2回
2020/08 訪問
【かき氷の基本形】
池袋でぶらぶら。まだまだ猛暑。
もう体が溶けそうなので、駅そばの喫茶洋食パンの老舗「タカセ」に飛び込む。1920年(大正9年)創業なので今年ちょうど100年間を迎えたと言う事。
2階が喫茶部門。
もちろん、頼むは「かき氷」。
かき氷の種類は7種「氷イチゴ(税込470円)」「氷メロン(税込470円)」、「氷レモン(税込470円)」、「氷ミルク(税込470円)」、「氷宇治(税込470円)」、氷イチゴに練乳を投入した「氷イチゴミルク(税込520円)」。
さらには「氷あずき(570円)」と「宇治あずき(税込620円)」の小豆もの、さらにはアイスクリームの乗った「フラッペモノ」がラインアップされている。
僕は「氷イチゴミルク(税込520円)」をオーダー。
7〜8分後にサービスのおばちゃまが運んできてくれる。おばちゃまも老舗の雰囲気を増幅させる大切な役割。
かき氷はノスタルジックな風貌、スタイル。
イチゴシロップもたっぷりかかり、練乳もトップとボトムにしっかりかかっている。
最後まで味が薄くなることはなく、ミルクとイチゴシロップが混ざり合って最後はさらに濃い味になって来て満足。食べ応えあり。
しかもこの税込520円と言う価格は今時の高騰気味なかき氷市場にあってちゃんと庶民の味方。
ひとり客も、女性同士の客、年配のお客さんも多い。
若い女性がメロンクリームソーダを飲んでいる姿も、ちょっと昭和っぽくていい感じ。
池袋に来て、ひと休みするなら、こう言う場所を知っておくと便利だと思う。
2020/08/27 更新
寒い冬の日。舌が火傷しそうなくらい熱々の海老グラタンをはふはふしながら食べたくなった。場所は池袋。
だったら今年で創業100年を迎える1920年創業の老舗「タカセ」だったら間違いない、と駅前の本店に向かう。
1階はベーカリー、洋菓子売場、2階は喫茶、3階がこのレストランで、9階はコーヒーラウンジ。シチュエーションで使うフロアを分ける事となる。今年の夏はかき氷を食べるために2階を使わせてもらった。
3階のメニューは洋食を中心にハンバーグ、海老フライ、海老ピラフ等、沢山あるがもちろん今日の狙いは「エビグラタン」にサラダ付き(税込950円)
…まず、値段が安い。
サラダは小さなボールにトマト、レタス、胡瓜、キャベツが入ってくる。ドレッシングはサザンアイランドを使用。
サラダがちょうど食べ終わった頃、エビグラタンがグツグツしながらテーブルに到着。
熱々、熱い!これこれ求めていたのは…だから美味い。
グラタンの基本の基。
濃いチーズがミルクベースのソースに入りとろとろ状態。マッシュルーム、ほとんど溶けた玉ねぎ、上には粉パセリがで降りかけられている。
グラタンと言えばこれだ!と言う基本形。
とてつもない味な訳でもなく、間違いはなく安定した味。
店内は女性客、家族連れで満席状態がずっと続く。
なんだか、ギスギスしたコロナ時代に昭和を感じるほっとした空間。
いつまでも続いて欲しいお店のひとつ。