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夜の点数:4.0
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¥3,000~¥3,999 / 1人
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料理・味 4.5
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|サービス 3.0
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|雰囲気 3.0
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|CP 4.0
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|酒・ドリンク 4.0
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[ 料理・味4.5
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長浜で近江牛の焼肉を楽しむならおすすめの一軒です!
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近江牛の刺身盛り合わせ
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厚切りタン塩
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得熟成ロース
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ホルモン盛り合わせ
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牛スジの煮込み
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2009/08/29 更新
久々の若狭・近江旅行のレストラン紹介になります。近江の名産といったらなんといっても近江牛を忘れてはいけません。我が家が宿泊した長浜市には老舗から隠れ家まで色々な近江牛を扱う店がありますが、悩みに悩んで・・・といっても予算の兼ね合いもありますので、選んだのがお肉屋さんが経営している焼肉屋、炭火焼肉まるさです。
このお店、ネットでは賛否両論でした。賛の方は、老舗の肉屋が経営している焼肉屋だからなんと言っても肉の質が良いというもので、否の方は、店員のサービスがイマイチ、高い価格のお肉を勧められて高くついたなんてのがありました。まぁ、これは両方私も体験しました。要はどうお店と付き合うか?、どう攻略するか?ということになんだと思います。注文の仕方や大げさですが、食べるときの心の置き方で印象が変わるお店ということですね。
というわけで、ひとり5千円以下で楽しむこの店の攻略法を少し・・・。
1、黒板の値段の高いお勧めメニューは無視すべし!
最初に持ってくる黒板メニューには3,000円以上のおすすめ近江牛のお勧めがズラッと並んでいます。中にはヘレ(ヒレ)やミスジの4,000円以上するものもあります。確かに珍しくおいしいのでしょうが、このような高価なものばかり食べていてはすぐに諭吉さんが飛んで行ってしまいます。やはりここは、黒板メニューの中の高いメニューはグッと我慢して安いものに絞るか、普通のメニューから選ぶべきでしょう。
我が家では、黒板メニューの中では刺身の盛り合わせを頼みました。これでも千円位ですから大丈夫です。タンにレバーなどお馴染みのものが入っていますが、この中ではタンが最高に良かったですね。サシも十分ですし、タンを刺身で食べられるのはさすが肉屋が経営しているからでしょうか。
2、お値打ちメニューを狙うべし!
お店のメニューには原価率の高いものから低いものまでいろいろあります。いかに原価率が高そうでお値打ちなメニューを選ぶかで満足度が違ってきます。限定○食とか説明書きに内容はスタッフに、なんて書かれていたらねらい目だと思います。あとはズバリ「安くておいしいものありますか?」と聞くことです。
今回は得熟成ロースを選んでみました。これはロースの切り落としを使用したもので、値段以上にバカウマでした。適度に刺しが入ったロース肉は色々な形をしていますが、厚さもけっこうありますし、普通に食べるには十分です。千円以下でこの量と味は大合格です。さすが近江牛と唸る満足度です。
3、内臓系を狙うべし!
焼肉屋でお値打ちメニューの筆頭といったらホルモンなどの内臓系でしょう。肉屋さんがやっている焼肉屋ならなおさら新鮮で良い内臓系のお肉が入るでしょうから積極的に頼むべきでしょう。このお店ではミノやホルモン、ハツなどのお馴染みのものが多いですね。
我が家では盛り合わせを選んでみました。これはレバーやホルモン、ハツ、ミノが入ったもので飽きずに食べきることができるのでお得ですね。なにより味が良いのです。内臓系はお店によっては臭みがあるものがありますが、こちらはコリコリ、ねっとり・・・と肉の部位によってちゃんとキャラクターの差がわかって楽しかったですね。
4、肉を使ったサイドメニューも選ぶべし!
焼肉屋での楽しみ、魅力の一番は煙をモクモク立てて炭火(ガス)で網焼きすることでしょう。もちろんこれには異論はありませんが、焼肉ばかりでは飽きてきますし、オヤジにとっては少々辛いものがあります。そこで変化球技のメニューの投入です。今回はお店でお勧めの牛スジの煮込みをお願いしました。
こちらでは味によって3種類ありましたが、ノーマルの味をお願いしましたが、ピリ辛い味付けも良いですし、なによりスジ肉がおいしいのです。ビールのつまみにもご飯のお供にもけっこういけました。この店にはこの手の近江牛を生かした、ユッケやクッパやサラダなどのサイドメニューが充実しているのもポイント高いですね。
5、基本はやはりグランドメニューです!
焼肉の王道はロース、カルビ、タンなどの基本的なものになるかと思います。どこの焼肉屋でもあり、比較できるものですから手抜きができないとお店側でも頑張っていると思います。この中から自分の好みを選んでもよし、今日のお勧めを聞くもよしで、この中から何品か選ぶべきでしょう。
今回はいつものごとくタン塩です。厚みのあるタンが好きなので厚切りタンを塩味でお願いしましたが、厚みも十分ですし、焼いた時の中のレア具合が最高です。値段は1,300円以上しましたが、それ以上の満足度がありました。最後にもう一回頼みたいほどでした。
以上のものを生ビール2杯にサワー1杯とご飯1人前で2人で8,000円しなかったのはボリュームと品質から考えると十分にお値打ちだと思います。静岡でこの値段でこのレベルの焼肉屋はそうそうないと思います。さすがに牛肉の本場関西のお店、人気店は違うなと再認識しました。長浜には黒壁辺りに有名店の焼肉屋さんもありますが、足を伸ばしてもこちらのお店を選択しても間違いないと思います。
確かにサービススタッフは商品知識に劣る人も多くイラつくこともありますし、ドタドタと歩き回って落ち着いて食事することができませんが、客側に少しのアラなら許せる余裕とメニュー選びを間違えなければ支払う以上の満足度は得られるかと思います。支払いの時に社長と少し話しをしましたが、試行錯誤を繰り返しながら安くておいしい近江牛を観光客だけでなく地元の人、特にチェーン店に行っている若い人やファミリー客に多く来てほしいとの熱意を感じました。これからサービス面などが充実していけばさらに化けていくと思います。
と、1年に1回か2回しか焼肉屋へ行かない、しかも静岡で無く関西方面へ行った際にしか食べないオヤジが偉そうなことを書いてみました・・・。