プロのマリンバの生演奏を目当てに、食べログ出版社のヘビーローテションのレストラン
ビストロやまを訪問。つい先日に訪問したばかりの様な気もする・・・。
マリンバとは鍵盤を、ピアノと同列に配置をした木琴の事。1910年頃に登場した比較的新しい楽器のため、マリンバ専用の曲があまり無く、バイオリンやピアノの曲をアレンジして演奏会を行うそうだ。現在のレパートリーは70曲程。普段は3台のマリンバを同時に使って演奏を行うが、レストラン内ではスペースが取れないため、この日は2台を3人で演奏する変化球バージョン。鍵盤の数は2台で110個以上。ここから、とても木琴とは思えない様々な旋律のメロディーが奏でられる。1台のマリンバを3人で同時に演奏する離れ技も。マレットと呼ばれるバチは、一人4本づつ持って演奏する。大きさの微妙に異なるマレットを多数取り揃え、演奏する曲目毎にマレットを持ち変える。編曲する際に一番気を遣うのは、音の響き具合。マリンバは人間の耳には聞き取れない10度位上の音を一緒に発するため、音が濁らない様に、曲に併せてどのマレットを使用するかも腕の見せ所の様だ。
この日の演奏会は2部構成。前半40分はクラシック音楽。後半は西部劇等の映画音楽や南米の曲のメドレーを中心に50分。計1時間半に渡る生演奏は、ど素人が聞いても素晴らしい物だった。日記では音を伝える事が出来ないのが非常に残念だ。ミュージックチャージ料等の別料金は一切掛からないが、生演奏の日は要予約。
只今さいたま芸術劇場では、真田風雲録を上演中。和風の舞台に合わせてもレストランのメニューも特別仕様となっている。その中にフォアグラ丼なる面白メニューを発見。ブラウンマッシュルーム、トマト、クレソンの有機野菜のサラダと、ヨーグルトのシャーベット、カフェが付いて2,500円。(税込み ランチはサービス料が掛からない)ランチプレートのホタテと茸のムースを、前菜風にアレンジして貰い、焼き芋の様な風味の紫芋のポタージュも追加して、ちょっとしたオリジナルコースを楽しんだ。
フォアグラ丼は箸も一緒に登場。フレンチで箸を使うのは久しぶり。ご飯の上に胡椒を効かせた柔らかな牛フィレ肉とパンチ力の効いたファアグラが乗っており、海苔とたっぷりの白髪葱、菊の花が散らされている。タレは醤油と味醂が半々の物に、少し生姜を効かせたタレ。シェフはフレンチに醤油を使わない主義だが、今回は和風の舞台に合わせた遊び心一杯の一皿。フィレ肉は箸で切れてしまう程の柔らかさ。フィレ肉弁当にフォアグラのパンチ力を合わせた様な味わいだが、旨さは一段上を行く。白髪葱がご飯、フィレ肉、フォアグラを上手く纏めていおり、予想してた以上に旨かった。
マリンバの生演奏にフォアグラ丼。中々得難い体験をさせて貰った。