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牛骨ラーメン たかうな(2024年4月17日〜4月22日)
特製牛骨ラーメン 鳥取御膳
ラーメンWalkerキッチンに来て以来、これほどボリューム感があるセットはお初です。
※単品で注文することはできず、ラーメンとのセットになります。
鳥取御膳
ご飯、鳥取の名産品3種がセットになっています。
おかずの名産品は、食べて気に入れば店内でお土産としても購入できました。
ご飯は鳥取県産のコシヒカリがつかわれ、モッチリ感もありつつ、炊き加減にも気を遣われているのがわかります。
米に非常に甘味があって、そのままでも十分に食べていて美味しいです。
おかずは鳥取名産品で、とうふちくわ、するめ糀漬、かにふりかけの3品セットです。
3品それぞれはシンプルですが、ご飯に合うのはもちろん、しっかりとした旨味が伝わってきます。
特製牛骨ラーメン
牛骨ラーメンは特製ということで、チャーシュー増量、味玉が付いていました。
ラーメンには刻んだ白髪葱がドッサリとのせてあります。
白髪葱にはブラックペッパーがかけられていますが、これがスープと合わさった時に良い感じに効いていました。
メンマはかなり細く切られ、歯ごたえを感じられる食感重視で炊かれていました。
味付けはそれほど強くなく、スープなどともバランスが取られている印象でした。
特製に付いてきた味玉は、表面はほんのり色味が付いています。
黄身は溶けるような感じではなく、比較的しっかりとした黄身になっていました。
味付けは、出汁のようなほんのりとした塩気です。
チャーシューは鳥取県産の大山豚をつかっています。
かなり厚みがあり、ジューシーさはさほどありませんが、かえってお肉の美味しさがダイレクトに伝わってきました。
全部で5枚入っていたので、特製にして正解だったと思いました。
麺は特注の中細縮れ麺です。
モチモチとした多加水という感じでなく、噛み切った時に心地良さが残ります。
スープに絡んだ時に変にクセがないので、すんなりと入ってくる。そんな印象を受けます。
スープは20時間以上も牛骨を中心に炊き込み、透明にも近いような澄んだ黄色をしています。
レンゲに顔を寄せると、牛独特の風味が鼻腔を抜けて行きます。
味は非常に甘いのですが、決して嫌味があるわけではなく、むしろフレンチで遣われるブイヨンのような高貴感が漂います。
しっかりと最初のパンチがありつつも、飽きが来ることもなく、食べ終えても牛骨の旨味が残るスープでした。
地球の中華そば(2024年4月3日〜4月7日)
地鶏中華そば 塩 海老ワンタン
「地鶏中華そば」が醤油と塩の2種類、限定の「煮干し中華そば」の3種類が提供されていました。
見た目は、透き通った感じのスープで、キレイな印象を強く受けました。
ラーメンには赤いペースト状のもの、刻んだ葱とパクチーがのせられています。
赤いのはドライトマトのペーストで、塩のスープにドライトマトの酸味と、刻まれたパクチーで、ベトナムのフォーを思わせるようなアジアンチックな仕上がりです。
メンマは厚めに切られたもので、表面は濃い目の色合いです。
シンプルな味付けながらも、シコシコとした歯ごたえからは、丁寧に作られているのがわかります。
ワンタンは自家製と思われる皮に包まれ、非常に舌触りが良いです。
餡には鶏団子とプリッとした小海老で、非常にジューシーさを感じます。
チャーシューは、肩(ショルダー)と、モモ肉の2種類の豚をつかっています。
どちらも丁寧に調理されていることもあって、ちゃんとジューシーさが保たれ、噛み心地にも心地よさがあります。
部位の違いもあって、歯ごたえの違いや味の違いを楽しむことができます。
麺は「支那そばや」謹製のしなやかな中細ストレート麺がつかわれています。
表面には黒い粒が見えるので、胚芽が配合されているようです。
滑らかな口当たりで、抵抗感が少なく、塩のスープにも非常に良く合っています。
スープは、「支那そばや」の佐野実がラーメン専用鶏として開発した山水地鶏、名古屋コーチンから抽出したスープをベースにしています。
味付けには、アサリと蛤の風味豊かな塩ダレがつかわれています。
最初の一口目は、塩ラーメンとは思えないような、ビシッと効いたタレの感じがストレートに感じられます。
2種類の鶏から抽出されたスープの優しさが、食べ進めても飽きが来ることなく、染み入るような美味しさを継続してくれます。
ひるがお・鶏ポタラーメン THANK(2024年3月27日〜4月1日)
2000年に「らーめんせたが屋」、2001年に塩ラーメン専門店「ひるがお」を創業し、その後も革新的なラーメンを放ち続け、いつしか「ミスターラーメン」という愛称で親しまれるようになった前島司店主と、鶏の魅力を最大限生かしたトリポタラーメンのパイオニア「鶏ポタラーメンTHANK」の田辺雄二店主が奇跡の師弟コラボをしました。
地鶏ごはん
地鶏をつかった丼ごはんです。
タレは甘めに味付けし、刻み葱をのせて、シンプルに仕上げています。
地鶏の肉は少し脂、ジューシーさが弱いのですが、肉厚感でタレと合わせるとご飯が進みます。
鶏の極み 醤油
スープ、タレ、麺は師の「ひるがお」、具材は弟子の「THANK」という6日間限定の超プレミアムな師弟コラボメニューです。
穂先メンマをつかい、味付けは最低限に留め、メンマ独特の風味がストレートに表現されています。
食感はシコシコとした噛み心地を残して、ラーメン全体のアクセントになっています。
チャーシューは、手羽先、ローストしたモモ肉、低温調理のムネ肉の3種をつかっています。
手羽先とモモ肉は味がしっかり目に付けられ、ムネ肉のシンプルな味が醤油のスープに一番良く合っていました。
麺は中太の平打ち麺でもち小麦がつかわれています。
多加水でモチモチとした食感ながら、透明度があるようなスルッとした喉越しと、噛み心地が良いです。
スープには、土佐はちきん地鶏がつかわれ、鶏の旨味が見事に溶け込んでいます。
醤油は、小豆島ヤマロク醤油の濃口醤油「菊醤」と、再仕込み醤油「鶴醤」を合わせ、濃厚かつ芳醇な美味しさが作り出されています。
表面のオイルでスープの温度と旨味が閉じ込められているようで、最後まで旨味を感じられました。
麺屋やしち・魂麺(2024年3月20日〜3月25日)
函館塩ラーメン
塩ラーメンということもあって、透明感あるスープとの色合いがキレイです。
メンマは太め、厚めに切られ、濃いめの味付けが塩のスープと麺には良く合います。
ラーメンには輪切りと焦がし2種類の葱と三つ葉がのせられています。
スッキリと仕上げられたスープに、アクセントとして三つ葉の香りと焦がしネギが際立っていました。
チャーシューは薄めに大きく切られたものが2枚入っています。
表面には味がしっかりと染み込んでいますが、薄切りが効いて、塩気にも絶妙感がありました。
麺は北海道産小麦「春よ恋」をつかった、「魂麺」自家製細ストレート麺です。
スープが塩だったので、非常にスルスルと食べられる感じの麺でした。
スープは鶏ガラと豚骨から丁寧に抽出したスープに、特製の塩ダレで味付けされています。
印象としては、かなりスッキリ感が強く飲みやすいのですが、麺やチャーシューなどとのバランスも弱く、もう少しインパクトが欲しかったです。
中田製作所(3月14日〜3月18日)
カジキの昆布締め中田握り
カジキは1週間ほど昆布で締められ、寝かしたそうです。
とろけるように落ち着きある舌触りで、しっかりと昆布の旨味が移っていました。
お米は魚沼産コシヒカリをつかい、店主自ら握られていましたが、シャリの感じも美味しかったです。
新潟地鶏の富山ブラック
中田店主の生まれ故郷、「富山」のご当地麺・富山ブラックを、「新潟」の食材でアレンジして仕上げた逸品だそうです。
メンマには穂先メンマがつかわれ、2〜3本入っているので、ボリューム感がありました。
味付けはそれほどせずに、メンマ独特の風味が残され、スープなどとのバランスが保たれていました。
チャーシューは半分がスープに浸かっていて最初はわかりませんが、かなり大きく分厚く切られていました。
お肉は新潟のブランド豚「純白のビアンカ」をつかっているそうで、スープの味が乗り移っても辛く感じないよう、肉の味が残されています。
麺は国産小麦をつかった中細ストレート麺です。
角を感じるくらいに四角い断面は、食感も喉越しも良くツルシコ感があり、強めの印象のスープに負けないような主張がありました。
ラーメンスープは、新潟地鶏100%をベースに、4種類の醤油を特製ダレにつかっています。
ブラックペッパーなど数種類の香辛料で、辛味などをプラスし味の変化が付けられています。
キリッとした旨味と、コク深い醤油の風味で均整がとられ、ベースが鶏ということもあって、見た目以上に優しいスープになっていました。
店員さんが良い雰囲気でやる気に満ち溢れた感じがあって、非常にパワーを感じるようなお店なので、実店舗にもぜひ行ってみたいと思いました。
大船渡 黒船(3月6日〜3月11日)
浅利ごはん
浅利がはいった炊き込みご飯に、牡蠣がのせてあり、刻まれた三つ葉が添えてあります。
ご飯は浅利の旨味を目一杯染み込ませ、ほんのり茶色に色づいています。
添えられた牡蠣はそれほど大きくはないのですが、身はプックリと太り、三陸の冬の美味しさをギュッと詰め込んだようです。
浅利の風味をまとったご飯は出汁でキッチリと炊かれ、添えてある三つ葉とともに食べると料亭の味のようです。
栗ガニ白湯ラーメン
栗ガニは名前も聞いたことがないので調べてみると、北海道から東北など寒い土地の浅めの水深に生息し、毛蟹よりもひと回りほど小さい蟹だそうです。
毛蟹に比べると漁獲量が少ないが、身は味噌はもちろん、毛蟹はメスの漁獲を禁止されているが、栗ガニはメスの内子が絶品だとのこと。
ラーメンには乾燥岩海苔、味玉、水菜がのせてあります。
彩りも考えられてか、見た目の良さもありますが、食べていて抵抗感がないバランス感も絶妙です。
乾燥岩海苔はスープに溶かすと、香りがギュッと際立ち、全体の風味をさらに上げてくれます。
チャーシューは低温調理で赤みが残る豚の肩ロースと鶏の胸肉でしょうか。
厚めに切られた胸肉はすんなりとした歯ごたえと、少し強めの塩気がアクセントになっています。
肩ロースは薄めに切られているので、スープを包むように、肉の旨味を感じられます。
麺は岩手県産小麦100%の自家製中太麺です。
角を感じるほどに、歯ごたえがしっかりとしていて、スープから上げた際には、麺そのものの香りを感じられました。
強い印象もありつつ、柔軟な喉越しがあり、麺そのものの美味しさがあります。
ラーメンスープは、大船渡産の栗ガニと岩手県の南部鶏から抽出したスープをベースにしています。
メレンゲされた泡状のスープと液体スープで、見た目的には恵比寿にある蕎麦店「初代」さんのうどんを思い出しました。
鶏の動物系の風味と、蟹の海鮮の風味が見事に融合し、ヨーロッパ料理を思わせるような三陸の風土感を存分に感じられました。
らーめん 鴨to葱(2月28日〜3月4日)
親子丼
ラーメンとセットで付いてきた親子丼です。
実店舗で食べたときに美味しかったので、おもわず注文してしまいました。
溶けるような柔らかめに火が通されており、レンゲで持ち上げただけで分かる、トロトロの食感に食欲をそそられます。
割下がしっかりと効き出汁感があって、甘みと出汁の塩気が良いバランス感で美味しいです。
鴨らーめん
見た目の美しさが印象的なラーメンです。
ロゴ入りの深めの丼にキレイに盛り付けがされています。
メンマには穂先メンマがつかわれています。
最初は普通サイズのメンマかと思うくらいに、時間を掛けて煮込まれ縮まっていました。
酸味をほのかに感じるような味付けで、シコシコと食感も残していました。
鴨to葱さんの実店舗では、ラーメンを注文すると3種類ある葱から2種類を選ぶことができますが、ラーメンWalkerキッチンでも、同じ方式が取られていました。
国産丸太白葱と青葱の2種類を選びました。
丸太の白葱はスープの旨味が移り、表面に焼き目を入れ、葱の甘さが閉じ込められています。
チャーシューは鴨肉がつかわれています。
火を入れすぎると固くなりがちな鴨肉は、低温調理で赤身を残し、適度な歯ごたえを残しています。
赤身だけでなく脂身で、鴨の味をじっくりと感じさせてくれます。
ラーメンにつかわれている麺は、国産小麦を使用した全粒粉入りの特注細ストレート麺です。
低加水麺のようで、粒を感じるような粗目の食感で、あえて蕎麦を思わせるような麺です。
ラーメンスープは、合鴨、葱、水のみで抽出した無化調スープです。
合わせるタレには、数種の醤油に鴨と葱を合わせた特製ダレがつかわれています。
和の雰囲気と上品で優しくも、しっかりとした素材の旨味を感じさせてくれます。
亀戸煮干中華蕎麦 つきひ(2月21日〜2月26日)
煮干和え玉
麺には、チャーシューの端肉、刻みタマネギ、魚粉がのせられています。
濃厚煮干蕎麦を食べた後だったので、サッパリ感が際立っていましたが、魚粉が入っていたこともあって、魚系の香りと混ぜ合わせのタレが良い感じでした。
和え玉を食べる際の麺のパツパツとした感じが好みです。
濃厚煮干蕎麦
今回提供された煮干ラーメンは3段階あり、こちらの濃厚煮干は、濃厚度100%というパーセンテージでした。
ラーメンは麺、スープ、海苔、葱、チャーシュー2種類と見た目的にはシンプルな構成でした。
チャーシューは低温調理した豚と鶏がつかわれていますが、どちらも厚めに切られていることもあって肉感が良いです。
低温調理なので、噛み締めても生っぽいレアの食感が丁寧に残されています。
濃厚な煮干スープに合わせるように、塩気などは無く肉の旨味が感じられました。
麺は硬めに茹でられたような、パツパツの歯ごたえが特徴的な中細ストレート麺です。
噛みごたえがあるため、麺そのものの風味を感じ、スープとの中和役を玉葱とともに担っているようなバランスです。
ラーメンスープには、120gもの煮干を大量に使用したつきひ代名詞的な一杯だそうです。
濃厚と謳うだけあって、レンゲでスープを引き上げた時の感触は、京都の有名チェーン店の「こってり」の2倍はありそうな濃厚度です。
濃厚なスープには、煮干、椎茸を合わせた特製醤油ダレを合わせています。
味は塩気の強さが気になりますが、煮干し好きにはたまらい一杯です。
なるめん(2月14日〜2月18日)
チャーシュー丼
チャーシューは端肉のようなブロック状のものがつかわれており、お肉の量は贅沢なほどです。
葱が散らされており、タレなどは掛かっていないので、シンプルにチャーシューの味をダイレクトに感じ取れます。
豚骨魚介ラーメン
「なるめん」創業時の大人気メニューを、今回ラーメンWalkerキッチン限定で復刻したそうです。
かなり濃さそうな感じのラーメンですが、魚介の香りを強く感じます。
穂先メンマがつかわれており、溶け込むように非常に柔らかく感じる食感です。
味付けはシンプルに塩気と甘みを帯び、メンマそのものの味を実感できます。
チャーシューは豚バラをつかい、表面にしっかりと焼き目が入っていますが、中はホロホロと口の中で簡単に解ける食感です。
ラーメンスープのせいか、若干に塩気が強く感じる味付けになっています。
ラーメンにつかわれている麺は、京都の老舗製麺所「麺屋棣鄂」謹製の細ストレート麺です。
細めでするすると喉越しが良いにもかかわらず、表面のムッチリとした食感が濃い目のスープに負けていませんでした。
ラーメンスープは、豚骨と鶏ガラに煮干しや鯖節を合わせ10時間丁寧に炊き出したスープだそうです。
見た目的にはかなり濃厚さを演出したスープですが、想像を裏切るようなサッパリとした味で、豚骨の甘み、醤油の辛さ、魚介系の香りが上手にブレンドしています。
丁寧に炊き込まれていることもあり、魚介や豚骨が小さく砕かれ、存分のその味わいを感じます。
寿製麺 よしかわ(2月7日〜2月12日)
オマール海老ワンタン麺
見た目的にもオマール海老の濃厚さを実感できるようなスープで、料理が運ばれて来るなり、海老の香りに包み込まれます。
彩りもあり、麺が入っていなければフランス料理といわれても違和感がありません。
葱などではなく、水菜が中央に置かれて、ラーメンの彩り感が出されています。
緑色のオイルは、ちぢみほうれん草をもちい、赤は干し海老をつかってい、食感のアクセントと風味増しがされています。
ワンタンの皮は極薄で、海老をまとうように包まれています。
皮の中からは肉汁ならぬ、海老汁のようなスープが仕込まれています。
海老はサイズ感のあるものがつかわれ、プリプリな食感を口の中でいっぱいに感じることができます。
濃厚なスープに合わせた麺は、上質な国産小麦と全粒粉を24時間熟成させて打つ自家製麺だそうです。
極太麺にもかかわらずモチモチした歯ごたえで、スープと合わせると、うどんよりもフェットチーネやタリアテッレを想像させてくれます。
インパクトあるスープに負けることなく、麺とスープの主張がバチバチと合わさる感じも好きです。
スープの表面にオイルが溶け込み、全体としてオイリーさがありますが、それほど気にはなりません。
高級食材であるオマール海老がつかわれ、甲殻類の硬い部分や舌先に残るザラつき感があるので、頭や殻などもつかっている感じです。
フランス料理のような感じもありますが、醤油でしっかりとラーメン感も損なわれずに、濃厚かつ旨味感のあるラーメンでした。
13湯麺(1月31日〜2月5日
玉キチライス
チャーシューと半分の半熟玉子が入っています。
味付けは甘辛で、それほど珍しい感じもしない味付けです。
特製うまいラーメン
シンプルな見た目のラーメンで普通の醤油ラーメン(元祖とんみん)とあまり変わり映えしない感じです。
元祖とんみんラーメンと見た目で違うのは、ゆで玉子が1つ入っています。
味玉とかでもなく、本当に茹でただけの玉子なので、昔ながらのラーメンっぽさです。
チャーシューはSPF豚の肩ロースをつかっているそうです。
少し厚みを持たせて切られており、肉が裂けるような食感で、味付けは塩気があるのでスープとのアクセントになっていました。
麺は自家製の細めの麺をつかっています。
縮れがあり、プリッとした弾力のある食感が、スープに良く絡んでいました。
スープのベースは丸鶏から抽出したもので、醤油よりも動物系の優しい感じの味わいです。
インパクトはそれほど無く、食べやすいスープになっている印象です。
魂麺(2024年1月24日〜29日)
鍋焼きラーメン
鍋焼きラーメン初体験なのでルーツを調べてみたところ、高知県須崎市の「谷口食堂」さんとのこと。
本場のラーメンではないけどもそのお味はいかに?
見た目はシンプルな一般的な鍋に麺をおとしたような印象です。
これと言って特徴があるわけではないのですが、土鍋でしっかりと温められているので、アツアツの状態での提供でした。
アツアツのスープにおとされた生卵が半熟になっています。
なぜか温泉マークが入ったナルトやちくわ、葱などが添えられています。
具材で1番美味しかったのが鶏肉です。
とくに銘柄などの表記はなかったものの、熱々のスープが染み込み、プリプリとした食感が美味しかったです。
麺は細〜中太麺くらいで、てっきりアツアツのスープに入っているので、デンプンが融解しているかと思いきや、しっかりとしたコシがありました。
太すぎるとうどんのように口の中が火傷しそうになりますが、絶妙な太さでラーメン感と、食べやすさを持ち合わせている麺です。
スープは鍋の汁というよりは、しっかりとしたラーメンスープです。
銘柄鷄の旨味を凝縮したベースと、醤油のまろやかな味が非常に旨味を感じさせてくれました。
和渦グループ(2024年1月17日〜22日)
お肉ご飯
お肉、葱、刻み海苔とシンプルなご飯ものです。
お肉にはA5和牛をつかっており、柔らかさ味ともに抜群です。
すき焼きのような甘辛の味付けで、しっかりと割下まで作られているような美味しさです。
ラーメンスープと合いそうだと思い、試しにお茶漬け風にしたら、これがかなり絶品でした。
麺が主役!ラーメン
和渦グループさんでは、全店舗で独自の小麦などで自家製麺をつかっていることもあり、麺にこだわった一杯だそうです。
全体を通して、和の風味をまといつつ、上品なラーメンに仕上がっていました。
ラーメンの半分を占める平べったいのはワンタンかと思いきや、第1の麺「ひもかわ麺」です。
小麦は春よ恋、もち姫をブレンドしたもので、モッチリ感と上品な舌触りが良い感じです。
メンマは微妙に芯の部分を残すような固めの食感です。
スタンダードな味付けがベースにはなっているものの、香味油のようなアクセントが付けられていました。
チャーシューは豚ロースでしょうか、低温加熱なのか中心部には赤みが残り、シットリとした舌触りが良い感じです。
丁寧に処理され臭みは無く、旨味だけがしっかりと残されています。
白い第2の麺は、1等粉をつかいツルツル・シコシコとした食感、甘みがしっかりとあります。
茶色い第3の麺は、もち小麦などをつかいモチモチとし、ろーすとローストした小麦で独特の香りを醸し出しています。
全部で3種類の麺とは、実にこだわり感はもとより、複数の小麦を調合する技術の高さは圧巻です。
ラーメンスープは、讃岐コーチン丸や信玄鶏、岩中豚などの動物系と、鰹や煮干し、昆布など魚介系を合わせたダブルスープだそうです。
麺が主役のラーメンとはいえ、 動物系と魚介系のスープは主役を張れるくらいに旨味の塊で、添えられた柚子の香りも良かったです。
志奈そば 田なか(2024年1月10日〜15日)
房総鮮魚しおらーめん
見た目が非常にシンプルで、ほぼ素麺に近いような感じで、キレイな印象を受けます。
シンプルな見た目の中で、葱と大葉の色合いが映えます。
スープが魚介系だけあって、薬味がアクセントして非常に効いていましたし、上品な印象を受けました。
チャーシューはかなり薄めに切られた豚バラです。
しゃぶしゃぶのような非常に生ハムのような薄切りで、若干物足りなさを感じました。
麺は細めのストレート麺です。
最近多く見かける、時間とともに溶けるような麺ではなく、喉越しを重視したような感じのコシがある麺でした。
ラーメンスープは、7種の鮮魚をバターでソテーし、濃密な旨味を抽出しています。
ほぼ透明のような色合いにもかかわらず、洗練されたような魚介の美味しさが濃縮されています。
和え麺
替玉の代わりに、伊勢海老油で味付けをした和え麺が提供されていました。
葱と茹でたキャベツを和えて、そのまま食べても美味しいのですが、魚介のスープといっしょに合わせた方が、伊勢海老の美味しさを実感できました。
とりジンジャー(2023年12月22日〜26日)
とりジンジャー
提供されたのは、とりジンジャー(塩)と、醤油の2種類で、店名を冠した塩を注文しました。
全体的に、白というか透明感のあるラーメンという印象です。
穂先メンマが周囲を囲むように置かれ、しっかりとした味付けと、歯ごたえも好みで良いアクセントでした。
チャーシューにのせられているのは、ジンジャーボール(生姜のみじん切り)と、フライドオニオンです。
塩ベースのスープにジンジャーボールが、違和感なくマッチングし、フライドオニオンの香味も良かったです。
チャーシューは極薄に切られた鶏チャーシューです。
脂身がほとんど無く、パサついた食感もないので、胸とかでしょうか。
チャーシュー自体が主張することは無いのですが、シットリとした舌触りと、丁寧な火の入れ方が見受けられます。
麺は三河屋製麺謹製さんのパッツリとした極細麺です。
一見すると、豚骨ラーメンなどにつかうような麺ですが、口溶け感があって、スープの主張を邪魔しない感じが良いです。
最近は醤油などで、こうした極細の素麺系の麺を良く見ている印象です。
スープは、鶏と生姜を贅沢に使用し、昆布などの和出汁と合わせたダブルスープだそうです。
2種類の塩をブレンドした特製ダレで、生姜の主張は感じつつ、全体を通して「和」の印象を受けるスープです。
和の上品さがありつつ、生姜のパンチ力に引き込まれるような、深みある味で、追加のジンジャーパウダーがひと味違う生姜の一面を見せてくれました。
お茶漬け
丼が提供されることが多いのですが、スープをつかったお茶漬けスタイルです。
胡麻、チャーシューがのせられています。
昆布で出汁をとっていることもあってか、お茶漬けとして良い感じに美味しいです。
ついつい山葵が欲しくなるところですが、生姜の風味が美味しいです。
スープを飲み干すと、カラダがポカポカとした、寒い冬に美味しいラーメンでした。
濃厚豚ラーメン活郎
手揉み中華そば
二郎系ラーメンが苦手なので、「雲丹つけ麺」との2択で、1番シンプルそうな「手揉み中華そば」を注文しました。
見た目は非常にシンプルな印象と懐かしさを合わせ持つ感じです。
メンマは幅広厚めに切られていて、食べごたえ感をしっかりと感じられます。
味付けはラーメンの中で1番濃いのではないのか、というぐらいしっかりと味付けられているのが、全体のバランスとして良かったです。
若干の芯を残しつつも、厚みによって噛みごたえが心地良く美味しいです。
豚バラのチャーシューもメンマ同様、厚めに切られていて、ガッツリ感があります。
味付けもほど良く、肉の美味しさとスープとの兼ね合いも非常に良いです。
ラーメンで1番インパクトあったのが太縮れ麺です。
手揉み感のある麺で、ハリ・コシ感があり食感はモッチモチ、はち切れんばかりのムチムチ感が美味しいです。
太めの麺で食感もさることながら、口溶けが良いので、非常に食べやすいのも特徴的です。
スープは黄色から透明にほど近い澄んだ感じの見た目です。
ベースは豚骨と鶏ガラをじっくり煮込めたものだそうで、パンチ力は無いものの、染み入るような味が美味しいです。
味はどこか佐野ラーメンにも似たような醤油と塩の間くらいで、良い感じです。
シンプルなラーメンだからこそ、単純な具材だからこそ、その美味しさが非常にわかりやすくて、美味しかったです。
柏 濃麺や 39名
柏ブラックチャーシュー麺
ドギツイくらいに真っ黒の醤油スープが非常に特徴的なラーメンですが、香りが非常に印象的で、見た目の好みとしては100点満点です。
竹岡式の特徴でもある、スープには玉葱が入っています。
濃い目のスープに円やかな甘みを追加するために玉葱を使うことは珍しくありませんが、ピッタリ感というかスープとの一体感が出ています。
チャーシューは刻みチャーシューと、切り分けられたものが2種類入っています。
通常はライスにかけて丼にするような感じですが、食べている際のアクセントとしても、絡む感じが好きでした。
竹岡式のもう1つの特徴でもあるチャーシューです。
味付けは、千葉県富津市の宮醤油さんの醤油を使い、しっかりと味付けされています。
部位はバラで、脂身の感じを含め、一杯の中で違和感の無い絶品チャーシューでした。
一番驚かされたのが麺で、スープの色が移ったのか、真っ黒でまるで焼きそばの麺のような感じです。
製麺は京都の老舗製麺所「麺屋棣鄂」さんの特製中太麺をつかっているそうで、強めのスープの印象に負けることなく、モチモチとした食感を含め美味しかったです。
本来の竹岡式ならば、チャーシューの煮汁と茹で汁でスープを作るのですが、こちらのスープは豚骨と鶏ガラから濃密な旨味を抽出しているそうです。
見た目通りというか、期待通りのパンチある醤油が効いていますが、後味に塩辛さが残ること無く、ちゃんと飲み干せるスープでした。
淡麗系のような飲み干せるスープとは180度違うんですが、それでも飲み干せてしまう美味しさが非常に良かったです。
二代目 南州ラーメン
1980年創業で、鹿児島指宿で長年愛され続けてきた豚骨の名店「南州ラーメン」。店主の高齢化により今夏に後を受け継いだのが神奈川の名店「中村麺三郎商店」の中村健太郎店主(実の息子)率いる、鹿児島指宿の「二代目南州ラーメン」さんです。
餃子
ラーメンWalkerキッチンのライブキッチンでは、なかなか餃子が食べられないのでつい注文してしまいました。
1人前は6個で、1つのサイズは一般的な餃子より小さい感じです。
表面はしっかりと焼かれ、焼き色はキレイに入っています。
皮は薄めで、餡はしっかりと詰まった感じなので、サイズ的な小ささを感じさせません。
黒豚を使っているのか、餡自体にかなり肉々しい味があり、そのままでも十分美味しいです。
ネギチャーシュー飯
チャーシューと葱を和えたご飯物です。
チャーシューの盛りが良く、食べごたえ十分でした。
和えた葱は酸味がある味付けで、ネギダレのような感じになっていました。
チャーシューは、多くの店舗では、ラーメンで使ったチャーシューの端肉を使うことが多いのですが、しっかりとお肉の真ん中を使っていました。
鹿児島豚骨チャーシューラーメン
豚骨好きにはたまらない見た目ですが、やはりキレイさがあり、品のある豚骨ラーメンという感じです。
ラーメンにのせられているのが、九条葱とキクラゲですが、長く細く切られていて、通常のキクラゲと食べた印象が全く違います。
キクラゲは辛味が付けられ、まるで珍味のようなこだわりで、これがスープに溶け込みつつ、歯ごたえのアクセントとしても面白かったです。
チャーシューは豚バラをつかっていて、お肉自体の旨味もさることながら、丁寧に調理されて大事に育ったチャーシューに感じました。
厚めに切られているので、口に含んだ時の幸福感を感じてしまいました。
ラーメンを含めどの料理でも、お肉の扱い方、調理が抜群に上手で、脂身と赤身も見事に表現されています。
麺は九州の豚骨ラーメンらしい中細のストレート麺です。
スープとの絡みというよりも、麺自体に美味しさがしっかりとあり、時間が経過しても溶け込まない表面の強さがあり、かなり好みな麺でした。
8時間丁寧に煮込まれた豚骨スープで、豚骨独特の臭みは残しつつも、甘さがしっかりと溶け出しています。
熊本ラーメンというと、黒麻油をつかい強烈なコクがありますが、玉葱油を使っているそうで、醤油の使い方もマイルドです。
本来の熊本ラーメンの香りを残しつつも、上品さと丁寧さをしっかりと感じられる一杯でした。
レビュー
絶対!!!また来ます!!!
らぁ麺 飯田商店
当日は1日限定の出店ということもあり、200人以上の人が列を作ったそうで、長い人では6時間以上待ちという人気ぶりでした。
ちゃーしゅー麺
見た目が美しいのは、日本一美味しいラーメンと呼ばれる貫禄を感じさせてくれます。
九条ネギと焼海苔が添えられていますが、どちらも風味が香ばしく、とくに海苔はスープ終盤での溶け込んだ時のアクセントとしてよかったです。
メンマは細く切られたものが3本ほど入ります。
表面の柔らかさと、中心に少し芯を残しているのが、メンマ好きとしては憎いくらいで丁度良い感じです。
味付けは甘めではあるが、バランス感を失うこと無く、中華麺感を失っていない印象です。
チャーシューは2種類で、大胆に広げた状態でラーメンを覆うのが、TOKYO-Xという品種の豚です。
赤身を残す低温熟成でしょうか、塩気を感じるものの、解けるような丁寧な熱の入れようが見事です。
もう一方の品種は聞こえませんでした。
厚みがあり、噛みしめると肉感とともに、豚の味がしっかりと伝わるチャーシューです。
麺は当日の早朝に飯田店主自ら製麺したものが提供され、北海道産などの複数の小麦をブレンドしているものだそうです。
スルリと抜けるようなストレート麺で、口溶け感もありつつ、喉越しもしっかりと感じさせてくれます。
表面は鶏の脂と醤油ダレが二層になっていて、最初の一口はけっこうガツンと醤油ダレの強みを感じさせてくれます。
最初の強さは後引くことなく、混じり気を感じさせないスープと丁寧に喉の奥で昇華していきます。
ラーメン全体を通して、懐かしい中華そばのような系譜を感じつつも、バランス感、素材への拘り、美味さの追求を感じる一杯です。
系列店の湯河原にこりさん、沼津イオンの姉妹店、お弟子さんのRamenFeelさんを食べていたけど、やっぱりオリジナルの強さを感じました。
レビュー
絶対!!!!また来ます!!!!
うずとかみなり
父は「七重の味の店めじろ」、弟は「Japanese Soba Noodles 蔦」と言わずと知れた天才ラーメン一家に生まれ、20年近くラーメン界のトップランナーとして駆け抜け、2022年3月には屋号を変え本鵠沼の地で再始動した、大西芳実店主率いる「うずとかみなり」さんです。
雷SOBA~辛旨酸の魔性の一杯~
店舗にて平日限定メニューを、ラーメンWalkerキッチンで特別提供したラーメンです。
事前情報無く注文したのですが、タイ風ラーメンで意外過ぎて驚きの一杯でした。
ラーメンにはパクチーと紫キャベツがのせてあり、彩りも非常に良いです。
味付けられた挽肉のペーストがスープに混じり、複雑な風味を生み出していました。
野菜以外には、温玉とレモンです。
レモンはスープのアクセントとしての酸味、温玉は食べすすめた時の甘みの追加で味変を促します。
食べながらラーメンらしい具材を探していると、穂先メンマを見つけました。
一見合わなそうなんですが、意外と違和感無く食べすすめることができました。
チャーシューとして、鶏胸肉のようなサッパリとした肉質なものがあれば、ラーメン感がもう少し出たのでは?
中太の手揉み麺は、モチモチ食感で非常に歯ごたえがあります。
強いインパクトを持つスープですが、中太麺は負けることなく、美味しさを実感できました。
スープはトムヤムクンに近い、酸味、旨味、甘みなどが複雑に入り交じっているので、材料を判別するのが難しいのですが、白く浮いた背脂にラーメン感を残しています。
タイ料理の雑妙な美味しさを消すことなく、見事にラーメンへと昇華させており、料理技術の高さを実感できる一杯でした。
レビュー
絶対!!!また来ます!!!
パパパパパイン
東京の町田にあり、確かな技術と変態的なセンスを爆発させ、超変化球なのに抜群の”美味しさ”で熱狂的ファンを生み出しているのが、倉田裕彰店主率いる「パイナップルラーメン(パパパパパイン)」さんです。
鶏とまぐろ節の白醤油ラーメン
パパパパパインさんと言えばパイナップルラーメンが有名ですが、ここはあえて渾身の新作をチョイスさせて頂きました。
ラーメンの見た目の美しさ、立った香りが非常に食欲をそそられます。
ラーメンには葱、フライドオニオン、マッシュルームが添えてあります。
煮込まれたマッシュルームは焼き目も付けられ、非常に風味があり、フランス料理のトリュフのようなアクセントを加えていました。
チャーシューは、豚肩ロースチャーシューで低温調理されているそうです。
ロースらしいしっかりとした歯ごたえと風味が良い感じです。
麺は三河屋製麺の平打ち細麺をつかわれているそうで、心地良い歯ごたえ、噛みしめると旨味を感じる麺です。
鶏ガラとまぐろ節から抽出したスープ、2種の煮干しと昆布、椎茸から水出しした出汁を合わせたダブルスープだそうです。
タレには白醤油をつかい、全体からは和の雰囲気を感じさせています。
添えられたフライドオニオン、マッシュルームそれぞれの香りが、熟成されたスープのアクセントとして、1段階アップグレードさせたラーメンへと変貌しています。
レビュー
絶対!!!また来ます!!!
青竹手打ち佐野ラーメン 加州屋
麺屋ようすけで約3年も腕を振るった後、2023年5月に念願の独立オープン。
経験を活かした唯一無二の佐野ラーメンを振る舞う、小林加州也店主率いる「青竹手打ち佐野ラーメン 加州屋」さんです。
佐野ラーメン五重奏~クインテット~(醤油)
ご当地ラーメンの中でも、大好きなの佐野ラーメンのお店とあって、お邪魔する前からテンション高めで期待大です。
見た目は正統派的な佐野ラーメンのような印象です。
具材はメンマ、ナルト、ほうれん草、葱といたってシンプルです。
メンマは大きさがバラバラに切られていますが、かすかに芯を残しつつも絶妙な煮込み具合で歯ごたえ、甘さのある味付けが美味しいです。
佐野ラーメンの特徴でもある、大きめに切られ、厚みもある豚バラチャーシューです。
豚肉の臭みは丁寧に消されつつ、脂や肉は痩せていない丁寧な仕事が伺えて美味しいです。
麺も佐野ラーメンらしい中太縮れ麺で、透明感のある見た目です。
モチッとした食感がありつつ、チュルチュルとすする瞬間の心地よさ、スープとの絡みも非常に良いです。
スープのベースは、豚・鶏・牛・魚・野菜の5種類の食材から抽出したスープに、3種の醤油をブレンドした特製ダレをつかっているそうです。
最初は「薄い」と感じるのですが、飲みすすめると、奥にある旨さ、香りをじょじょに感じることができます。
結局、最後まで心地良く飲み干せ、玄人好みのような奥深さのあるスープでした。
レビュー
絶対!!!また来ます!!!
味噌ラーメン 雪ぐに
2015年創業。創業以来50年以上愛される新潟の大人気店「食堂ミサ」出身の店主が、美味しさと新潟の想いをのせた名物のミソラーメンを提供する柴田雅大店主率いる、神奈川・横浜の「味噌ラーメン 雪ぐに」さんです。
上越味噌ラーメン満足セット
上越味噌ラーメンに、満足セット(穂先メンマ、岩のり、味玉)がセットになっています。
ラーメンWalkerキッチンで、私が食べたラーメン史上、最強のボリューム感がありました。
ラーメンにのった具材は、味噌ラーメンらしい、もやし、玉葱、挽肉です。
シンプルな具材ですが、ラーメンとの一体感があり、一度火入れをしているような感じです。
麺は4種の小麦をブレンドした啜り心地抜群の自家製中細縮れ麺です。
モチモチとした食感で歯ごたえがありつつも、喉越しが良い感じで、麺そのものの味も非常に感じさせてくれました。
新潟県妙高市「太田醸造」さんの、2種の熟成味噌をオリジナルブレンドした芳醇な味噌ダレだそうです。
最初は薄く感じるのですが、飲み進めると丸鶏や鶏ガラ、豚骨など8時間以上炊いて抽出した旨味に、サバや煮干し、昆布の和出汁を合わせたスープの奥行き感を感じられました。
別皿で提供されたチャーシューは、バラ煮豚、モモ吊るし焼、肩ロース吊るし焼の3種類です。
別皿の時は、それほど厚みなどは感じませんでしたが、ラーメンにのせると、厚みも大きさも立派なサイズ感です。
3種の部位をつかっているだけあり、それぞれがこんなにも味が違うのかと驚かされます。
こちらも別皿提供の満足セット(穂先メンマ、岩のり、味玉)です。
岩のりと穂先メンマはみそだまりをつかい、味付けがされていました。
3種類の味噌ラーメンを楽しめて見事ですし、それに見合うだけの麺のボリューム感も非常に良かったです。
チャーシューにせよ、麺にせよ、お店のサービス精神、お客さんを喜ばせようという感じが非常に伝わる一杯でした。
レビュー
絶対!!また来ます!!
山形鶏中華 新旬屋
ラーメン外食費が日本一に輝くほどラーメンを愛する街「山形」、そんな山形のラーメンを牽引するのが半田新也店主率いる、「山形鶏中華 新旬屋」さんです。
トロちゃ飯
系列店「極中華蕎麦ひろた」の名物チャーシュー飯です。
ご飯には玉子とマヨネーズが付いてきました。
3日がかりで煮込んだ豚肉に秘伝のタレをに漬け込んだそうです。
びっくりするくらいに分厚く、台湾の魯肉飯みたいな感じに、シンプルにご飯にチャーシューが鎮座しています。
肉質とほぐれ具合は非常に良い感じで、噛みしめるとお肉そのものの美味しさを実感できます。
タレがかなり甘辛な感じで、ご飯にはよく合いますし、マヨネーズと玉子を足すと円やかさがプラスされます。
シンチャンらーめん限定スペシャル
1つ1つの具が大きめということもあって、迫力感のある煮干しラーメンで、期間限定のスペシャル・ラーメンです。
かなり分厚く切られたメンマです。
固めな食感で、歯ごたえが十分にありつつ、スープに絡むような素朴な味が良いです。
チャーシューは薄めに切られていますが、丼の1/3くらいを覆うような大きさです。
あまり味付けはされていませんが、山形県産高級豚の戸澤豚の肉質、味はかなりの絶品で非常に美味しいです。
麺は全粒粉配合のもっちり極太手揉み麺です。
モチモチとした手揉み独特のコシのような食感が食べていて非常に楽しいですし、麺の旨味を非常に感じます。
スープは6種の煮干しから3日間かけて抽出したもので、魚介系の香りが非常に立っています。
強めの塩気と醤油の香りがありますが、背脂の甘味が加わることで、魚介のスッキリさと醤油の旨味が際立ちます。
レビュー
絶対!!また来ます!!
麺処 若武者
「ラーメンWalkerグランプリ福島殿堂入り」福島県二本松に本店をかまえ、地元の銘柄鶏や小麦などをふんだんに使用した郷土愛溢れるラーメンで全国にその名を轟かす、南恵介シェフ率いるお店です。
ほぐしチャーシュー丼
チャーシューの端肉をつかい、ご飯に葱とまぶしたシンプルな丼です。
端肉なので、塩気が強く感じてしまいましたが、つかっている部位が豚バラ肉なので、脂と肉の旨味はちゃんと感じられました。
福島濃厚鶏白湯
白濁したスープに緑色の葱、茶色のチャーシューと、見た目非常にキレイな印象のラーメンです。
メンマは厚みを感じられるくらいで、まばらに切られています。
味付けは甘み強めで、スープのアクセントとして非常に旨味を感じさせてくれます。
チャーシューは豚バラをつかった大きめな1枚です。
脂身が多めな部位ですが、肉身の美味しさもしっかり感じつつ、丁寧な仕上げを感じさせてくれます。
麺は細ストレート麺で、表面に若干の胚芽のような星を見ることができます。
持ち上げた時に、とにかくスープに良く絡み、スープのトロミと硬めな印象の麺が、噛みしめるたびに笑顔を誘ってくれます。
スープは「会津地鶏・川俣シャモ・伊達鶏」の福島3大地鶏を贅沢に使用し丁寧に旨味を抽出しているそうです。
鶏白湯らしく白濁したスープの表面には、鶏の上質な脂が浮かび、コク、旨味を存分に感じることができます。
スープにはフライドオニオンが入っていて、香りが非常に良い感じです。
クドくなりそうな濃いめの鶏白湯が多い中で、スープのベースがとにかく美味しいです。
レビュー
絶対!!!!また来ます!!!
五福星
「医食同源」をコンセプトに、食べて本当に美味しく安全な食材のみを使用し、老若男女が安心して味わえるラーメンを生み出す「ラーメンWalkerグランプリ宮城」殿堂入り店、早坂雅晶店主率いる「五福星」さんです。
昆布の佃煮とカルピスバターの細巻き
ラーメンといっしょに提供されていたのは、丼ものではなく細巻きでした。
昆布とカルピスバターを巻いた、聞いたこともないような細巻きです。
昆布は甘めで、カルピスバターは甘さと濃厚さがありました。
ご飯の甘味と合わせて三重奏のような感じで、全体が重く感じられたので、カルピスバターの多さが、クドい感じになっていました。
塩気のある沢庵のようなものの方が、バランス的には良いのかと。
らーめん
見た目はシンプルに大人しい印象を受けるラーメンです。
いっしょに特製自家製梅生姜が付いてきます。
メンマは大小バラバラで、厚みはそれほどありません。
甘みのある味付けで、若干の芯を残す絶妙な食感が懐かしい感じの印象です。
ラーメンで一番目立っていたのが海苔の代わりに入っていた、見た目は茶葉もしくは、板海苔のような感じのビストロ昆布です。
スープに溶かしながら食べると、コリコリとした昆布の食感が非常に良い感じです。
チャーシューは、バラ肉をつかっていて、脂身と肉のバランスが非常に良いです。
口の中でとろけるような食感が非常に柔らかく美味しいです。
麺は中太で若干のちぢれがあるシルク入りの麺です。
手打ちラーメンを思わせるような、モッチリとした食感で、モチツル感が美味しいです。
スープは函館の真昆布、鶏、鯵の煮干しから抽出したスープです。
最初はシンプルな味わいですが、スープの奥から旨味成分が湧き出ている感じです。
ラーメンとともに、提供された自家製梅生姜はスープに混ぜて味変を促します。
自家製梅生姜を入れる前は、シンプルに感じられたスープですが、入れた瞬間に180度変わります。
しっかりとした旨味あるスープに、梅の酸味が爽やかに足され、上品さを保ちつつ旨味あるスープに変わります。
レビュー
ストライク軒
大阪に2013年創業、野球をテーマにしたラーメンスタジアムとして、ラーメン好きだけでなく野球好きにも愛される超人気店、芦田雅俊店主率いる「ストライク軒」さんです。
伊鈴屋のアカモク丼【天日干したくあん付き】
海藻のアカモクをご飯の上にのせたシンプルな丼です。
丼には天日干しのたくあんが付いてきました。
海藻のシャキシャキとした歯ごたえと、香り感ある独特な旨味が美味しく、ご飯との合わせも非常に良いです。
特製の出汁醤油が付いてきますが、旨味が増し、シンプルですが美味しかったです。
イナチュー(醤油ラーメン)
キレイな見た目のラーメンに、具材の不思議さがあるというのが、第一印象です。
チャーシューは、豚肩ロースと鶏モモの2種類が入っています。
鶏モモはプリプリとした食感で、スープが染み込むような感じが美味しいです。
具材には、筍や山形県産のなめこが入っています。
スープから感じる醤油感もありますが、旨味、食感が複雑に交じる感じで楽しいです。
麺は350年続くうどんの老舗「佐藤養悦本舗」さんが生み出した、中華麺「稲庭中華そば」をつかっています。
細麺ですがシッカリとした食感と喉越しが、噛みしめるたびに実感できました。
醤油には愛媛県、梶田商店の巽醤油をつかい、大和肉鶏という地鶏から抽出し、北海道産真昆布を合わせています。
強めでインパクトある醤油味を最初に感じますが、ベースにある昆布や鶏の出汁を感じることができます。
奇をてらう感じもありつつ、関西ならではの出汁文化の片鱗を感じました。
MVP【特製】シンカー
創業時から愛され続ける代名詞とも言える逸品だそうです。
特製にはワンタンとチャーシュー増量、味玉トッピングがされています。
味玉は見るからに黄身の色が美味しそうな赤〜オレンジ色のキレイな色合いです。
しっかりと味が付きつつ、黄身や白身とのバランスも考慮されていて美味しいです。
特製にだけ入っているワンタンは、山形の老舗ラーメン店「ワンタンメンの満月」齋藤直店主のワンタンをつかっています。
皮は非常に薄く、スープとともに口の中で口に溶け込むような感じです。
低温調理の鶏チャーシューはしっとりとした食感に、閉じ込められた旨味が良い感じです。
麺には、京都の老舗製麺所「麺屋棣鄂」謹製の中細ストレート麺がつかわれています。
スープを単体で飲んだ感じよりも、ちゃんとラーメンとしての成立度とバランス感が素晴らしいです。
鶏白湯ということなので、白濁したような固体に近いようなスープを想像していましたが、見事に裏切られましたwww
コンソメのような感じもありつつ、洋と和の見事な中間点というか、絶妙な味加減で美味しいです。
スープには蛤が足されていて、見た目に旨味が増された感じがあります。
鶏と蛤の旨味を合わせて、トリュフを少し香らせ洋風仕立てに仕上げています。
レビュー
絶対!!!また来ます!!!
麺屋 Hulu-lu
店主のハワイ好きが高じて池袋にある店内は、ハワイアンカフェのような装いで女性にも大人気。東京の東池袋にある古川雄司店主「麺屋 Hulu-lu」さんです。
スパムむすび
ハワイ好きだけあって、ハワイで好まれているスパムむすびが提供されていました。
ボリューム感があるのがハワイっぽく、ラップで巻かれているのが、なんだか手作り感があって好きです。
スパムとご飯の間に味付け昆布が挟まれていて、スパムの塩気とご飯の甘み、昆布のアクセントで良い感じです。
鴨ワンタンSOBA
ハワイアンなラーメンというので、いろいろな想像をしていたのですが、見た目は正統派なラーメンに安心しました。
ラーメンにはカイワレが添えてあり、スープの味への馴染みをスムーズにしていました。
見た目は小さく細かく刻まれているメンマは、食感、味ともに、懐かしい印象を持ちますが、非常に美味しいです。
チャーシューは薄切りとブロックの2種類が入っていました。
薄切りは塩気も無いのですが、ダイレクトにお肉の美味しさが伝わって来ます。
ブロックは手間が掛けられたホロホロの食感とともに、若干の味付けが美味しいです。
ワンタンは薄めの皮がチュルチュル食感で、非常に口溶けが良いです。
餡は贅沢に鴨肉を使い、パンチ力のある味が皮とのマッチングが非常に良いです。
麺は細めのストレート麺で、見た目に少し胚芽のようなものが含まれています。
喉越しの良さはもちろん、スープとの相性が良く、良い意味で「ラーメン感」を感じました。
スープは地鶏の吉備黒鶏、丸鶏、香味野菜から抽出しているそうです。
最初のインパクトが強く、旨味と醤油の感じをものすごく感じさせてくれます。
焦がしネギを使うことで、丸みのあるスープに深みとコクを追加させていました。
ハワイアン・ラーメンということであれば、焦がしパイナップルやポキ、マンゴーピューレなどをつかった甘じょっぱい感じも良さそうと、ついつい想像してしまいましたwww
レビュー
絶対!!!また来ます!!!
巌哲
2014年に東京・西早稲田で創業、大阪の名店「麺哲」出身で、高級魚の目利きや扱い方を活かした独創的で上質なラーメンが代名詞の平松恭幸店主率いる「巌哲」さんです。
日本一の一杯を決めるラーメンWalkerグランプリでは2年連続東京ナンバーワンに輝き、殿堂入りを果たしています。
ネギ豚丼
大きなチャーシュー1枚、ブロック・チャーシューがわんさか入っていて、見るからにボリューミーです。
ブロックチャーシューは、チャーシューの切り落とし部分なので脂身多めなのですが、その脂が上質なので甘みがあって美味しいです。
淡海地鶏と蛤の中華そば【醤油】
巌哲さんのお店の場所も知っていますが、行けていないお店のひとつなので、今回の出店はかなり嬉しいです。
噂通りのキレイな見た目のラーメンに惚れ惚れです。
メンマは太めに切られ、一本一本にしっかりとしたサイズ感があります。
味付けはシンプルながらも、柔過ぎない硬さ、芯をほとんど残さない食感、ともに大好きな感じです。
味玉は、ほのかに茶色に色づけられています。
中の黄身は半熟で、白身の旨味と黄身の甘さで、こちらも理想的な味玉でした。
しっかりと脂が落とされたチャーシューはほんのり赤身が残る豚肩ロースです。
薄く切られているものの、サイズ的にはかなり大きめで、肉自体の美味しさが非常に高いです。
ラーメンで一番の特徴が蛤が入っています。
そこそこ大きめの蛤にはジュレが添えてある芸の細かさです。
麺は京都の老舗製麺所、麺屋棣鄂謹製さんの細ストレート麺だそうです。
チュルっとした滑らかな食感で、口の中での溶けも良い感じです。
スープとの兼ね合いを感じさせてくれる麺で、かなり想像を上回ってくれました。
淡海地鶏と蛤のみで抽出したスープをベースにしているそうです。
そこに、内モンゴル産の有機大豆で作られた天外天醤油をつかっています。
蛤のコクがありつつも、醤油の旨味もしっかり感じられ、単純な醤油のスープにはない複雑さと、旨味の凝縮度合いが強く美味しいです。
レビュー
絶対!!!!また来ます!!!!
カネキッチン ヌードル
世界的ガイドブックを始め、国内外の数多の賞を受賞し、日本を代表する名店となったお店です。
チャーシュー丼
チャーシューにタレと青葱がまぶされています。
チャーシューは豚肩ロースで、赤身が残るほどに絶妙に火入れがされています。
タレは醤油バターのような、香ばしさと、ご飯に合うような感じが美味しかったです。
冷やし鴨南蛮
ラーメンWalkerキッチン限定、数量限定だったのですが、運良く食べることができました。
葱が多めなので、葱好きにはたまらないです。
葱にのった山椒がスープや麺などと絡むと、アクセントにもなるし、爽やかな印象を受けました。
ラーメンWalkerキッチンで、山椒をつかったラーメンを多く食べている感じがするので、ラーメンにとって注目食材なのでしょうか。
冷しラーメンということなのだが、かぼすが入っていることで、「夏」を感じさせてくれました。
柑橘系の酸味は、冷たいものには良いスパイスでした。
チャーシューには、固くなりがちな鴨が、丁寧に調理されていて、柔らかい食感で旨味を十分に感じさせてくれました。
提供直前に、表面がバーナーで軽く炙られているので、風味に深さがありました。
麺は三河屋製麺謹製の喉越しの良い細ストレート麺です。
麺の表面には全粒粉なのか、星のようなものが見え、食べていると、少し平打ちのような舌触りがありました。
冷たいスープにも負けないくらいに、コシと麺自体の美味しさがありました。
スープは国産鴨の丸鶏のみを使用して抽出し、白醤油で味付けをしているそうです。
ベースの鶏がしっかりと効いているので、旨味がちゃんと伝わってきました。
白醤油と山椒のアクセントもあってか、全体的に色艶のような印象でした。
魂麺
今までに生み出したレシピ数は500種を超え「ラーメン伝道師(魔術師)」の異名を持つ、山西一成店主率いる「魂麺」さんです。
かれこれ半年ほど、ラーメンWalkerキッチンさんに通っていますが、お店が期間限定ということもあり、提供するメニューはいつもは少なめですが、今回はこれだけの料理を提供しているそうです。
町中華がそのままラーメンWalkerキッチンに来たような感じです。
焼餃子
サイズは一般的な餃子よりも、ひと回りくらい小さいです。
薄皮の表面はパリッと焼かれ、中の餡はしっかりと味がついているので、醤油なしでも食べられます。
醤油チャーシューメン
見た目は昔ながら感のある、素朴な感じのラーメンです。
メンマは不揃いに切られていて、大きいものや小さいものなどさまざまです。
見た目は固そうなのですが、実際はしっかりと甘めに味付けされ、スープなどと相まって昔ながら感のある味です。
チャーシューは、サイズ的にけっこう大きめなのものが4〜5枚と、けっこうボリューム感があります。
しっかりとした感じのチャーシューですが、バラ肉の脂身と肉身の柔らかさが良い感じに美味しいです。
麺は細めのストレート麺で、断面は丸よりも四角に近い感じです。
スルスルと口から喉へと抜けるような感じで、非常に食べやすい麺でした。
見た目的には黒めで、シンプルな醤油ラーメンのような感じです。
ベースは鶏ガラなどでしょうか、スッキリとした味で、抵抗感がないスープです。
スープに色気を出そうとしたのか、香味なのか胡麻油のような香りが少し邪魔に感じてしまいました。
レビュー
また!!来ます!!
麦の夜明け
ラーメン★スターオーディション「チャレンジ店主部門」でオープン前にも関わらず実力を絶賛され入選し、開業すると激戦区の京都で瞬く間に行列店の仲間入り。
世界的ガイドブック「ミシュラン」ビブグルマンにも掲載されている京都の伊藤聡孝店主率いる「麦の夜明け」さんです。
帆立の炊き込みご飯
牛蒡などが入っていて、香りが非常に立っています。
帆立の風味は弱いのですが、炊き込みご飯としては美味しかったです。
帆立と山椒の中華そば
帆立と山椒のオイルをつかった新感覚のラーメンで、人気実力店の店主たちが「ラーメン★スターオーディション」で絶賛した一杯です。
ラーメンの中央には、葱、メンマ、チャーシューが櫓のようにそびえ立っています。
葱は青みの部分を多くつかっているので、九条葱をつかっているようです。
最近ラーメン屋さんで、こういう盛り付け見ることがあるので流行りなのかと。
メンマはほぼ真四角に切られていて、あまり見たことがない形状です。
味付けはシンプルで、食感はかなりしっかりとしていました。
チャーシューは薄めに切られていますが、かなり大きく切られています。
表面には赤身が残り、柔らかい食感と肉々しさが美味しいです。
麺は、細めで若干のちぢれがある麺です。
山口県産「せときらら」の小麦粉を使用していて、ツルっとした喉越しと小麦の甘さがあります。
スープのベースは淡海地鶏、豚、魚介を使用した贅沢トリプルスープだそうです。
オイルとして白醤油に国産帆立オイルと山椒オイルをつかっていて、爽やかな香りと美味しさがあります。
レビュー
また!!!来ます!!!
しおらーめん進化 2nd(2023年7月5日〜7月10日)
東京の町田にお店を構え、関口信太郎店主率いる、塩ラーメンの名店「町田汁場 しおらーめん進化」がさらなる進化を遂げたセカンドブランドです。
鶏塩飯
塩味の鶏肉に胡麻と葱がかかっただけシンプルなご飯です。
鶏肉が「えっ!?」って思ってしまうくらいに柔らかくて、味が良く染み込まれています。
ラーメン屋さんのご飯物は、なぜか味濃いめが多い中、塩味の加減も絶妙で良い感じなので、葱と胡麻の風味もしっかり感じられます。
特製しおらーめん
チャーシュー5枚に、味玉が追加トッピングなので、かなり見た目のボリューム感があります。
メンマは小さく、細めに切られていて、味はスタンダードな感じです。
塩味のラーメンに葱が良く合うことで、葱好きとしてはたまりません。
味玉もしっかり塩味になっていて、黄身の甘さとの関係性がかなり良かったです。
豚バラの吊るし焼チャーシュー2枚、鶏モモ肉のチャーシュー3枚の豪華チャーシュー尽くめです。
鶏と豚ですが、食感などではなく、良い意味での違和感がなく、ちゃんと統一感がありました。
それぞれのお肉は、どちらも非常に柔らかく、ちゃんと気を使っている印象です。
スープや麺との相性も良く、極端にバランス感が逸脱しない秀逸さも感じました。
この麺は本当にズルいと思うくらいに、塩のラーメンに合っていましたし、個人的に好みでした。
国産小麦100%使用の自家製手揉み麺だそうで、シコシコとした食感と、スープを染み込ませるような感じが良かったです。
スープは最初の感じは、正直「こんなもんか!?」という感じでした。
ただ飲み進めると、違和感のない塩加減や、麺や具材との兼ね合いは、やはり良いものだと思い、気がつくと飲み干していました。
塩過ぎず、塩加減であるというような、絶妙な距離感が好きでした。
トーキョーニューミクスチャーヌードル 八咫烏 CHIKARABO
2016年に九段下で開業した大人気店が、2022年9月に水道橋に移転し、新たにリニューアルした「トーキョーニューミクスチャーヌードル 八咫烏 CHIKARABO」さんです。
お肉ごはん
赤身が残るレア感のあるチャーシューに、タレがかかっている肉ごはんです。
ガーリックバターのような洋食感があり、まろやかなクリームのようで、ご飯にも良く合います。
チャーシューも非常に柔らかく、ラーメンに入っているチャーシューよりも食感がレアに近く美味しいです。
特製山椒醤油ラーメン
丼ぶりの周囲が緑色でけっこうグロテスクな色合いです。
特製は通常のラーメンにワンタン、味玉が追加トッピングされています。
ラーメンには、ネギ、三つ葉、紅心大根がのせてあり、スープなどのアクセントとして良い感じです。
数種類の野菜なので、複雑にシャキシャキとした食感も良いです。
メンマは小さく切られていて、味付けも控えめな印象です。
流行りの柔らかめではなく、むしろ懐かしい感じのメンマです。
玉子自体は小さいサイズですが、黄身の色味が強めで味も濃くて美味しいです。
ワンタンは非常に皮が薄めで、焼売のような感じで餡が包まれています。
餡はイベリコ豚と地鶏ナンコツのシソが入っていて、香り、食感ともに良い感じです。
醤油ベースのスープに、自家製の山椒オイルが追加されています。
緑色のゴロテスクな見た目とは違って、山椒の香りが非常に立っていて風味が良いです。
醤油ラーメン
かなり濃い色のスープに、大きめなチャーシュー、整った麺で見た目がキレイです。
チャーシューは薄く切られていますが、かなり大きいサイズなので、満足度はあります。
三元豚肩ロースのチャーシューはレア感がありつつ、スープの熱でじょじょに食感の変化を楽しむこともできます。
麺は全粒粉入りの細ストレート麺です。
口の中で心地よく解れ、蕎麦のような感覚に近く、スープとの絡みも良いです。
ラーメンWalkerキッチンのためだけにブレンドした芳醇な醤油ダレスープです。
材料には鯖節、鰹の本枯れ節をベースにしていますが、魚らしさはそれほど感じず、昆布、干し椎茸の旨味が強いです。
レビュー
「絶対!!!また来ます!!!」
百麺(2023年6月21日〜26日)
豚骨醤油スペシャル
通常のラーメンに、角煮・ネギ・海苔4枚・味玉が追加でトッピングされています。
海苔、ほうれん草、豚骨醤油と、横浜家系ラーメンの特徴を持つラーメンです。
これでもかと思うくらいに4枚添えられた海苔です。
家系ラーメンの特徴でもありますし、ご飯と食べたり、スープに溶かしたりと、いろいろな使い方ができます。
葱、メンマ、ほうれん草、味玉です。
メンマは濃いめのラーメンにおいて、味付けや見た目は大人しい印象を受けますが、きっと全体的なバランス感なのでしょう。
ほうれん草は、色と味からほうれん草と分かりますが、長めに熱がかけられ、溶ろけ出したような食感が新鮮です。
味玉は、しっかり目の味付けで、黄身まで美味しかったです。
ラーメンで一番目立っていたのが、器から飛び出しているチャーシューです。
お肉はラーメンWalkerキッチンだけの特別提供で、ブランド豚のやまと豚の肩ロースを使っているそうです。
薄めに切られていますが、肉の旨味はしっかりと伝わりますし、解けるような食感も美味しいです。
拳くらいの大きさがある、ものすごい見た目のインパクトがある角煮です。
見た目は濃いめの茶色で味付けも濃そうですが、食べてみると意外にも、八角が使われているのか、中華系のような独特な味付けが美味しいです。
食感は時間を掛けて煮込まれているのか、非常にトロトロで、ラーメンにもご飯にも非常に合いました。
麺は注文時に、太麺と細麺を選ぶことができましたが、家系ラーメンと分かれば太麺1択です。
太さは中太くらいの、ほぼストレート麺で、2種の小麦をブレンドしたオリジナル麺です。
モチモチ・プリプリとした食感が良く、強めのスープにも負けることがありません。
ラーメンが運ばれて来るなり、強烈な豚骨臭が漂ってきます。
かなり濃厚そうな見た目、濃いめの茶色で、舌に絡むようなトロみがあります。
飲んでみると、良い意味で想像を裏切られ、豚骨の甘みと醤油のバランスが良く、濃すぎない設定に非常に食べやすさを感じます。
レビュー
久しぶりの家系ラーメンですが、インパクト抜群の男っぽさの中に、繊細な味の設定にバランス感を感じました。
「絶対!!!また来ます!!!」
熊本ラーメン黒亭(2023年6月14日〜19日)
熊本県の熊本市にあり、1957年創業で、熊本のみならず「豚骨ラーメン」を代表するお店としても有名な大行列店「黒亭」さんです。
チャーシューメン
ラーメンとチャーシューメンでの提供だったので、迷わずチャーシューメンをセレクトです。
見た感じの具材は、味玉、キクラゲ、チャーシュー、ネギ、海苔といった感じです。
味玉は半身2個で1玉分をつかっています。
黄身もしっかり濃いめで。白身の表面はしっかりと味がついているので茶色に変わっています。
味玉は味付けしっかりめで、ライスと高菜のセットを注文しなかったことに後悔しました。
豚骨ラーメン定番のキクラゲと有明海産の海苔です。
見えているのはそれほど多くはありませんが、スープの中から3倍くらい出てきました。
やはり豚骨ラーメンにはこのシコシコとした食感が良く合います。
チャーシューの見た目は、博多の豚骨ラーメンで良く見るような薄めのチャーシューのようです。
チャーシューは豚肩ロースをつかっていて、実際はかなり分厚く切られています。
もっちりとした食感はロースの旨味を存分に感じられ、非常に美味しいです。
麺は中太ストレート麺です。
豚骨ラーメンだともう少し細いのですが、強めのスープを持つ熊本ラーメンには、やはりこの中太麺がバランス的にも良く合います。
バリカタの固さ調整もしっかりと受けて頂けましたが、替玉がないのが非常に残念でした。
スープは茶色に近いような色合いで、黒い粒のようなものは、熊本ラーメンの特徴でもある焦がしニンニクの黒マー油です。
豚骨ベースの甘みがありつつも、マー油と醤油でパンチある味が非常に美味しいです。
豚骨の旨味もしっかりと溶け出しているので、見た目以上に濃さは感じません。
レビュー
「絶対!!!また来ます!!!」
鶯屋
今回、出店されているのは、2021年に東京の祖師ヶ谷大蔵にお店をかまえ、スタッフには和食や洋食出身者の凄腕が揃う鶯屋さんです。
都内の大行列店「八咫烏」の居山勢店主も味作りを監修しているそうです。
I・S・O鮑のりしお(クラムチャウダーバージョン)
ラーメンが運ばれて来るなり、見たこともない感じに、ついつい声を上げてしまいました。
名前がクラムチャウダーだけあり、見た目からはラーメンを想像するのが難しいです。
ラーメンの中央にそびえ立ち、15cmほどあるトッピングの山が、目立ちますし、異様な印象さえ持ちました。
1つ1つ紐解いていくと、上から葱、チャーシュー。アワビの肝バター和え、メンマ、チャーシュー、麺と、じつに5段階のピラミッド状に形成されて、横から構造を眺めると「山車」のようです。
表面にある、豚モモチャーシューはローストポークなので、赤身を残した見た目に、シットリとした感じがとても美味しいです。
豚モモチャーシューも、食感は非常に柔らかく、スープとの違和感がありません。
どちらも薄めに切られているので、全体的な印象として重みを感じないバランス感が良かったです。
メンマは太く厚めに切られているので、強めの主張感があります。
味は意外にもというか、正統派醤油ラーメンに合いそうな、甘めで懐かしい感じです。
トッピングの中心にあるのが、鮑の肝バター和えです。
箸で持つと、かなり固めなのですが、実際口にするとコリコリとした、食感が美味しく、旨味の塊でした。
バターがスープにじょじょに溶けていくので、最初の味よりも深みがじょじょに増していく感じでした。
麺は全粒粉入りの細ストレート麺で、十割蕎麦のように歯切れが良いです。
洋風なスープに合うのかと思いきや、パスタのような感覚もありつつ、美味しかったです。
スープはハマグリやあさり、昆布、鰹の一番出汁に、牛乳と生クリームを加えているそうです。
表面には、自家製のりしおオイルがかけられおり、磯の風味があります。
和、洋、中と、さまざまな料理の技法と味がミックスされ、一見ラーメン感がないのですが、食べ終えた時にはしっかりとラーメンなのが好きでした。
ローストポーク丼(わさびクリームのせ)
ローストポークは、ラーメンにものせられていたので、変わらず美味しいです。
タレも全然くどくないので、クラムチャウダー・ラーメンの後でも、美味しく頂けました。
ローストポークにかかっているクリーム状のが、わさびクリームです。
けっこうしっかりと辛味がありますが、良いお肉には、わさびは本当に良く合います。
鶏ポタラーメンTHANK
東京の大門や御茶ノ水に店舗をかまえ、「鶏ポタージュ」という言葉を広めたパイオニアでもある、鶏ポタラーメンTHANKさんです。
SUNライス
お茶碗から溢れんばかりの鰹節が非常に印象的で。香りが非常に良いです。
真ん中に黄身がのせてあるからならではなの、ネーミングなのでしょう。
玉子かけご飯に鰹節がのっているのかと思いきや、醤油の代わりに、醤油で焦がされた葱が鰹節とご飯の間に入っています。
焦がし過ぎのせいか、醤油の塩気が強く感じられ、葱と醤油の風味が消えてしまっていたのが残念でした。
スペシャルぽてり
お店の代名詞ラーメン、鶏ポタージュラーメン「ぽてり」に、チャーシューと味玉をトッピングしたスペシャル・ラーメンです。
メンマは穂先メンマが2本、丸ごと入っているので食べごたえがあります。
食感は非常に柔らかく、味付けはしっかりとついていますが、全体のバランス崩すほどではありません。
味玉は通常の出汁漬けのようなものではなく、見た目は単なる茹で卵のような感じです。
食べてみると。塩味玉ということで、塩味を付けることで。黄身の甘さがさらに増されているようで美味しいです。
チャーシューは、鶏モモ肉と、豚肩ロースが1枚づつ入っています。
鶏モモ肉はわりとしっかりと味付けられ、表面に焼目が入っていて香ばしいです。
豚肩ロースは、厚みや味付けからも、強めな印象を受け、全体的なラーメン感のバランスが取られているような感じです。
麺は細から中太の間くらいのストレート麺です。
特徴がある麺ではないのですが、スープを考えると一番無難かなという印象です。
見た目は、白よりも黄色に近いほど、まさにポタージュ系という感じで、レンゲでスープをすくうと、粘着感があります。
香りは豚骨系のスープにも近いような感じですが、実際には鶏肉と野菜10種類のスープだそうです。
レンゲの感触から、コッテリなスープを想像していましたが、意外なほどにパンチは無く、不思議と円やかさと、飲み干せる優しさがありました。
これだけ濃厚なスープなので、コッテリ・ドロドロにもできるスープを、また食べたいと思わせる、引きのテクニックを思わせる一杯でした。
レビュー
「絶対また来ます」
自家製麺 伊藤
自家製麺 伊藤(2023年5月17日〜22日)
東京の赤羽にあり、祖父も父も兄も大人気ラーメン店の店主というラーメンサラブレッドで、東京の煮干しラーメンを代表する自家製麺伊藤さんをご紹介します。
煮玉子入り肉そば
ラーメンにチャーシューと味玉をのせた肉そばです。
ラーメンが運ばれてくると、スープが少ないなぁという第一印象です。
何となく味玉を注文したのですが、ラーメンスープが濁るので、別注文したしらす丼にトッピングしました。
半熟で玉子のプリッと感もしっかりあって良い感じでした。
チャーシューはサイズは小さいものの、分厚く切られていたので、歯ごたえが良かったです。
味付けはしっかりしているものの、塩辛さはなく、スープや麺との相性も良く美味しいです。
麺は細めよりの太さのストレート麺自家製麺です。
断面は丸よりも四角に近い楕円状で、固めに茹でられ、しっかりと感じる食感が美味しかったです。
スープに負けない感じで、チャーシューなどとのバランスも好きでした。
ラーメンスープは千葉県九十九里産の高級煮干をつかい、甘めの醤油を合わせているようでした。
若干煮干し系独特のエグミ感と塩辛さがあったのが残念です。
九十九里産しらす丼
見た目的には釜揚げしらすに醤油が掛かっているようなシンプルな感じです。
しらすは九十九里産のものをつかっていて、時間が立って苦味があるという感じもなく美味しかったです。
甘めのタレで、海鮮丼風な感じもありつつ、しらすの旨味を感じられました。
東京調布の柴崎亭
柴崎亭
東京の調布市にあり、「天才」と評される石郷岡三郎店主が牽引し、魚介系のラーメンを得意とする柴崎亭さんをご紹介します。
出店期間中は、柴崎亭で修行さて、群馬の高崎にラーメン屋「鳴神食堂」を営む中島淳二さんが麺を担当しました。
柴崎亭の焼豚丼
ご飯のうえに焼豚、味噌ダレに、葱と山葵がのせてあります。
味噌ダレはかなり濃厚で、しっかりとした味付けが付いているので、最初ガツンとくる味に少しやられましたが、ゆっくり食べると、ご飯、焼豚との相性が良いです。
焼豚は、ローストビーフのような感じに薄く切られ、何枚もが折り重なっています。味付けはないものの、つかっている部位、肉自体の美味しさが伝わってきます。
貝出汁塩そば
青白い器に、ほぼ透明なスープ。キレイに整列した麺と、デザインされた見た目はかなりいい感じです。
見たこともないような、その見た目に、正直度肝を抜かれた思いです。
そのラーメンは、今まで見た煮干し系などのキレイさとも違いました。
料理が運ばれて来ると、スタッフから「牡蠣味噌玉をじょじょに解きながら、食べてください」との説明です。
唯一の具材である、すり身揚げも、専門店が作ったのかと思うくらいにクオリティが高いです。
ラーメン・スープ|埼玉 東所沢 ラーメンWalkerキッチン
味噌を溶かす前との違いがあるため、スープの解説を。
ラーメン・スープは、蜆、浅利、蛤、牡蠣に昆布を合わせた出汁に、塩と日本酒のみで味付けしたという実にシンプルで海を体現したようなものです。
香りや味は「和」そのものであり、高級な割烹の一部かと思うくらに、澄んだ見た目と味に、やられてしまいました。
麺はキレイに整列した状態で提供され、正直、手を付けるなが憚れるくらい、見た目の美しさがあります。
太さは、中太から細めくらいで、麺の表面には胚芽のような星を見ることができます。
麺は鳴神食堂謹製の麺で、北海道産「春よ恋」を中心に国産小麦のみを100%使用つかっているためか、麺だけでも十分な美味しさがあります。
味噌を解く前のラーメンスープが相当美味しかったので、正直解きたくなかったのですが、物は試しと崖から落ちるつもりで・・・。
先程までの上品さが180度消えるのかと思いきや、しっかりとベースに残りつつも、牡蠣味噌の風味がプラスされ、濃厚だけれども上品なスープへとちゃんと昇華されています。
本気度ある間借りラーメン
ところざわさくらタウン
お店はJR武蔵野線の東所沢駅から徒歩10分ほどの「ところざわさくらタウン」にあります。
車での場合、国道463号線(通称:浦和所沢バイパス)から5分ほど、JR東所沢駅方面に入った場所です。
ところざわさくらタウンには、角川武蔵野ミュージアムなど角川文庫の関連施設などがあります。
駐車場
施設には専用の駐車場があり、大型施設なので、全駐車台数は148台となっています。
残念ながら店舗利用での割引はなく、最初の30分は無料で、以後30分200円となっています。
外観
店舗は2階デッキ部分の河川側にあります。
各店舗が分かりにくい作りになっていますが、お馴染みのラーメンwalkerのロゴがあるので、分かるかと思います。
店内満席時には、画像のように列をつくって並びます。
平日は比較的、列を作るのは見たことありませんが、週末のランチタイムなどは列ができることもありそうです。
出店カレンダー
こちらの店舗では、1つの種類のラーメンを出すのではなく、1週間ほどのスケジュールで全国の有名ラーメン店が変わります。
出店している店舗の詳細は 公式HPの出店カレンダーで確認してください。
店内
店内はオープンキッチンになっています。
入れ替わり店舗が変わるので、作りはかなり簡略化されている感があります。
席はカウンター11席、テーブル14席の全25席となっています。
こちらの店舗では面白い試みとして、キッチンの様子をリアルタイムでYouTube配信しています。
運が良ければ、有名店主の麺さばきが見れるかも。
店内入ってすぐのところにある、券売機で食券を購入します。
メニューは店舗の外やHPにあるので、事前に確認しておくとスムーズでしょう。
ポイントカード
お店専用のポイントカードもらいました。
10杯食べると無料とのことで期限もなさそうなので、変わるお店ごとに食べに来るのも面白いかもです。
ワンタンメンの満月
訪問時は、山形県酒田市にあり創業60年を迎える、ワンタンメンが人気の「ワンタンメンの満月」さんが出店していました。
特製ワンタンメン
特製ワンタンメンは、通常のワンタンメンにトッピングが追加されたものです。
追加トッピングは、豚バラしゃぶ肉、味玉、岩のりが追加されています。
メンマはほぼ四角く薄めに切られていて、見た目は薄めの色ですが、しっかりと味が付いていてパンチを感じます。
岩のりはスープのアクセントとして風味が良かったです。
味玉は半分に切られていて、1玉分がのっています。
普通のゆで卵っぽい見た目なのですが、塩味のような味がしっかりと付いていました。
チャーシューは薄めに切られたものが2〜3枚入っていました。
味付けは濃いのですが、全体のバランス感としては気にならないほどです。
ワンタンは全部で3〜4個ほど入っていました。
餡は鶏肉でしょうか、さっぱりとした味です。
皮は非常に薄く溶けるようなふわとろ食感で、スープと一緒に食べると非常に美味しいです。
麺は、若干のちぢれがある中細ストレート麺です。
中太麺くらいを想像していたのですが、結果的に飽きがないような、この麺で正解だったと後々感じました。
スープの見た目はかなり濃いめの色合いです。
ひと口目の醤油感のパンチがかなり強いのですが、塩味が強烈に強いのではなく、すっと消えるような感じです。
レビュー
「絶対!!!また来ます!!!」
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店名 |
ラーメンWalkerキッチン(ラーメンウォーカーキッチン)
|
---|---|
ジャンル | ラーメン |
予約・ お問い合わせ |
04-2968-7786 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
JR武蔵野線東所沢駅より徒歩10分 東所沢駅から728m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥1,000~¥1,999 ¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥2,000~¥2,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX) 電子マネー可 (交通系電子マネー(Suicaなど)) |
席数 |
25席 (カウンター11席、テーブル14席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 (有料)ところざわサクラタウン駐車場第1(敷地内)・第2/第3(敷地外)計330台、近隣にコインパーキング有 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、カウンター席あり、プロジェクターあり、無料Wi-Fiあり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
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ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
2020年11月6日 |
備考 | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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卵黄づけチャーシューごはん
見た目はかなり茶色のチャーシューという感じです。
豚肩ロースと卵黄はタレに漬け込まれており、じんわりとした食感で時間の掛け方がわかります。
チャーシューの味付けは、かなり甘めな印象ですがブラックペッパーが効いているので、その甘さを打ち消すように全体の印象を上げています。
コンソメラーメン(塩)
塩と醤油が提供されていましたが、悩んだ末に塩を選択して注文しました。
ラーメンの印象は、それほど具材も多くなく、シンプルな印象です。
ラーメンの上にのせられているのはメンマなどではなく、白髪葱、レンコン、セミドライトマト、エリンギとフレンチやイタリアンを思わせる具材です。
全体の印象として、「普通のラーメンでは無い」、そんな感覚を印象付けます。
チャーシューには、豚肩のロース部位がつかわれ、表面には火が入っているので、旨味がしっかりと閉じ込められています。
臭みなどは丁寧に除かれ、しっかりとした歯ごたえがありつつも、固い印象は無く、肉本来の味がしっかりと伝わってきます。
麺には中太の手もみ麺がつかわれています。
プリっとモチモチとした多加水麺で、ラーメンの麺というよりも、パスタのフィットチーネなどの感じに近いです。
食感に非常に歯切れの良さを感じつつも、喉越しの良さもあり、スープとの絡みも良いです。
ベースには、ジビエの鹿の肉や骨、モミジを長時間焚き、香味野菜などを加えた旨味溢れるコンソメスープに、厳選された数種類の塩をブレンドし、スープの表面には多くの油が見られますが、きのこの2番出汁とオイルを合わせたものです。
フレンチで使うコンソメの調理技法を取り入れ、最近のラーメンに多く見られるラーメンの洋風化を強く感じさせる一杯です。