DGDさんが投稿したル・ジャンティオム(北海道/資生館小学校前)の口コミ詳細

百聞不如一食

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ル・ジャンティオム資生館小学校前、東本願寺前、西8丁目/フレンチ

1

  • 昼の点数:4.7

    • ¥6,000~¥7,999 / 1人
      • 料理・味 4.7
      • |サービス 4.8
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 4.1
      • |酒・ドリンク 3.9
1回目

2016/12 訪問

  • 昼の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.8
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.1
    • | 酒・ドリンク3.9
    ¥6,000~¥7,999
    / 1人

確立されたクラシカルで練熟なフレンチ ∴ ル・ジャンティオム(Le Gentilhomme)

ル・ジャンティオムは、
何よりもおもてなしが実感出来る素晴らしさ!
そして、
約1時間半の滞在中、
10数分ペースの料理提供で、
程良いテンポと感じさせてくれました。

“トラディショナルなクラシックスタイルを追求した”
とありましたが、
料理全般もスターブル感が素晴らしく秀逸で、
更には充実したデザートの満足度も高く感じました。

『ざわ・・・ざわ・・・
 僥倖っ…!なんという僥倖…!』 ※1
雪降る日だったので、
よりサービスの良さを実感しました。

雪降る入店時も退店時も、
大川オーナシェフ直々に外まで出て来てくれて
2、3声掛け頂けたことは嬉しく、
たまたま雪が降っての事でしたが、
雪が降り積もった車の雪をかいてくれる
ギャルソンのサービス含め
姿が見えたスタッフは全て男性のみでしたが、
きめ細やかなサービスで高いホスピタリティを感じました。
訓練された経験豊富なセルヴール達でした。
『圧倒的感謝っ…!』 ※1
胃にヴェール セルヴール♪(謎

アミューズは、
2人で一品だけ違う料理があって、
魚のテリーヌでしたが、
これは食べませんでした。
裏漉しした魚や海老とほうれん草、
椎茸等を詰めて入れたテリーヌ
アンチョビ風味のマヨネーズソース
とても美味しそうです。
そして、
隣の芝は青く見える体験をしつつ、
自分のアミューズも十分美味しく満足するのでした。

アミューズ3種
お肉のパテのサンドイッチ
温かさは無く常温のものでしたが、
パンがサクッといい食感で、
中の肉はコクと旨味が詰まって感じられました。
実に美味いサンドイッチです。

スモークサーモン
やはりスモークサーモンは美味しいし、
酒のつまみに最高では無いでしょうか。

ミートソースを詰めたジャガイモのパンケーキ仕立て
パンケーキが苦手な人でもこれはきっと食べれるかと。
挽肉とじゃが芋の組み合わせが合わない訳ありません!
コロッケとはまた違う美味しさが存分に味わえました。

前菜1
十勝産の野菜より、根セロリをムースにして、
このムースの上にタラバ蟹が乗せてありました。
トマトのソースと、
葉物野菜とラディッシュのスライスで、
色彩豊かに華やかに魅せるプレートの仕上がりでした。
セロリアックの優しい香りと味に、
タラバガニの旨味と風味とが
素敵にフュージョンしていました。

前菜2
クレームブリュレ仕立てのフォアグラ料理は、
キャラメリゼした甘さとフォアグラの濃厚さ、
旨いコクとが口いっぱいに広がり、
ワインが愛おしくなってきます。
なんともいえないコク深さが
まったりと口の中で長く続く余韻となりました。
そして、スライスしたバゲットがサックサク♪
お酒に合わせたい逸品です!

パン2種後、バゲット
1つは、柔らかく仕上げたオリーブオイルと、
ハーブの香り付けをしたパンで、
ふんわりの中にもホロコロとした食感と、
独特な風味が感じられましたが美味しいです。

もう一つは、ライ麦を使ったカンパーニュ。
田舎パンですが、ハード系のトラディショネルで、
素朴さの中に大地の力を感じるパンです。

魚料理
ハタのポワレ(羽太)
魚料理の見事なドレサージュは
崩すのがもったいなくも感じます。
そして食べると至福のひと時が訪れます♪
ソースの代わりにスパイスの効いた
野菜やトマト煮込みのピペラード
その周りにクミンやコリアンダーが
散らしてありました。

『ジュワ・・・
 ジュワ・・・
 ジュワ・・・
 ジジジ・・・
 肉 焦がし・・・
 骨 焼く・・・
 鉄板の上でもっ・・・!』※1
何だか待つ間にカイジ的空想が膨らみます。

そうしているうちに肉料理がやって来ました。
そうです、メインディッシュの肉料理です。

あのドーム上のステンレス製の蓋を
カパンと開けるとヒレステーキが現れました。

『ざわ・・・ざわ・・・圧倒的満足感!』 ※1

納得サイズと厚みのあるヒレステーキ!
ボリュームがしっかりあって、
肉の旨味が充実して感じられます。
メインのヒレステーキの切り口で、
そそられるキュイソンが素晴らしく、
地層のように見える断面が綺麗です。
まさに肉の柱状節理や~!
ミディアムレアで頼もうかと思いましたが、
ミディアムでも十分いい感じに焼き上げていました。
焼き方はお店の提案で満足出来る仕上がりでした。
ヒレステーキを口に入れる度に、
心地よい噛み心地と共にジューシーで
じゅわっと肉の旨味が味蕾に押し寄せて来ます。
ポルト酒ソースのコクと甘み!
押し寄せてくる肉の旨味と、
濃厚なソースとの整合性のある豊かな味わいで、
口福なマリアージュが口の中で出来上がりました。
均衡の取れた味わい、見た目のロゼ感、
安定感のある美味しさと満足感を得ました。
肉と付け合せの野菜の感じが
クラシカルさをより感じさせますが、
登場時のクロッシュで見せる演出といい、
これにグラッセしたニンジンも付いていたら
子供の頃に食べた正統派クラシカルフレンチ
みたいにより感じていたかも知れません。

魅せるビジュアル系のアシェットデセール、
ではありませんが、充実したビジューのような
質実美味なるクリスマスらしさも感じるデセール。
デセールのショープレートは擦り切れた感じで、
ちょっと年期入ったのもありましたが、
アヴァン・デセールから始まり、
グラン・デセールもあってみたいな
3段階でたっぷりとスイーツタイムに浸れました。
スイーツだけでも満足出来る充実度でした。
『キンキンに冷えてやがるっ!
 あ・ありがてぇっ
 涙が出るっ
 犯罪的だ・・・うますぎる
 染みこんできやがる・・・体に
 ぐっ・・・溶けそうだ・・・』※1
と、2種のグラースも良く冷えて美味しく、
スイーツ好きには堪らない構成のコースかと思います。
シットリウマウマなケーキたちに酔いしれ、
後を引く余韻の心地良さを感じつつ満タンです。
いや、満腹です。
そして満足です!

コーヒーは、2杯目も注ぎに来てくれましたが、
『お腹も満タンに♪
 ル・ジャンティオム♪』
そして、
『心も満タンに♪
 ル・ジャンティオム♪』

コスモ石油は周囲にありませんでしたが、
建物周囲は道路向かいにはエネオス、そして、
道路を挟んで中和石油とスタンドに囲まれていました。
※ コスモ石油とは全く関係ありません。

私は運転だったので飲めませんでしたが、
シャンパンがとても美味しかったとの事です。

今回は「シェフのおすすめランチ」にしました。
料理概要
“●Amuse gueule / アミューズ
●Entrée 1er/ 前菜1
●Entrée2em / 前菜2(フォアグラのお料理)
●Poisson / 魚料理
●Viande / 肉料理
●Dessert / デザート
●Cafe / コーヒー
5,000円[税・サービス料別]”
でした。

総合 4.7
味 4.7
サービス 4.8
雰囲気 4.5
コスパ 4.1
ドリンク 3.9


☆☆☆次回予告編☆☆☆

『食べることは偶然じゃないっ・・・!
 食べる者は食べるべくして食べているのだっ・・・!』

また来たいと思う素敵なエスポワール感じちゃいました。
ディナーで是非ワインとのマリアージュを楽しみたいものです。

※1:賭博黙示録カイジ参照

2017/01/13 更新

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