3回
2022/10 訪問
ハンバーグ+黄そば
私は大きなものをなくしてしまったけれど、完全に全てを失ったわけじゃない。私の周りにはまだ大切なものがいくつかあって、ちゃんとつながっていくものがある。
瀬尾まいこ『幸福な食卓』を読む。中原佐和子は何とか歩き始める。深い喪失感に身を滅ぼしそうになりながらも、暖かい周囲の支えに助けられて。不幸があった時、どうしたって後悔は付きまとう。ならば、このお母さんのように距離を置くというのも、効果的な代案なのかもしれない。それで保たれるものがある。
さて、本日はJR線芦原橋駅へ。なにわ筋を北上していると見つかる老舗洋食店の『三久食堂』さんへ足を運ぶ。2度目のチャレンジとなります。
・ハンバーグ+黄そば=700円
メニューには載っていない名物の「黄そば」を試してみたかった。見ていると8割がたのお客さんがオーダーしています。表メニューのうどんを頼む方はいなかったのが特徴的。そばは、中華麵のような縮れタイプではないストレート麺。想像していたものとは違っていたが、これはこれでオリジナル感がありますね。
少し、値上りしたようだが、それでもハンバーグ+目玉焼き+ライスで500円は破格的お値段。こんがりとよく焼きあげられたハンバーグは旨味たっぷり。白米もうっとりするぐらいの炊き上がり。黄そばとのセットで700円は超お値打ちです。
美味しかったです。ご馳走様でした。
お店の方の応対も明るくて柔らかく、いい雰囲気を醸し出します。また寄ってみよう。
往く道は精進にして、忍びて終わり悔いなし。
2022/10/25 更新
2020/08 訪問
Aランチ
家父長制的な男性や考え方は嫌いですし、自分の中にそんな部分はないと思っていましたが、人間ならば性別に関係なく、誰しもそういう部分を持っていると気づきました。映画監督キム・ボラ
映画『はちどり』は1994年の韓国社会を14歳の少女の視線で描く。説明描写を排しているので、えぇ、こうなるのかという意外性に満ちた展開が続く。なので置いていかれそうになるが、それでも構わない。繊細さに満ちた映像。ただただ惹き付けられてしまう。
さて、本日は『三久食堂』さんへ足を運ぶ。芦原橋駅近くのなにわ筋沿いにお店はあります。ずっと不定期営業のイメージが強かったけれど、現在は平日ランチタイム営業となっているみたい。ずっと行ってみたかったお店だったので、楽しみです。
13時近くだったですが、ほぼ満席。この後も客足は落ちません。働く男たちで一杯だ。
・Aランチ(800円)
単品ものだと500円を切る値段から用意されている脅威の設定。ここは色々食べられる「Aランチ」からにしよう。名物の「黄そば」は必須メニューであろうが、今の自分にはカロリーオバーとなるので、泣く泣く自重する。
おぉ、これはいい。昔ながらのの銀皿にミニハンバーグ、トンカツ、エビフライ、目玉焼きが所狭しと盛り付けられている。おかずの下にサラダが隠れております。
どれもこれも、いいお味となっているが、最近の好みはエビフライ。平たく幅広い計上が特徴的。マヨネーズが添えられている。サクサクとした衣にムシっとしたエビの味わいが堪りません。
美味しかったです。御馳走さまでした。
この猛暑の中、お冷の消費も早くなりますが、こまめに気づいて補充してくれるサービスが嬉しい。伝統ある街の洋食屋さんですが、昔の看板だけでない様子が素晴らしい。
往く道は精進にして、忍びて終わり、悔いなし。
2020/08/21 更新
基本的には質がどんどん下がっていくわけだから、できるだけ質が下がらないようにするためには、どうしたらいいんだろうというのを発想の原点にすべきなんです。途中から質が上がるなんてことはありえない。プラスを考えるよりマイナスにならないための考慮のほうが現実的。
映画監督 庵野秀明
映画『シン・仮面ライダー』を見る。
一文字隼人は決意を固める。様々な人々の想いを引き継ぐことを。絶える事のない不条理な暴力。選択権のない苦悩の救済策。何が正義なのか問い続ける日々。
さて、本日は『洋食専門 三久 (さんきゅう)』さんへ足を運ぶ。なかなかの人気店。前回は行列が出来ていて断念。13時過ぎを狙って今日は大丈夫とドアを開けると満席。外で5分ぐらい待ちました。でも、その後も来客が続き、売り切れメニューが増え、13時30分頃にはオーダーストップとなってしまった。危ないところだった。
・メンチカツ+うどん=700円
3回目のチャレンジとなり、これと決めていた「メンチカツ+うどん」のコンビでオーダー。
しっかりジューシーな肉汁たっぷりのメンチカツ。これで200円なら文句なしのうどんさん。しっかりとお腹いっぱい。
美味しかったです。ご馳走様でした。
13時過ぎを狙っても、なかなか難しいことが今回分かりました。並びを覚悟しないといけないですね。
往く道は精進にして、忍びて終わり悔いなし。