお持ちで、「自分が呑んだことなさそうなのを出して」とお願いしたこともしばしばあるのだが、いつもそれに応えていただけるだけの懐の深さが凄い(普段自分が呑むワインのスコープが狭いだけだという話もあるが)。
お店のもう一つの重要ポイントはお料理。イタリアンのシェフ、キッチンに籠っていて顔を出されることは殆どないのだが、彼のお料理はどちらかというとシンプルながら、ハズレのない美味しさ。
フードのメニューは見開き2頁、冷たい前菜、温かい前菜、パスタ、魚料理、肉料理、そして軽いおつまみという6部構成。女性2名なら4品オーダーしてシェアする感じ。自分は3品オーダーしてちょうど腹八分目になるという感じ。
前菜は比較的オーソドックスなものが並ぶ。春のホタルイカ満載のサラダ、秋のフレッシュ・ポルチーニのグリルが特に美味しい。夏の鮎のポワレと賀茂茄子焼きもいい。ホワイトアスパラの調理方法は焼きなので、シャキシャキ食感を楽しむことができる。ホワイトアスパラの食べ方としては近藤さんの天ぷらと双璧を為す。
パスタの種類が豊富なのでパスタ好きな方にはオススメだ。シェフはほぼ毎日のようにお店でパスタを打っているそうだ。自分が好きなのは、薫香かおる牡蠣のパスタ、ジューシーに仕上げられた猪のラグーをトルテッリで包んだもの(イタリア版小籠包のような雰囲気だ)、鮎とフレッシュトマトのタリオリーニなど。また、タリアテッレが充実している。フレッシュ・ポルチーニのタリアテッレとか、穴子の赤ワイン煮と合わせたトマトソースのタリアテッレとかが印象に残る。
毎年、秋になると、高級レストランとも張り合えるレベルの大きくて香り高いアルバ産白トリュフを入荷される。これをカルピスバターと少量の鶏出汁で仕上げたタヤリンと一緒に頂く。タヤリンがシンプルに調理されているだけにトリュフの香りが増幅される。鉄板だ。
魚料理はちょっと選択肢が少ないという印象。でもまぁワインバーにはありがちでしょう。
他方、お肉料理はワインバーとは思えない充実度。とりわけジビエがいい。内臓などを裏漉ししたブランデーベースのソースなど、多少しっかりめのお味で頂くことが多い。
実は「軽いおつまみ」のなかに素晴らしき逸品が常駐している。牛の胃袋と白いんげん豆のトマト煮込みだ。トリッパの食感とトマトソースがお好き方には是非オススしたい。豆料理にありがちなボソッとした感じもなくスルリと頂くことができ、前菜としてもとてもいい。
こちらのお店は午前3時までやっているので、一日の最後にこのお店を訪れ、ワインを1〜2杯(と、小腹が空いていればパスタや上述の「軽いおつまみ」のなかから一品ほど)頂くのもよろしいかと思う。
ワインと料理の両輪が見事に噛み合う
土曜日の深夜、三軒目の利用で伺った。パスタ一品、白ワインと赤ワインを一杯ずつ。しっかりディナーをいただくこともできるし、ナイトキャップ的な使い方もできる、そんな便利なお店である。
下記はベース投稿
+++
このお店の特色は、なんといっても店主であろう。ワイン(とりわけフランスワイン)に対する造詣の深さと愛情が素晴らしい方である。ワインにはかなり一家言ある方なので、キャラ的に合わない人もいるかもしれない(実際、知人の中にそう言っていた人がいる)。委ねて、素直に耳を澄ませれば、とても快適に過ごせるんだけど。
グラスワインはどちらかというと若めなヴィンテージのものが多く、また新進気鋭な生産者のものを積極的に紹介してくださるので、「ワインの今」を知りたい方は店主と色々とお話しされると楽しいと思う。
他方、ボトルワインは豊富にお持ちで、ブルゴーニュのクラシックな生産者の90年代あたりが特に充実している印象。ブルゴーニュだけでなく、アルザスやローヌなどもたくさんお持ちだが、ボルドーには余りご関心がないように見受けられる(勝手なイメージなので間違っているかもしれない)。他の産地のワイン(しかもしっかり飲み頃のもの)もたくさんお持ちで、「自分が呑んだことなさそうなのを出して」とお願いしたこともしばしばあるのだが、いつもそれに応えていただけるだけの懐の深さが凄い(普段自分が呑むワインのスコープが狭いだけだという話もあるが)。
お店のもう一つの重要ポイントはお料理。イタリアンのシェフ、キッチンに籠っていて顔を出されることは殆どないのだが、彼のお料理はどちらかというとシンプルながら、ハズレのない美味しさ。
フードのメニューは見開き2頁、冷たい前菜、温かい前菜、パスタ、魚料理、肉料理、そして軽いおつまみという6部構成。女性2名なら4品オーダーしてシェアする感じ。自分は3品オーダーしてちょうど腹八分目になるという感じ。
前菜は比較的オーソドックスなものが並ぶ。春のホタルイカ満載のサラダ、秋のフレッシュ・ポルチーニのグリルが特に美味しい。夏の鮎のポワレと賀茂茄子焼きもいい。ホワイトアスパラの調理方法は焼きなので、シャキシャキ食感を楽しむことができる。ホワイトアスパラの食べ方としては近藤さんの天ぷらと双璧を為す。
パスタの種類が豊富なのでパスタ好きな方にはオススメだ。シェフはほぼ毎日のようにお店でパスタを打っているそうだ。自分が好きなのは、薫香かおる牡蠣のパスタ、ジューシーに仕上げられた猪のラグーをトルテッリで包んだもの(イタリア版小籠包のような雰囲気だ)、鮎とフレッシュトマトのタリオリーニなど。また、タリアテッレが充実している。フレッシュ・ポルチーニのタリアテッレとか、穴子の赤ワイン煮と合わせたトマトソースのタリアテッレとかが印象に残る。
毎年、秋になると、高級レストランとも張り合えるレベルの大きくて香り高いアルバ産白トリュフを入荷される。これをカルピスバターと少量の鶏出汁で仕上げたタヤリンと一緒に頂く。タヤリンがシンプルに調理されているだけにトリュフの香りが増幅される。鉄板だ。
魚料理はちょっと選択肢が少ないという印象。でもまぁワインバーにはありがちでしょう。
他方、お肉料理はワインバーとは思えない充実度。とりわけジビエがいい。内臓などを裏漉ししたブランデーベースのソースなど、多少しっかりめのお味で頂くことが多い。
実は「軽いおつまみ」のなかに素晴らしき逸品が常駐している。牛の胃袋と白いんげん豆のトマト煮込みだ。トリッパの食感とトマトソースがお好き方には是非オススしたい。豆料理にありがちなボソッとした感じもなくスルリと頂くことができ、前菜としてもとてもいい。
こちらのお店は午前3時までやっているので、一日の最後にこのお店を訪れ、ワインを1〜2杯(と、小腹が空いていればパスタや上述の「軽いおつまみ」のなかから一品ほど)頂くのもよろしいかと思う。
ワインと料理の両輪が見事に噛み合う
金曜日の午後6時、1時間ほど前に予約して訪問した。他のお客さんは2組4名。
すっかり夏のメニューに変わっていた。この日は過去にも頂いことがあって、かつ美味しかったという記憶にあるもので攻めることとして、頂いたのは、冷前菜に水タコと水茄子のガスパチョソース、パスタが鮎とフレッシュトマトのタリオリーニ、メインにボッリート・ミスト(猪、ホロホロ鳥、牛タン)の3品。
ボトルワインは予約時に「シャルドネ以外の白ワインを」とお願いしていた。こちらのご店主さんは自分が飲んだことのないワインをよく紹介してくださるのだが、この日もそうであった。ジル・ベルリオというドメーヌのシニャン。ジャケール100%。自分の無知を晒すのもどうかと思うが、ドメーヌも知らなければシニャンというAOCも知らなかったし、ジャケールという品種は(自分のワイン記録を調べたところ)過去に一度飲んだことがあるだけであり、なんとその一度というのがこちらのお店にてグラスで頂いたものであった。
下記はベース投稿
+++
このお店の特色は、なんといっても店主であろう。ワイン(とりわけフランスワイン)に対する造詣の深さと愛情が素晴らしい方である。ワインにはかなり一家言ある方なので、キャラ的に合わない人もいるかもしれない(実際、知人の中にそう言っていた人がいる)。委ねて、素直に耳を澄ませれば、とても快適に過ごせるんだけど。
グラスワインはどちらかというと若めなヴィンテージのものが多く、また新進気鋭な生産者のものを積極的に紹介してくださるので、「ワインの今」を知りたい方は店主と色々とお話しされると楽しいと思う。
他方、ボトルワインは豊富にお持ちで、ブルゴーニュのクラシックな生産者の90年代あたりが特に充実している印象。ブルゴーニュだけでなく、アルザスやローヌなどもたくさんお持ちだが、ボルドーには余りご関心がないように見受けられる(勝手なイメージなので間違っているかもしれない)。他の産地のワイン(しかもしっかり飲み頃のもの)もたくさんお持ちで、「自分が呑んだことなさそうなのを出して」とお願いしたこともしばしばあるのだが、いつもそれに応えていただけるだけの懐の深さが凄い(普段自分が呑むワインのスコープが狭いだけだという話もあるが)。
お店のもう一つの重要ポイントはお料理。イタリアンのシェフ、キッチンに籠っていて顔を出されることは殆どないのだが、彼のお料理はどちらかというとシンプルながら、ハズレのない美味しさ。
フードのメニューは見開き2頁、冷たい前菜、温かい前菜、パスタ、魚料理、肉料理、そして軽いおつまみという6部構成。女性2名なら4品オーダーしてシェアする感じ。自分は3品オーダーしてちょうど腹八分目になるという感じ。
前菜は比較的オーソドックスなものが並ぶ。春のホタルイカ満載のサラダ、秋のフレッシュ・ポルチーニのグリルが特に美味しい。夏の鮎のポワレと賀茂茄子焼きもいい。ホワイトアスパラの調理方法は焼きなので、シャキシャキ食感を楽しむことができる。ホワイトアスパラの食べ方としては近藤さんの天ぷらと双璧を為す。
パスタの種類が豊富なのでパスタ好きな方にはオススメだ。シェフはほぼ毎日のようにお店でパスタを打っているそうだ。自分が好きなのは、薫香かおる牡蠣のパスタ、ジューシーに仕上げられた猪のラグーをトルテッリで包んだもの(イタリア版小籠包のような雰囲気だ)、鮎とフレッシュトマトのタリオリーニなど。また、タリアテッレが充実している。フレッシュ・ポルチーニのタリアテッレとか、穴子の赤ワイン煮と合わせたトマトソースのタリアテッレとかが印象に残る。
毎年、秋になると、高級レストランとも張り合えるレベルの大きくて香り高いアルバ産白トリュフを入荷される。これをカルピスバターと少量の鶏出汁で仕上げたタヤリンと一緒に頂く。タヤリンがシンプルに調理されているだけにトリュフの香りが増幅される。鉄板だ。
魚料理はちょっと選択肢が少ないという印象。でもまぁワインバーにはありがちでしょう。
他方、お肉料理はワインバーとは思えない充実度。とりわけジビエがいい。内臓などを裏漉ししたブランデーベースのソースなど、多少しっかりめのお味で頂くことが多い。
実は「軽いおつまみ」のなかに素晴らしき逸品が常駐している。牛の胃袋と白いんげん豆のトマト煮込みだ。トリッパの食感とトマトソースがお好き方には是非オススしたい。豆料理にありがちなボソッとした感じもなくスルリと頂くことができ、前菜としてもとてもいい。
こちらのお店は午前3時までやっているので、一日の最後にこのお店を訪れ、ワインを1〜2杯(と、小腹が空いていればパスタや上述の「軽いおつまみ」のなかから一品ほど)頂くのもよろしいかと思う。
ワインと料理の両輪が見事に噛み合う
木曜日の午後7時半頃、10分ほど前に電話してから訪問。先客はカップル二組。
この日の一皿目はホワイトアスパラ。下記ベース投稿のとおり、こちらのホワイトアスパラはシャキシャキ仕上げでとても美味。
パスタはホタルイカとイカ墨のパスタ。ホタルイカは適度に火が通っていてフレッシュな感じ。
メインはイノシシのもも肉のロースト。とてもシンプルに調理されているが、それゆえにその肉々しさが際立った。
ワインはグラスで白を1杯(アルザス、ツイント・ウンブレヒトのミュスカ2019年)、その後にボトルで赤を1本。何を飲みたいか、自分の気持ちが定まらないと伝えて「何かおもしろそうなもの」をお願いしたところ、コルドリアーニというシチリアの生産者のパトリモニオ2007年。まったく知らなかった生産者のもの。若かりし頃はタニックでパワフルだったのだろうなと想像させる強い酒質だが、15年経過していい具合にこなれていた。こういう珍しいワインを出してくれるところがこちらのお店の面白さ。
下記はベース投稿
+++
このお店の特色は、なんといっても店主であろう。ワイン(とりわけフランスワイン)に対する造詣の深さと愛情が素晴らしい方である。ワインにはかなり一家言ある方なので、キャラ的に合わない人もいるかもしれない(実際、知人の中にそう言っていた人がいる)。委ねて、素直に耳を澄ませれば、とても快適に過ごせるんだけど。
グラスワインはどちらかというと若めなヴィンテージのものが多く、また新進気鋭な生産者のものを積極的に紹介してくださるので、「ワインの今」を知りたい方は店主と色々とお話しされると楽しいと思う。
他方、ボトルワインは豊富にお持ちで、ブルゴーニュのクラシックな生産者の90年代あたりが特に充実している印象。ブルゴーニュだけでなく、アルザスやローヌなどもたくさんお持ちだが、ボルドーには余りご関心がないように見受けられる(勝手なイメージなので間違っているかもしれない)。他の産地のワイン(しかもしっかり飲み頃のもの)もたくさんお持ちで、「自分が呑んだことなさそうなのを出して」とお願いしたこともしばしばあるのだが、いつもそれに応えていただけるだけの懐の深さが凄い(普段自分が呑むワインのスコープが狭いだけだという話もあるが)。
お店のもう一つの重要ポイントはお料理。イタリアンのシェフ、キッチンに籠っていて顔を出されることは殆どないのだが、彼のお料理はどちらかというとシンプルながら、ハズレのない美味しさ。
フードのメニューは見開き2頁、冷たい前菜、温かい前菜、パスタ、魚料理、肉料理、そして軽いおつまみという6部構成。
前菜は比較的オーソドックスなものが並ぶ。春のホタルイカ満載のサラダ、秋のフレッシュ・ポルチーニのグリルが特に美味しい。夏の鮎のポワレと賀茂茄子焼きもいい。ホワイトアスパラの調理方法は焼きなので、シャキシャキ食感を楽しむことができる。ホワイトアスパラの食べ方としては近藤さんの天ぷらと双璧を為す。
パスタの種類が豊富なのでパスタ好きな方にはオススメだ。自分が好きなのは、薫香かおる牡蠣のパスタ、ジューシーに仕上げられた猪のラグーをトルテッリで包んだもの(イタリア版小籠包のような雰囲気だ)など。また、タリアテッレが充実している。フレッシュ・ポルチーニのタリアテッレとか、穴子の赤ワイン煮と合わせたトマトソースのタリアテッレとかが印象に残る。
毎年、秋になると、高級レストランとも張り合えるレベルの大きくて香り高いアルバ産白トリュフを入荷される。これをカルピスバターと少量の鶏出汁で仕上げたタヤリンと一緒に頂く。タヤリンがシンプルに調理されているだけにトリュフの香りが増幅される。鉄板だ。
魚料理は正直言って余り充実していない印象。まぁワインバーにはありがちでしょう。
他方、お肉料理はワインバーとは思えない充実度。とりわけジビエがいい。内臓などを裏漉ししたブランデーベースのソースなど、多少しっかりめのお味で頂くことが多い。
実は「軽いおつまみ」のなかに素晴らしき逸品が常駐している。牛の胃袋と白いんげん豆のトマト煮込みだ。トリッパの食感とトマトソースがお好き方には是非オススしたい。豆料理にありがちなボソッとした感じもなくスルリと頂くことができ、前菜としてもとてもいい。
こちらのお店は午前3時までやっているので、一日の最後にこのお店を訪れ、ワインを1〜2杯(と、小腹が空いていればパスタや上述の「軽いおつまみ」のなかから一品ほど)頂くのもよろしいかと思う。
ワインと料理の両輪が見事に噛み合う
深夜1時頃の訪問。春らしい蕗の薹のタリアテッレ、そして白ワイン1杯、赤ワイン2杯を頂いた。
今回の訪問は、バー・ランプでラムとシガーを楽しんだあと、小腹が空いたので。コロナ禍が席巻する前は、最後の〆にラーメンとかパスタを食べることが多く、それ故にこちらのお店にも深夜に(ラーメンは重いなとか、ワインも少し飲みたいなとか思ったときに)訪れることが何度かあったが、幾度か繰り返された緊急事態宣言の最中、深夜に営業していたラーメン店が見当たらず、〆にラーメンを食べないまま帰宅することが続いているうちに、いつの間にか〆にラーメンを食べなくても大丈夫なカラダになってしまった。そのせいもあって、こちらのお店に深夜に訪れることもなくなっていたが、この日はなぜか急に思い立って。ようやく(自分のカラダも)正常化してきたのであろうか。
下記はベース投稿
+++
このお店の特色は、なんといっても店主であろう。ワイン(とりわけフランスワイン)に対する造詣の深さと愛情が素晴らしい方である。ワインにはかなり一家言ある方なので、キャラ的に合わない人もいるかもしれない(実際、知人の中にそう言っていた人がいる)。委ねて、素直に耳を澄ませれば、とても快適に過ごせるんだけど。
グラスワインはどちらかというと若めなヴィンテージのものが多く、また新進気鋭な生産者のものを積極的に紹介してくださるので、「ワインの今」を知りたい方は店主と色々とお話しされると楽しいと思う。
他方、ボトルワインは豊富にお持ちで、ブルゴーニュのクラシックな生産者の90年代あたりが特に充実している印象。ブルゴーニュだけでなく、アルザスやローヌなどもたくさんお持ちだが、ボルドーには余りご関心がないように見受けられる(勝手なイメージなので間違っているかもしれない)。他の産地のワイン(しかもしっかり飲み頃のもの)もたくさんお持ちで、「自分が呑んだことなさそうなのを出して」とお願いしたこともしばしばあるのだが、いつもそれに応えていただけるだけの懐の深さが凄い(普段自分が呑むワインのスコープが狭いだけだという話もあるが)。
お店のもう一つの重要ポイントはお料理。イタリアンのシェフ、キッチンに籠っていて顔を出されることは殆どないのだが、彼のお料理はどちらかというとシンプルながら、ハズレのない美味しさ。
フードのメニューは見開き2頁、冷たい前菜、温かい前菜、パスタ、魚料理、肉料理、そして軽いおつまみという6部構成。
前菜は比較的オーソドックスなものが並ぶ。春のホタルイカ満載のサラダ、秋のフレッシュ・ポルチーニのグリルが特に美味しい。夏の鮎のポワレと賀茂茄子焼きもいい。ホワイトアスパラの調理方法は焼きなので、シャキシャキ食感を楽しむことができる。ホワイトアスパラの食べ方としては近藤さんの天ぷらと双璧を為す。
パスタの種類が豊富なのでパスタ好きな方にはオススメだ。自分が好きなのは、薫香かおる牡蠣のパスタ、ジューシーに仕上げられた猪のラグーをトルテッリで包んだもの(イタリア版小籠包のような雰囲気だ)など。また、タリアテッレが充実している。フレッシュ・ポルチーニのタリアテッレとか、穴子の赤ワイン煮と合わせたトマトソースのタリアテッレとかが印象に残る。
毎年、秋になると、高級レストランとも張り合えるレベルの大きくて香り高いアルバ産白トリュフを入荷される。これをカルピスバターと少量の鶏出汁で仕上げたタヤリンと一緒に頂く。タヤリンがシンプルに調理されているだけにトリュフの香りが増幅される。鉄板だ。
魚料理は正直言って余り充実していない印象。まぁワインバーにはありがちでしょう。
他方、お肉料理はワインバーとは思えない充実度。とりわけジビエがいい。内臓などを裏漉ししたブランデーベースのソースなど、多少しっかりめのお味で頂くことが多い。
実は「軽いおつまみ」のなかに素晴らしき逸品が常駐している。牛の胃袋と白いんげん豆のトマト煮込みだ。トリッパの食感とトマトソースがお好き方には是非オススしたい。豆料理にありがちなボソッとした感じもなくスルリと頂くことができ、前菜としてもとてもいい。
こちらのお店は午前3時までやっているので、一日の最後にこのお店を訪れ、ワインを1〜2杯(と、小腹が空いていればパスタや上述の「軽いおつまみ」のなかから一品ほど)頂くのもよろしいかと思う。
ワインと料理の両輪が見事に噛み合う
この日は4人で訪問。このお店を4人で利用するのは初めてだったが、オーナーの幅さんに相談の上、冷たい前菜、温かい前菜、パスタ、お魚料理、お肉料理を一つずつオーダーし、取り分けて頂いた。大事な師匠を囲んでの会だったので、無事に通過することができて本当に良かった。感謝である。
下記はベース投稿
+++
このお店の特色は、なんといっても店主であろう。ワイン(とりわけフランスワイン)に対する造詣の深さと愛情が素晴らしい方である。ワインにはかなり一家言ある方なので、キャラ的に合わない人もいるかもしれない(実際、知人の中にそう言っていた人がいる)。委ねて、素直に耳を澄ませれば、とても快適に過ごせるんだけど。
グラスワインはどちらかというと若めなヴィンテージのものが多く、また新進気鋭な生産者のものを積極的に紹介してくださるので、「ワインの今」を知りたい方は店主と色々とお話しされると楽しいと思う。
他方、ボトルワインは豊富にお持ちで、ブルゴーニュのクラシックな生産者の90年代あたりが特に充実している印象。ブルゴーニュだけでなく、アルザスやローヌなどもたくさんお持ちだが、ボルドーには余りご関心がないように見受けられる(勝手なイメージなので間違っているかもしれない)。他の産地のワイン(しかもしっかり飲み頃のもの)もたくさんお持ちで、「自分が呑んだことなさそうなのを出して」とお願いしたこともしばしばあるのだが、いつもそれに応えていただけるだけの懐の深さが凄い(普段自分が呑むワインのスコープが狭いだけだという話もあるが)。
お店のもう一つの重要ポイントはお料理。イタリアンのシェフ、キッチンに籠っていて顔を出されることは殆どないのだが、彼のお料理はどことなく家庭的でシンプルながら、ハズレのない美味しさ。
フードのメニューは見開き2頁、冷たい前菜、温かい前菜、パスタ、魚料理、肉料理、そして軽いおつまみという6部構成。
前菜は比較的オーソドックスなものが並ぶ。春のホタルイカ満載のサラダ、秋のフレッシュ・ポルチーニのグリルが特に美味しい。夏の鮎のポワレと賀茂茄子焼きもいい。ホワイトアスパラの調理方法は焼きなので、シャキシャキ食感を楽しむことができる。ホワイトアスパラの食べ方としては近藤さんの天ぷらと双璧を為す。
パスタの種類が豊富なのでパスタ好きな方にはオススメだ。自分が好きなのは、薫香かおる牡蠣のパスタ、ジューシーに仕上げられた猪のラグーをトルテッリで包んだもの(イタリア版小籠包のような雰囲気だ)など。また、タリアテッレが充実している。フレッシュ・ポルチーニのタリアテッレとか、穴子の赤ワイン煮と合わせたトマトソースのタリアテッレとかが印象に残る。
毎年、秋になると、高級レストランとも張り合えるレベルの大きくて香り高いアルバ産白トリュフを入荷される。これをカルピスバターと少量の鶏出汁で仕上げたタヤリンと一緒に頂く。タヤリンがシンプルに調理されているだけにトリュフの香りが増幅される。鉄板だ。
魚料理は正直言って余り充実していない印象。まぁワインバーにはありがちでしょう。
他方、お肉料理はワインバーとは思えない充実度。とりわけジビエがいい。内臓などを裏漉ししたブランデーベースのソースなど、多少しっかりめのお味で頂くことが多い。
実は「軽いおつまみ」のなかに素晴らしき逸品が常駐している。牛の胃袋と白いんげん豆のトマト煮込みだ。トリッパの食感とトマトソースがお好き方には是非オススしたい。豆料理にありがちなボソッとした感じもなくスルリと頂くことができ、前菜としてもとてもいい。
ワインと料理の両輪が見事に噛み合う
今年の初訪問。
この時期のスペシャリテである牡蠣の燻製タリアテッレ、それに仔羊の背肉のトマト煮込みを頂いた。
シャンパンはグラスでブリュン・セルヴネイのメロデ・アン・セー。ボトルワインはドメーヌ・セレスティンのジュヴレ・シャンベルタン・ヴィエイユ・ヴィーニュ2000年。セレスティンを飲みたいと事前にお願いしておいたら、「地味な生産者だし〜」といいながらもちゃんとお持ちであったところがさすが。
下記はベース投稿
+++
このお店の特色は、なんといっても店主であろう。ワイン(とりわけフランスワイン)に対する造詣の深さと愛情が素晴らしい方である。ワインにはかなり一家言ある方なので、キャラ的に合わない人もいるかもしれない(実際、知人の中にそう言っていた人がいる)。委ねて、素直に耳を澄ませれば、とても快適に過ごせるんだけど。
グラスワインはどちらかというと若めなヴィンテージのものが多く、また新進気鋭な生産者のものを積極的に紹介してくださるので、「ワインの今」を知りたい方は店主と色々とお話しされると楽しいと思う。
他方、ボトルワインは豊富にお持ちで、ブルゴーニュのクラシックな生産者の90年代あたりが特に充実している印象。ブルゴーニュだけでなく、アルザスやローヌなどもたくさんお持ちだが、ボルドーには余りご関心がないように見受けられる(勝手なイメージなので間違っているかもしれない)。他の産地のワイン(しかもしっかり飲み頃のもの)もたくさんお持ちで、「自分が呑んだことなさそうなのを出して」とお願いしたこともしばしばあるのだが、いつもそれに応えていただけるだけの懐の深さが凄い(普段自分が呑むワインのスコープが狭いだけだという話もあるが)。
お店のもう一つの重要ポイントはお料理。イタリアンのシェフ、キッチンに籠っていて顔を出されることは殆どないのだが、彼のお料理は家庭的でシンプルながら、ハズレのない美味しさ。
フードのメニューは見開き2頁、冷たい前菜、温かい前菜、パスタ、魚料理、肉料理、そして軽いおつまみという6部構成。
前菜は比較的オーソドックスなものが並ぶ。春のホタルイカ満載のサラダ、秋のフレッシュ・ポルチーニのグリルが特に美味しい。夏の鮎のポワレと賀茂茄子焼きもいい。ホワイトアスパラの調理方法は焼きなので、シャキシャキ食感を楽しむことができる。ホワイトアスパラの食べ方としては近藤さんの天ぷらと双璧を為す。
パスタの種類が豊富なのでパスタ好きな方にはオススメだ。自分が好きなのは、薫香かおる牡蠣のパスタ、ジューシーに仕上げられた猪のラグーをトルテッリで包んだもの(イタリア版小籠包のような雰囲気だ)など。また、タリアテッレが充実している。フレッシュ・ポルチーニのタリアテッレとか、穴子の赤ワイン煮と合わせたトマトソースのタリアテッレとかが印象に残る。
毎年、秋になると、高級レストランとも張り合えるレベルの大きくて香り高いアルバ産白トリュフを入荷される。これをカルピスバターと少量の鶏出汁で仕上げたタヤリンと一緒に頂く。タヤリンがシンプルに調理されているだけにトリュフの香りが増幅される。鉄板だ。
魚料理は正直言って余り充実していない印象。まぁワインバーにはありがちでしょう。
他方、お肉料理はワインバーとは思えない充実度。とりわけジビエがいい。内臓などを裏漉ししたブランデーベースのソースなど、多少しっかりめのお味で頂くことが多い。
実は「軽いおつまみ」のなかに素晴らしき逸品が常駐している。牛の胃袋と白いんげん豆のトマト煮込みだ。トリッパの食感とトマトソースがお好き方には是非オススしたい。豆料理にありがちなボソッとした感じもなくスルリと頂くことができ、前菜としてもとてもいい。
ワインと料理の両輪が見事に噛み合う
例年であれば年に20回くらいは訪問していたかと思うが、2021年の訪問回数はコロナ禍のせいもあって11回。2022年は平常時の状態に戻ってほしいものである。
さて、この日が2021年の最後の訪問であった。まだアルバ産白トリュフがあったので絶品タヤリンにタップリとトリュフを振りかけていただいた。ワインはデュジャックのシャルム・シャンベルタン1997年。完璧な状態、まだ若さを残してはいるもののすでにいい飲み頃。
下記はベース投稿
+++
このお店の特色は、なんといっても店主であろう。ワイン(とりわけフランスワイン)に対する造詣の深さと愛情が素晴らしい方である。ワインにはかなり一家言ある方なので、キャラ的に合わない人もいるかもしれない(実際、知人の中にそう言っていた人がいる)。委ねて、素直に耳を澄ませれば、とても快適に過ごせるんだけど。
グラスワインはどちらかというと若めなヴィンテージのものが多く、また新進気鋭な生産者のものを積極的に紹介してくださるので、「ワインの今」を知りたい方は店主と色々とお話しされると楽しいと思う。
他方、ボトルワインは豊富にお持ちで、ブルゴーニュのクラシックな生産者の90年代あたりが特に充実している印象。ブルゴーニュだけでなく、アルザスやローヌなどもたくさんお持ちだが、ボルドーには余りご関心がないように見受けられる(勝手なイメージなので間違っているかもしれない)。他の産地のワイン(しかもしっかり飲み頃のもの)もたくさんお持ちで、「自分が呑んだことなさそうなのを出して」とお願いしたこともしばしばあるのだが、いつもそれに応えていただけるだけの懐の深さが凄い(普段自分が呑むワインのスコープが狭いだけだという話もあるが)。
お店のもう一つの重要ポイントはお料理。イタリアンのシェフ、キッチンに籠っていて顔を出されることは殆どないのだが、彼のお料理は家庭的でシンプルながら、ハズレのない美味しさ。
フードのメニューは見開き2頁、冷たい前菜、温かい前菜、パスタ、魚料理、肉料理、そして軽いおつまみという6部構成。
前菜は比較的オーソドックスなものが並ぶ。春のホタルイカ満載のサラダ、秋のフレッシュ・ポルチーニのグリルが特に美味しい。夏の鮎のポワレと賀茂茄子焼きもいい。ホワイトアスパラの調理方法は焼きなので、シャキシャキ食感を楽しむことができる。ホワイトアスパラの食べ方としては近藤さんの天ぷらと双璧を為す。
パスタの種類が豊富なのでパスタ好きな方にはオススメだ。自分が好きなのは、薫香かおる牡蠣のパスタ、ジューシーに仕上げられた猪のラグーをトルテッリで包んだもの(イタリア版小籠包のような雰囲気だ)など。また、タリアテッレが充実している。フレッシュ・ポルチーニのタリアテッレとか、穴子の赤ワイン煮と合わせたトマトソースのタリアテッレとかが印象に残る。
毎年、秋になると、高級レストランとも張り合えるレベルの大きくて香り高いアルバ産白トリュフを入荷される。これをカルピスバターと少量の鶏出汁で仕上げたタヤリンと一緒に頂く。タヤリンがシンプルに調理されているだけにトリュフの香りが増幅される。鉄板だ。
魚料理は正直言って余り充実していない印象。まぁワインバーにはありがちでしょう。
他方、お肉料理はワインバーとは思えない充実度。とりわけジビエがいい。内臓などを裏漉ししたブランデーベースのソースなど、多少しっかりめのお味で頂くことが多い。
実は「軽いおつまみ」のなかに素晴らしき逸品が常駐している。牛の胃袋と白いんげん豆のトマト煮込みだ。トリッパの食感とトマトソースがお好き方には是非オススしたい。豆料理にありがちなボソッとした感じもなくスルリと頂くことができ、前菜としてもとてもいい。
ワインと料理の両輪が見事に噛み合う
この日は一人で訪問。開店時刻である6時にお店に到着すると先客ゼロ。とはいえ、8時頃にお店を出たときには3人組が二組入っていて、テーブル席はいっぱいとなっていた。お客さんが戻りつつあるような雰囲気を感じることができてよかった。
この日は、前菜に寒鰤の片面を炙ったものを。パスタはこの時期のスペシャリテであるタヤリン、白トリュフをたっぷりと振りかけてもらったのだが、なかなかいい香りであった。お肉はジビエ、山うずらを頂いた。内臓をコニャックで煮込んだ軽めのソース。丸々一羽だったのでなかなかの食べ応え。
ワインは、シャンパンをグラスで頂いた後で、サヴォアのアルテス100%をボトルで。
下記はベース投稿
+++
このお店の特色は、なんといっても店主であろう。ワイン(とりわけフランスワイン)に対する造詣の深さと愛情が素晴らしい方である。ワインにはかなり一家言ある方なので、キャラ的に合わない人もいるかもしれない(実際、知人の中にそう言っていた人がいる)。委ねて、素直に耳を澄ませれば、とても快適に過ごせるんだけど。
グラスワインはどちらかというと若めなヴィンテージのものが多く、また新進気鋭な生産者のものを積極的に紹介してくださるので、「ワインの今」を知りたい方は店主と色々とお話しされると楽しいと思う。
他方、ボトルワインは豊富にお持ちで、ブルゴーニュのクラシックな生産者の90年代あたりが特に充実している印象。ブルゴーニュだけでなく、アルザスやローヌなどもたくさんお持ちだが、ボルドーには余りご関心がないように見受けられる(勝手なイメージなので間違っているかもしれない)。他の産地のワイン(しかもしっかり飲み頃のもの)もたくさんお持ちで、「自分が呑んだことなさそうなのを出して」とお願いしたこともしばしばあるのだが、いつもそれに応えていただけるだけの懐の深さが凄い(普段自分が呑むワインのスコープが狭いだけだという話もあるが)。
お店のもう一つの重要ポイントはお料理。イタリアンのシェフ、キッチンに籠っていて顔を出されることは殆どないのだが、彼のお料理は家庭的でシンプルながら、ハズレのない美味しさ。
フードのメニューは見開き2頁、冷たい前菜、温かい前菜、パスタ、魚料理、肉料理、そして軽いおつまみという6部構成。
前菜は比較的オーソドックスなものが並ぶ。春のホタルイカ満載のサラダ、秋のフレッシュ・ポルチーニのグリルが特に美味しい。夏の鮎のポワレと賀茂茄子焼きもいい。ホワイトアスパラの調理方法は焼きなので、シャキシャキ食感を楽しむことができる。ホワイトアスパラの食べ方としては近藤さんの天ぷらと双璧を為す。
パスタの種類が豊富なのでパスタ好きな方にはオススメだ。自分が好きなのは、薫香かおる牡蠣のパスタ、ジューシーに仕上げられた猪のラグーをトルテッリで包んだもの(イタリア版小籠包のような雰囲気だ)など。また、タリアテッレが充実している。フレッシュ・ポルチーニのタリアテッレとか、穴子の赤ワイン煮と合わせたトマトソースのタリアテッレとかが印象に残る。
毎年、秋になると、高級レストランとも張り合えるレベルの大きくて香り高いアルバ産白トリュフを入荷される。これをカルピスバターと少量の鶏出汁で仕上げたタヤリンと一緒に頂く。タヤリンがシンプルに調理されているだけにトリュフの香りが増幅される。鉄板だ。
魚料理は正直言って余り充実していない印象。まぁワインバーにはありがちでしょう。
他方、お肉料理はワインバーとは思えない充実度。とりわけジビエがいい。内臓などを裏漉ししたブランデーベースのソースなど、多少しっかりめのお味で頂くことが多い。
実は「軽いおつまみ」のなかに素晴らしき逸品が常駐している。牛の胃袋と白いんげん豆のトマト煮込みだ。トリッパの食感とトマトソースがお好き方には是非オススしたい。豆料理にありがちなボソッとした感じもなくスルリと頂くことができ、前菜としてもとてもいい。
ワインと料理の両輪が見事に噛み合う
遅ればせながら2021年11月の訪問記。ようやく緊急事態宣言が解除されたというタイミングでの訪問。
今年も無事にアルバ産白トリュフが入荷していたので迷うことなくタヤリンを頂いた。ワインはコント・ラフォンのムルソー1998年。とてもいい熟成状態。
下記はベース投稿
+++
このお店の特色は、なんといっても店主であろう。ワイン(とりわけフランスワイン)に対する造詣の深さと愛情が素晴らしい方である。ワインにはかなり一家言ある方なので、キャラ的に合わない人もいるかもしれない(実際、知人の中にそう言っていた人がいる)。委ねて、素直に耳を澄ませれば、とても快適に過ごせるんだけど。
グラスワインはどちらかというと若めなヴィンテージのものが多く、また新進気鋭な生産者のものを積極的に紹介してくださるので、「ワインの今」を知りたい方は店主と色々とお話しされると楽しいと思う。
他方、ボトルワインは豊富にお持ちで、ブルゴーニュのクラシックな生産者の90年代あたりが特に充実している印象。ブルゴーニュだけでなく、アルザスやローヌなどもたくさんお持ちだが、ボルドーには余りご関心がないように見受けられる(勝手なイメージなので間違っているかもしれない)。他の産地のワイン(しかもしっかり飲み頃のもの)もたくさんお持ちで、「自分が呑んだことなさそうなのを出して」とお願いしたこともしばしばあるのだが、いつもそれに応えていただけるだけの懐の深さが凄い(普段自分が呑むワインのスコープが狭いだけだという話もあるが)。
お店のもう一つの重要ポイントはお料理。イタリアンのシェフ、キッチンに籠っていて顔を出されることは殆どないのだが、彼のお料理は家庭的でシンプルながら、ハズレのない美味しさ。
フードのメニューは見開き2頁、冷たい前菜、温かい前菜、パスタ、魚料理、肉料理、そして軽いおつまみという6部構成。
前菜は比較的オーソドックスなものが並ぶ。春のホタルイカ満載のサラダ、秋のフレッシュ・ポルチーニのグリルが特に美味しい。夏の鮎のポワレと賀茂茄子焼きもいい。ホワイトアスパラの調理方法は焼きなので、シャキシャキ食感を楽しむことができる。ホワイトアスパラの食べ方としては近藤さんの天ぷらと双璧を為す。
パスタの種類が豊富なのでパスタ好きな方にはオススメだ。自分が好きなのは、薫香かおる牡蠣のパスタ、ジューシーに仕上げられた猪のラグーをトルテッリで包んだもの(イタリア版小籠包のような雰囲気だ)など。また、タリアテッレが充実している。フレッシュ・ポルチーニのタリアテッレとか、穴子の赤ワイン煮と合わせたトマトソースのタリアテッレとかが印象に残る。
毎年、秋になると、高級レストランとも張り合えるレベルの大きくて香り高いアルバ産白トリュフを入荷される。これをカルピスバターと少量の鶏出汁で仕上げたタヤリンと一緒に頂く。タヤリンがシンプルに調理されているだけにトリュフの香りが増幅される。鉄板だ。
魚料理は正直言って余り充実していない印象。まぁワインバーにはありがちでしょう。
他方、お肉料理はワインバーとは思えない充実度。とりわけジビエがいい。内臓などを裏漉ししたブランデーベースのソースなど、多少しっかりめのお味で頂くことが多い。
実は「軽いおつまみ」のなかに素晴らしき逸品が常駐している。牛の胃袋と白いんげん豆のトマト煮込みだ。トリッパの食感とトマトソースがお好き方には是非オススしたい。豆料理にありがちなボソッとした感じもなくスルリと頂くことができ、前菜としてもとてもいい。
ワインと料理の両輪が見事に噛み合う
一通り食べて呑んだ後の〆に伺ったので、フードはタリアテッレだけ。雲丹の軽いトマトクリームソースのもの。クリームを余り使うことがないシェフのお料理の中ではクリーム多めのお料理。
ワインはゲヴェルツが呑みたいと品種指定したところ、ヴァインバックの2006年をお出しいただいた。
下記はベース投稿
+++
このお店の特色は、なんといっても店主であろう。ワイン(とりわけフランスワイン)に対する造詣の深さと愛情が素晴らしい方である。ワインにはかなり一家言ある方なので、キャラ的に合わない人もいるかもしれない(実際、知人の中にそう言っていた人がいる)。委ねて、素直に耳を澄ませれば、とても快適に過ごせるんだけど。
グラスワインはどちらかというと若めなヴィンテージのものが多く、また新進気鋭な生産者のものを積極的に紹介してくださるので、「ワインの今」を知りたい方は店主と色々とお話しされると楽しいと思う。
他方、ボトルワインは豊富にお持ちで、ブルゴーニュのクラシックな生産者の90年代あたりが特に充実している印象。ブルゴーニュだけでなく、アルザスやローヌなどもたくさんお持ちだが、ボルドーには余りご関心がないように見受けられる(勝手なイメージなので間違っているかもしれない)。他の産地のワイン(しかもしっかり飲み頃のもの)もたくさんお持ちで、「自分が呑んだことなさそうなのを出して」とお願いしたこともしばしばあるのだが、いつもそれに応えていただけるだけの懐の深さが凄い(普段自分が呑むワインのスコープが狭いだけだという話もあるが)。
お店のもう一つの重要ポイントはお料理。イタリアンのシェフ、キッチンに籠っていて顔を出されることは殆どないのだが、彼のお料理は家庭的でシンプルながら、ハズレのない美味しさ。
フードのメニューは見開き2頁、冷たい前菜、温かい前菜、パスタ、魚料理、肉料理、そして軽いおつまみという6部構成。
前菜は比較的オーソドックスなものが並ぶ。春のホタルイカ満載のサラダ、秋のフレッシュ・ポルチーニのグリルが特に美味しい。夏の鮎のポワレと賀茂茄子焼きもいい。ホワイトアスパラの調理方法は焼きなので、シャキシャキ食感を楽しむことができる。ホワイトアスパラの食べ方としては近藤さんの天ぷらと双璧を為す。
パスタの種類が豊富なのでパスタ好きな方にはオススメだ。自分が好きなのは、薫香かおる牡蠣のパスタ、ジューシーに仕上げられた猪のラグーをトルテッリで包んだもの(イタリア版小籠包のような雰囲気だ)など。また、タリアテッレが充実している。フレッシュ・ポルチーニのタリアテッレとか、穴子の赤ワイン煮と合わせたトマトソースのタリアテッレとかが印象に残る。
毎年、秋になると、高級レストランとも張り合えるレベルの大きくて香り高いアルバ産白トリュフを入荷される。これをカルピスバターと少量の鶏出汁で仕上げたタヤリンと一緒に頂く。タヤリンがシンプルに調理されているだけにトリュフの香りが増幅される。鉄板だ。
魚料理は正直言って余り充実していない印象。まぁワインバーにはありがちでしょう。
他方、お肉料理はワインバーとは思えない充実度。とりわけジビエがいい。内臓などを裏漉ししたブランデーベースのソースなど、多少しっかりめのお味で頂くことが多い。
実は「軽いおつまみ」のなかに素晴らしき逸品が常駐している。牛の胃袋と白いんげん豆のトマト煮込みだ。トリッパの食感とトマトソースがお好き方には是非オススしたい。豆料理にありがちなボソッとした感じもなくスルリと頂くことができ、前菜としてもとてもいい。
ワインと料理の両輪が見事に噛み合う
三度目の緊急事態宣言の最中に訪問。いまは午後4時半からオープンしている。
この日の前菜は新玉ねぎのパンナコッタ。新玉ねぎの甘やかさが気持ちいい。
パスタのメニューの中に美味しそうなものが二つ。悩んだ末に両方とも頂いた。一つ目がホワイトアスパラのタリアテッレ、もう一つはホタルイカとイカ墨ソースのタリオリーニ。前者がとてもよかった。ホワイトアスパラはとても薄くスライスされているので、一見するとアスパラが存在しない。ところが食べてみるとシャキシャキ・・・アスパラはシャキシャキ感を残して仕上げられているので、食べるとタリアテッレの触感にアクセントでアスパラのシャキシャキ触感が絡むという趣向。
メインで頂いたのはボッリート・ミスト。イタリア版のおでんみたいなものだろうか、ほろほろ鳥、牛タン、豚トロをトロトロと柔らかくなるまで煮込んだ一品。
下記はベース投稿
+++
このお店の特色は、なんといっても店主であろう。ワイン(とりわけフランスワイン)に対する造詣の深さと愛情が素晴らしい方である。ワインにはかなり一家言ある方なので、キャラ的に合わない人もいるかもしれない(実際、知人の中にそう言っていた人がいる)。委ねて、素直に耳を澄ませれば、とても快適に過ごせるんだけど。
グラスワインはどちらかというと若めなヴィンテージのものが多く、また新進気鋭な生産者のものを積極的に紹介してくださるので、「ワインの今」を知りたい方は店主と色々とお話しされると楽しいと思う。
他方、ボトルワインは豊富にお持ちで、ブルゴーニュのクラシックな生産者の90年代あたりが特に充実している印象。ブルゴーニュだけでなく、アルザスやローヌなどもたくさんお持ちだが、ボルドーには余りご関心がないように見受けられる(勝手なイメージなので間違っているかもしれない)。他の産地のワイン(しかもしっかり飲み頃のもの)もたくさんお持ちで、「自分が呑んだことなさそうなのを出して」とお願いしたこともしばしばあるのだが、いつもそれに応えていただけるだけの懐の深さが凄い(普段自分が呑むワインのスコープが狭いだけだという話もあるが)。
お店のもう一つの重要ポイントはお料理。イタリアンのシェフ、キッチンに籠っていて顔を出されることは殆どないのだが、彼のお料理は家庭的でシンプルながら、ハズレのない美味しさ。
フードのメニューは見開き2頁、冷たい前菜、温かい前菜、パスタ、魚料理、肉料理、そして軽いおつまみという6部構成。
前菜は比較的オーソドックスなものが並ぶ。春のホタルイカ満載のサラダ、秋のフレッシュ・ポルチーニのグリルが特に美味しい。夏の鮎のポワレと賀茂茄子焼きもいい。ホワイトアスパラの調理方法は焼きなので、シャキシャキ食感を楽しむことができる。ホワイトアスパラの食べ方としては近藤さんの天ぷらと双璧を為す。
パスタの種類が豊富なのでパスタ好きな方にはオススメだ。自分が好きなのは、薫香かおる牡蠣のパスタ、ジューシーに仕上げられた猪のラグーをトルテッリで包んだもの(イタリア版小籠包のような雰囲気だ)など。また、タリアテッレが充実している。フレッシュ・ポルチーニのタリアテッレとか、穴子の赤ワイン煮と合わせたトマトソースのタリアテッレとかが印象に残る。
毎年、秋になると、高級レストランとも張り合えるレベルの大きくて香り高いアルバ産白トリュフを入荷される。これをカルピスバターと少量の鶏出汁で仕上げたタヤリンと一緒に頂く。タヤリンがシンプルに調理されているだけにトリュフの香りが増幅される。鉄板だ。
魚料理は正直言って余り充実していない印象。まぁワインバーにはありがちでしょう。
他方、お肉料理はワインバーとは思えない充実度。とりわけジビエがいい。内臓などを裏漉ししたブランデーベースのソースなど、多少しっかりめのお味で頂くことが多い。
実は「軽いおつまみ」のなかに素晴らしき逸品が常駐している。牛の胃袋と白いんげん豆のトマト煮込みだ。トリッパの食感とトマトソースがお好き方には是非オススしたい。豆料理にありがちなボソッとした感じもなくスルリと頂くことができ、前菜としてもとてもいい。
ワインと料理の両輪が見事に噛み合う
久々にこのお店のスペシャリテと自分が勝手に思っているトリッパを頂いた。
下記はベース投稿
+++
このお店の特色は、なんといっても店主であろう。ワイン(とりわけフランスワイン)に対する造詣の深さと愛情が素晴らしい方である。ワインにはかなり一家言ある方なので、キャラ的に合わない人もいるかもしれない(実際、知人の中にそう言っていた人がいる)。委ねて、素直に耳を澄ませれば、とても快適に過ごせるんだけど。
グラスワインはどちらかというと若めなヴィンテージのものが多く、また新進気鋭な生産者のものを積極的に紹介してくださるので、「ワインの今」を知りたい方は店主と色々とお話しされると楽しいと思う。
他方、ボトルワインは豊富にお持ちで、ブルゴーニュのクラシックな生産者の90年代あたりが特に充実している印象。ブルゴーニュだけでなく、アルザスやローヌなどもたくさんお持ちだが、ボルドーには余りご関心がないように見受けられる(勝手なイメージなので間違っているかもしれない)。他の産地のワイン(しかもしっかり飲み頃のもの)もたくさんお持ちで、「自分が呑んだことなさそうなのを出して」とお願いしたこともしばしばあるのだが、いつもそれに応えていただけるだけの懐の深さが凄い(普段自分が呑むワインのスコープが狭いだけだという話もあるが)。
お店のもう一つの重要ポイントはお料理。イタリアンのシェフ、キッチンに籠っていて顔を出されることは殆どないのだが、彼のお料理は家庭的でシンプルながら、ハズレのない美味しさ。
フードのメニューは見開き2頁、冷たい前菜、温かい前菜、パスタ、魚料理、肉料理、そして軽いおつまみという6部構成。
前菜は比較的オーソドックスなものが並ぶ。春のホタルイカ満載のサラダ、秋のフレッシュ・ポルチーニのグリルが特に美味しい。夏の鮎のポワレと賀茂茄子焼きもいい。ホワイトアスパラの調理方法は焼きなので、シャキシャキ食感を楽しむことができる。ホワイトアスパラの食べ方としては近藤さんの天ぷらと双璧を為す。
パスタの種類が豊富なのでパスタ好きな方にはオススメだ。自分が好きなのは、薫香かおる牡蠣のパスタ、ジューシーに仕上げられた猪のラグーをトルテッリで包んだもの(イタリア版小籠包のような雰囲気だ)など。また、タリアテッレが充実している。フレッシュ・ポルチーニのタリアテッレとか、穴子の赤ワイン煮と合わせたトマトソースのタリアテッレとかが印象に残る。
毎年、秋になると、高級レストランとも張り合えるレベルの大きくて香り高いアルバ産白トリュフを入荷される。これをカルピスバターと少量の鶏出汁で仕上げたタヤリンと一緒に頂く。タヤリンがシンプルに調理されているだけにトリュフの香りが増幅される。鉄板だ。
魚料理は正直言って余り充実していない印象。まぁワインバーにはありがちでしょう。
他方、お肉料理はワインバーとは思えない充実度。とりわけジビエがいい。内臓などを裏漉ししたブランデーベースのソースなど、多少しっかりめのお味で頂くことが多い。
実は「軽いおつまみ」のなかに素晴らしき逸品が常駐している。牛の胃袋と白いんげん豆のトマト煮込みだ。トリッパの食感とトマトソースがお好き方には是非オススしたい。豆料理にありがちなボソッとした感じもなくスルリと頂くことができ、前菜としてもとてもいい。
ワインと料理の両輪が見事に噛み合う
二度目の緊急事態宣言が出されてから二度目の訪問。既に食事した後での利用だったので、軽くボロノーゼとグラスでワインを赤白一杯ずつ頂いた。
下記はベース投稿
+++
このお店の特色は、なんといっても店主であろう。ワイン(とりわけフランスワイン)に対する造詣の深さと愛情が素晴らしい方である。ワインにはかなり一家言ある方なので、キャラ的に合わない人もいるかもしれない(実際、知人の中にそう言っていた人がいる)。委ねて、素直に耳を澄ませれば、とても快適に過ごせるんだけど。
グラスワインはどちらかというと若めなヴィンテージのものが多く、また新進気鋭な生産者のものを積極的に紹介してくださるので、「ワインの今」を知りたい方は店主と色々とお話しされると楽しいと思う。
他方、ボトルワインは豊富にお持ちで、ブルゴーニュのクラシックな生産者の90年代あたりが特に充実している印象。ブルゴーニュだけでなく、アルザスやローヌなどもたくさんお持ちだが、ボルドーには余りご関心がないように見受けられる(勝手なイメージなので間違っているかもしれない)。他の産地のワイン(しかもしっかり飲み頃のもの)もたくさんお持ちで、「自分が呑んだことなさそうなのを出して」とお願いしたこともしばしばあるのだが、いつもそれに応えていただけるだけの懐の深さが凄い(普段自分が呑むワインのスコープが狭いだけだという話もあるが)。
お店のもう一つの重要ポイントはお料理。イタリアンのシェフ、キッチンに籠っていて顔を出されることは殆どないのだが、彼のお料理は家庭的でシンプルながら、ハズレのない美味しさ。
フードのメニューは見開き2頁、冷たい前菜、温かい前菜、パスタ、魚料理、肉料理、そして軽いおつまみという6部構成。
前菜は比較的オーソドックスなものが並ぶ。春のホタルイカ満載のサラダ、秋のフレッシュ・ポルチーニのグリルが特に美味しい。夏の鮎のポワレと賀茂茄子焼きもいい。ホワイトアスパラの調理方法は焼きなので、シャキシャキ食感を楽しむことができる。ホワイトアスパラの食べ方としては近藤さんの天ぷらと双璧を為す。
パスタの種類が豊富なのでパスタ好きな方にはオススメだ。自分が好きなのは、薫香かおる牡蠣のパスタ、ジューシーに仕上げられた猪のラグーをトルテッリで包んだもの(イタリア版小籠包のような雰囲気だ)など。また、タリアテッレが充実している。フレッシュ・ポルチーニのタリアテッレとか、穴子の赤ワイン煮と合わせたトマトソースのタリアテッレとかが印象に残る。
毎年、秋になると、高級レストランとも張り合えるレベルの大きくて香り高いアルバ産白トリュフを入荷される。これをカルピスバターと少量の鶏出汁で仕上げたタヤリンと一緒に頂く。タヤリンがシンプルに調理されているだけにトリュフの香りが増幅される。鉄板だ。
魚料理は正直言って余り充実していない印象。まぁワインバーにはありがちでしょう。
他方、お肉料理はワインバーとは思えない充実度。とりわけジビエがいい。内臓などを裏漉ししたブランデーベースのソースなど、多少しっかりめのお味で頂くことが多い。
実は「軽いおつまみ」のなかに素晴らしき逸品が常駐している。牛の胃袋と白いんげん豆のトマト煮込みだ。トリッパの食感とトマトソースがお好き方には是非オススしたい。豆料理にありがちなボソッとした感じもなくスルリと頂くことができ、前菜としてもとてもいい。
ワインと料理の両輪が見事に噛み合う
二度目の緊急事態宣言が出されてから初めての訪問。別の予定が後ろに控えていたこともあり、午後5時半に伺って午後7時に退店という慌ただしさであったが、それでもお料理三皿をしっかり出していただいた。鱈の白子のムニエル、パスタ、猪のスネとネックの部分のワイン煮込み。パスタは(メニューにはなかったのだが)トマトベースのものが食べたいとわがまま言ってお作りいただいた。ワインはシャトー・ラ・ネルトのヌフパプ97年。
下記はベース投稿
+++
このお店の特色は、なんといっても店主であろう。ワイン(とりわけフランスワイン)に対する造詣の深さと愛情が素晴らしい方である。ワインにはかなり一家言ある方なので、キャラ的に合わない人もいるかもしれない(実際、知人の中にそう言っていた人がいる)。委ねて、素直に耳を澄ませれば、とても快適に過ごせるんだけど。
グラスワインはどちらかというと若めなヴィンテージのものが多く、また新進気鋭な生産者のものを積極的に紹介してくださるので、「ワインの今」を知りたい方は店主と色々とお話しされると楽しいと思う。
他方、ボトルワインは豊富にお持ちで、ブルゴーニュのクラシックな生産者の90年代あたりが特に充実している印象。ブルゴーニュだけでなく、アルザスやローヌなどもたくさんお持ちだが、ボルドーには余りご関心がないように見受けられる(勝手なイメージなので間違っているかもしれない)。他の産地のワイン(しかもしっかり飲み頃のもの)もたくさんお持ちで、「自分が呑んだことなさそうなのを出して」とお願いしたこともしばしばあるのだが、いつもそれに応えていただけるだけの懐の深さが凄い(普段自分が呑むワインのスコープが狭いだけだという話もあるが)。
お店のもう一つの重要ポイントはお料理。イタリアンのシェフ、キッチンに籠っていて顔を出されることは殆どないのだが、彼のお料理は家庭的でシンプルながら、ハズレのない美味しさ。
フードのメニューは見開き2頁、冷たい前菜、温かい前菜、パスタ、魚料理、肉料理、そして軽いおつまみという6部構成。
前菜は比較的オーソドックスなものが並ぶ。春のホタルイカ満載のサラダ、秋のフレッシュ・ポルチーニのグリルが特に美味しい。夏の鮎のポワレと賀茂茄子焼きもいい。ホワイトアスパラの調理方法は焼きなので、シャキシャキ食感を楽しむことができる。ホワイトアスパラの食べ方としては近藤さんの天ぷらと双璧を為す。
パスタの種類が豊富なのでパスタ好きな方にはオススメだ。自分が好きなのは、薫香かおる牡蠣のパスタ、ジューシーに仕上げられた猪のラグーをトルテッリで包んだもの(イタリア版小籠包のような雰囲気だ)など。また、タリアテッレが充実している。フレッシュ・ポルチーニのタリアテッレとか、穴子の赤ワイン煮と合わせたトマトソースのタリアテッレとかが印象に残る。
毎年、秋になると、高級レストランとも張り合えるレベルの大きくて香り高いアルバ産白トリュフを入荷される。これをカルピスバターと少量の鶏出汁で仕上げたタヤリンと一緒に頂く。タヤリンがシンプルに調理されているだけにトリュフの香りが増幅される。鉄板だ。
魚料理は正直言って余り充実していない印象。まぁワインバーにはありがちでしょう。
他方、お肉料理はワインバーとは思えない充実度。とりわけジビエがいい。内臓などを裏漉ししたブランデーベースのソースなど、多少しっかりめのお味で頂くことが多い。
実は「軽いおつまみ」のなかに素晴らしき逸品が常駐している。牛の胃袋と白いんげん豆のトマト煮込みだ。トリッパの食感とトマトソースがお好き方には是非オススしたい。豆料理にありがちなボソッとした感じもなくスルリと頂くことができ、前菜としてもとてもいい。
ワインと料理の両輪が見事に噛み合う
この日もタヤリンと白トリュフの鉄板コンビを頂いた。前菜はオーソドックスに野菜の焼いたものを頂き、メインは(最近ジビエばっかりだったので久々に)子羊のロースト。ジューシーで、しかもボリュームもしっかり。ワインはポンソのクロ・ド・ラ・ロッシュ1997。
下記はベース投稿
+++
このお店の特色は、なんといっても店主であろう。ワイン(とりわけフランスワイン)に対する造詣の深さと愛情が素晴らしい方である。ワインにはかなり一家言ある方なので、キャラ的に合わない人もいるかもしれない(実際、知人の中にそう言っていた人がいる)。委ねて、素直に耳を澄ませれば、とても快適に過ごせるんだけど。
グラスワインはどちらかというと若めなヴィンテージのものが多く、また新進気鋭な生産者のものを積極的に紹介してくださるので、「ワインの今」を知りたい方は店主と色々とお話しされると楽しいと思う。
他方、ボトルワインは豊富にお持ちで、ブルゴーニュのクラシックな生産者の90年代あたりが特に充実している印象。ブルゴーニュだけでなく、アルザスやローヌなどもたくさんお持ちだが、ボルドーには余りご関心がないように見受けられる(勝手なイメージなので間違っているかもしれない)。他の産地のワイン(しかもしっかり飲み頃のもの)もたくさんお持ちで、「自分が呑んだことなさそうなのを出して」とお願いしたこともしばしばあるのだが、いつもそれに応えていただけるだけの懐の深さが凄い(普段自分が呑むワインのスコープが狭いだけだという話もあるが)。
お店のもう一つの重要ポイントはお料理。イタリアンのシェフ、キッチンに籠っていて顔を出されることは殆どないのだが、彼のお料理は家庭的でシンプルながら、ハズレのない美味しさ。
フードのメニューは見開き2頁、冷たい前菜、温かい前菜、パスタ、魚料理、肉料理、そして軽いおつまみという6部構成。
前菜は比較的オーソドックスなものが並ぶ。春のホタルイカ満載のサラダ、秋のフレッシュ・ポルチーニのグリルが特に美味しい。夏の鮎のポワレと賀茂茄子焼きもいい。ホワイトアスパラの調理方法は焼きなので、シャキシャキ食感を楽しむことができる。ホワイトアスパラの食べ方としては近藤さんの天ぷらと双璧を為す。
パスタの種類が豊富なのでパスタ好きな方にはオススメだ。自分が好きなのは、薫香かおる牡蠣のパスタ、ジューシーに仕上げられた猪のラグーをトルテッリで包んだもの(イタリア版小籠包のような雰囲気だ)など。また、タリアテッレが充実している。フレッシュ・ポルチーニのタリアテッレとか、穴子の赤ワイン煮と合わせたトマトソースのタリアテッレとかが印象に残る。
毎年、秋になると、高級レストランとも張り合えるレベルの大きくて香り高いアルバ産白トリュフを入荷される。これをカルピスバターと少量の鶏出汁で仕上げたタヤリンと一緒に頂く。タヤリンがシンプルに調理されているだけにトリュフの香りが増幅される。鉄板だ。
魚料理は正直言って余り充実していない印象。まぁワインバーにはありがちでしょう。
他方、お肉料理はワインバーとは思えない充実度。とりわけジビエがいい。内臓などを裏漉ししたブランデーベースのソースなど、多少しっかりめのお味で頂くことが多い。
実は「軽いおつまみ」のなかに素晴らしき逸品が常駐している。牛の胃袋と白いんげん豆のトマト煮込みだ。トリッパの食感とトマトソースがお好き方には是非オススしたい。豆料理にありがちなボソッとした感じもなくスルリと頂くことができ、前菜としてもとてもいい。
ワインと料理の両輪が見事に噛み合う
前回訪問時にはありつけなかった白トリュフ、今回はタヤリンにタップリとスライスしていただいた。2週間ほど前にアピシウスで頂いたトリュフも凄かったが、このトリュフも本当に凄い香りだった。日本を代表するグランメゾンに負けないレベルの白トリュフを仕入れてらっしゃるというのが凄いこと。メインにいただいたのは蝦夷鹿。しっかり赤身でありながらとてもジューシー。ワインはゴービィ(またはゴビー)のムンタダ1999年。ルーションというマイナー地域のスター的存在のようなワインだそうで。
下記はベース投稿
+++
このお店の特色は、なんといっても店主であろう。ワイン(とりわけフランスワイン)に対する造詣の深さと愛情が素晴らしい方である。ワインにはかなり一家言ある方なので、キャラ的に合わない人もいるかもしれない(実際、知人の中にそう言っていた人がいる)。委ねて、素直に耳を澄ませれば、とても快適に過ごせるんだけど。
グラスワインはどちらかというと若めなヴィンテージのものが多く、また新進気鋭な生産者のものを積極的に紹介してくださるので、「ワインの今」を知りたい方は店主と色々とお話しされると楽しいと思う。
他方、ボトルワインは豊富にお持ちで、ブルゴーニュのクラシックな生産者の90年代あたりが特に充実している印象。ブルゴーニュだけでなく、アルザスやローヌなどもたくさんお持ちだが、ボルドーには余りご関心がないように見受けられる(勝手なイメージなので間違っているかもしれない)。他の産地のワイン(しかもしっかり飲み頃のもの)もたくさんお持ちで、「自分が呑んだことなさそうなのを出して」とお願いしたこともしばしばあるのだが、いつもそれに応えていただけるだけの懐の深さが凄い(普段自分が呑むワインのスコープが狭いだけだという話もあるが)。
お店のもう一つの重要ポイントはお料理。イタリアンのシェフ、キッチンに籠っていて顔を出されることは殆どないのだが、彼のお料理は家庭的でシンプルながら、ハズレのない美味しさ。
フードのメニューは見開き2頁、冷たい前菜、温かい前菜、パスタ、魚料理、肉料理、そして軽いおつまみという6部構成。
前菜は比較的オーソドックスなものが並ぶ。春のホタルイカ満載のサラダ、秋のフレッシュ・ポルチーニのグリルが特に美味しい。夏の鮎のポワレと賀茂茄子焼きもいい。ホワイトアスパラの調理方法は焼きなので、シャキシャキ食感を楽しむことができる。ホワイトアスパラの食べ方としては近藤さんの天ぷらと双璧を為す。
パスタの種類が豊富なのでパスタ好きな方にはオススメだ。自分が好きなのは、薫香かおる牡蠣のパスタ、ジューシーに仕上げられた猪のラグーをトルテッリで包んだもの(イタリア版小籠包のような雰囲気だ)など。また、タリアテッレが充実している。フレッシュ・ポルチーニのタリアテッレとか、穴子の赤ワイン煮と合わせたトマトソースのタリアテッレとかが印象に残る。
毎年、秋になると、高級レストランとも張り合えるレベルの大きくて香り高いアルバ産白トリュフを入荷される。これをタヤリンと一緒に頂く。シンプルだけど鉄板だ。
魚料理は正直言って余り充実していない印象。まぁワインバーにはありがちでしょう。
他方、お肉料理はワインバーとは思えない充実度。とりわけジビエがいい。内臓などを裏漉ししたブランデーベースのソースなど、多少しっかりめのお味で頂くことが多い。
実は「軽いおつまみ」のなかに素晴らしき逸品が常駐している。牛の胃袋と白いんげん豆のトマト煮込みだ。トリッパの食感とトマトソースがお好き方には是非オススしたい。豆料理にありがちなボソッとした感じもなくスルリと頂くことができ、前菜としてもとてもいい。
ワインと料理の両輪が見事に噛み合う
この時期になるとアルバ産白トリュフをタヤリンにタップリと削り掛けて頂くので、それを楽しみにしていたのだが、残念ながら前日に終わってしまって、次の入荷は翌日・・・実に間の悪い日に来てしまった。事前予約せずに当日にフリで入るばかりの面倒な客なので仕方がないけれど。
この日のお料理は、前菜に牡蠣のムニエル。下には蕪のピューレがあって、上に軽く火を通した蕪のスライス。冬の到来だ。パスタはムール貝のパスタ。軽く仕上げられた香ばしい逸品。メインは逆に濃厚な熊のスネ肉。ほろほろでとても美味しかったし食べ応えもあった。ワインは、いつも通りグラスシャンパンでスタートし、グロフィエのクロ・ド・ベーズ2007をボトルで、その他にグラスで白ワインを2杯いただいた。サントネがなかなか重厚だったのに驚かされた。
今はコロナ対策で少し早めの午後5時から営業されておられるので、今回の訪問は午後5時ちょうど。しばらく他にお客さんがいなかったこともあって、なぜか天皇制の話で店主と盛り上がった。
下記はベース投稿
+++
このお店の特色は、なんといっても店主であろう。ワイン(とりわけフランスワイン)に対する造詣の深さと愛情が素晴らしい方である。ワインにはかなり一家言ある方なので、キャラ的に合わない人もいるかもしれない(実際、知人の中にそう言っていた人がいる)。委ねて、素直に耳を傾ければ、とても快適に過ごせるんだけど。
グラスワインはどちらかというと若めなヴィンテージのものが多く、また新進気鋭な生産者のものを積極的に紹介してくださるので、「ワインの今」を知りたい方は店主と色々とお話しされると楽しいと思う。
他方、ボトルワインは豊富にお持ちで、ブルゴーニュのクラシックな生産者の90年代あたりが特に充実している印象。ブルゴーニュだけでなく、アルザスやローヌなどもたくさんお持ちだが、ボルドーには余りご関心がないように見受けられる(勝手なイメージなので間違っているかもしれない)。他の産地のワイン(しかもしっかり飲み頃のもの)もたくさんお持ちで、「自分が呑んだことなさそうなのを出して」とお願いしたこともしばしばあるのだが、いつもそれに応えていただけるだけの懐の深さが凄い(普段自分が呑むワインのスコープが狭いだけだという話もあるが)。
お店のもう一つの重要ポイントはお料理。イタリアンのシェフ、キッチンに籠っていて顔を出されることは殆どないのだが、彼のお料理は家庭的でシンプルながら、ハズレのない美味しさ。
フードのメニューは見開き2頁、冷たい前菜、温かい前菜、パスタ、魚料理、肉料理、そして軽いおつまみという6部構成。
前菜は比較的オーソドックスなものが並ぶ。春のホタルイカ満載のサラダ、秋のフレッシュ・ポルチーニのグリルが特に美味しい。夏の鮎のポワレと賀茂茄子焼きもいい。ホワイトアスパラの調理方法は焼きなので、シャキシャキ食感を楽しむことができる。ホワイトアスパラの食べ方としては近藤さんの天ぷらと双璧を為す。
パスタの種類が豊富なのでパスタ好きな方にはオススメだ。自分が好きなのは、薫香かおる牡蠣のパスタ、ジューシーに仕上げられた猪のラグーをトルテッリで包んだもの(イタリア版小籠包のような雰囲気だ)など。また、タリアテッレが充実している。フレッシュ・ポルチーニのタリアテッレとか、穴子の赤ワイン煮と合わせたトマトソースのタリアテッレとかが印象に残る。
毎年、秋になると、高級レストランとも張り合えるレベルの大きくて香り高いアルバ産白トリュフを入荷される。これをタヤリンと一緒に頂く。シンプルだけど鉄板だ。
魚料理は正直言って余り充実していない印象。まぁワインバーにはありがちでしょう。
他方、お肉料理はワインバーとは思えない充実度。とりわけジビエがいい。内臓などを裏漉ししたブランデーベースのソースなど、多少しっかりめのお味で頂くことが多い。
実は「軽いおつまみ」のなかに素晴らしき逸品が常駐している。牛の胃袋と白いんげん豆のトマト煮込みだ。トリッパの食感とトマトソースがお好き方には是非オススしたい。豆料理にありがちなボソッとした感じもなくスルリと頂くことができ、前菜としてもとてもいい。
ワインと料理の両輪が見事に噛み合う
この日は毎年恒例のアルバ産白トリュフ。いつものとおりタヤリンにタップリと削り掛けて頂きました。前菜はポルチーニ。秋満載^_^ ワインはソゼのルフェール95をいただいた。
下記はベース投稿
+++
このお店の特色は、なんといっても店主であろう。ワイン(とりわけフランスワイン)に対する造詣の深さと愛情が素晴らしい方である。ワインにはかなり一家言ある方なので、キャラ的に合わない人もいるかもしれない(実際、知人の中にそう言っていた人がいる)。委ねて、素直に耳を澄ませれば、とても快適に過ごせるんだけど。
グラスワインはどちらかというと若めなヴィンテージのものが多く、また新進気鋭な生産者のものを積極的に紹介してくださるので、「ワインの今」を知りたい方は店主と色々とお話しされると楽しいと思う。
他方、ボトルワインは豊富にお持ちで、ブルゴーニュのクラシックな生産者の90年代あたりが特に充実している印象。ブルゴーニュだけでなく、アルザスやローヌなどもたくさんお持ちだが、ボルドーには余りご関心がないように見受けられる(勝手なイメージなので間違っているかもしれない)。他の産地のワイン(しかもしっかり飲み頃のもの)もたくさんお持ちで、「自分が呑んだことなさそうなのを出して」とお願いしたこともしばしばあるのだが、いつもそれに応えていただけるだけの懐の深さが凄い(普段自分が呑むワインのスコープが狭いだけだという話もあるが)。
お店のもう一つの重要ポイントはお料理。イタリアンのシェフ、キッチンに籠っていて顔を出されることは殆どないのだが、彼のお料理は家庭的でシンプルながら、ハズレのない美味しさ。
フードのメニューは見開き2頁、冷たい前菜、温かい前菜、パスタ、魚料理、肉料理、そして軽いおつまみという6部構成。
前菜は比較的オーソドックスなものが並ぶ。春のホタルイカ満載のサラダ、秋のフレッシュ・ポルチーニのグリルが特に美味しい。夏の鮎のポワレと賀茂茄子焼きもいい。ホワイトアスパラの調理方法は焼きなので、シャキシャキ食感を楽しむことができる。ホワイトアスパラの食べ方としては近藤さんの天ぷらと双璧を為す。
パスタの種類が豊富なのでパスタ好きな方にはオススメだ。自分が好きなのは、薫香かおる牡蠣のパスタ、ジューシーに仕上げられた猪のラグーをトルテッリで包んだもの(イタリア版小籠包のような雰囲気だ)など。また、タリアテッレが充実している。フレッシュ・ポルチーニのタリアテッレとか、穴子の赤ワイン煮と合わせたトマトソースのタリアテッレとかが印象に残る。
毎年、秋になると、高級レストランとも張り合えるレベルの大きくて香り高いアルバ産白トリュフを入荷される。これをタヤリンと一緒に頂く。シンプルだけど鉄板だ。
魚料理は正直言って余り充実していない印象。まぁワインバーにはありがちでしょう。
他方、お肉料理はワインバーとは思えない充実度。とりわけジビエがいい。内臓などを裏漉ししたブランデーベースのソースなど、多少しっかりめのお味で頂くことが多い。
実は「軽いおつまみ」のなかに素晴らしき逸品が常駐している。牛の胃袋と白いんげん豆のトマト煮込みだ。トリッパの食感とトマトソースがお好き方には是非オススしたい。豆料理にありがちなボソッとした感じもなくスルリと頂くことができ、前菜としてもとてもいい。
口コミが参考になったらフォローしよう
頑張れ自分
利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。問題のある口コミを連絡する
頑張れ自分さんの他のお店の口コミ
店名 |
ラ ニュイ ブランシュ(La Nuit Blanche)
|
---|---|
ジャンル | ワインバー、イタリアン |
予約・ お問い合わせ |
050-5595-2855 |
予約可否 |
予約可 大人がワインやお食事を楽しんでいただくための店です。 |
住所 | |
交通手段 |
日比谷線・丸ノ内線 銀座駅 徒歩4分 銀座駅から366m |
営業時間 |
|
予算 |
¥15,000~¥19,999 |
予算(口コミ集計) |
¥10,000~¥14,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
領収書(適格簡易請求書) |
適格請求書(インボイス)対応の領収書発行が可能 登録番号:T8810664157061 ※最新の登録状況は国税庁インボイス制度適格請求書発行事業者公表サイトをご確認いただくか、店舗にお問い合わせください。 |
席数 |
12席 (カウンター6席 テーブル4席 個室2席) |
---|---|
個室 |
有 (2人可) 2人用。狭いです。 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 電子タバコも不可 店外に頻繁にタバコを吸いに行くこともタバコを吸わない人からしたら迷惑な行為となることをご認識いただけますようお願い申し上げます。 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、カウンター席あり |
ドリンク | ワインあり、ワインにこだわる |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
サービス | お祝い・サプライズ可 |
お子様連れ |
大人が食事やワインを楽しむ空間とさせていただいております。 |
ドレスコード | 特にはないのですが スエード調の布張りのイスを使っているので雨の日にびしょ濡れでのご来店はご遠慮ください。 |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
2008年6月1日 |
電話番号 |
03-6909-9561 |
備考 |
18:00から深夜2時まで営業しております。 |
初投稿者 |
このレストランは食べログ店舗会員等に登録しているため、ユーザーの皆様は編集することができません。
店舗情報に誤りを発見された場合には、ご連絡をお願いいたします。お問い合わせフォーム
閉じる
年末の平日、午後7時頃に訪問した。その日はほぼほぼ満席という感じであった。
頂いたお料理は以下のとおり。
◯越湖もち豚のボッリート。イタリアのおでんのようなもの。柔らかく煮込まれた豚肉、それに比して堅めに仕上げられた紫大根。アクセントとなるソースはサルサヴェルデ。
◯リゾットのアルバさん白トリュフ掛け。このお店のスペシャリテの一つがタヤリンの白トリュフ掛けなのだが、リゾットという選択肢もうあるとのことなので初挑戦。タヤリンと同様、鶏出汁とカルピスバターを使ったらリゾットはそれ自体がとても美味。al denteという食感。そして白トリュフをタップリとスライスしてもらう。その日の白トリュフは「いつもに比べると香りが控えめ」とご店主はおっしゃっていたが、それでも十分に凄い香りであった。
◯メインの肉料理は仔羊、背肉のローストを頂いた。分かりやすくて美味しいお料理だ。
飲み物は、グラスでシャンパン(プティジャン・ピエンヌ ブラン・ド・ブラン・レゼルヴ)、ボトルでロアーニャのランゲ・ソレア2015年、最後にグラスで赤ワイン(サン・ダミアン コート・デュ・ローヌ・ラ・ブーヴォー2022年)
下記はベース投稿
+++
このお店の特色は、なんといっても店主であろう。ワイン(とりわけフランスワイン)に対する造詣の深さと愛情が素晴らしい方である。ワインにはかなり一家言ある方なので、キャラ的に合わない人もいるかもしれない(実際、知人の中にそう言っていた人がいる)。委ねて、素直に耳を澄ませれば、とても快適に過ごせるんだけど。
グラスワインはどちらかというと若めなヴィンテージのものが多く、また新進気鋭な生産者のものを積極的に紹介してくださるので、「ワインの今」を知りたい方は店主と色々とお話しされると楽しいと思う。
他方、ボトルワインは豊富にお持ちで、ブルゴーニュのクラシックな生産者の90年代あたりが特に充実している印象。ブルゴーニュだけでなく、アルザスやローヌなどもたくさんお持ちだが、ボルドーには余りご関心がないように見受けられる(勝手なイメージなので間違っているかもしれない)。他の産地のワイン(しかもしっかり飲み頃のもの)もたくさんお持ちで、「自分が呑んだことなさそうなのを出して」とお願いしたこともしばしばあるのだが、いつもそれに応えていただけるだけの懐の深さが凄い(普段自分が呑むワインのスコープが狭いだけだという話もあるが)。
お店のもう一つの重要ポイントはお料理。イタリアンのシェフ、キッチンに籠っていて顔を出されることは殆どないのだが、彼のお料理はどちらかというとシンプルながら、ハズレのない美味しさ。
フードのメニューは見開き2頁、冷たい前菜、温かい前菜、パスタ、魚料理、肉料理、そして軽いおつまみという6部構成。女性2名なら4品オーダーしてシェアする感じ。自分は3品オーダーしてちょうど腹八分目になるという感じ。
前菜は比較的オーソドックスなものが並ぶ。春のホタルイカ満載のサラダ、秋のフレッシュ・ポルチーニのグリルが特に美味しい。夏の鮎のポワレと賀茂茄子焼きもいい。ホワイトアスパラの調理方法は焼きなので、シャキシャキ食感を楽しむことができる。ホワイトアスパラの食べ方としては近藤さんの天ぷらと双璧を為す。
パスタの種類が豊富なのでパスタ好きな方にはオススメだ。シェフはほぼ毎日のようにお店でパスタを打っているそうだ。自分が好きなのは、薫香かおる牡蠣のパスタ、ジューシーに仕上げられた猪のラグーをトルテッリで包んだもの(イタリア版小籠包のような雰囲気だ)、鮎とフレッシュトマトのタリオリーニなど。また、タリアテッレが充実している。フレッシュ・ポルチーニのタリアテッレとか、穴子の赤ワイン煮と合わせたトマトソースのタリアテッレとかが印象に残る。
毎年、秋になると、高級レストランとも張り合えるレベルの大きくて香り高いアルバ産白トリュフを入荷される。これをカルピスバターと少量の鶏出汁で仕上げたタヤリンと一緒に頂く。タヤリンがシンプルに調理されているだけにトリュフの香りが増幅される。鉄板だ。
魚料理はちょっと選択肢が少ないという印象。でもまぁワインバーにはありがちでしょう。
他方、お肉料理はワインバーとは思えない充実度。とりわけジビエがいい。内臓などを裏漉ししたブランデーベースのソースなど、多少しっかりめのお味で頂くことが多い。
実は「軽いおつまみ」のなかに素晴らしき逸品が常駐している。牛の胃袋と白いんげん豆のトマト煮込みだ。トリッパの食感とトマトソースがお好き方には是非オススしたい。豆料理にありがちなボソッとした感じもなくスルリと頂くことができ、前菜としてもとてもいい。
こちらのお店は午前2時までやっているので、一日の最後にこのお店を訪れ、ワインを1〜2杯(と、小腹が空いていればパスタや上述の「軽いおつまみ」のなかから一品ほど)頂くのもよろしいかと思う。