【採点】総合★★★ 味★★★ サービス★★★ 雰囲気★★★☆
ポルトガル&スペイン旅行の往路、またまたビジネスクラスに搭乗することが出来た。
前回(
http://u.tabelog.com/r923e/diarydtl/10557/)のサービスの悪さは多少改善されていたが、食事面ではそれほど変わらずというのが今回の印象。
◆1枚目:アミューズ
例によって料理の説明は何も無し。エコノミークラスならともかく、正規運賃で往復約100万円というビジネスクラスのサービスとしては失格と言って良いだろう。前菜・メインはメニューに記されているので省略しても良いかもしれないが、アミューズは何も記載は無い。
料理そのものは、なかなか凝った品々で十分楽しめただけに残念だった。
◆2枚目:オードブル&パン
前回とパンの種類が変わっていたが、エシレバター、塩胡椒、オリーブオイルの構成は同じ。
「帆立貝とフォアグラのテリーヌ きのこ風味、シェリービネガーソース フレッシュガーデンサラダとともに」というお題の前菜。テリーヌの左右に帆立のブロック、下一直線にフォアグラという構成だが、フォアグラがぜんぜん旨くない。テリーヌも決まっていない。こういった料理を出してくる点で、優秀な航空会社との差が出てくるのだろう。
メニュー上のソースの表記はサラダに対するものだった点でも普通ではない。
◆3枚目:メイン(3択)
「オックステールシチュー アルザスワイン風味 プティオニオンのグラッセ添え」を選択。
魚料理にも惹かれたが、失敗した。肉とソースが別々になっていたものを合わせた感じで、肉の表面が乾いている上に質的にも良くはない。ソースは典型的なホテルの宴会料理風。
◆4枚目:デザート
またもパフェを無条件に案内してきたので、メニューにあるではないかと「季節の果物」と「チーズ」を要求してしまった。フルーツはつまらないが、チーズは2種類。体を成していた。
◆5枚目:朝食(全体像)
メインとなる「パンプキンのクリーミーポタージュ ベーコン添え」は当たり。
恐らく70%以上を南瓜で作ったと思われるほど濃厚な南瓜の味わい。これをクリームで円やかに仕上げてあった。ただ、全体の魅力という点ではかなり劣るという感じ。
〆の解説は、前回と変わらないので今回は記さないことにする。