somulierさんが投稿したアンデケン 近江八幡本店(滋賀/近江八幡)の口コミ詳細

ソムリエの選んだ食べもの物語♪

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somulier (男性・東京都) 認証済

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アンデケン 近江八幡本店近江八幡/ケーキ、喫茶店、チョコレート

1

  • 昼の点数:4.5

    • ~¥999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク -
1回目

2012/05 訪問

  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人

想い出に変わるまで♪

焼き菓子が、あまりなく、まだ、お店で働く方も少なかったとき、この店の小さなテーブルによく座った。
今ある店の近くにあり、その頃は、店内の音楽は有線放送が流れ、柏原芳江の「卒業だけが理由でしょうか会えなくなるねと 右手を出して……」と別れの歌が響いた日のことは、いまもしっかり覚えている。

ケーキもぐーんと安く1ピースが180円が大半で、コーヒーが250円ではなかったかな。
コーヒーとケーキを一緒に頼むと430円が50円引きになる仕組み。
二人で、二つずつケーキを頼むと、一人500円強で4つのケーキが食べられることになる。
といっても、店の看板のチーズケーキはそれぞれ一個食べたいので、実際は3種類のケーキを楽しむことになるのだが。
あの頃、小遣い6,000円の私の財布にも優しい店だった。

当時の店の名前は、「アンデルセン」
アンデルセンは、誰もが知っている白雪姫や人魚姫の作者。
ほんわかとした童話ではなく、幸福と相反するものがいつも横たわっているようで、大人になった私にはシュール過ぎてあまり好きではない。
ただし、あの頃はフェアリーテイルの世界のような素敵なケーキが並んだこの店のイメージに、とてもふさわしく思った。

当時の店には、今はあまり見ることがなくなったマダムが、素敵な笑顔でショーケースの向こうにいつも立っていた。
話しに夢中になり、席を占領し続けても嫌な顔一つなく、長くなってお腹が空き追加のケーキを頼んだときに、さりげなくコーヒーをサービスしてくれた。

今、この店の名前は変わって、「アンデケン」
ドイツ語で、想い出を意味する。
長く続いているがゆえに、多くの人の想い出が詰まっているこの店にふさわしい店名だ。

「卒業しても 白い喫茶店 今までどおりに 会えますねと……」
あの時流れていた曲の二番は、こんな歌詞だ。
私の場合は、ちょっぴり切ないけど心地よい想い出が詰まっている。

2012/07/25 更新

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