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お茶山の勝手にグルメガイド
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お茶山 (男性・山口県)
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1回
昼の点数:3.5
2008/08 訪問
いつ訪ねても変わらない町の菓子屋
ちまきや裏の天神通り。いつ訪ねても変わらない町の菓子屋。 昔は和菓子のみの販売であったようだが、跡継ぎさん(のお嫁さん?)が洋菓子を作る人だったということで、洋菓子も取り扱うようになったと聞いたことがある。現在は洋菓子の占めるウェイトがかなり大きい感じ。 焼菓子もバターたっぷりのクッキーなど、懐かしい感じの素朴なものばかり。ラングドシャもあるが、フランスっぽいというより、フランスに憧れている町の菓子職人の作る菓子なので素朴感が漂う。やっぱり懐かしさ漂う老舗のお菓子屋さんなのだ。そもそもクッキーの色どりを良くするのに、ドライフルーツみたいのを使うが、(ああいう菓子材料を何ていうのだろう。)緑と赤の粒々のやつだったりする。そんな絶滅危惧種みたいなレトロムードいっぱいの菓子店、きっと山口市では先進的だったに違いない。天神通りって映画館なんかもあったり、今では信じられないくらい派手な通りだったのだから。 娯楽の少ない時代、「今日は、久々に町に遊びにきたから、菓子なんかも買っちゃうよ~。」って感じだったのだろう。 おすすめは、ロールケーキ。キウイなどが入っていてやはり素朴ながら、ふわふわだし、クリームうまいし。勿論他の菓子もうまい。プリンが入っているコーヒーゼリーもうまい。(コーヒーゼリー買ったのにプリンもあるって何だか・・・。)アップルパイもうまい。けれども、生クリームがうまいと思うのでそれを堪能できるようなケーキがいいと思う。一時的なブームばっかり追いかけているような、菓子の名前で舌噛みそうなオリジナル菓子ばかりを並べるチャラけた洋菓子店とは一線を画し、あくまでも、味本位。 最近は、近隣にマンションタイプのでかい市営アパートが出来ているので、そこで作業している人達も出入り。 店に立つのは、三角巾のお母さんか無口な職人さんで、喫茶営業をするつもりはないのだろう、イートインのスペースがないのが残念。 町の風景は少しづつ変わっていくけれども、かつての賑わいに少しでも近づいてくれたら。そして、どこか懐かしさを失わない町、そこにふさわしい正統派の菓子屋が存在し続けてくれたらと切に願っております。
2008/09/01 更新
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日本酒あり
焼酎あり
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ソファー席
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ちまきや裏の天神通り。いつ訪ねても変わらない町の菓子屋。
昔は和菓子のみの販売であったようだが、跡継ぎさん(のお嫁さん?)が洋菓子を作る人だったということで、洋菓子も取り扱うようになったと聞いたことがある。現在は洋菓子の占めるウェイトがかなり大きい感じ。
焼菓子もバターたっぷりのクッキーなど、懐かしい感じの素朴なものばかり。ラングドシャもあるが、フランスっぽいというより、フランスに憧れている町の菓子職人の作る菓子なので素朴感が漂う。やっぱり懐かしさ漂う老舗のお菓子屋さんなのだ。そもそもクッキーの色どりを良くするのに、ドライフルーツみたいのを使うが、(ああいう菓子材料を何ていうのだろう。)緑と赤の粒々のやつだったりする。
そんな絶滅危惧種みたいなレトロムードいっぱいの菓子店、きっと山口市では先進的だったに違いない。天神通りって映画館なんかもあったり、今では信じられないくらい派手な通りだったのだから。
娯楽の少ない時代、「今日は、久々に町に遊びにきたから、菓子なんかも買っちゃうよ~。」って感じだったのだろう。
おすすめは、ロールケーキ。キウイなどが入っていてやはり素朴ながら、ふわふわだし、クリームうまいし。勿論他の菓子もうまい。プリンが入っているコーヒーゼリーもうまい。(コーヒーゼリー買ったのにプリンもあるって何だか・・・。)アップルパイもうまい。けれども、生クリームがうまいと思うのでそれを堪能できるようなケーキがいいと思う。一時的なブームばっかり追いかけているような、菓子の名前で舌噛みそうなオリジナル菓子ばかりを並べるチャラけた洋菓子店とは一線を画し、あくまでも、味本位。
最近は、近隣にマンションタイプのでかい市営アパートが出来ているので、そこで作業している人達も出入り。
店に立つのは、三角巾のお母さんか無口な職人さんで、喫茶営業をするつもりはないのだろう、イートインのスペースがないのが残念。
町の風景は少しづつ変わっていくけれども、かつての賑わいに少しでも近づいてくれたら。そして、どこか懐かしさを失わない町、そこにふさわしい正統派の菓子屋が存在し続けてくれたらと切に願っております。